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2012-07-02

今後の政局予想

http://ktl.hatenadiary.jp/

 とうとう民主党の元代表、小沢一郎氏が離党する。55年体制の時に小学生だった自分としては感慨深いものがある。

 小沢氏は「オリーブの木」を目指す、という報道もあるがどうなのか。衆院で頼りになるのはみんなの党新党きづなか。そして自民党とどう折り合いをつけるのかが注目。

 分かり切ったことを書くと、小沢新党の行く末としては

自民党みんなの党などと連携して、内閣不信任案提出→可決→衆院解散総選挙(10月?)

古巣民主党と野合して連立政権の仲間に入る。大臣ポストの2つ3つはくれるかも知れない。

③小政党として、どことも連立せず是々非々で様子見

と言った感じと思われる。

 こうなると一番確率が高そうなのが、①の案。ということは総選挙が始まる。そして民主党はかなりの確率議席を減らすことが予想される。一方で小沢新党はどうか。あまり議席を確保できない気がする。理由としては、

小沢氏のイメージが悪く、小沢新党イメージも良くない

②「消費税反対」以外の政策が今のところ不明

連携先が見つからなさそう

特に①と②はこれから是正の余地はあるが、深刻なのは③。解散時に結託しても、選挙結果の事前予想によっては、自民党幹部が小沢を嫌がる可能性は高い。そして自民党と組めない以上は、小沢新党はただの少数野党しかなくなり、自然消滅の道は必須だろう。「日本二大政党による政治を」と唱えていた小沢さんの哀れな末路。

 一方で、総選挙になった場合のもう一つの注目点が、維新の会。勢いがある。世論調査でも3割程度の支持があった。ただ、今のところちょっと勢いが鈍っていると感じているのは私だけか。しか維新の会の懸念材料が、候補者選び。新しい党だけに人材不足だ。今必死で塾を開いて人材育成をしているが、立候補者としてはまだまだな気がする。

 総選挙維新の会はどの程度議席がとれるのか。最低でも10議席。最高では35ぐらいだろうか。肌感覚として。維新の会がそれくらい獲って、連携するみんなの党が、今の5議席よりもちょっと増やして7~10くらいか

 整理すると、予想としては

維新の会・・・20くらい

みんなの党・・・10くらい

たちあがれ日本・・・5くらい

新党大地・・・3くらい

国民新党・・・3くらい

で、あわせて41くらいの予想。でも、これだけ連立しても過半数には及ばない。これと自民党になるのか。それとも自民党も割れるかも、なのか。今のところそういう動きは見られない。

 これから政局キーとなるのは、自民党の若手議員だろう。動きに注目だ。

2011-05-30

http://anond.hatelabo.jp/20110530172607

それは確かにわからん話だ

だってアリエッティとかコクリコ坂って

「ぼろ儲け」って言葉イメージと全く結びつかないじゃんか

どっちもジブリって看板がなきゃいくらも売れないぞ


かんなぎみたいな微妙雑誌の発展途上な中堅マンガを題材に抜擢して丁寧なアニメにして萌えオタ釣り

ってメソッドの方がよほど「ぼろ儲け」のイメージに近い

(まあヤマカンがおんでた古巣商法だけど)

2010-08-05

記録その4。人生から強制リタイアさせられた後のこと。

少し間が空いたが、いろいろあった。

前回:http://anond.hatelabo.jp/20100723014520

実は記録その3を書いた次の日には運命が決まってしまっていた。人事部の勝ち。朝仕事した後面談し、その場で書類にサインさせられ、休職となった。とりあえず、3ヶ月。家族にも説明した。


現在は放りだした仕事の件について一切の情報を遮断している状況。俺のことだから、聞いたら気になって眠れなくなり、こっそり出勤してしまうのが目に見えているから。大混乱になっている(おおよそ予想してるのはこちら)のであればてこ入れを考えてしまうだろうし、特に問題なく進んでいるのであれば、結局俺の調整する仕事なんていうものは要らず、こういうプロジェクトはただ淡々と失敗に向かって進んでいくだけなのだ、という絶望が分かるので、どちらにしても一切話を聞きたくない状況。

