はてなキーワード: 紙幣とは
「テロリストは便所に追い詰めて肥溜めにぶち込んでやる」(1999年、チェチェン武装勢力に関して)
「ソ連が恋しくない者には心(心臓)がない。ソ連に戻りたい者には脳がない」(2000年)
「日本は、不倫や近親相姦を題材とした小説を紙幣に印刷して流通させるほど社会が堕落したのか」(2000年7月、沖縄サミットで日本の首相の森喜朗が二千円紙幣を各国首脳に配布した時に)
「あれは沈んだ」(2000年9月、ロシアの原子力潜水艦クルスクが沈み、乗員118人が死亡した事件について)
「我々の敵はテロリストでなく、ジャーナリストだ」(2001年5月)
「もしあなたがイスラム過激派になりたくて割礼が必要ならモスクワに招待する」 (2002年11月、「チェチェン住民を抹殺しようというのか」というフランス記者の質問に対して)
「(地球温暖化のおかげで)毛皮のコートを買う金も節約できる」(2003年9月、気候変動会議の開幕式で)
「国歌演奏中は行儀良くするように。歌詞を知らないなら、せめてガムを噛むなと選手に伝えて欲しい」(2004年6月、サッカー欧州選手権・ロシア対スペイン戦開始前の国歌斉唱で)
「謝罪は1回すれば十分だ」(2005年5月、第二次世界大戦の際にソ連とドイツが密約を交わしソ連のバルト三国併合を取り決めたことに対して)
「バルト三国はロシアの小銭」(2005年5月、ソ連によるバルト三国支配への批判に対して)
「かわいくてついやってしまった」(2006年7月、クレムリン宮殿の中庭で少年のシャツをめくって腹にキスするというスキャンダルを起こす。後にこう釈明)
「中世のように、汚職する公務員は手を切り落としてしまえばいい」(2008年3月、ロシア国内の汚職の横行に関して)
「医者を送り込んで始末しなければならない」(2008年7月、ロシアの石炭大手企業であるメチェル社によるダンピングと脱税疑惑に関して)
「睾丸を縛ってつるし上げてやる」(2008年8月、南オセチア紛争の際、グルジアの大統領ミヘイル・サアカシュヴィリへ向けて)
こんなに財政状況だったら日本国債が売り浴びせられ、紙幣紙くず、預金封鎖、IMFの管理下になるとか何年も前(というか数十年前もいたが)から言う人がいるのにまた円高。本当に外人投資家が日本国政府の破綻を織り込んでたらこんな為替レートになるはずないのにね。日本国債はホームバイアスでバブル状態になってると言う人がじゃあ為替が高くなるのは何でよと言うのをまともに説明できたのを見たことがない。為替も日本国債の利回り同様邦銀の談合だけで自由自在に決めれるとでも思ってるんだろうか。10年位前国債残高が千兆になろうがIFM管理下にもデフォルトもハイパーインフレも預金封鎖もならないとか言ったら基地外扱いされたもんだが。
参加者心得的な何かを書いて見た。
自分の閑古鳥鳴いてる日記に書くよりは増田に書いた方が色々な方の目に触れて頂けそうなので、こっちに書いて置きます。
近年、東方Projectの人気によってあまりイベント慣れして無い参加者さんが増えてて問題行動が目に付くようになって随分と久しい今日この頃。昨年度(2009年)は割と落ち着いた感じがありましたが、今年も新規参画者に向けて微力ながら私も参加心得的な何かを書いて見ました。
一応、当日会場で同人誌・同人ゲームを買い漁る「一般参加者」向けに記載していますが、同人誌・ゲームを発表する「サークル参加者」の方も、軽く目を通して頂ければと思います。
特に、今年が初参加と言う方は出来ればこの記事の付けられるであろうコメントも参照して頂ければ幸いです。
(付かなかったらどうしよう・・・)
イベント名:東方Project作品オンリー同人誌即売会 「博麗神社例大祭」
開催日:2010年3月14日(日) AM10:00~PM3:00
→ http://www.bigsight.jp/general/access/index.html
国際展示場駅にて下車 徒歩数分
有明駅 or 国際展示場正門駅のどちらかで下車(入口の都合上、有明駅の方が良いかも知れません)
公共交通機関を利用して参加して下さい。禁止・・・と書いては無いが、自動車やタクシーでの参加はNGと思って下さい。
参加する際に必要となる持ち物について、重要度の高そうなものから順に記載して行きます。
入場券的なナニかになります。ゲーマーズ・とらのあななどのオタク・同人ショップで販売しています。
最悪、当日入場する際にも販売しているようですが、売り切れる可能性も考えられるので、事前に入手出来る状況下ならば早め早めに入手する様にして下さい。
但し、会場内どんな悪人が潜んでどんな悪事を働くか分かりません。スリ・置き引きに備え予備の財布を準備する事をお勧めします。
また、帰りの交通費まで使い込んじゃう天然ボケな方は、交通費も何処か予備の予算として潜ませておくと安心です。
カタログや戦利品を収納するのに利用します。・・・特にえちぃ同人誌を購入される方は、えちぃ表紙の同人誌を何も包まず持ち歩くのは、非常に危険です(規制を強めてる石原都知事大激怒的な意味で)
トートバッグでも良いので何か準備して下さい。出来れば痛く無い奴。
個人的な意見ですが、リュックサックやキャリーカートは出来れば避けた方が良いと思います。リュックサックは・・・、・・・まぁ、モラルの無い方の例が腐るほど出てると思うので詳しい事は書きませんが。キャリーカートも同じく、轢いたりぶつかったりトラブルメーカーですのでご遠慮願います。
もはや都内の移動では欠かせません。また、イベント開催時は券売機に長蛇の列が出来てしまうので、タッチアンドゴーで改札を抜けれるSuica/PASMOのご利用をお勧め致します(当然、十分な金額を入金しないと金額不足で入れなかったり出れなかったり・・・)
Wikipedia情報によると、Kitaca/ICOCAは鉄道乗車・電子マネー利用共にOKとなっていますが、TOICAだけは電子マネー非対応となっております。TOICAでバスをご利用予定の方は、対応していないかと思われますのでご注意ください。
大人の人はえちぃ同人誌を買う際に、未成年の方はぶっ倒れた時の為に。保険証のコピーなどでも大丈夫かと思われます。
