2023-05-23

AI絵の備忘録スープストック

いまさらすぎるけどいまさらいまさらスープストック雑記事が上がってきたのでなんか考えたこととか書き残そうかと思う。

増田は絵もAIもたしなんでおりませんので。



絵描き世間ではパトロンサイトからAI作品排除されて大勝利を唱和しているかと思う。

増田は、うーむ、(デジタル)手書き絵描きの溜飲は下がったけど勝てていない、遅滞成功ぐらいかなと予想する。

今回、(デジタル)手書き絵描き側に阿ったような内容になったのは、ひとえに(デジタル)手書き絵描きお気持ち駆動する厄介な人間であることと、既存顧客であったから。

絵描きお気持ち駆動することは今更言うまでもないが、トレパクや、絵はグレーセーフでグッズはぶったたくとかガイドライン二次創作のありかた、検索避け、学級会などなど、感情と(日本法律有罪無罪わず)私刑が先行する人類全体が持つ宿痾をとくに煮詰めたような人種が横行する界隈だ。

そんな(デジタル)手書き絵描き自分感情を害するAIを敵視するのは当然で、もちろんお気持ちクレームを多発する。した。

ハッキリ言って商売相手的にはクズの部類に入るが、それでも掴んだ、囲んだ顧客というのは大事だ。未だにみんなTwitterをしていることからもそれはわかるだろう。

からギャーギャーうるさいもの大事な金ヅルな猿たち側に寄り添ったものの、本音AI作品を取り扱いたかったと思う。


プラットフォーマーから見て(デジタル)手書き絵描きの反応はある意味予想通りだったが、それでも絵描きたちが容認する可能性もあっただろう。なぜならいわゆるAI絵師絵描き進化リー(木構造でもないし相互移行できるけど)に(今しばらくは)連なるものからだ。AI部分的にも全体的にも絵描きツールになりえる可能性があるのは明白だろうし、AI絵の今後の発展は確実で不可逆であることもただの一般人でも感じるところだ。絵描きはいつかは向き合わなければならない問題。だからプラットフォーマーは即座に禁止せずしばらく様子見した。しかし結果、総体としての絵描き感情お気持ちだけの反対に落胆し、禁止に舵を切った形だ。もちろん審査の負荷や創作性などの表向き(かつ多少なりの事実)の理由もお出ししながら。

プラットフォーム分散させるのは管理が面倒だし人の分散もよくない。が、こうなったからにはpixivエイシスは今後、AI作品を扱える別のサービスを開始するだろう。AIによる創作は確実に伸びていく分野だからだ。できれば既存サービス組み込みたかったが、それこそ先行者の悲しみ・デメリット顧客属性が厄介に固まったばかりにそれはあきらめるしかなかった。

そして、そんなやっかい既存顧客が居ない今後のfanboxやskebのような後発の類似サービスほとんどがAI作品を許容する形でスタートするだろうし、AI禁止を謳う類似の後発サービスが現れたとしてもfanboxやskebなみには成長できないだろう。

AI禁止+AI専門 VS AI許可 のどちらが中期的に勝つかまではわからないが…。


あくまで今回の足並みをそろえたような方針は旧世代の、乗り換えや手札にできず取り残された、しかし金ヅルの老人たち。そんな(デジタル)手書き絵描きの無聊を晴らすためのものだった。日本で老人のための政策を打った場合の若年層の反応を想像してもらいたい。…その政策勝利なのだろうか。勝利なのだろう。老人には。


改めて書くが、今回の(デジタル)手書き絵描きの大勝利は彼らに理があったからではなく、ただただあらゆるサービス顧客を定着させることが大儀であり、かつデジタル空間では物理空間よりは比較サービスの分割がしやすいからだった。

理ではなく金銭的な損得をもって鳴き声がうるさいが金を生むガチョウと今後プラチナを生む可能性があるアヒルの子を同じ柵に入れることをやめただけ。

経営者業態進化リーの進み具合・将来性などを勘案すれば、うるさい声を無視して進むべきと予測した道に突き進む場合もある。スープストック場合はその例だったのだろう。お気持ちギャオンと騒ぐ先細っていく独身女性の声に揺るがず、データ検証から出た客のライフスタイルの変化や世代をまたいだブランドイメージ、立地・戦略的に別サービスに分離できない(切り捨てるなら独身女性側だろうが)飲食という理由などなどをもって離乳食無料を決定したのだろうし、その反応にたいしての声明リリースをおこなったのだろう。

そして結局(デジタル)手書き絵描き独身女性も哀れな人間であることは変わらない。

(デジタル)手書き絵描きが今、良い気分ならばそれでもいいだろう。将来結構な数の(デジタル)手書き絵描きAI流れるのも笑わない。(デジタル)手書き絵描きでなくてもAI絵師でも気質別に変わらないしね。AI絵師が優れてるとも思わず絵描き全体がやっかい人種だと思っているので。次の技術で同じお気持ちの絶叫が響くのも確実さね。

そう、増田は今回の騒動絵描きがどういう人種であるかということを再確認させてもらった。程度しか得るものがなかった。

あるいは広がりゆくAIという腐海にあらがい風の谷という猫の額で生きる旧人類(新人類)の悲劇を観賞している気分にもなれるかもしれない。どっちかっつーと手作り宗教の土鬼か。

とにかく、さてはて次はどんなものお気持ち私刑していくか楽しみにしてますよ。ガンバッテ。

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