体のほうは、ともかく眠っている。ただし、クスリで。クスリで抑えないと、もうすぐそこまで来ている自分の終わりに相対することになり「怖い」という考えだけで頭が占領されてしまう。記憶が飛ぶことはなくなったが、集中力の低下、興味の低下はかなりひどいところまで進行している。いったん入院生活などにして外の世界から遮断するほうがいいのではないか、とすら思っている。

さて、自分にはもはや戻れる場所はない。もちろん会社は口先だけは「戻ってこい」と言うだろう。それはコンプライアンス上の要請であって、俺みたいなポンコツを排除できたのだから、あとは適当空気を読んでフェードアウトしろ、ということになるだろう。人間使い捨ての昨今、当たり前の話である。とはいえ、俺は残念ながら生きている。どうしたらいいだろうか。

同じ業界で働くのは、無理だ。もう名前が回っている。俺を取ろうと思う奴は、よっぽど業界無知なのか、それとも何か秘策を持っているに違いない。そもそも同業への再就職は制限されている。超重大案件の「あれ」を完遂できなかった奴、ってだけでどこも取ってくれないだろう。

古巣に戻るか。俺の古巣広告出版業界。物書きと技術編集なら、今でもそれなりに自信がある。…まあ、ないわな。ギャラが安すぎて、生きていける気がしない。一応師匠筋にお伺いは立ててみるが、師匠に迷惑をかけるわけにもいかず、あまりアテにしないようにしよう。


うん、やはり、ここらで人生に見切りをつけるべきだと思っているんだ。増田だから、書くんだけどさ。


人生詰んだ。体も壊れた。治すのにも金がいるし、治したところで楽しいことなんかありゃしない。人との信頼関係も壊した。味方なんか誰もいるわけがない。今話をしてくれる友人たちも、そろそろ嫌気がさしているのは知っている。だからといって、ここから人生大逆転なんて道筋があるようには思えない。


死ぬ決断をしない理由というのも、弱い。「怖いから」「多くの他人に迷惑が掛かるから」。こんなところだろうか。どちらも「えいやっ」でどうにかなりそうな、ゆるい理由。むしろ死なない決断をする理由はない。いわゆる人生オワタなわけだから。こんな俺に「死んだと思って働いてみろよ」という人がいるならば「それこないだやりました」と能面のように答える感じだったりする。

悩ましい。死ぬときは、はてな増田にも迷惑掛からないように事前予告とかはするつもりないので、どうすればいいのか悩んでいる俺の脳内の記録だけを増田アウトプットしておくにとどめるよ。

2010-08-01

分かち合う時代が来ているように思う。

先日結婚して、仕事を辞めました。現在フリーターです。

というのも、わたしは少しだけ専門的かつ絶えざる需要のあるスキルをもっているので

いわゆる「派遣」ないしは「アルバイト」で週に三日働けば年収250~300万円を維持出来るのです。

この状態を以ってハーフニートと呼ぶべきだと考えます。

ヨメもやはり同様の仕事でわたしよりちょっと多く働き年収400万。。家事はわたしがやり、子どもは作る予定も全くないので

将来への不安はほとんどゼロ。どちらかが元気ならなんとでもなるよねー、と思いながら暮らしています。

そのついでに、十年来の友人夫婦と共同で家を買いました。

三階建ての二世帯住宅お金を出し合って購入し、かなりいいとこにいいかんじの家が買えました。

ちょっと間取りをいじっただけでお互いのパーソナルスペースは確保出来たし生活上の不便はほとんどありません。

22からつとめた某企業の腐れ激務で大分砂漠化が進行していた頭皮も少しずつ回復して来ました。

友人たちも家を手に入れるとともに仕事を減らし、悠々自適モードに入っています。

そんなわけで、我々はお金のかからない旅行をしたりお酒を飲んだりしてとても楽しく暮らしています。

思うに、子どもを作ろうと思わなければ我々の生活は年収700万辺りから大いに豊かなのです。

少々生活レベルを落とせば子どもだっていけるでしょう。(ただしこの先奨学金制度がどうなっていくのかは不透明ですが)