基地局がパンクして通話出来無さそうな雰囲気ですが、無いよりあった方がマシです。但し先に書いた通り、基地局がパンクして通話・通信が行えない可能性がある為、集合などはメールでやり取りするより事前に集合場所・集合時間を決めて置いた方がスムーズに事が進むかも知れません・・・。
会場内は大勢の参加者で充満されますので、3月だと言うのに非常に蒸す事が想定されます。予想以上に汗を流すかと思われますので、必ず水分補給の為の飲み物を準備する様にして下さい。
また、朝から会場に向かわれる方は朝食替わりにカロリーメイトなどの軽食を準備するようにして下さい。
どのサークルをどのような経路で回っていくかチェックしたシートや地図などを準備した方がスムーズに会場内を回る事が出来ます。
入場待ちの待機列で時間を潰す為に小説なり、音楽プレイヤーなり何か。無いと苦痛の待機時間になります。
・・・但し、必ずスタッフさんの指示が聞こえるような状況にして下さい。
・・・まぁ、一般的なエチケットですので、ハンカチやポケットティッシュは・・・ねぇ・・・。
雨合羽です、決して河城にとりじゃありませんw
雨が降った場合、密集した待機列で傘なんて広げたら周囲に大迷惑なので、雨合羽を準備する様にして下さい。
なお、現時点では天気予報は晴れの予定ですが、荷物に余裕があれば&最新の天気予報を見た上で準備するかご判断して下さい。
3月だからと言って舐めて掛ると大変な事になります。
なるべく簡素にリストアップして行きます。
先ほど記載した通り、入場チケットになります。忘れると会場内に入れないか、当日販売のカタログを買わされます。
また、参加する際の諸注意事項など、色々な情報が掲載されているので、カタログを熟読した上で参加する事をお勧めします。
基本的に会場内で頒布される同人誌・同人ゲームは100円玉・500円玉・1,000円札の3種類の紙幣・硬貨を利用しての決済となります。
間違っても会計時に10,000円札何かを出さないようご注意下さい(最悪、釣銭が無くて決済出来ません=買えません)
※多分、稀少価値の高い2,000円札が限度・・・じゃ無いかなぁ・・・
いくらお祭り騒ぎ見たいな雰囲気と言えど、馬鹿騒ぎして良い訳ありません。会場に向かう途中の電車内での東方談義は禁止です。
また、待機列で暇だからと発狂したり、チルノの算数教室歌ったり踊ったり、ニコニコ生放送始めたりなんて事は言語道断です。周囲から見たらキチガイ以外何物でもありません。
また、帰宅途中にえちぃ同人誌を電車内で読んだりも辞めて下さい、既に同人誌即売会=奇怪なイベントと言う妙な認知が広がり肩身が狭い状況になってるので、これ以上自分たちの首を絞めるような行動は辞めて下さい。
言わずとも。
昨年度の例を見ると一部始発近い時間帯に会場に向かってもペナルティを受ける可能性があるので、無理して始発で向かおうなんて気を起さず、朝飯食って準備万端な状態で会場に向かいましょう。
ゲームに熱中したり、密閉式イヤホンで音楽を聴くのに熱中したりしないよう注意。
またにスタッフさんの指示で列が動いたするので、スタッフの指示には耳を傾けましょう。
大勢が参加するイベントなのでトイレも大変な行列になる事が想定されます。
お腹の具合が・・・とか、お手洗いに行きたいかも?・・・と危険を察したら早め早めに行動するようにして下さい。
上記の通り、基地局がパンクして通話し難い状況になるかも知れません。
人員整理から何までスタッフさんは問題が起こらぬよう色々な指示を出してくるかと思われます。
指示に従わない場合、彼らは冷酷な行動(=退場処分など)をとりますので決して逆らわぬように。
コスプレ・カメラ撮影共に登録制です。登録せずに撮影したり、コスプレイヤーさんの許可無く撮影したりしないようにして下さい。
足りない部分とか、他に注意して欲しい部分は心優しい増田さんがコメントやら漏れのバッシング記事で書いてくれると思うので、後は他の増田さんの記事参照(他力本願)
以下の記事を参考に作成しました。・・・パクリって言うなー。これでも日本語が不自由な日本人だから一言一句どう表現するのか頭フル回転で考えたんだぞー。
→ http://d.hatena.ne.jp/amateru/20100307/1267973627
→ http://apach.ushimairi.com/reitai.htm
→ http://www.nicovideo.jp/watch/sm9985441
思いついた事があれば更新するかも?
何はともあれ、参加される方皆様良い例大祭をお過ごしくださいませ。
為替の影響を受ける事に同意なら、結局、紙幣の枚数は同じでも紙幣の優する換金(換資源)価値は変動する。
世界中で見ればゼロサムゲームに近いが、少なくとも日本の経済を語るときはゼロサムではないし。
通貨の流通量と言うのも基本的には増加なのでゼロサムにはならない。
たとえば、通貨の流通量を2倍にしたときに、単純に紙幣の価値が1/2に希釈化されるならばゼロサムだが
通貨の流通量を2倍にした事により、一般的には不安定な通過とみなされ、通貨の信用度が下がり、為替のレートが悪化し1/3に希釈化されたばあい 実質価値は2/3に劣化する。
デフレと貨幣価値は独立事象。 デフレしてるし、貨幣価値が下がる事もあれば上がることもある。
実態としては経済がグローバル化して、安いものが大量に入ってきた。つまり、貨幣価値が上がった。ただ、実態と貨幣価値に不均衡が出たので、その不均衡が時間と共に是正される。つまり、所得が下がる。よって見た目デフレになっている。
これが、自国の高い生産性により、貨幣価値が上がったのなら、不均衡は出ないので、所得は維持される。つまり、たとえ給料の額面が変わっていなくても、生活は豊かになる。つまり成長する。そして多分に給料の額面も上がる。このとき、高付加価値化が起こって、物が高くなる。インフレに見えるがインフレとは少しちがう。
逆に、これが、他国の生産性が上がったことにより、副残物的に貨幣価値が上がったのなら、不均衡が時間と共に是正されるので、所得が減少する。正確にはデフレとは現象は同じでもデフレとはちょっとちがう。マイナス成長。
どこぞの0がいっぱい付いた、紙幣を出した国のように、生産性の減少によって、貨幣価値が減少し、それを補うために物が高くなり(外貨ベースでは価値が一緒)、貨幣の0の数が増えていくのがどちらかというと、インフレ。なんじゃなかろうか?
