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2011-10-27

美人に生まれたら

10/28,29 一番下に追記しました

☆これから話すのは、美人武器にできない馬鹿増田個人の不幸話、ということで!

☆わーお、こんなに反響があるとは。心臓がドキドキしていますビビリなので怖いというか馬鹿からいちいち傷ついてしまって消したくなりますが一応全部読んでいます。批判も共感も、読んでいるとなんだか高まって涙がポロポロ出てぶるぶる震えてしまう。昨日から寝ずにF5連打状態でフワフワとした気分です。おそらく、人にぜーんぶ洗いざらい話してしまったのがはじめてだからだと思います。男女関係のことは親にも言いにくいから、同じような悩みを持つ姉にしか話したことがなくて…。理解してくれる女友達もたくさんいるけど、内容が内容だからこんなには話せないし。なんかごめんなさい。

美人、というのは何か違うようなので、「もてる女」ということにしてください。

ブコメTwitter同意してくれたり「あるある」してくれるとものすごーく救われた気持ちになります(人生で初めての体験)。ありがとうございますリアルでは絶対に話せない内容なので。

最初は反応しないつもりだったけど、こんなに反応があってビックリして、リアルに顔真っ赤(真っ青)でプルプル震えながら言い訳してしまう…すいません。




自分で言うのもどうかと思うけど、そういうのが許されるのが増田だと思っているので言わせてもらおうと思います。わたしは美人だ。小さな頃から美人だ、かわいい、綺麗だと言われ続けてきました。田舎だったので中高の運動会文化祭には他の学校から男も女も私を見に来ました。高校生のころは地元情報紙のレポーター?のようなこともしました。背も167cmまで伸び、ミルクタンクもでかくなりました。高校卒業と同時に、その小さな街のキャンペーンガールにも推されたけど大学へ進学するので辞退しました。都会へ出ると、大きくはないけど、一応きちんとした芸能事務所スカウトされて一瞬本気でそういう仕事をすることを考えたりもしたんですが、私くらいのレベル女の子がうじゃうじゃくすぶっているのを知ったので、辞退しました。

大学は私立のDランクだったし就職氷河期だったので就活にはかなり身構えていたけれど、あっさりと決まりました。一応"大"のつく企業の事務職。これが顔のおかげだってことはわかってますよ。でも2年でやめた。なぜかって、人間関係がこじれたから。と、ここまで話すと大概「女の嫉妬でしょう」と勝手に納得している人がいるけど、違うんだなぁ。男なんです、問題は。勝手に惚れる→振られる→いやがらせ。これは学生時代からあったことなのでそういうことが起きないように警戒していたんですが、やはり、という感じでした。俺の好意を踏みにじりやがって、みたいに逆恨みする男性は本当に多かった。わたしの三十余年の人生では。相手が傷つかないよう20枚くらいのオブラートに包んで丁重にお断り申し上げても、次の日から、ねちっこい嫌がらせが始まるわけです想像がつくと思うけれど、それが上司場合は最悪だ。色目を使う女、のような噂を流すのも男だった。そういうことが増えすぎたので、普通程度にすら愛想を良くするのもやめて、能面のような顔で仕事をするようにしましたが、そうしたらしたで「美人から高飛車」みたいに言われてしまう。女の上司や同僚は、最初は警戒して近づいてくれないけど、打ち解ければそんな理不尽仕打ちをする人はいなかった。ときどき尋常ならぬ敵対心を燃やしてくる女もいるけど、グループ内で嫌われるのはわたしではなくそっちなので問題ない。惚れた惚れない関係なく最初からいやがらせしてくる男も多い。そういう人はなぜか大抵わたしへの当てつけか何かのようにこれ見よがしに、ふつう顔だけど愛想の良い女性社員を猫かわいがりしている。その女性社員から、私のいないときその男普通だということ聞いて、なるほど新種のいやがらせか、と気がついた。