そう考えた時、まず「結婚」というのは非常に効率の良い手段です。生活者が二人になったところで支出の増大が

さほどあるわけではありません。予想外に変わらないものです。もちろん、どちらかが贅沢好きなら成り立ちませんけどね。

わたしたち夫婦と友人夫婦の好きなものは、読書料理お酒と会話。毎日を楽しく過ごしても、まだ収入が余ります。

わたしは昔、年収が1400万くらいあり、年棒制で働いてました。

そのおかげですっかりハゲた上に肝臓を壊したわけですが、それはともかくとして。

そういうところにいると、確かにお金はいいです。でも、出て行くお金も半端じゃありません。

しかも、「年収」がそれだけあってもかなり笑えない額を税金で持っていかれます。

身なりも、食事も、酒も、付き合いも、遊びも、なにもかもが望まないもので満たされます。

わたしもヨメも服なんてユニクロでかまわないし(むしろ好きです)車でフラっと海に行ったり

山に行ったりするだけで十分楽しいのです。なにもない日は本を読んでネットをすれば退屈する暇なんてありません。

旅行がしたくなれば4万円くらいのチケットを取ってタイでも行けばいいんです。沖縄より安くて楽しい

二週間遊びほうけても8万円でお釣りが来ますよ。

要するに、我々の時代というのは「お金がある」ことが物質幸福等価でなくなってきてるんです。

読書が出来て、ネットが出来て、遊びに行けて、デザイン性には欠けるものの良質な衣服があって、美味しい食事を作ることが出来て。

本来、それ以上何を望むべきなんでしょうか。もちろん、社会的身分というものはあります。

そういったものが欲しい人はそれを追い求めればいい。しかしですね、それそんなに重要でしょうか。

わたしは実際、古巣で幹部になるまで出世するメリットは見出せなかったです。クオリティブライフ、とかそういう観点で。

では、そういった生活を得ようと思ったらどうすればいいかといえば。

話はカンタンで、寄り集まればいいんです。結婚もそのための一つの大変有益な方法論。

昔、わたしは極貧生活をしていた頃がありました。貧乏学生だったんですね。

その当時、まだルームシェアという言葉はなかったですが、友人たちと3LDKアパートに三人で暮らしていました。

この生活が、存外に良かったんです。家賃は十万円ほどでしたが三人で割れば大した数字ではありません。

その時得た教訓はこういうものです。月収6万円で一人暮らしは無理です。でも、月収六万円が三人集まれば最低限は暮らせる。

月収十二万円が3人集まれば、それはもう「最低限の文化的生活」を大きく上回る水準になるんです。

そういう生活は、楽しいです。

わたしは元来が非常に孤独に弱い人間なので、誰かが一緒にいないと死にます。

会社にいた頃は全ての人間が敵に見えて、大変に心を蝕まれました。ふとワインボトルを一本持って

階下に下りていけば親友のいる今の暮らしは、わたしにとって最高のものです。

もちろん、こういう生活にはリスクもそれなりにあって

誰かのミス裏切りを全員がこうむることになります。ルームシェアが瓦解するのはそういった事例も多いでしょう。

そこの部分は人と人のつながりに加えて、ある種の契約論理でヘッジしていかなきゃならない。

でも、それさえ出来れば人生は最低限の労力で、けっこうたのしいのです。

最近、すごく希望のある書き込みを2chで見ました。詳細は忘れましたが

貧乏人が結婚できない時代はもう終わった。これから貧民同士寄り集まって生きる時代だ」

といった内容で、ああそこまで時代が来たんだなぁと感慨深かった覚えがあります。

わたしは「貧民」と名乗ることは流石に出来ませんが、それでもそういうことだと思ってます。

世帯収入が500万円あればそれなりに楽しいのです。分かち合えば、豊かなんです。

最近の「結婚する相手は年収1000万円ないと…」みたいな風潮や、それに反抗する女性たたき。

