めんつゆでいいんでしょ?
努力したらなんかあるの?
蝉?オ?コラ蝉オイてめえ蝉コラお?あ?
てめえコラ蝉この野郎ほんとに死んでんだろうな
まぁ実際命日なんだろうけど これ死んでるもんな
死んでるよな?????
薄目でダッシュしなきゃお前の横を通れなくなる
それすら怖い 急に暴れたらどうしようとか思う
足の開き方で生死が分かるって話もあるけど
オウ蝉てめえコラ死んでるんじゃねえよ貴様
オウコラ貴様てめえおのれ蝉
お前ら昨日鳴き始めたばかりだろ なぜ死んでる
当然誰とも会えずにセミの遠吠え
笑わせるよな
死に様ぐらいは覚えといてやるよ
おうコラ蝉オイてめえ蝉コラ貴様
生き返るなよ 絶対に生き返るなよ
和食の煮物というジャンルは、地味な上に難しく、取り立てて食べたいとも思わないようなものなので料理初心者には手を出し辛い分野だ。
しかしかぼちゃの煮物のような惣菜をしっかりと作れるようになると、ちゃんと家庭料理を作っている感が高まり、生活が丁寧になる、かもしれない。
ここでは自称料理中級者の俺が、同じ中級者の人に向けて煮物のコツを理詰めで解説してみたい。
初心者が煮物でやらかす失敗といえば、生煮えとか火力が強くて焦げるといったものだ。それらをクリアした中級者の失敗は、「味が薄い」「うまいけど煮崩れしている」といったものが多い。
中級者が目指すのは、「基本的な味付け」と「煮崩れ防止」のマスターだ。
煮物を美味しくて見栄えもよく作るのは中級者でもなかなか難しく、俺もたまに失敗する。これらを失敗なくこなせるようになれば、中級者の中でもかなり上澄みだ。
ここで煮物の基本的な味がどうやって決まるのかを理屈で説明したい。
水120cc、醤油30cc、みりん30ccを鍋に入れて、10分間煮詰めたとする。すると10分間のうちに水のうち60ccぐらいが蒸発して、
もともと水と醤油とみりんが12:3:3ぐらいだったのが、煮物が仕上がる頃には6:3:3ぐらいの比率になり、これでちょうどいい煮汁の濃さになる。
これが、煮物の味が決まる理屈だ。(これはあくまで例えであり、実際の蒸発量は知らない。)
煮物が仕上がる頃に煮汁の濃さがちょうどよくなるように、リアルタイムで変動する水分の量をコントロールするのが煮物の肝だ。
先ほどのレシピで2倍の量の煮物を作る場合、煮汁の量も倍にしようとして水240cc、醤油60cc、みりん60ccを入れたくなる。しかしこれが失敗の始まりだ。
なぜなら水分の蒸発量は先ほどと変わらないため、10分間煮詰めるうちに水は60ccしか蒸発せず、10分後の煮汁の比率は 9:3:3 ぐらいになるのだ。
先ほどより水の比率が高くなり、こうして薄味の煮物が出来上がる。煮汁の量を多くする場合、水は少なめにするのがポイントだ。
水が多すぎた場合、焦って火を強くしたり、煮る時間を長くして水の蒸発量を上げたくなるがそうすると今度は煮崩れという別の問題が起きる。煮物のバランスは繊細だ。
かぼちゃや魚といった煮崩れしやすい具材は、煮詰めることによるリカバリはほとんど効かないと思っていい。
どちらかというと、最初は水を少なめにして、後から水を足す方が失敗しにくいかもしれない。
このうち最後についてだが、煮物というのは大抵、割と少ない量の煮汁で煮ることが多い。食材の上部まで煮汁に浸からない状態で煮るため、食材の上部には味が染みにくくなる。
そこで落し蓋をすると、下から湧きあがった煮汁が蓋に沿って横方向に流れ、それにより鍋全体で立体的な煮汁の対流が発生し、食材の上部まで満遍なく煮汁が行き届くのだ。
アルミホイルでもいいので、できるだけ落し蓋をするのをお勧めする。
大きな鍋を使うと煮汁は薄く広く広がる。面積が広がることで蒸発が早くなり、水位が下がるために鍋全体の対流も起きにくくなる。
大きな食材を煮たり、筑前煮を大量に作るなら大きな鍋を使う必要があるが、かぼちゃをほんの数切れ煮る程度なら、無駄に大きな鍋は使わないほうがいい。
きんぴらごぼうのような、炒めてから煮る料理では油はごく少量しか使わないほうがいい。
油は水分を弾くため、食材が油まみれになると煮汁がほとんど染み込まなくなるためだ。