そんなことが2度ほどあって、とうとう、仕事を一切させてもらえないという嫌がらせに耐えかねて辞めた。実家に帰って貯金を渡し、1ヶ月ほどメソメソしていたけれど、地元結構年上の独身の人たちが群がってくるので早々と都会へ戻りました(お見合い的な話が大量に舞い込む 10/29追記)。

大企業の事務職を2年で辞めた技術も何もない女なんて再就職先ないでしょう、と思うけれど、顔がそこそこ良ければ一応就職先は(受付・秘書・事務職)あるわけです。そこで次は5000人規模のメーカーの事務に再就職しました。しかしそこでも同じようなことが起きて、なぜか言い寄ってきた上司(半ストーカー)の妻から斜め上の訴えを起こされかけるという珍事にまで発展し、わたしは街中にあるカッコいいビル内の本社から埋立地にある工場に付設されたプレハブみたいな事務所に配置転換されました。その事務所には15人しか従業員がおらず、女はわたしと、55歳独身我が道を行くちょっとユニーク上司バリバリ派遣さんだけでした。そんななので、昼食時には男はそわそわ群がって社食を食べに行くのに、女はひとりずつ持参した弁当菓子パンを黙々と貪る、という稀な現象がおきていました。

その事務所では、腫れ物のような扱いを受けていて、男は誰も近寄ってこないので楽っちゃあ楽でした。その会社では28歳まで働きました。ところが、中途採用で入ってきた近しい部署の男に惚れられてしまったので丁重にお断りすると、仕事で必要な書類を回してくれなくなって、上司からお前のせいだろオーラが漂い始めたので居づらくなってやめました。

学生生活、サークルアルバイト、30歳までの社会人生活に登場してきた男たちは、「自分の好意を踏みにじった独女」と「自分の手に入らない独女(最初から手に入りっこない独女)」が死ぬほど嫌いなんだ、ということをやっと悟ったので(馬鹿なので飲み込みが遅い)、次はそういうことが絶対に起こりえない職場にしようと思いました。更にこの歳になると、美人というだけでなく、結婚しないの?という圧力がかかってきて二重に辛くなりました。そこで、わたしは29歳にして!はじめて!水商売世界に身を置いてみることにしました。大変なこともいろいろとありましたが、本当に楽しい1年間でした。男の方も「金を払っているんだ」という前提があるので、会社にいた頃のような、わかりにくくめんどくさい好意ではなく、割りと堂々とした好意を受け取ることができました。結婚していなくても良いし、美人ならなお良い、乳がでかいならもっと良い、という世界ですときどきヘンテコなお客さんもいますが、わかりやすいエロオヤジさんか紳士っぽいおじさんが多いのでとてもやりやすい仕事でした。貯金もかなり増えました。会社にいたころとは違い、完全に武装した、変装した、本名とは違う自分として仕事をするので、なりきれるというか、女優のような気分なので男に媚びることも尻をなでられることも簡単でした。

30歳になって、わたしはかねてからお付き合いしていた彼と結婚しました。

わたしより更に美しい姉が26歳で結婚したあとしきりに「結婚すると楽だよー。誰かの女になるって楽よ」と言っていましたが、その意味をようやく理解しました。確かに結婚してからは、再就職しにくかったですが、入社してからが圧倒的に楽です。綺麗な奥さん、というような扱いで、言い寄ってくる男もほとんどいなくなりました。結婚指輪をしているだけでこんなに楽だなんて。ときどきそのことを知らない営業さんなんかに口説かれますが、結婚してます、というと、やっぱりね、だよね、といってスっと引いてくれます

まあ何が言いたいかというと、美人というだけで楽勝全勝、というようなことを言う人が多い(特に男)ですが、そうではありませんよ、と。美人からこその苦労も多い、と言いたかったんです。それと美人の苦労=女の嫉妬、というステロタイプ解釈もやめてください。わたしの人生においては、男からいやがらせの方が圧倒的に多かったのですから。こういう話をすると、男からの好意(性的な)は無条件に喜べるわけではない、という前提を共有しているという点で、女の方から多くの賛同を得られます。男は苦虫を噛み潰したような顔になるので、リアルではあまり話せません。