物の値段が相対的に高くなる理由は2つあって。
みんながリッチになったからという理由だけで、払えるから払うということで、高くなっていく。(おなじキャベツやイチゴでも高くなるが品質が上がったり、パックの中のイチゴの向きが全部そろっったりする。)時と
みんながプアーになって、単純に輸入品が買えなくなるから、高くなった。というのは、似てるけどぜんぜんちがう。
相対的に安くなる理由も同じ。
江戸時代だろうがジンバブエだろうが絶対成り立つこの経済の原則すら理解できない人があまりにも多い。某経済学者が「邦銀は国債を売り逃げして海外に投資するから日本国債が借り換え不能になる」みたいなこと書いてたが、売るということは誰かが買ってるということもわからないんだろうか。邦銀から日本国債を買った人が代わりに日本国政府に貸すだけだし、日本人が海外に投資するために外貨を手に入れる場合も外貨を売って日本人から円を買う誰かがいる。普通はその円をたんす預金にしないわけだから結局邦銀とかの円預金に還流して円債券を保有したままになる。仮にたんす預金の円紙幣で保有する場合でも日銀経由で日本国政府に無利子で貸すことになる。それと日本国債はほとんど固定金利なので暴落しようがそれは売った人の売却益が減り、買った人の満期時の利益が増えるだけのこと。新規発行分に影響はあるが、短期金利は日銀の政策金利とほぼ連動するので短期国債の利払いがいきなり膨れ上がることはない。新規の長期国債の金利が上がるが、長期国債は公的年金や日銀保有分も多いのでその分日本国政府の収入も増える。破綻論者は国債の利息が5%増えれば800兆×5%の40兆も利払いが増えて税収を超えるとかあほみたいな煽りをよくするが、金利が上がるときはインフレや好景気のときなので、政府が政治的に不可能で増税できなくても自然増収がある。本当にハイパーインフレが起きるならそのときの税収だってハイパーに増える。国債の全部が民間によって保有されてるわけでもないし、国民の利息収入からも税金は取られるし、市場の金利が動いても既存の国債の利払いは変化しないし、長期金利と短期金利の動きも違うのに。日本国政府が価値を保証してる円紙幣で預金者に返済する義務のある邦銀がBIS規制とかもあるのに、日本国政府が信用できないから新興国とかに円建てでどんどん貸し出しを増やすような状況を考えてるんだろうか。円預金も結局預金保険とかで日本国政府が保証してるようなもんなのにね。
QOLとはこれのこと
http://labaq.com/archives/51349546.html
1. 夜ぐっすり眠るとき
2. 忘れていた紙幣がポケットから見つかる
3. 好きな人とベッドで抱きあう
4. 涙を流すほど笑う
5. 朝、二度寝をするとき
6. 洗いたてのシーツで寝る
7. お買い得品をゲット
8. 誰かを笑顔にする
9. 旧友に会って話す
10. 思い出し笑いをしているとき
12. 誰かにイケてると褒められる
13. 熱い飲み物とお気に入りの本をひもときながら、ソファでひととき
15. ベッドで朝食
16. 仕事に行く日だと思って起きたら週末だった
17. 見知らぬ他人が道で微笑みかけてくれるとき
18. 古いアルバムに目を通す
19. テイクアウトして食事
20. 初雪を見たとき
21. 車の中でお気に入りの歌を歌う
22. 友達とランチ
23. 赤ちゃんの笑い声を聞く
24. マッサージしてもらう
26. 雪の中で遊ぶ
28. ナンパされる
29. 女同士で飲む
31. 刈ったばかりの芝生のにおい
32. 友達と飲み屋で過ごす
33. ベッドに寝ている赤ちゃんを見るとき
34. すばらしい景色が見える部屋で目覚める
35. 洋服のショッピング
36. 友達からの手紙
38. 誰か特別な人を知るために一晩中起きていること
40. 夜のお出かけのためのおしゃれ
43. 古本屋で本を見る
44. 映画を見に行く
45. 新しいヘアスタイル
47. 枕の冷たい側
48. DVDを見る
49. ほろ酔い
50. プチプチをつぶす
数枚の「同一番号」中国人民元。これがなんと「本物」鑑定という、「とてつもない闇」の入り口を覗き見た
ttp://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20091204/199237/?P=1
米国もEUも中国も偽札だらけとなると、こと「紙幣だけ」から見る限り、世界で基軸通貨になり得るのは、日本円しかない。偽が少ないし、管理がしっかりしているし、経済も安定している。人民元などと違って、世界中で使える、ちゃんとしたハードカレンシーだ。
日本円は、これまで偽札を理由に新札に切り替えたことなど、一度もない。本物の札の質が高いからだ。
しかし、日本はいかんせん金(ゴールド)の保有量が少なすぎる。
アメリカがあれほどひどい経済状況で巨額の赤字を抱えていても経済がガタガタにならず大きな顔をしていられるのは、もちろん米ドルが基準通貨で、「金が足りなくなれば」国債を刷り、日本や中国に買わせられるから。
米ドルが基準通貨になっている背景として大きいのが、圧倒的な量の金を持っていることだ。
2008年3月時点で、アメリカが8134トン、2位ドイツが3417トンと、その差は大きい。日本に到っては765トンと、米国の10分の1以下だ。中国もまだ600トンに過ぎないが、「10年以内に1万トンまで増やす」と、20009年11月30日に高官が発言している。
先日、IMFが放出した大量の金塊を、インドが購入することが話題になった。なぜ日本が買わない(買えない)のか、情けなく思う。大量に抱えている米ドルで買えばいいではないか。
つづき書いた
http://anond.hatelabo.jp/20100813005210
16万というのはあくまでも個人的な例で。もっと少なくてもうまくやれば可能でしょう。
家賃はよく言われる「手取りの3割」に則って5万円としておきます。
下記のすべての口座を作ってください。どれもネットで開設できます。
毎月3回まで無料なので3回分セットしておきます。また給与25日払いを例に考えます。
日付 | 金額 | 振込先 | 内容 |
---|---|---|---|
26日 | 50,000 | 既存口座 | 家賃を大家に振り込む or 既存の引落用口座に振り込む |
1日 | 72,000 | 新生銀行 | 衣食住のうち「衣」「食」の部分 |
2日 | 8,000 | スルガ銀行 | VISAクレジット決済用 |
家賃と新生銀行振り込みの間に日が開いているのは、ここにクレジットカードの引落日が入るからです。休日とかが入ると、後ろにずれ込むこともありますから。
水道やガスなども、極力クレジットカードにまとめましょう。銀行引落でもいいのですが、たいてい引落日がバラバラなので残高不足になりがちです。
額はライフスタイルによって異なるでしょうが、余裕を見て2万円としておきます。
自動振込みをセットしても、肝心の収入が別口座では意味が無いですので。
8000円くらいであるみたいです。ぐぐってください。
楽天、アマゾン、Y!ショップなど。既存のクレジットカード登録をすべて抹殺してVISAデビットカードに切り替えましょう。iPhoneにハマっているひとはiTunes storeも忘れずに変更しましょう!
