はてなキーワード: 千曲とは
漫画・アニメ・ドラマ、映画でさえもAIで作れるようになる時代が来るだろうけど、エンタメの中で音楽って実は一番影響受けにくいのではないかと思う。
そもそも音楽は量産するのが簡単。AIに頼らずとも、一日一曲以上作るミュージシャンだって普通にいるはず。
本当はその気になれば量産できるけど、注目を集めヒット曲を産むためにわざと発表する楽曲を絞っている。
しかし楽曲が絞られているのに、それでも世の中にはアマチュアが作った楽曲であふれている。漫画はともかく、アニメ・ドラマ・映画ではそんなことはありえない。
AIが一日千曲、一万曲作りますって言ってもあまり意味がない。もともと数があるのは当たり前。
漫画・アニメ・ドラマ・映画は圧倒的なクオリティ差でAI作品に駆逐されるかもしれないが、音楽は元々競争原理が厳しく働いていたから影響少なそう。
同じくらい良い曲なら、AIより人間が作った方を聞きたいでしょ?それが共通認識となるなら、そもそもAI曲を聞くと言う行為自体が酔狂なことになるかも。
それにAI曲は本人歌唱ができないのがディスアドバンテージ。アイドルじゃなくても、詰まるところ音楽って誰が歌ったかが重要なわけで。
ミュージックプレーヤーがMDからiPod になったのはiTunesが優れていたから。何千曲取り込んでもパソコンで一括管理できたのすごかったよ。ソニーはソフトウェアがしょぼかったんじゃ無い?
携帯電話がガラケーからiPhone に変わったのは、iOS が優れていたから。他の会社も真似したけど、google しかまともなソフトウェア作れなかったよ。しかもコピー同然だった。
クルマがトヨタからテスラに変わったのは、ソフトウェアが優れていたから。自動運転はテスラにしか出来なかったよ。← これが欧米の人達が信じたい世界では?
実際には、自動運転は人命関わるし、ケータイよりは航空機の制御システムに近いものでないと受け入れられないかも。それでもボーイングとエアバスしかないから、やっぱりソフトウェアが入ると実質寡占になる。トヨタの立ち位置はうまくいったらホンハイくらいになれるかな〜?でもホンハイも車の受託製造始めそうだから厳しいねー。
最近はあまり見かけないが昔は多作の作家が何人かいた。その中でも有名なのがピカソだ。ピカソは生涯に15万点の作品を残したという。それだけの数だと類似する作品もあるだろうし駄作も大量に作成しただろう。それでも世間から高く評価されるのは優れた作品が何点か存在するからである。つまり駄作を大量に作成してもその中に優れた作品があれば世間から認めてもらえるのである。これは物作りをしている人にとって朗報ではないだろうか。1つの成功で過去の失敗がなかったことになるのである。これほど勇気づけられる事実はないと思う。
ピカソほどではないが日本にも多作の作家はいた。特に音楽関係の作家がそうだ。阿久悠、松本隆、康珍化、筒美京平、馬飼野康二、小林亜星などの作家だ。彼らは数千曲の作詞や作曲をしたそうだがピカソと同じように類似品や大量の駄作を作成したはずである。それでも世間から天才ともてはやされている。
私はあれこれ考え行動しないタイプだが彼らを見習い多作をしてみようと思う。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるというが数をこなせばそのうち上手くなると思う。