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2022-05-27

ルカク牛乳の話

サッカーベルギー代表ルカクに関する有名なエピソードがある。彼の出自は貧しい移民の家庭であったため、ルカク母親は十分な食費を捻出することができず、夜に密かにルカクの飲む牛乳を水で薄めていたそうであるhttps://www.afpbb.com/articles/amp/3179675

しかし、薄めた牛乳を飲んで育ったルカクがどうなったのかというと、身長190cm、体重100キロ超の堂々たる体格なのである。ここで、我々の疑問となるのは、成長するために牛乳必要であるという知見と、事実としてのルカクの体格との間に存在する矛盾である。この矛盾を解消する説明を以下の通り考えてみた。

▪️説明① 体格の成長には実際のところ一定量牛乳摂取必要というわけではない

まり、我々は牛乳必要だと思っていたが、その信念自体が正しくなかったのかもしれない。これはよくよく考えれば当たり前の話でもある。成長を規定するさまざまな要因の中で牛乳摂取量は単なる一要因でしかない。例えば、ルカクは薄めた牛乳を飲む一方で、小魚をたらふく食べていたのかもしれない。因果関係としてはむしろ逆で、日々日々増えていく小魚購入費に悩んだルカクの母(以降、ルカ子とする)が、思い詰めて牛乳を水で薄めた、ということもありそうな話である

▪️説明② 実はルカク牛乳をたくさん飲んでいた

これは具体的にはいくつものケースがある。第一に、ルカク本人(以降、ルカ男とする)が嘘をついているのかもしれない。例えばインタビュアー誘導で、思わずいい感じのエピソードをその場で捏造してしまったのかもしれない。また、ルカ男としては意図を持って嘘をついたわけではないのだが、ルカ子が夜中に牛乳に足していたのはミルメイク的なものであって、水で薄めていたのではなかったのかもしれない。別の可能性として、ルカ子が牛乳を水で薄めるのを見たルカ男が、じゃあ2倍飲むか、と言って当初の2倍の毎日3リットルとかの希釈牛乳を飲んだ場合でも、正味牛乳摂取量においては、成長期の子供に十分な量であったということになる。

▪️説明③ 実はルカクは小さい

ルカ男が190cmだという情報は正しくなくて実は160cmぐらいなのかもしれない。

▪️説明④成長が阻害された結果で190cm100kgの体躯となった

仮に水で薄めない通常の牛乳を飲み続けていれば200cmを遥かに超えるルカ男が出来上がっていたかもしれない。我々が目にしているのは、水で薄めた牛乳を飲んだ結果でしかないので、真に牛乳が成長に与える影響を検討するのであるなら、遺伝的に等しいルカ男のコピーを、牛乳以外の条件を等しくした上で成長させた場合の結果と比較しなければいけないのかもしれない。この場合、ルカ子が二人のルカ男を育てるにあたり、仮に一方に与える牛乳が水で薄めたものであるとルカ子やルカ男本人が知ってしまった場合、「では小魚を余分に食べよう」、などと本人らが自発的な行動を起こすことも危惧される。このような想定しない影響を排除するため、二人のルカ男に与える牛乳には記号等で事前にラベリングを行い(例「条件Aの牛乳 ルカ男その1に使用」)、どちらが通常の牛乳でどちらが希釈済みの牛乳なのかが分からないようにしておくことが必要である

2021-07-02

ツールに注目が集まってふれしい

サイクルロードレースがこんなに注目されること、ない。

弱虫ペダル流行っても、レース運営の仕組みとかプロトン内の駆け引きとかトニー・マルティン(落車させられた人)の

鬼引きとかには焦点あたらないじゃないですか

なので、きっかけはどうあれ、なんだかうれしい。

東京オリンピックロードレースも、これを機会に見てほしいと思う。

オリンピックの開催自体には私は反対だが、ロードレースは観戦ポイントを調べるくらいには楽しみに

してしまっている。ちなみに平坦区間での観戦はおすすめしない。プロトンは時速40km以上で走るので、一瞬で通り過ぎる。

おすすめは、激坂と呼ばれる急勾配の山道の、できればヘアピンカーブの内側だ。坂を駆け上がれば2回見れるからな)