トラバには一切答えませんです(10/28 答えたいところだけ答えます)。

追記

☆ありとあらゆる断り方を試しました。いかにも誠実な人とという風に、きっぱりと断ってみたり、彼氏がいるので、と言ってみたり、仕事を頑張りたいとか、片思いしている人がいるなどなど、また、それらを混ぜ合わせてみたり。それを聞いてあっさりと受け止めてくれる人もいれば、なんと言おうと粘着してくる人もいるのです婚約指輪をつけてみる、という手も試しました。ところが、そういう常識が通じない人もいるもので、むしろ軽い付き合いでいいじゃないか、といったノリで更に粘着してきたりするんです。派手派手しく武装しようが、地味にしようが、どっちにしろ寄ってくるんです。お断りしたあとも、神経を逆なでしないように、いつも通りに慎重にしても、いやがらせされるときはされるんです。たしか美人とは関係ない話かもしれないけれど、ナンパとかでなく正式な告白を年に10回も20回も受けて、その度に断り方を考えて神経を使い、ストーカーにならないだろうか嫌がらせされないだろうか、と不安かられなければいけないのはツライです

☆なぜ婚約(指輪、または既婚者のフリ)は意味が無いのに、結婚には意味があるか、ということですが、婚約指輪をしていても独身であることはモロバレなのです。なぜかというと、あたりまえだけど、就職活動する時点で履歴書類や保険面接普通にバレるからです。それに、結婚してます、なんて嘘をついても、そんなに簡単にバレる嘘だと更にトラブルを呼ぶのではないでしょうか。

☆何で結婚しなかったのかって、ずっと付き合っていて結婚したい人がいて結婚したくても、それができない理由があったかです(不倫じゃないです)。ってその内容も書こうかと思ったけど、何でそんなことの説明まで、と悲しくなったので書きません。独身だと言えば、きっと理想が高いんだろうと言われ、結婚した、と言うと、きっとすごい男を捕まえたんだろうな、と期待されますが、残念ながらどちらも違います。申し訳ない。

☆あと確かに幸薄そうとはよく言われます

☆女の同僚や上司は助けようと動いてくれたりもしましたが、女だけスカート制服アリでリアルお茶汲みをさせられている会社ではあまり派手にも動けずやりようがなく、という感じでした。それに相談もしにくい内容なので、あまり打ち明けることはなかったです。(相手の男性のこともバラすことになるし、まるで自慢のようだし)

☆なんだかんだ言って女磨きしてるんじゃねーの?、とのことですが、水商売始めるまでは夏含め年中腕毛は生えっぱなし(足はさすがに剃りますが)、眉毛も整えたことがないです(薄いので)。化粧も、日焼け止めにリップクリーム、透明の眉マスカラで眉の毛流れを整えるくらいです。髪も黒いショートカットです。なぜかというとズボラからです。だから風呂も15分くらい。スキンケアもお風呂上りに900円くらいのジェルをひと塗りするだけです。という感じだったのですが、女友達に「そんな軽武装から男が寄ってくるんだよ。化粧を濃くしてcancamみたいにキャピキャピするかoggiみたいにカッコつけてみれば」と言われて、なるほど、と本を読んで勉強して職場常識の範囲内でできるかぎり派手にしてみましたが逆効果、部内強制参加の飲み会の時酔っ払った男性上司陣にいろいろ言われて(思い出したくもないようなこと)やめました。何をやってもダメだし、でもブスには整形できないし、じゃあやっぱり自分責任ワガママなんじゃないか、という自分への怒りとか悔しさとか嫌がらせストレスで抜毛症になって、2年はウィッグをつけて過ごしたりもしました。ミルクタンクが巨大なことも、いちいちネタにされてイヤになったので、ランニング用の絞めつけるスポーツブラのようなものをいつもつけています。特定されるのが怖くて書きませんでしたが、わたしは顔のある部分にほくろがあって、それをことあるごとに「いろっぽいねぇ」とニヤニヤされるのがいやで、レーザーでとってしまいした。そんなだから水商売を始めたときは大変だったわけで、年下の先輩方に手取り足取り教えてもらいました。