財布には「新生銀行キャッシュカード」と「スルガ銀行VISAデビットカード」のみ入れておきます。他のキャッシュカード/クレジットカードは家庭用金庫にいれて、鍵は親にでも預けましょう。特に住信SBIネット銀行は自動振込みしか使いませんので取り出す必要はありません。
新生銀行からお金を下ろすときは千円札のみにしましょう。週の頭にATMから二回9000円下ろして、それで一週間すごすようにすると個人的にはちょうど良いです。
ええ、この方法だとスルガ銀行残高の毎月8千円までしか買い物できません。足りない人は調整してください。
VISA加盟店であれば、決済の際にVISAデビットカードで決済できます。デビットカードというと店の人も「?」な顔をするので、普通のクレジットカードとして堂々と使いましょう。支払いも聞かれたら「一括で!」
便利ですけどね。使いすぎてしまいますので使わないでおきましょう。
ここまでの方法を使った場合の収支をまとめますと
日付 | 内容 | 収支 | 移動額 | SBI残高 | 新生残高 | スルガ残高 |
---|---|---|---|---|---|---|
25日 | 給与 | 160,000 | 0 | 160,0000 | 0 | 0 |
26日 | 家賃振込み | -50,000 | 0 | 110,0000 | 0 | 0 |
27日 | クレジット支払 | -20,000 | 0 | 90,000 | 0 | 0 |
1日 | 生活費 | 0 | 72,000 | 18,000 | 72,000 | 0 |
2日 | VISAデビット費 | 0 | 8,000 | 10,000 | 72,000 | 8,000 |
例:楽天で散在 | -8,000 | 0 | 10,000 | 72,000 | 0 | |
生活 | -72,000 | 0 | 10,000 | 0 | 0 |
残った!一万円残ったよー!
住信SBIネット銀行の自動振込み機能とスルガ銀行のVISAデビットカードを使って、なるべく無理なく無駄遣いしない方法を紹介しました。
あとは王道の積立定期とかも組み合わせると最強ですね。
さて、場所は
その広さ、1600平方メートル。
実に東京ドームの8倍の広さ!
しかも市ヶ谷にバスケットコートやバレーボールコートがいるのかよ!!
最後にお役に立った後に売却する方針らしいが、
それで目をそらすところが実にいやらしい。
ほかの省に比べて巧妙に痛みが少ないヤツばかりを出してる。
(第2回配布資料)
http://www.cao.go.jp/sasshin/kaigi/honkaigi/d2/pdf/s2.pdf
国土交通省なんかが
ナタでめったぎりのぎっちょんぎっちょんにやられているのに比べて
この痛みの差はどうだ。
財務省は、蚊に刺されたくらいだぞ。
>権限の弱い部局や事業は悉く俎上にあがっているように見える。
>逆に言うと、本当のエリートの官僚たちの逃げ道はこのリストにはないと言っても過言ではない。
>このリストにない出先機関が本当は聖域なのだ。
トラックバックしておくと、まさにこーゆーこと。
それでもって、
強いところはさらに強く。
弱いところはさらに弱く。
ますます「ちょっと待った!」と言いにくい社会が出来上がっていく。
これでますます見えにくく巧妙になってくのに気づいてないのか、国民よ。
財務省はタバコ税1兆円差し出す気なんてこれっぽっちもないぞ。
民主党は熱意をアピールしているが、
【事業仕分け】「私の話も聞いて!」 飛び交う怒声、矢継ぎ早の質問に官僚も反撃
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091111/stt0911112057026-n1.htm
いよいよ始まった行政刷新会議!
行政刷新という鳴り物入りで始まった会議だが、オープンにする姿勢など一定の効果はあがっているご様子。
今回はそれについて書こうと思う。
暇な人はホームページ「http://www.cao.go.jp/sasshin/index.html」が出来ているので、見てみよう。
急いで作った感があるが、必要な情報はありそうだ。
ここで配布資料、今後の計画、議事録、珍しく実況中継機能までカバーされている。
鳴り物入りといったが、国民新党なんかの静香ちゃんは、評定する委員の構成に外人がいるとか、
またいつものぼやきかと思うかも知れない。
新与党最高のトリックスター静香ちゃんがいうことは大体ピントがずれているが、
発言するタイミングは政治家特有の勘からか当たっている事が多い。
おっとと「行政刷新会議とは?」「事業仕分けとは?」
という人は、まずはこのあたりを事前に読んだほうがいい。
(第1回配布資料)
資料5-1 事業仕分けを含む今回の歳出の見直しの考え方
http://www.cao.go.jp/sasshin/kaigi/honkaigi/d1/pdf/s5-1.pdf
資料5-2 事業見直しの視点
http://www.cao.go.jp/sasshin/kaigi/honkaigi/d1/pdf/s5-2.pdf
(第2回配布資料)
資料2 事業仕分けの対象となる事業・組織等(案)
http://www.cao.go.jp/sasshin/kaigi/honkaigi/d2/pdf/s2.pdf
上記は、事業仕分けの意義や視点がある。たしかによくまとまっている。
第1回の配布資料は乱暴にまとめると「国民に見える形で、無駄な事業を棚卸しして、予算を圧縮しましょうよ」っことだ。
おもしろいのは第2回の配布資料2。
ここに「事業仕分けの対象となる事業・組織等」の一覧がある。
よ~く読んでほしい。
まず、ここから浮かび上がる1つ目の疑問は、どうしてその事業が行政刷新会議の俎上にあがったかということだ。
案を作った財務省の担当あたりは、すげー苦労してつくったんだ、とか言いそうだけど、部外者が見たら、恣意的以外の
何者にも見えないリストだ。
おそらく各省庁の横の調整もあまりうまく言っていなかったんだと思う。(上層部だけはつながっているかも知れないが)
弱い省庁たちの夕暮れ、さらに弱い部局を叩く。
権限の弱い部局や事業は悉く俎上にあがっているように見える。
逆に言うと、本当のエリートの官僚たちの逃げ道はこのリストにはないと言っても過言ではない。
このリストにない出先機関が本当は聖域なのだ。官僚たちはこのリストが、逆に読まれることまで気が回らなかったに違いない。
うまく隠蔽したつもりかも知れないが、ここにない事業や出先機関こそ大事だと思う。
よく読んで外部にある資料類と比較すれば、おかしい省庁がいくつか見つかるはずだ。
切られてもさして痛くない蛸の足をリストにあげている省庁こそ疑うとよい。ここではあまり具体的には書かない。
一般人も傍聴に参加できる事業仕分けであったが、予想以上の人数のため受信レシーバーやスリッパが足りなくなったらしい。
おばちゃんが「スリッパがないっ」て怒ってる映像があり笑えた。
突っ込むのはそこじゃないよ!