それを見てると、「そりゃ貧しいよ」と思ってしまう。そこを巧いこと分業すれば、この貧しくなる一方の日本でも

けっこうたのしく生きられるんじゃないかなーと思うんですね。

ケンカしても碌なことがない、生きるために仲良くする時代が来たとわたしは思うんですよ。

みんな、仲良く出来たらいいんですけどね。わたしとヨメも含めて。

ケンカ別れになったらわたしもヨメも友人夫婦も終わりですからね、そこだけは怖い。

でも、さみしくないっていいものですよ。

そうやってゆっくりみんなでダラダラ滅んでいく時代なんじゃないかな、って。悪くないですよね。

2009-11-17

ローカルルール

少し前、結構長い期間二次創作サイトを運営していた。

ジャンルを変わって腐からも足を洗った現在、二次腐サイトとはおかしなローカルルールに縛られた空間だったなぁ…としみじみ思ってしまう。

二次腐ではよくある話だが、十数年前に一世を風靡した某ジャンルに、webを始めてからすっぽりと出戻りでハマり直した私は、当時書きかけで諸事情により中断したオリジナルストーリーを再度完結させるべくサイトを開設し、地道に活動していた。私が居たジャンル版権元は、二次にそれは厳しいことで有名で、とにかく検索サイトに拾われては一大事、と先に出戻り参入していた腐友のアドバイスを参考に、私のサイトは初めからそれはもう厳重に検索避けタグを仕込み、サーチやwebリングにもなるべく登録せず、知り合いにだけリンクを貼ってもらって運営を始めた。

徐々にアクセス数も上がってきてこちらにも少し知恵が付いてくると(笑)、それでは不十分だと言うことになって、プロバイダ無料サーバスペースから有料のものを借りて引っ越し、トップフォルダハウツーサイトからもらってきた検索ロボ避けの.htaccessファイルまで仕込む念の入れようだった。そうこうしていると、今度はオンラインブックマーク問題とやらが出てきて、周囲の知り合いサイトの中に「知らないうちにブクマされていた」という理由で閉鎖や入室制限をするところが相次ぎ、これはえらいことになったと大騒ぎに発展した。当然私も.htaccessファイルの中にオンラインブクマサイトをいくつも追加し、弾くことに躍起になったのは言うまでもない。

そんなこんなで数年アングラ活動をして、ふとジャンルを見渡すと、顔ぶれも入れ替わりいつの間にか中堅もしくは古株の位置にいて、様々なしがらみも出来ている自分に気が付いた。やりたいことがあって始めたサイト運営の筈だったのに、いつしか沢山の妙な妄執に囚われ、ほとほと運営に疲れ果てた自分に気が付いた。ちょうどキリのいい頃合いで自作品の完結の目処が立ったので、それを書き上げて公開した後、数ヶ月の猶予を持ってサイトを円満閉鎖した。自分でも強く達成感を感じ、周囲の引き留めてくれた知り合いなんかに「また形を変えて戻ってきます!」などと感極まって呟いたりしながら、一線から退いた。

 

しばらくは凄い開放感を楽しみ、「ただwebをぶらぶらする」事を満喫した。知り合いの掲示板等にもたまに顔を出しながら、のんびり行きつけのニュースブログ等を読んで回るだけの日々を過ごした。

しかし、案の定それでは物足りなくなってきた私は、ちょうどその時以前から追いかけていた某漫画アニメ化され放映が始まっていたので、それをメインジャンルに据えて、ぼちぼち日記を書きながら毎週そのアニメ感想を書こうと思い立ち、無料blogを一個借りてまったり更新を始めた。すると、さすがは検索にかかりやすい構造blogのこと、始めて数日ですぐにアニメタイトルキーワードに、検索で探し当てて感想を読みに来る訪問者がちらほら飛んでくるようになった。当然前のジャンルよりファン層も若く活気があり、レスポンスが早くてフットワークも軽く、気軽にこちらの文章にコメントをくれる。古巣のファン年齢層が高く、落ち着いた雰囲気に慣れていた私には本当に新鮮で画期的だった。

