はてなキーワード: フルコンタクト空手とは
正直、いまの技術水準で言えば、手塚治虫のマンガのレベルはどれぐらいだろうか?
断言して言うが、決して高くないと思う。
開祖ではあるかもしれない。しかし、神として崇めるのは無理だ。
誤解しないでほしいのだが、人物として偉大だったと思うし、すごい人だったとも思う。
日本のストーリー漫画は手塚治虫先生がいなければ、別のものになっていたということは理解している。
その上で、作品を読んだ上で言うのだが、源流ではあっても神ではない。
例えば、他のジャンルに置いて大山倍達は近代フルコンタクト空手の開祖だが、その技術レベルは、果たして現在の格闘技レベルにおいてどれぐらいのものだろうか。
決して高い水準にあるとは言えない。
しかし、その弟子から派生した近代空手、総合格闘技の歴史において大きな存在感がある。
その発展に、意味があるのであって、神格化することには違和感を感じずにはいられない。
尊敬していないわけではない。当時にすごいことをやっていたということは感じる。
ガンダムなんかも、名作だと言われるが、たしかに名作だったと思う。
しかし、いまの技術レベルで見ると正直作画崩壊のように感じられるし、キツイと思う。
水星の魔女について、中学生は普通に楽しめるが、現状、ガンダムを見る場合「古典として、色々我慢して、視聴する」必要がある。
手塚治虫先生の作品は、時代の流れを超越した存在か? と言われると、決してその水準ではないと思う。
過去に対するリスペクトを神格化という形で創作者にやるのは、なんか違和感を感じている。
ラーメン再遊記の塩匠堂のような扱いをしているのではないかという気持ち悪さを感じる。
近年、創作は極めて大きな発達を遂げている。その面白さの水準に、過去の手塚マンガは残念ながら達していない。
しかし「漫画の神様」というフレーズは、違和感を大きく感じる。
羽生会長のこのインタビューを見た後だと、余計に違和感を大きく感じる。
大学から伝統派空手を部活動として始めて現在まで練習を続け、もう10年以上になる。
そんな自分が今回の空手のパワハラ問題を聞いた時は意外に思った。
学校・町道場を問わず空手コミュニティでパワハラはあまり聞いたことがない。
おそらくパワハラがないのではなく、パワハラを受けた側がコミュニティからあっさり抜けてしまい問題が公になりにくいからだ。
空手を頑張っても金銭的に報われる事がほとんどないため、嫌な思いをしてまでコミュニティに踏みとどまる理由がない。
空手は大学卒業後に社会人選手として実業団や警察に受け入れられる人数が柔道・剣道に比べるとすごく少ない。
現役時は華麗な成績を残し、高校・大学空手の指導者と町道場の指導者を兼ねるような人物でも空手一本で家族を養うのは難しい。
町道場の練習場所は学校の体育館や公民館を借りるが、これらの施設は営利目的では借りられない。
従って高額な月謝も会員から取れない。
これは伝統派空手の話であって、フルコンタクト空手は格闘技ジムに近い組織体系なので飯を食える人も居る。
町道場の指導者と反りが合わなくなり、通う道場を変えたり独立して新しい道場を立ち上げる人も少なくない。
そんな道場を飛び出した人が何食わぬ顔で普通に大会に参加していたりする。
日本代表選手、強化委員という立場ではかかるプレッシャーも凄かっただろう。