蓮舫女史の口角泡飛ばしが見所じゃないよ!
後ろに映っている風景!えだの、うしろ、うしろ~。
東京のど真ん中の市ヶ谷に、ものすごくでっかいバスケットコート付き室内体育館。
バスケットをして腕力を鍛えないと、重い輪転機が回らないんでしょうか?
3ポイント入れる集中力ないと、透かし技術は成功しないのでしょうか?
不健康な絵。シュールとはまさにこのこと。さいごに体育館が役に立ってよかったねって、じゃねーー!!
責任者でてこーい。
そうそう予算の執行しか(強制的に)目が言っていないけど、収入の分配はどうすんだ。
酒類の研究所が事業仕分けにあがっていたが、同じ嗜好品のたばこの収入はどうなる?
これを活かせば、目的の削減額はかなり近くなると思うんだけど。
弱い事業をちくちく公開でいじめて、民衆のルサンチマンを解消しなくても済むかもね。
(もちろん精査は今後も必要だけど、やるならもっとフェアにやるべき)
たばこ税なんて副流煙含めて国民の健康を、ガリガリ削って得られるまさに血税だ。
どこかの省庁が一人占めなんてしないで、当然差し出してくれるよね?
国民のために。
正確には、
一連の議論でわかるのは、無限にヘリコプターマネー*をしたら、いつか・どこかで・よくわからん規模のインフレが"高確率で"起きるということだ。
です。
それは一連の議論でわかった事ではなく、最初からあなたが持ってた意見では?
こちらの意見は無限のヘリコプターマネーは不可能だということ。無限の数字を書いた紙幣とか口座なんか貨幣経済として成り立つとも思えない。バーナンキ背理法でいわれる無税国家にしろ国債買占めにしろ、歳出も国債残高も有限なので実際にやっても無限の貨幣供給にはならない。
私も、それも原因の一部だと思ってます。ただし、兆円のオーダー(一京円以下)のお金を配る等の無茶な政策をすれば原因がどうであれ高確率でインフレになるだろうし、そんなに無茶じゃない範囲(数百兆円規模)でも、それなりにインフレになると思ってます。ただし、そこまでしてインフレにすることにメリットを感じません。
インフレにするメリットがないというのはどういう根拠で言ってるのかわからない。論理の飛躍では?ヘリコプターマネーでインフレが可能だからといって、メリットがない(あるいはある)という証明にはならないはず。これも一連の議論からわかったことではなくてあなたが最初から持ってる意見だよね。
私が言ってるのは、http://wiki.livedoor.jp/reflation/ にリンクしてるバナーです。リフレ派というのは、バカにする用語なんですか?いちご等で自称していたのでそうは思いませんでした。申し訳ない。
それでは本題。
Q1. デフレはよくないのではないか?
まず最初からおかしい。マイルドなインフレが一番望ましいというのは世界の経済学者のほとんどが賛成する。たしか、そういう統計がどこかにあった。
デフレもインフレもよくない、これは、共通認識です。ただし、どちらかといえば低いインフレのほうがいいと考えている学者が多い。君の指摘は、揚げ足をとってるだけ。「Q1.1緩やかなインフレは悪いことですか? A1.ゼロインフレが好ましいので金融政策でゼロに近づけるべき」 という記述があって、「池田は主流の学者と意見が違う」と言える。それでも、1+1=3のような間違えではなく、主流の学者と違う意見を持っているというだけだ。
また、その場合にも、「たしか、そういう統計がどこかにあった。」いうような指摘は、学者を非難するのにはよろしくない。たとえば、「JEFFREY ROGERS HUMMEL (2007) Econ Journal Watch, 4, 46-59 にMost macroeconomists now favor a low but still positive rate of inflation. という表記がある。だから、池田の意見は主要なマクロ経済学者の意見とは異なる」というように、ちゃんと文献をあげるべきだ。
加えて次のECBのHPを見てほしい(これは、Q2にも関係する)。普通の中央銀行がかなりゼロインフレに近いインフレ値が好ましいと考えているのがわかる。
Reasons for aiming at below, but close to, 2%
Inflation rates of below, but close to, 2% are low enough for the economy to fully reap the benefits of price stability.
It also underlines the ECB’s commitment to
中略
# take into account the possibility of HICP inflation slightly overstating true inflation as a result of a small but positive bias in the measurement of price level changes using the HICP
http://www.ecb.europa.eu/mopo/strategy/pricestab/html/index.en.html
以上のように、ヨーロッパ中央銀行は、HICP(Harmonised Index of Consumer Prices )で2%以下かつ2%に近いHICPを誘導目標としている。しかもHICPは、少量のポジティブバイアス(実際のインフレ値より少し多めにでる)性質がある。だから、ECBが目標としているマイルドインフレは、かなりゼロインフレに近い。
Q2. 日銀はいくらでも紙幣を印刷できるのだから、インフレにできるのでは?
A2. ゼロ金利状態では貨幣需要が飽和しているので、中央銀行がマネタリーベースを増やしても銀行の貸し出しが増えず、市中に流通するマネーストックは増えない。
まず、バーナンキの背理法は、日本のネット社会に広がったスラングである。普通の「(経済)学部生が習うような」教科書に載ってるようなものではないし、(世界)標準の経済学者が使う用語ではない。バーナンキは、彼の師匠であるフリードマンに敬愛をこめて、お金を刷ってヘリコプターで撒けばインフレになると言っただけである。それを日本人が変な名前を付けた。これは、無限にお金を刷って(金融政策)撒けば(財政政策)、いつか・どこかで・なんらかの規模の物価上昇が高確率でおきるであろうとしか言えない。ヘリコプターマネーをすれば、適正な物価が保てるというものではない。
provide an adequate margin to avoid the risks of deflation. Having such a safety margin against deflation is important because nominal interest rates cannot fall below zero. In a deflationary environment monetary policy may thus not be able to sufficiently stimulate aggregate demand by using its interest rate instrument. This makes it more difficult for monetary policy to fight deflation than to fight inflation.