そのうち幾つか同ジャンルblogサイトと知り合いになり、ジャンルを回るようになると、驚いたことにそこに存在するサイト達はほぼ全て二次創作、もしくはジャンルの混在するよろず等だったにも関わらず、検索避けなど微塵も気にせず、逆にむしろ「最近検索にかかりにくくなった」と呟いているサイトまでいるではないか?!もっとも、大半がジャンル的に健全オールキャラCP無し、等のサイトばかりなので「私達、いけないことをしてます」と自負のある腐サイトと比べる方がおかしいのかもしれないが、とにかく私には目から鱗が落ちる画期的な出来事だったことは言うまでもない。

一度日の当たる場所に浮上してしまった私は、再び地下に潜る気など更々起きず、結局そのまま本腰を入れてblogからきちんとしたサイトに移行し、今ではそこをのんびりと運営している。ユルいサイト管理をすればするほど、しみじみとあの不思議ローカルルールに囚われた空間を、ごく当たり前に思っていた自分不思議で、そして少し懐かしくなってくる。

 

ひょっとしたら、腐サイトにおける検索避け.htaccessとは己の「疚しさ」を自分で肯定してやる為の代償行為なのだろうか?と、図らずも思ってしまった私なのだった。

2009-09-27

http://anond.hatelabo.jp/20090926231619

元増田

俺は努力主義とか自己責任主義とは基本反対の立場なんで、あくまで皮肉という意味で。

「甘え」と言ったって何の解決にもならないわけだから。

ただ、この期に及んでも不況企業を鍛えるとか、強い円は良いと言っている人はいるんだろうな、と。

池田信夫とかね、口を開けば解雇規制、ノーワーキングリッチ構造改革ばっかり。

自分古巣NHKがよほど酷かったのだろうが、それが他の民間企業にも当てはまるかと言ったらそうじゃないだろうに。

2009-09-24

サーベイつかれた

http://anond.hatelabo.jp/20090914132607増田です。

こんな話きいても面白いと思ってくれる人いるわけねーだろ、みたいなテーマで調べものをしてます(本業はというと不景気で自席待機中、次の派遣先は決まらないかもしれない)。自分が首になって家内ともども路頭に迷うかもしれないのに、不思議と危機感がなくて。

CiNiiサイトにいくと、とある学会誌の創刊号から何年かが全部無料公開されてて、創刊号にはなんと当時の科学技術庁長官中曽根康弘氏が祝辞を寄せてるわけです(さてどこの雑誌でしょう)。とある単語をさがしてその検索のきかない pdf を延々延々「目 grep」してます。で、二段組みなので狭い画面で見ると

  • 右側みる
  • 左側もちらちらみる
  • 右側みおわる
  • スクロール戻して左側みる

と2passかかる。疲れ目がひどくてブルーベリーサプリがありがたい。

あと JIS の規格票とかも検索するのですがこの検索がまた動きが微妙なんだ。

資料の探索範囲はストーリーが見えてくるに従って広がっているのですが、なんか自分の知識には主に理論面であちこち欠落があって、定番的教科書に何が書いてあるのか知らないままやっているもので、あちこち致命的ではないもののぼろが見えてきて、それを全部繕ってるといつまでも終わりそうになくて、しょうがないから切り捨てたりごまかしたりして、まあ本に書いてないような新事実もちょっとだけ確認はしたものの。

