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2012-07-05

ひとつとっても育児母親仕事であることはよく分かるな

実家で飼っている雄猫が近所の野良猫子供を産ませたらしい。

家の軒下に母猫と子猫たちがいついてしまって、結局親族と協力して雄猫と併せて飼うことになった。

3匹のうち2匹は母猫と同じ真っ白な猫で残り一匹が黒い猫。

飼っている雄猫は黒と灰色の鯖トラだから、やはりうちの猫が生ませた子供たちではないかということだった。

授乳している光景が大変ほほえましい。

子猫に近づこうとすると母猫が威嚇するという。

父猫は子供たちの面倒を見ることはしないでもっぱら母猫が子猫たちといつも一緒にいる。

つの間にか他所のはちわれ野良子猫が紛れ込んできて、母猫はこの他の猫の子供にも授乳して世話をするようになった。


本能のままに行動する動物の姿を見ていると、やはり人間が知恵や理性で以て男女共同参画とか制度を作ったところで、

子供を育てるのは雌の役割で雄の仕事は種付けなのだなあと今更ながら実感させられる。

多くの動物の雄は餌を運ぶ仕事すらしないのだから

一応制度的に餌を提供する義務を負っている人間の男はまだ誠実なほうではないのか。

大抵の動物の雄はやり逃げして終わりなんだろうから

まあ雄にとってはどんな子供自分の子である決定的な証拠はないのだから自分資源犠牲にしてまで子供投資する気にはならんのだろうな。

人間の男が責任果たさずやり逃げしたがるのもこういう動物本能から来る自然な行動原理なのかもしれん。


ちょっと驚いたのは、母猫が自分が生んだわけでもない子供にも授乳して実子同然に育てるということ。

人間社会だったら滅多にないのではないか

自分遺伝子が入っていない子供でも、赤子なら自然母性本能が湧いて育てようとするのか。

自分の子供と他人の子供を弁別するだけの個体識別能力動物は持っているのだろうか、どれぐらい識別できるのか、識別したとして実子とよその子との間に扱いに差は生じるのだろうか。


人間は下手に賢くなった分母性とか父性とかを出し惜しみするようになって、

結果として種族全体としての存続にとってはその知性がマイナスに働いているのかもしれない。

2012-05-30

http://anond.hatelabo.jp/20120530023127

自己所有の資産ではなく、誰かの資産に「住ませてもらっている」場合

それは自己資産ではないので生活保護の受給対象になるよ。(その代わり、家賃補助は出ない。家賃ゼロの住居に住んでるって解釈だ)

あんたが誰かの家に居候しながら生活保護を受けようとしたら、当然受けられる。河本はそのケースだ。

換金可能な自己資産がある場合は、田舎に住んでて車がなければ生活できない!みたいな場合を除いて、生活保護はムリだ。

柔軟でもなんでもなく、ルールの内で対応してんだよこれは。

逆に、「可処分資産は全部売らなきゃならない」もルールで、柔軟に対処すれば総支給額が減る状況が仮にあったとしても

役所はそれを把握していたら絶対に生活保護は出せない。受給条件上の瑕疵は絶対にハネられる。

役所は融通が利かなかった結果河本母親に「生活保護を出してしまった」んだよ。柔軟さではなく、お役所仕事の結果だ。

今回の件で河本の問題は「扶養義務を果たしていなかった」の一点のみ。

ほかの問題はすべて、河本母親が責めを受けるべきなんだよ。そこを弁別できてない人間が多過ぎる。

http://anond.hatelabo.jp/20120530022147

からよ。

この先「扶養義務制度の強固化」が起きた時に、間違いなく俺ターゲットだろうがっつってんの。

俺はガキ二人作って両方に最高の教育を受けさせると心に決めて生きてんだよ。

ところが、この先年収の上昇が順調に推移した場合、間違いなく俺はシバかれる対象になっちまうだろ。

運が悪いことに順調なんだよこちとら。

今回の件で「河本母親」がシバかれるのはわかる。

何故なら、それは母親の問題だからだ。あのババアシバかれるなら理解出来る。

生活保護を受給する主体が叩かれるならわかる。しかし、今回バッシングのメインは河本だろ?