ヨーロッパ中央銀行ですら、「デフレ時には、金融政策で総需要の刺激ができなくなり、デフレに立ち向かえなくなる」と言っている。デフレ時に、金融政策(マネタリーベースを増や)しても、デフレ克服は難しいというのは、池田や日銀だけじゃなく少なくてもヨーロッパ中央銀行の意見でもある。
また、「ゼロ金利状態では貨幣需要が飽和しているので、中央銀行がマネタリーベースを増やしても銀行の貸し出しが増えず、市中に流通するマネーストックは増えない。」というのは、おそらく池田が嫌いなケインズ学派の流動性の罠という考え方であり、教科書に載っている。
* Q1. デフレもインフレもどちらもよくないのではないか?
* A1. インフレ率は2%くらいがちょうどいいというのが世界の常識です。
あまり低すぎるとすぐにデフレにはまってしまう危険性があり、一度はまってしまうと
デフレから脱却するのは難しいからです。ちなみに統計的にインフレ率が低くなると
失業率が高くなるというのが経験的にわかっています(フィリップスカーブ)。
日本には失業者がたくさんいるので、インフレ率をもっと上げたいところです。
* Q2. 日銀はいくらでも紙幣を印刷できるのだから、インフレにできるのでは?
* A2. 中央銀行がマネタリーベースを増やしても銀行の貸し出しが増えず、市中に流通するマネーストックは増えません。
安心してお金を市中の流通量を増やすためには、最適なインフレを必ず実現すると宣言して、目標に達するまで
緩和政策を続け、市場に絶えずメッセージを発信する必要があります。総裁の発言をたどればわかるように、
日銀はデフレ脱却にあまり熱心ではないとみられているので、いつまでたってもデフレにはまったままなのです。
でも簡単な話、いくらおカネを発行してもインフレにならないなら、政府は予算を無限大に使えることになってしまう。
実際にはそんなはずはないので、いつかは必ずインフレになります(バーナンキの背理法)。
* Q3. 日銀はすでに0-2%インフレ目標を設定しているのにインフレになってない、インフレにするのは無理なのでは?
* A3. 目標にすることと実現できることは別。日銀は無責任にうだうだやっているだけなので、
本当にインフレにする気があると思われていません。東大に入ると宣言しても一生懸命勉強しなけりゃ
実現できないのと同じです。政府が日銀をきちんと監視して、目標を達成を約束をとりつける必要があります。
* Q3. 日銀が「4%のインフレを15年間続ける」と宣言すればインフレが起こるのでは?
* A4. クルーグマンも今年に入ってからのインタビューで、日本に4%インフレを薦めています。
撤回したというのは英語の読めない池田の妄想です。もちろん宣言しただけではダメで、
それを裏付けるような積極的な手段をとらないとダメです。
* Q5. あらゆる資産を日銀が無限に買えば、インフレが起こるのでは?
* A5. 確実にインフレが起こります。日銀も非伝統的な政策に踏み込んで株を買ったりといろいろ試してはいるようですが、
言い訳程度にやっているだけなので結局デフレ脱却は果たされていません。「2-4%のインフレを達成するまであらゆる
手段を尽くす」と明確に宣言させる必要があります。ちなみにトヨタ自動車に300万台以上の余剰生産力があります。
日本は供給力がありあまっているので、ジンバブエのようなハイパーインフレは起こり得ません。
* Q6. インフレが起こっても、中央銀行はコントロールできないのでは?
* A6. 総裁や政策委員が無能でなければコントロールできます。インフレターゲットを設定している諸国では、
長期に渡って目標値を逸脱することは許されず、おおむね達成できています。ハイパーインフレなどと
極端なことを言いだす人ような人に政策を任せなければ大丈夫です。
* Q7. 欧米の中央銀行が通貨供給を大幅に増やしたのはプルーデンス政策、日銀は欧米並みに供給を増やす必要ないのでは
* A7. 欧米で通貨供給が増えたのに日本が通貨供給を増やさないと、需給関係で円高が進みます。
円高のせいで日本の輸出産業は壊滅状態です。ますますデフレの進む要因になってしまっているので、
* Q8. かつて量的緩和とドル買い介入によって日本経済が不況を脱出したのでは?
* A8. 日銀も一時、「時間軸政策」などによってリフレ的な政策をとり、ある程度効果がありました。
が、デフレ脱却を実現する前にやめてしまいました。ほんとやる気がないんですね日銀は。
* Q9. 政府紙幣を発行すれば、財政赤字を増やさないでインフレが起こせるのでは?
* A9. それは国債の日銀引き受けで確実に効果があります。インフレターゲットと連動させて行うのが肝要です。
* Q10. なんらかの方法で「マイナス金利」を実現することはできないか?
* A10. 深尾光洋氏のいうように、現金に課税するなどの方法をとれば不可能ではありませんが、
わざわざそこまでしなくても、市中の国債をすべて買い切ることからはじめればOKです。
* Q11. 今の日本は需要不足だから、供給を増やす構造改革よりGDPギャップを埋めるリフレのほうが重要では?
* Q11.その通りです。構造改革とリフレ政策は矛盾しません。いくらトヨタ自動車が世界最高品質の自動車を
作っても(供給の強化)、買ってくれる人がいなければ意味がありません。デフレが進むだけです。
構造改革をすすめるためにもリフレ政策(需要の回復)は重要です。
今の日本はブラック企業でバカみたいに働かされている人が多い半面、働きたいのに
職がない奴がたくさんいる状態です。労働市場がまともに機能していません。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51308946.html
http://b.hatena.ne.jp/entry/ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51308946.html
池田信夫。
マクロ経済学の専門家ではないと自ら述べている点を指摘して、「門外漢が口を出すな」とは言わない。
ただ、(経済)学部生が習うような単純なことの認識が間違っている。
これ。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51308946.html
>Q1. デフレはよくないのではないか?
まず最初からおかしい。マイルドなインフレが一番望ましいというのは世界の経済学者のほとんどが賛成する。たしか、そういう統計がどこかにあった。
>Q2. 日銀はいくらでも紙幣を印刷できるのだから、インフレにできるのでは?