結局やってることはといえば、安楽椅子、もしくはマトリックス歴史家で、pdf になってないものにはほとんど手が届いてない。

そして金がないから古本をこれ以上買うのは家内の目が怖いし。

要するに、キーパーソンアポとるのが怖いんです。勉強不足を pgr れて瞬殺されるのが怖いんです。自分が持って行った新事実を喜ぶどころか不機嫌な顔で、おまえうざい、って言われてすべてが終わりになる恐怖がいつまでも去りません。円満退社したとはいえ古巣の元上司に「いまは職を転々としながらこんな金にならないことにまで手を出してます」と自己紹介するのもこわいし、要するにすべてが怖いです。

私ごときが全てを知ろうなんておこがましいんですが、何の権利があって、自分先生でもない人に質問をするのか、その根拠が見えません。

まあ恥を晒し大失敗するしかないんだろうけど。

2009-06-12

6/12「インターネット未来像:ポストインターネット」(夏野×ひろゆき)1

こっちのが正確です。写真付き。

ひろゆき&夏野コンビが語る「日本のITよ、自信を持て」 (1/6) - ITmedia News

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/12/news098.html

概要

INTEROP2009 基調講演 K-08 6/12 11:45-12:30

インターネット未来像:ポストインターネット

スピーカー

夏野 剛

 慶應義塾大学大学院

 政策メディア研究科

 特別招聘教授

西村 博之(ひろゆき

 株式会社 ニワンゴ

 取締役

会場について

約1000人 (椅子)

+立ち見で満員

内容

11:45

 照明が少し落ちてステージライトアップ

 謎のアップテンポの曲がかかりはじめる。

11:49

 曲がトーンアウト

 女性の声で開始のナレーション

 夏野、ひろゆきの順で紹介し、壇上へ。

二人

 よろしくお願いします。

夏野

 皆さんすごいですよ、この人(ひろゆき)がこの時間に起きていることは珍しい

 ボクは見たことないですもん。

ひろゆき

 (苦笑)

夏野

 ひろゆきって、セッションになると人気あるのに、普通にいると誰にも声かけられないよね。

 さっきも列の後ろに 2 人で立ってたんですけど、誰も声かけてくれないし。

ひろゆき

 普通のこんな感じですから。

夏野

 今朝は私、車で来たんですけど、駐車場から歩いてくると、

 駅のほうから不審人物が、、、と思ったらひろゆきでした。

 電車で来たんだね?

ひろゆき

 ええ、ああ、京葉線立ってきましたよ。

 というか、この講演、立ってまで聞くものなの?(会場後ろを見渡して)

夏野

 このセッションが満杯になるのは日本経済が危機なんじゃないかと思うんですよ。

 こんな話聞いてる場合じゃないでしょ、って。不景気なんだから。

 あ、っていうか、あの本※ってうれてんの?

 (※最近ひろゆきが書いた「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」のこと)

ひろゆき

 まあ、多分そこそこ…。

 しっかし、テーマインターネット未来」って言われてもねえ…。

夏野

 まあ、オレ達に与えられた話題ですね。

ひろゆき

 ボクこれ、10分前にみましたよ。

夏野

 私は、3日前に聞きました。

 

 まあ、インターネットで新しいことが起きている、と。

 それに基づく未来というか。

 そこで、トピックスを用意してきました。

ひろゆき

 (客席に向かって) あ、会社員ってどれくらいいますか?

夏野

 ほぼ全員だろう!

ひろゆき

 学生とか、ニートとか、無職とかいるのかな、ってふと気になって。

 (客席に向かって) そういう人いますか?

 (ほぼ誰もいない、1人、2人ぐらい)

ひろゆき

 やっぱり、みんな会社員なんですね。

 …あ、ここきて給料もらえる感じ!?

 (会場爆笑)

夏野

 いいよなあ。

 あ、そういえば、オレらは講演料もらえるんですかね?(ステージ袖に向かって)

ひろゆき

 講演料の話何にも聞いてないですね。

夏野

 一応、私は、今回の interop プログラム委員会の一員なんですが、

 「この講演が夏野さんはメインです」って言われて、

 それ以降会議に参加しなくなりましたよ(笑)

ひろゆき

 まあ、夏野さん、お忙しいんですもんね。

 そういえば、今日は、慶應義塾教授って肩書きなんすね。

 夏野さんのデスク行くと、名刺がすっげーいっぱいあって。

 そんなかでも、取締役が10個くらい!