☆わたしは無能です。実際。だからお茶くみの仕事に文句はないです。ただそれを普通にやりたかった…、と思ったらだめですね。

☆惚れる男と結婚した男、しかいないわけではありません。もちろん無関心の男性恋愛関係なく仲の良い男性、助けてくれようとした男性、いろいろいます

2010-09-04

自分の話を他人に聞いてもらう」ということ


私の文章がつまらないのは、自分でもわかっていた。

わかるけれど、誰かから何かを言われないと、変わる事がむずかしい、と思った。

そう思ったから、ぼろくそに叩かれるのを覚悟の上で、ここに増田として書いてきた。


誰かを非難した文章を書いた覚えはないけれど、そう取られてしまったことがあった。

ろくに読みもしないで、叩いている人がいた。

正直、面白くなかったけれど、そんな事が続いていたある時、挑発釣りを文章に織り込んで、何かを書かないと誰も読んでくれない、ということに、遅まきながら気が付いた。


技術としての釣り、というようなものがある。

キャンペーンガールぬいぐるみなどの客寄せパンダのような、それ。

やりすぎると本末転倒になるけれど、何もしなくても、多くの人に読んでもらえる訳ではない私にとっては、たぶん身につけなくてはならない技術なのだろう。


ツイッターで誰かがいっていたけれど、「悪口や悪意をいうと、本音と思われる」というのがあった。

確かに、悪口をいうと、疑われにくい。少なくとも、悪意は。

けれど、それが本心なのかは、わからない。

それは、「少なくとも、こいつは本音を書いている」と、思わせるような技術かもしれないし、やっぱり本音かもしれない。

釣り」を本気でやろうと思ったら、頭が良くないとダメだ、と思った。


書いてあることを疑いすぎる人もいた。

ネットにあることを疑う事自体は、悪くないと思う。

ただ、その人のはてブを見ていると、疑いすぎて、身動きが取れなくなってきているような感じを受けた。

安全のための現状維持、安全のための現状維持、安全のための現状維持…… それがずっと続いていくと、どうなるのだろう?

安全な場所からは出てこないけれど、安全な場所がゆえに煮詰まってゆく。

彼らと比べると、そこそこ釣られている人達のほうが、楽しそうに見える。


話題によっては、無反応の記事もあった。

100のはてブがつけてもらえたとしても、真意をわかっていそうな人は、1人いれば、いいほうだった。

「何故わかってもらえないのだろう?」と、最初は甘ったれた事を考えていたけれど、「100人いる中で、1人には、私の言いたいことがわかってもらえた」のだ。素晴らしい事だ。奇跡だ。

技術としての釣りの部分には、まったく触れず、核心のみだけにコメントしている人は、本当に少ない。


ネット自分の話を聞いてもらおう」と思っただけなのに、嫌な思いをした人は、私以外にもいると思う。

嫌な人が多くいる、とまではいわないが、そういう人は声だけはでかいから、大勢いるように錯覚する。あれは不思議だね。

けれど、何の考えも努力もなしに、そういっているのなら、幼稚だとも思う。

もちろん、子供は別だけれど、ある程度の年齢なら、「こちらの話を相手にわかってもらおうと思ったら、段取りが必要になる」という事を考えなくてはならない。

いや、これは、あなたにいっているわけではなくて、自分にいっているのだ。


もちろんこの文章にも、仕掛けがある。

大したものではないので、気がつく人は、すぐに気がつく。

仕掛けに気がつく人は多い。でも、真意には気がつくだろうか?

でもまあ、こういう内容の文章って、人気がないんだけどね。

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