>A2. ゼロ金利状態では貨幣需要が飽和しているので、中央銀行がマネタリーベースを増やしても銀行の貸し出しが増えず、市中に流通するマネーストックは増えない。
はい。これもおかしい。いわゆるバーナンキの背理法を理解していない。
この方は経済学を学んだことがあるのだろうか? と疑う。
一連の議論でわかるのは、無限にヘリコプターマネー*をしたら、いつか・どこかで・よくわからん規模のインフレが起きるということだ。
一連の議論ではそうなっていないのでは?
http://anond.hatelabo.jp/20091108122838では「しかし、無税国家が成り立たない可能性がゼロではない。無限にマネーを供給しても、無限に物の供給が増加したら物価は変わらない。だから、(厳密)な背理法ではない。」と書いてる人もいるので。
それと厳密に言えば無限の貨幣発行は不可能なはず。どれだけ高額紙幣を発行しようが大量の買いオペをしようが常にマネーの量は有限値。無限の通貨発行は不可能なのにそれを前提として議論を進めるのは空理空論。
[2009.11.6]
日本以外の中央銀行はみんな紙幣を刷っていて、中央銀行の資産はとんでもない比率で伸びている。日本だけが財政規律を唱え、日銀の資産を増やさないでいるのは異常であるという主張らしい。
日本以外の中央銀行が資産を増やす過程で、それらの国家の国債の金利は、一様に下げてきている。これに対し、日本の金利はバブル崩壊以後、ずうっと低金利に張り付いていて、下げる余地が無い状態が続いてきた。
つまり、比較の原点が、ずれているのである。
中央銀行が抱え込める資産というのは、ようするに、国土を切り売りして支払う事ができる限度額である。日本の場合、地下資源が無く、一億二千万人の高度な教育を受けた誠実な労働力(最近はそうではなくなって来ているが)だけで経済を回していた状態であり、国家破綻後の債権回収という場面において、担保価値があるのは国土だけ、労働力は当てにならないという常識から、中央銀行が抱え込める資産の規模としては、既に限界に達している。
この限界に達している国家と、数%の高金利で国債を発行できるだけの健全な財政を維持し、十分な担保価値のある地下資源を持っている国家との差を、考えなければならない。
日本以外の中央銀行が紙幣を刷り、資産を増やしていけるのは、経済的に維持できる限界に近づいただけで、既に限界状態を20年近く続けている日本とは、まだまだ体力的な差がある。
中央銀行の資産が増えたり、財政赤字が増加すると、金利を上げられなくなる。金利を上げると、国債の利払いだけで税収が吹っ飛ぶという状態になる為である。日本の場合、国と地方が抱えている財政赤字は合計で1000兆円を超えている。国税は直接・間接を全部合わせて約40兆円である。つまり、国債の平均金利が4%上昇したら、税収が利払いだけで消滅する事になる。3年で平均値が4%上昇するには12%、5年で平均値が4%上昇するには8%まで金利が上がらなければならないが、そういう危険性がいつ実現してもおかしくない状態にある。
このような状況は、金利を低くして、国民のお金が国債だけに集まるようにしなければ維持できない為に、株式投資等は、投資利回りの低い投資で無ければならず、国策として、不景気であってくれないと困るという状況が生まれてくる。他国の景気回復に依存して輸出産業の利益を求めるというのは、時間を稼ぐ手段であって、状況を改善する効果は無い。状況を改善するには、まずはプライマリーバランスの実現が必要であるし、少なくとも、税収以上の歳出を止めるという財政の健全化が無ければ、先の展望が無い。
国民の預貯金や年金の積み立てが十分にあって、国債を買う資金があるうちは、自転車操業は回っていくが、それらが輸出先の不景気やグローバリゼーションによる輸出産業の喪失や少子高齢化といった理由で減り始めると、国債を買うお金がなくなり、低金利が維持できなくなって破綻するのである。この破綻を、政府紙幣を発行して政府発行の国債を買い、国債を中央銀行に売り渡して、その売り上げとなった中央銀行発行のお金でばら撒きを行うというのが、おそらく、リフレ派の狙いであろう。中央銀行のバランスシート上は、国債と現金とが見合いになるが、国債の裏付けが税収ではなく政府発行の政府紙幣となる事から、貨幣の価値が毀損されるのである。
リフレ派は、貨幣の価値は中央銀行のバランスシートによって担保されていると考えているのであろう。中央銀行が力を持ちすぎると、中央銀行の首を縦に振らせさえすれば良いと短絡的な思考をする者が出てくるのである。中央銀行の役割は貨幣価値の番人であって、貨幣価値を勝手に変更できるわけではない。不換紙幣制度における通貨の信任は、生まれる前から存在していたからという理由で永久不滅なのではない。その価値を毀損しないように、一般受容性を維持する為に財政の健全性を維持する行為が続いているから、存続しているだけである。
周りの人がやってくれるなら、自分の選挙区ぐらいならばら撒いても大丈夫だろうという人が現れ、"あそこの先生は道路や公園や公民館や補助金を持ってきてくれるそうだが、オラが在所の先生はどうかね?"という、平等主義の選挙民達が集りまくったのが、自民党の長期安定政権の実体であり、その決算が、莫大な財政赤字であり、結果が、金利を上げられない国内事情となり、その将来が、国内産業の崩壊と失業者・無業者の増加となる。この末路を何とか変えなければならないのだが、今の政権では無理だろうし、未だにばら撒きを求めるリフレ派がのさばっているのでは、有権者の側からの意識改革も難しいようである。
[2009.11.5]
デフレーションが政治的に発生しているのであれば、インフレーションも政治的に起こせるという考え方が、積極財政派(リフレ派)と呼ばれる人々の主張である。
この主張の問題点は、デフレーションが政治的に発生しているという前提にある。秤量貨幣や兌換紙幣の時代において、デフレーションは人口や物資の生産量の増加に貨幣の流通量が追いつかなくなる事から発生していた。悪性の伝染病や戦争で人口や物資の生産量が停滞していた瞬間に、相対的に貨幣の流通量が潤沢になり、貨幣の流通量を政治がコントロールできる、すなわち、政治的にインフレに誘導できる瞬間があったと言える。しかし、長い歴史の中で、純粋に政治的なリフレが成功したと言えるのは、鉱石から金を取り出す手法が改善された時期(砂金の直接利用から水銀を使ったアマルガム法への転換期、及び、青化法の実用化によって低品位鉱からも採算が取れるようになった時期)、及び、海外の金鉱山を持続的に開発取得できた大航海時代くらいと言える。それらの具体的手段によって発生した貨幣価値の低下であって、政治は何もしていないと言えなくも無いのだが、それを言ってしまっては、政治の立つ瀬が無い。