それも「扶養義務を果たしていなかった」というところで。国家財政が悪い以上、この先収入があって扶養をしたくない人間

危機感を覚えるのは当たり前の話だろうが。

仮に河本仕送りをしていたところで、それは収入を隠していたババアの問題だろ。

ところが、矢面に立つのはいだって稼ぎ頭だ。冗談じゃねえよ。

馬鹿が問題を正しく弁別しないまま感情論で叩いてるだろ。この先、扶養義務の強化は確定路線じゃねえか。

アホか。大迷惑だ。

2012-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20120528015317

そういう話ではなく。

オッサンが加齢臭をまき散らしながら、何の根拠もなく自分の世代になかったものを「悪」と決めつけて

「若いモンはダメだ」と言ってる姿勢を「そういう風に老いたくない」と元増田表現してるんだと思うよ。

全く同感だ。俺も、あんたのようなバカな親になりたくはない。

このiPadが「絵本」だったらどう思うかね。iPadで遊べる子なら絵本も読めるだろう。

あるいは、もしかしたら活字も読めるかもしれんね。まぁ、読めるだろうな。

あんたの視線から言えば、これも忍耐力の点からして問題だろう。

とすれば、これは「iPadチルドレン」の問題ではなく、「暇つぶしアイテムを与えられたガキ」の問題だろうよ。

もしくは素敵な理屈づけによって「iPadは大問題!絵本は問題なし!」となるのかもしれんけどな。

空気清浄器が原因で免疫力が低下しアレルギーになる!」(自分のガキ殺しそうだなこのオッサン…。人の親になる前にアレルギーくらい理解しろよ)

から始まるトンデモ理論。そして、若い世代のものを理解しないマインド。問題を適切に弁別せず、結論へと飛躍するアホ思考。

蒙碌老害のサンプルみたいなもんだろ。つーか、馬鹿は親になるな。

ガキがiPadで遊ぶことより、いい年した人間アレルギーを全く知らないことがよっぽど心配だよ。

ipadチャイルド(笑)自分のガキを殺しはしないだろうが、無知はガキくらい楽勝で殺すからな。

ついでに、四つや五つのガキを「長時間黙ってじっとする」ようにしつけるのは、ブン殴らん限りムリだ。

犬の躾のノリでブン殴れば可能かもしれんな。遠吠え防止首輪をつけるとか、吠えるとマスタードガスが噴き出すアレな。

それが出来るところまで育ってないからな。まぁ、あんたはブン殴って育てるんだろうが。アレルギーになった時も頑張って治せ。

2012-05-22

ディベートディスカッションは分けよう

最近すごく思う。それは日本人は「ディベート」と「ディスカッション」の2つのものをまとめて「議論」と読んでしまっている。

で、基本的にネットとかの文脈だとほとんどのその「議論」は「ディベート」のことを指していることが多い。ほとんど「口喧嘩」的な意味合いだ。

2つはどう違うのか。

ディスカッション

様々な意見を出しあって、一つの意見建設するもの 議題例「日本の電力政策はどうするのがよいか

ディベート 

つの議題について2つの立場に分かれて意見を戦わせるもの。議題例「日本原子力放棄すべきか否か」

長くなるから例は割愛するけど、これを分けるだけで大分ネット殺伐具合が減ると思うんだ。特にTwitterとか。何か異なった意見を返しただけで人格否定された気になる人とかよくわからないんだけどどんな知的コンプレックス抱えてんだあれ。それはともかく、割とこの2つの弁別クリアにしていくとその場でなすべきコメントの質が見えてきて多少有意義っすよ。

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