サイクルロードレースというのは機材スポーツであり、団体競技であり(ツール場合は1チーム8人)、同時に個人競技である

エースを勝たせるために、他の7人が存在する)という特殊性もあってか、多士済々を絵に描いたように

個性豊かな面々が揃っている。五輪出場予定の選手では、

フィリポ・ガンナ(伊)/もともとはトラックレース競技場内でぐるぐる回るやつ)の世界チャンピオンロードも走ってみたらめっちゃ速かった。

ついたあだ名が「トップ・ガンナ」。ブラッド・ピットには似てない。

アレハンドロ・バルベルデ(西)/今年41歳。毎年「これが最後。もう引退」って言いながらビッグレースに出場し、あげくにステージ優勝の1つ2つ

してしまう系スペイン人おっさん

マチューファンデルプールベルギー)/3代揃ってレーサーという自転車一族御曹司。体形的に大谷翔平とかルカクに近いのか? 

なんか見るからにすごい。シクロクロス出身自転車競技なんだけど、泥まみれになりながら自転車を人が担いで坂を登ったりする謎の多い競技)で、

山も登れるしスプリント発射台もできるし、何をやらせても完璧超人。ちなみに現在マイヨジョーヌ)。

ナイロ・キンタナ(コロンビア)/顔が村長っぽい。村長と呼ばれている。

とか、色々すごい人が来る予定なんだよ。

あと、言わずもがなだが日本新城幸也だ。

新城幸也(日)/石垣島出身高校までハンドボールやってた。2009年ツールに初出場して以来、

グランツールフランスイタリアスペインにそれぞれある)に14回出場、すべて完走。

3週間ほぼ毎日、延べ3500キロとか走るんだよ。その中で、こないだみたいな落車もあるし、

体調不良やチーム事情(次のレースのために途中でリタイヤとか)も影響するので

実際の完走率って確か80%くらいだったはず。

それを、新城は14回完走してる。鉄人かと。そんでいつもにこやか。明るい衣笠かと。

付け加えると、今回のツールアジア人は一人も出てない(カレブ・ユアン韓国系オーストラリア人だけど)し、

黒人も多分一人だけ。理由経済的なこととか文化的なこととかいろいろあるんだろうが、

日本選手は何度もツールに挑んでは、跳ね返されてきた歴史がある。

それが、14回。新城すごない?

前なんか、逃げにのってステージ優勝一歩手前まで行ったこともあるんだぜ。

ちなみに奥さんはサイクルカメラマンカメラパーソンていうのか?)。たまに中継に映る。

あとは、アラフリップ(大スター)を見たかったけど、出場しないらしい。残念。アラフィニッシュが見たかった。

*アラフィニッシュとは!   最後スプリント勝負で、ゴール前に勝ちを確信してハンドルから手を離し、

ガッツポーズをしたところを後続選手に差されそうになること。

バリエーションとして、実際差されてしまったものの直前の斜行により自分が失格になっていたので、

恥ずかしい記録は残さずに済んだってこともあった

まあそんな感じだ! チャオ!