不換紙幣時代において、デフレーションは物価の低下、すなわち、生産の過剰、もしくは需要の減少から発生する。設備投資のローテーションの都合から発生するというのが、経済学上の分析なのだが、実際には、それ以外にも技術の開発や競争が止まる事によっても発生する。現在の日本(及びアメリカ)において発生しているデフレーションは、この、企業活動の停滞から発生している。
企業活動の管理を、競争を重視する方向に振るというのであれば、穏健なリフレ策となるのであるが、リフレを求める人々の本音は貨幣価値の毀損にあり、物価の上昇による利益幅の確保や通貨安による輸出の拡大が目的となっている。近代以後、リフレをやろうとして成功したと言えるのは、完全雇用に近い状態を維持し、かつ、米ドル経済圏を世界中に広げるという目的があった日本の高度経済成長期だけと言える。
完全雇用とは程遠い状態で、しかも、海外に市場を求める事ができないし、借金を踏み倒したら軍隊を送り込んででも取り立てるという親日的な基軸通貨国も存在しない現状では、貨幣価値を毀損して相対的に物価を上げるというリフレ策は、通用しないどころか、不景気なまま物価だけが上昇するスタグフレーションへと突入する。
歴史上、リフレをやろうとして失敗した国家は、例外なくスタグフレーションに突入し、内政の混乱を取り繕う為に外敵を求めて対外戦争を起こすか、内乱を起こして王や貴族を殺し、共産主義や社会主義、軍事独裁制などへと政体を変えているのである。
リフレ派が、貨幣価値を毀損して物価を上昇させるという考え方であるならば、貨幣制度そのものを破壊するスタグフレーションの引き金を引くだけとなる。中国に日本を売り飛ばす事が目的の売国奴であれば、日本円の貨幣価値を毀損する政策を喜んで実行するであろう。
国債が全部国内で消化されている事から、このような発想が出てくるのであろう。国債が外国や外人投資家に買われている国家の場合を考慮できない視野の狭い田舎者がマクロ経済を語るばかりか、統治しようという時に、理解できない物を理解した振りをする為に、間違った主張をしているのだが、それを、誰も教えられないという点が、権力者に物を教えることの難しさと言える。
表題の主張にしても、では、国民が預貯金を消費し、不動産資産を換金した場合、そのお金はどこから出てくるのかという問題を出せば、たいていの人は自力で答えにたどり着ける筈である。答えにたどり着けないならば、政治や経済に関わるのはやめて、手に職をつけて身体を動かして稼ぐ仕事につくべきである。
お金はどこで作られているのかという問題がある。
造幣局で作られている紙幣や貨幣の総量は、市中に流通している量のおおよそ5%以下でしかない。残りの95%は、信用供給によって発生したお金である。
市中銀行は中央銀行に法定準備金を積む。この法定準備の9倍のお金を、貸し出しして良いという事になっている。預貯金として集めたお金の9割を貸し出しに回し、1割を法定準備にするというのではなく、10割を法定準備に出す。というのも、お金の大部分は、金融機関の口座の間を転々とし、現金として引き出される額はその一部でしかない。したがって、現金として動いているお金よりも、数値情報のままで動いているお金の方がはるかに多くなる。この、数値として動いているお金の総量が、預貯金額(現金資産)の9倍の融資残高となっているのである。
つまり、預かったお金の9割を融資に出して、金利を稼ぎ、その利子から利息を支払うという状態ではなく、預かったお金を全額無利子の法定準備に積み、法定準備の9倍のお金を書類上の融資に出して金利を稼ぐという状態になっているわけで、貸し出しと預け入れの利差は、ばかばかしいほどに広がっている。
問題は、この9倍の融資予算を元利をきっちり返してくれる人や法人に貸さなければならないという点にある。規制と許認可で企業活動を縛り上げて間接金融による護送船団方式をやっていた時代や、地価の右肩上がりがあった時代には、この仕組みはうまく動いていた。
配当性向が0%に限りなく近く、しかも懲罰的累進課税によって、企業の内部留保が十分に溜まって金融機関のお世話にならなくて良くなると、間接金融による護送船団方式はうまくいかなくなった。そこで、融資の先がマイホームへと向かうようになったのだが、今度は、地価の高騰からローンの期間が長くなり、労働者はローンを返す為に会社にしがみつかなければならなくなり、労使関係に歪みが出てきてしまった。過労死問題が出た後で、その反動で雇用の流動化が出てきたが、企業側の主張だけが通って低賃金の派遣労働ばかりになってしまった。
賃金水準の低下は、預貯金の減少を招き、法定準備を取り崩さなければならなくなる。法定準備を1割削ると、法定準備の9倍のお金を融資に出しているのだから、削った法定準備の10倍の金額を貸し剥がさなければならなくなる。賃金水準の低下から購買力の減少が発生するだけならまだしも、バランスシートの健全性を維持する為に貸し渋り・貸し剥がしをしなければならなくなり、デフレと不景気が同時に発生してしまったのであった。
預貯金額が減れば、必然的に融資予算も減少していくのだが、そうなると、内部留保が十分にある企業は良いが、それらの蓄積が無かったり薄かったりする中小企業は、資金ショートを起こしやすくなり、サラ金や商工ローンといった、筋の悪い金を利用しなければならなくなる。
所得の減少から購買力の低下になり、さらに、資金繰りの悪化とつながり、日本の産業構造だけでなく、社会構造も、かなりがたがたになってきている。
この状態は、国債を出してバラ撒きをやっても決して改善しない。自民党をぶっ壊すという小泉政権に対する300議席の支持も、その後の自民党の迷走に対する反発から、民主党へ投じられた300議席超の支持も、つまるところ、経済の行き詰まりに対する、国民からの請託である。しかし、民主党政権は、自民党の一番悪い時期の政権よりも酷いという事が徐々に明らかになってきている。
社会がまともであれば、母子加算や子供手当てといった政治的給付は必要ない。そんな制度が無ければやっていけないということは、社会が不健全であるという事に他ならない。
行政や司法や政治がでしゃばらない社会が健全な社会である。貧困が無いとか、犯罪が無いとか、援助交際が無いといった状態が健全な社会なのではない。それらは個人の問題であり、社会の問題ではない。それらが発生する原因を無くせないのが社会の問題である。汚職は個人の腐敗であり、汚職を摘発して関係した政治家を断罪できないのが社会の腐敗であるというのが、元ネタだったような気がするが、個別の問題に拘り、全体を見ないというのは、全体を見れないという能力の欠落をごまかす手段として利用される事が多い。
無能である事が判明したならば、速やかに席を空けるというのが、社会人として、世間に晒されている人としての、矜持ではないだろうか。
http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html [2009.10.13]