夏野

 いや、取締役は7つですね。

 あ、今度8個目が出来ます。

ひろゆき

 夏野剛事務所、でしたっけ。

夏野

 まあ、今まで自分フルネームオフィスは理解出来なかったんですが、

 やっと今回理解出来たんです。

 お金が払いやすいのと、何をやってるか他の人にはっきりする、というか。

 ひろゆきも持てば?

 あ、法人格もつと色々気まずいか…裁判とか。

 (会場笑)

夏野

 さて、そろそろトピックスに。

 

トピックス:オバマ現象

夏野

 「オバマさんはインターネット大統領になった?」(スライドを読む)

ひろゆき

 支持母体が無いところから出てきて、支持母体がないところからニーズを掴んできましたね。

夏野

 私が思うに、最近実は政治の潮流ががらっとかわったんです。

ひろゆき

 そういえば、ノムヒョン大統領は、インターネット大統領になったって

 言われてましたよね。

 …あ、微妙リアクションですか。。。

夏野

 じさt…まあまあ。

ひろゆき

 インターネット選挙に使うのが当たり前になってきてるっていうか。

夏野

 日本の政治家も、最近インターネットをものすごく使います。

 でも、政治家本人はインターネットを全く使わない。

 それでも、みんなブログとかもってる。

 秘書とかプロが書いてるとか。

 ニコ動チャンネルを持ってる政治家もいますよね。

ひろゆき

 あ、ちなみに二人でニコニコ動画ってサービスをやってるんです。

夏野

 まあ、一応ね、さすがに知ってるでしょう!

スライドオバマ選挙戦における双方向メディア利用状況グラフ

夏野

 そういえば、twitter も使ったってね。

ひろゆき

 twitter ってわかんないひといます?

夏野

 それじゃ答えづらいでしょ。

 24時間内に使った人?

 (6割ぐらい挙手)

ひろゆき

 リアルタイムにボクに直接届けてくれる、というのは twitter が初めてです。

 メールや、メルマガの利用は古くからありますが、

 twitter のようなリアルタイムなものはオバマさんが初めてなんじゃないですか。

夏野

 リアルタイムなものは本人に近い人がやらないとばれちゃうね。

 リアルタイムネットを使いこなしたっていうのは、オバマさんが初めて、すごい。

ひろゆき

 やっぱり、親近感が違うんでしょう。

 今までとは違う、本人を感じる感じ方というか。

 それと、時間的にライブなんですよね。

夏野

 ライブ感ってのはインターネットでの新しいものですよね。

 あとでそれは話をします。

 ちょっと名前の売れている政治家さんはニコ動生放送をやってたりします。

 でも、政治って、ITとかにはもっとも疎い業界

ひろゆき

 まあ、分からなすぎてたのが良かったんじゃないですか。

 「炎上」すら知らないでしょ。

 多分、「オバマが使ったインターネット、あ、オレも使う」こんな感じなのでは?

 あくまでもインターネットって、システムなんで、

 炎上しないようにすることも出来るし、

 自由な場合は、本人がきちんとコントロールをすべき。

 好きなリアクションをさせるのは出来るでしょう。これは初めての現象。

夏野

 まあ、炎上しても本人気付かないでしょ。

ひろゆき

 本人気付いてない、絶対。

夏野

 政治家って、寝る間も惜しんで選挙区握手とかしてるけど、

 若者はその場にいない。地元で何度握手しても高齢者だけだったり。

 インターネットはそれを埋めたんですね。

 ほら、最初はコメントとかにかなり怒ってたけど、今はコメント無いと寂しがっている元首相がいる。

 元イットの人。

ひろゆき

 ああ、漢字一文字の。

夏野

 漢字一文字、ですね。

夏野

 生中継と言えば、例えば孫さんは新端末の発表会を必ず生中継して、

 お客さんの様子を伺いながら発表会を進行しますけど、

 ぼくの古巣は絶対やらないですね。ていうか、原稿ありますから。

ひろゆき

 孫さんは自信がありますよね。

 実際に、お客さんのリアクションを上手くコントロール出来る人ですよ。

夏野

 というか、原稿あると緊張します。

 ほら、麻生さんみたいに漢字間違えたらどうしようって。

 …いや、この話題はやめときましょう。

 (苦笑)