2021-01-08

anond:20210108122048

キリアンネイマールドログバルカク

サッカーでも黒人スター選手あげればキリがねえだろ

賞金総額はスポンサーがつくかどうかが全て、上位3人が白人で占められてるのは寧ろ白人選手の希少価値が高いからやろ

NBA90%NFL70%が黒人選手だっつってんのに、なんで白人の血が混じったか身体能力上がったことになんねん

日本で言う野球やぞ憧れる子は馬鹿みたいに多いわ本当に白人身体能力高いなら比率もっとまともになるやろ

2018-07-03

ハリル解任でデータが取れなくなった、積み上げが無くなったとかいってたやつ

 そんなことなかったよね。 

ハリルだったら結果はどうだったか議論するのは無意味

 ハリルホジッチがどういうメンツでどういうサッカーをしようとしてたかはもう謎としか言えないけど、基本的にはサイドからの組み立てが中心で、ボランチは組み立てをせずトランジションフィルター機能が求められていたので、全然違うことをやっていたのだけは確かだろう。柴崎はおそらくインサイドハーフとして、香川プランによっては使われるかどうか、というところで、勝手に基本スタメンを予想すると

GK川島

DF:宏樹、吉田、槙野、長友

MF山口長谷部大島

FW久保、大迫、原口

というような感じだったんじゃないかなと思うけど、まぁただの妄想だし、結果が西野と比べてどうだったかは知りようがない。一つ言えるのはハリルホジッチはもう少し若い選手を多く連れて行っていたではないかということ。これは西野に若手を連れて行く意思がなかったわけではなく、西野ポリバレントと言っていたように、短い期間の中で、最適なセットを探せるように、いろいろなことができる選手を選びたかったということではなかったかと思う。田嶋がハリルを切るという決断をするのが遅かったというのは間違いない。私個人ハリルホジッチを切るなら韓国戦ラストチャンスだっただろうとは思っている。田嶋、西野選択肢がなかったの、お前のせいだぞ?

 

ハリルホジッチ解任で彼の積み上げは無くなったのか

 これはノーと言えると思う。ハリルホジッチは、ボール保持はあくま手段である、ということを、ポゼッション状態だった日本に思い出させてくれたことは間違いないし、ハリルが重用した原口インテンシティの高さは間違いなくチームに必要不可欠なものになっていたと思う。ハリルを切った時に大騒ぎしていた、3年間の積み上げがパーだとか、データが取れなくなったとかいう話はありえんと思う。そもそも代表監督によるW杯の結果というのは、本当の最下流の話で、日本育成方針が正しかったのかどうかといった、言わば上流での出来事評価は、監督の手腕、戦術と別のところで行われるべきことだろう。

 例えば対戦相手ベルギールカクデブイネクルトワらを輩出しているのだからベルギーリーグの育成リーグとしての割り切りからの、クラブ間での4−3−3モデルの導入などは、個人能力を育てるという意味成功したとは言えるかもしれない。しかし今大会ベルギー守備は明らかに不安定だし、ネット戦術家たちが愛してやまないクラブチームのような代表チーム、プレーモデルの共有などはされていたかというと怪しいと言わざるを得ない。ロベルトマルティネスが、ベルギーの育成段階からコミットしていた監督かといえば明らかにNoだし、黄金世代の晴れ舞台采配を振るう監督として十分な時間が与えられたかといえばNoだろう。バックボーン多様性からもめまくった末に、自国英雄ヴィルモッツに頼ってグダグダやっていたのは遠い昔の話じゃない。

 クラブチームのような代表チームとして絶賛されていた二大優勝候補ドイツスペインは揃って早期に敗退してしまった。ドイツだって最後マリオ・ゴメスに放り込め、と誰もが思う展開でU字型のパスワークでコネコネコネコネ選手たちが監督意図を共有して、選手交代に機敏に反応していたかといえば怪しい。しかドイツの育成が失敗だったかと言って、失敗だったという人は少数派だろう。ドラクスラー、キミッヒ、ヴェルナーと若い選手はその才能を示していた。

