はてなキーワード: ブライダルフェアとは
当時のことはもうはっきりと覚えていないが、
契約書にサインして、鑑定書付きハートアンドキューピッドのダイヤモンドを買った。
70万円だった。
もちろん学生ローンだ。
しかもそれを買うと、全国のリゾート施設が格安で使える会員権、
家具、家電、食料品などが安く買えるSS〇Kの会員権がついてくるのだ。
田舎者で世間知らずの私は、ダイヤモンドの価値が十分にあるという説明に何ら疑いを持たず、
むしろこれから家具、家電、食料品が安く買える生活に心を踊らせていた。
さらに、リゾート施設を利用しようと思って、もらった契約書を読んでみると、オプション別料金となっており、使うことはできなかった。
アローズ?とかいう感じの社名だったと思うが今でも思い出すと胸がざわつく。
当時はネットも今ほど発達してなかったし、社名で検索をかけるようなこともなかった。
この経験があって以降は、様々なものを疑いの目で見るようになった。
次は結婚式での事だ。
ブライダルフェアで今日契約してくれればウン十万円安くなります、と説明を受けた。
素敵なバージンロードに心奪われた彼女を説き伏せることはできず契約した。
しかし、打ち合わせが進むにつれ、当初伝えた予算の倍くらいの値段になることがわかり、解約しようとした。
結局完全に騙される結果となり30万円を払い解約した。
これらの経験を通して思ったのは、こういう人達はどういう神経で騙してるのか?ということだ。
最高の笑顔で人を騙すなんて僕には到底できない。
誰に聞いていいかわからなかったので学歴ネタがよく伸びてるここで。
馴れ初めを聞かれたので「大学のサークルで」と答えると、「ちなみにどこの大学ですか?」と聞かれました。
○大です、と答えると「すごいじゃないですか!僕なんかそのランクの一つ下も受からなくて△大でしたよ!」と。(申し訳ないけど聞いたことあるようなないようなところでした)
ここでどう返すのが一番スマートなんでしょうか?
「そこもいい学校じゃないですか!」と言うのもなんか嘘くさく、
「うちも似たようなもんですよ」も失礼なら気がします。
こういう場合よく僕は「僕もまぐれで入ったようなもんなんで…」などと返すんですが、これもなんか鼻に付くよなあと毎回思ってます。
プロポーズはされてないけど親挨拶も一応したので、鈍器や武器といわれるあのゼクシィをついに購入した。
自撮り棒とかドライバーとか付録目当てで購入を検討したことはあったけど、手に取ってレジまで持っていったので初めてだった。
なんというかリアルに重い…
家に帰って、ざーっと目を通す。
いつ籍を入れるかも決めてないし挙式もどうするかも決めてない私たちには情報過多で頭がパンクする!
ゼクシィに従わなくてもいいはずなのだが、提示されたやることの多さに準主役となってしまう新郎が目をそむけたくなる気持ちもなんとなくわかった気がした。
とりあえずブライダルフェアを予約してみて、就活と一緒だなーと思ったらそういえば業界を牛耳ってる(?)のは同じ会社だということを思い出した。
それなりにフェアに行きつつ分析とかしていって詰めていけば何とかなるかなあと思ったけど、
彼女とそろそろ結婚しようということで、先日いくつかブライダルフェアを回った。彼女がうまくスケジュール調整してくれて、結果としては良いと思うところが見つかった。
無料でランチを食べさせてくれるところもあって、豪華なところでは実際の婚礼メニューと同じフランス料理を出してくれる。それはほんとうにおいしくてありがたいのだけど、どうにも慣れない。
企業としては客寄せにもなるし、実際のメニューを体験させることは効果的なアピールに違いない。料理のおいしさは重要な要素であるし、合理的な営業活動ということなのだろう。
それでも、まだ契約も交わしていないのに、受ける謂われのない接待を受けたような気がして、なんだか居心地が悪いような感じがした。