2008-01-09

離婚転職

 僕は二度、会社を辞めた。

一度目の転職は、なんとなく「人生このまま平凡に暮らしていっていいのかなあ」という強迫観念にかられてのもので、今思うとひどく幼い理由だった。

上司との関係も非常に良好だったし、実績を考えると顧客からもまあ、それなりには評価されていた。

そんな中での退職は、今思うと「あなたのことは嫌いじゃないんだけど、このままの私では本当の私ではない!」といった形で離婚する芸能人のような

「ちょっとどうなの?」という辞め方だったと思う。

二度目の退職は、色々な要素が重なったことがあり、辞めなければいけないと思っての決断だった。

会社を辞める人間古巣のことを悪く言うことはマナー違反だけれども、「ダメだ」と思っての決断だった。

離婚に例えるなら、アルコール依存症の亭主に愛想をつかして出て行くような形だ。

何が言いたかったかというと、会社を辞めたいと思った人は

「自分がどんな嫁なのかを俯瞰視するといいのでは?」ということ、それと、

会社経営者は自分がどんな亭主なのか、愛想がつかされる要素はないか常に考える必要があるのでは?」ということ。

そして、会社を辞めて2ヶ月ほどのんびりしていた僕に対し、妻が離婚を切り出したのはこの年末だった。


何のことはない、僕自身、いい夫でもなかったということだ。

  • 「あなたのことは嫌いじゃないんだけど、どうも信用できない」という理由で辞めようか悩んでる俺が通りますよー 俺がどんな嫁であるか俯瞰するかー 要は会社に愛想付かされてないな...

  • どうでもいいけど、今時「夫(=自分)=会社の経営者」「嫁=雇用者」と言う感覚なんだなあ。 そりゃ離婚されるわ。

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