日本の育成、Jリーグでの競争が上手くいっているか評価はできただろう

 ハリルホジッチは基本リアクション型の監督だったことは間違いない。彼が、どのようなメンバーを選んでいたかはわからないが、彼が日本に合ったプレーモデル提示するような監督ではなく、ボール保持はせず速攻を基本として、4−3−3、4−2−3−1システムを使い分けるタイプ監督だったのではないか。彼が采配をとっていたとして、結果が出たとしても出なかったとしても、個人による打開、あるいは速攻が日本人にあったサッカーかどうかといった評価ができたとはとても思えない。それはロベルトマルティネスルカクデブイネアザールらの共存に苦労して、フェルトンゲンアルデルヴァイレルトコンパニらの優れたCB台無しにするバイルスカスカ、超人たちの個人技による打開に頼った攻撃をしている現状がベルギーにふさわしいサッカーかどうかを議論できないのと全く同様だと思う。

 今回のチームで、酒井宏樹吉田麻也を除けば、日本選手は体格に特に優れているわけではなかったし、かつての中田英寿本田圭佑のような強靭な体でガッツリぶつかってボールキープするような選手は誰もいなかった。異常にボールを収めていた大迫にしても、サンチェスやクリバリからプレッシャーの中で平然とやっていた体の使い方は非凡ものだとして、ポジション取り、ボールの置き所など随所に工夫を凝らした技術の粋のようなプレーを数多く見せた。香川のスモールスペースの支配力は彼の特異な才能だとしても、ボール非保持の時のパスコース作り、ファーストディフェンダーとしてパスコースを制限するポジション取りなど随所にインテリジェンス技術を示した。柴崎の超正確なロングフィードマークを一瞬引き剥がす細かなフェイクは真似できなくても、彼がボールをもらう前に、状況を把握するためにやっている細かな首振り、ポジションの細かな修正は、技術だ。真似できる。乾のカットインからシュートは素晴らしかったが、あれ自体宇佐美もできるはずだ。乾が宇佐美に比べて明らかに優れていたのは、相手ビルドアップが3枚になった時、ハーフポジションからサイドへのボール制限しつつCBボランチプレスにいけるかどうかだっただろう。これも技術だ。

 これらの選手Jリーグにずっといたとして果たしてそういう技術を身につけられただろうか。これは欧州トップリーグ切磋琢磨する中で身についたものではないのか。欧州に言っても宇佐美山口のようにうまく行かなかった選手もいる。特に監督との出会い大事なんだろう。個人的には大島が見れなかったのだけが残念だ。昌司はただ一人の純Jリーグ産として立派にやっていた。個人的には大島僚太も、十分にやれたのではないかと思っているので、それが確認できなかったのは残念だが、日本が目指すべきものは明らかになったと思う。真正からガチムチにぶつかるのではない、インテリジェンスのある守備リスク管理ができる、判断力のある選手をきちんと評価し、彼らに技術を身につけさせ、フィジカルを身につけさせることではないか日本からフェライニルカクに競り勝つガチムチを探し出し、戦術を教え込むよりは難易度は低いのではないか香川、乾、柴崎のような、ガチムチではない、インテリジェンスのある選手ポジショニングや適切なアプローチの仕方を身につけることで、きちんと相手ビルドアップを阻害し、ボールの狩場を決めて刈り込んだり、セカンドボールを丁寧に拾えることを示したのは大きかったのではないかと思う。

田嶋、勇退しろ

 とはいえ、ハリルホジッチギリギリの段階で切ったことは、西野選手選考においても害が出まくったわけで、彼の育成等への貢献や、JリーグへのDAZNの参入などにどれほどの貢献をしているのかは知らないが、サッカーファンが選手罵詈雑言を浴びせる環境を作ってしまったという、その一点で田嶋、辞めよう。お疲れ様。 

ベルギー戦前、香川本田川島だと長々と紹介して、ベルギールカクいかにも怪物的に紹介して、

そのあと「選手価値金銭に換算すると日本最高額は酒井宏樹ベルギーはデ・ブルイネ」って

これまで全く紹介してない選手唐突に出てきたのが最高に面白かったな。

(えっ…誰だよ…)みたいなスタジオ空気

 
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