続き

http://anond.hatelabo.jp/20090612195425

2009-03-09

http://anond.hatelabo.jp/20090309165052

原発は作れるけど家電では負けるメーカで働いていた。

古巣にもっとも欠けていたのは消費モデル年収いくらくらいの,どういう家族構成の人が,どんな目的で,どのくらいの性能のものを求めて,どのくらいの価格帯のものを買うのか。そういう,最終的な消費の場における使用イメージと,それにあわせた営業戦略が欠けていた。研究所人間が「ぼくのかんがえたすごいかでん」を無策な営業におしつけてる構造

業務用の超最先端技術なんて,家電にまったくあてはまらない。超高温下でのプラズマ制御や原子レベルでの三次元IC構築が,家庭用品に何の役に立つ? 仮に役立ったとしても,その手の技術は輸出管理にひっかかるから,家電生産につかう中国工場なんかにはもっていけないよ。

2008-01-09

離婚転職

 僕は二度、会社を辞めた。

一度目の転職は、なんとなく「人生このまま平凡に暮らしていっていいのかなあ」という強迫観念にかられてのもので、今思うとひどく幼い理由だった。

上司との関係も非常に良好だったし、実績を考えると顧客からもまあ、それなりには評価されていた。

そんな中での退職は、今思うと「あなたのことは嫌いじゃないんだけど、このままの私では本当の私ではない!」といった形で離婚する芸能人のような

「ちょっとどうなの?」という辞め方だったと思う。

二度目の退職は、色々な要素が重なったことがあり、辞めなければいけないと思っての決断だった。

会社を辞める人間古巣のことを悪く言うことはマナー違反だけれども、「ダメだ」と思っての決断だった。

離婚に例えるなら、アルコール依存症の亭主に愛想をつかして出て行くような形だ。

何が言いたかったかというと、会社を辞めたいと思った人は

「自分がどんな嫁なのかを俯瞰視するといいのでは?」ということ、それと、

会社経営者は自分がどんな亭主なのか、愛想がつかされる要素はないか常に考える必要があるのでは?」ということ。

そして、会社を辞めて2ヶ月ほどのんびりしていた僕に対し、妻が離婚を切り出したのはこの年末だった。


何のことはない、僕自身、いい夫でもなかったということだ。

2007-09-02

http://anond.hatelabo.jp/20070902004800

昨日のコボルの子以上に泣ける。

辞めるいってるのに、別の仕事振られてふりまわされてるこの現状はなんなんだ? みたいな。

お人よしでも5年、6年で、強行突破を図るのでその手の会社で働き盛りが去るのはいたしかたがないこと。

冷静に考えれば、搾取する上がふさがっている以上、今の若手にその会社での目はない。

就職氷河期バブルの残滓が集まって規模だけおおきくしたこのての会社は、

人手不足からくる圧倒的質の低下により、残念ながら早晩なくなるだろう。

面白いことにそういう会社に苦しめられた人の数というのは狭い業界に山のようにおり、

若い時期に苦労した甲斐あって、手に職をつけ、

それなりの会社のそれなりのポジションにいることもある。

つまり、OB層によるその古巣の包囲網が実は半端ない。

機会があったら君の会社の社員番号を見てみるといい。

その数からいままでに辞めた人の数を推測できないだろうか?

面接にいったらOBだったという奇縁はすくなくない。

非常に面白い業界でもある。

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