はてなキーワード: ロートとは
最近、お見舞いに行く機会が多いので考えてみた。
人生に本当に必要なものは、入院するときに持っていけるものだけなのかもしれない。
それ以上に持っていると便利だったり、周りから賞賛されたりするものがあるかもしれないけど、入院するときに持っていけるものこそが本当に生きるために必要なものとして、ロートを通して濾しとられたものなのではないだろうか。
それ以外のものは、なくても生きていける。
もしも必要なのであれば、大切な何かを失う代わりに、心のすきまを穴埋めしているものだ。
やたらとものが多い人は、何か生きていくことが自体が本心に対してうそをついて生きているのではないだろうか。
電化製品、乗り物は持ち主がいなくなるとあっという間に劣化が始まる。
使わないと自然と動かなくなる。ガソリンは分離するし、エンジンは固まる。バッテリーは使えなくなる。
まだ鬼籍に入るような年齢ではない親類が亡くなったときに思ったことは、こだわりのコレクションや日常品も死んじゃったら膨大なごみになるかもしれないことだ。残された遺族がそれに価値を見出すことができるかどうかはわからないし、お金に換えようにも二束三文かもしれない。
そう思うと部屋を埋め尽くしているいろんなものは一時的に自分の近くにあるだけであり、時間が経てば、朽ちるかほかの人の手に渡るもので、刹那なものだと思えるようになる。
そう思うとアレもコレもと何か使えるかもしれないと保管しておいたことがバカらしくなってくる。
もしかすると、あなたが友達だと思っているだれかが、「いいね!」といってくれたり、「@」マーク付きで返事をしてくれたりしたことが、その不要なものに価値を与えてくれているのかもしれない。そんな評価は吹き飛ばしてしまうと、人生の視界が良くなってくるとような気がした。
思い出とか思い入れを断ち切って、今を生きる。
これの欠点はセックスの最中は常に相手を冷静に観察したり考えたりしてるので、中折れしやすいこと。
ただ相手の満足度は高い。
自分はそんなに気持よくないし、めんどくさい。
それから感想を聞く時は「○○は気持ちよかった?」ときくのではなく「どれが気持よかった」を聞く。でないと回答にノイズが混ざりやすい。
聞かなくても冷静に反応を観察してたらわかるけど。
「マイルストンを通過したら、戻らない」とあるように、相手がもうダメになったら自分がいけなくても終了するのは重要。
大体2、3回で相手のポイントや相性が分析できる。
だから飽きる。
好きな子とだったら何年しても楽しくて飽きない。
俺はこんな感じなんだけどおまえらはどうなんだ?
ギズモード・ジャパンの「自由過ぎるAndroidがユーザーに敬遠され始めてる? 悲劇のガラケー化する懸念まで噴出中...」という記事が話題だけど、コメントでも指摘されてるように超訳ですごいよ。っていうか訳ですらない。翻訳するとき、ちょっと文の構成をいじっちゃったとか、勢いで書かれてないことまでコメントを付け加えちゃったとか、そういう冒険でドキドキすることもあるわけですけども、湯木訳はもう本文以外の電波的ななにかを受信しているとしか思えない。マジでイタコレベル。感動した。イタコ訳と名付けよう。
これがイタコ訳。
http://www.gizmodo.jp/2010/08/android_10.html
「原文」になってるもの。
http://gizmodo.com/5593264/bloatware-creeps-into-android-phones
ちゃんとした訳は下のURLにあるので見比べながら楽しもう。
http://trans-aid.jp/viewer/?id=12179&lang=ja
そもそも米国人の文章なのにガラケー化の懸念が出てくるはずがない。いきなり日本仕様で先制パンチ。百歩譲って米国の非スマートフォンもガラケーなんだと考えたところで、原文には「多機能携帯の再来」とあるだけ。
iPhoneにブロートウェアがないという話はある。原文はそれだけ。対立構造煽りまくり。PV稼ぎまくり。
「大きな苦情の嵐になり始めている」が日本語としてよく分からない。苦情の予測ができるに違いない。すごい。
イタコ訳:実のところ、弊社としましても、本当のところは最初からスマートフォン本体にアプリをプリインストールするのではなく、ユーザーの皆さまが自由に後で欲しいアプリだけをAndroid Marketなどのアプリストアからダウンロードする方式を推奨していきたいと考えています。でも、この点で最終決定権を握っているのは、一般的に携帯電話キャリアのほうでして、弊社もキャリアの方針には従わざるを得ない状況になっています。やはりキャリア側は、ただ単に端末を販売するのみならず、その後の売上げを確保することも含めたビジネスプランを立てていかないといけないでしょうから...
まとも訳:「端末によっても、携帯電話会社によっても十人十色だ」と、HTCの広報担当者であるキース・ノバックは言う。「とはいえ総じて、携帯電話会社の都合でインストールされ、その収益源になっていると言えるのではないか。」(略)「われわれは提携する携帯電話会社と歩調を合わせなければならない。」ただ、「消費者に選択権を委ね、Verizonのように、プリインストールされたアプリを別途ストアに移したいと考えている」
一番戦慄したHTCのコメント部分。原文ではこれだけ。これぞイタコ。HTCの人の心が読める。っていうかHTCの人が「従わざるを得ない」とか言うはずない。インタビュー先が口を割らなくてもなんでも書ける。
イタコ訳:現在、Androidケータイで問題になってきているBloatwareは、フィーチャーフォンの古き良き時代を思い出させるものでもあります。携帯電話メーカーもキャリアも、とにかく他社のモデルとは違う面をアピールしようとするあまり、さまざまな音楽サービスやコミュニケーションソフトなんかを搭載して、かえって多くのユーザーが使わない機能ばかりで膨れ上がった携帯電話の新モデルが次から次へと販売される事態を招きました。それが特にAndroidを搭載するスマートフォンでも生じるようになったということですね。滑稽なことに、メーカーやキャリアは、まさかユーザーがプリインストールされている数多くのソフトウェアアプリを消し去りたいとまではだれも思っていないなどと決め込んでいるのですが、実際にはその逆のようです。アップルのiPhoneでは、最初からキャリアによってプリインストールされているものなんてほとんどありませんけど、Androidならば販売後も売上げを伸ばせそうなソフトウェアアプリを自由に入れられることに着目したキャリア側が極端に走っていることに、ユーザーは不快感すら覚えていますよ。データ通信プランだけでは思ったように利益が伸びないキャリアのジレンマは理解できますが、ここで判断を誤ると、かえって消費者がキャリアから離れていく逆効果になってしまうでしょうね。
まとも訳:「かつての多機能携帯の再来だ」と、Forrester Researchのチャールズ・ゴルヴィンは言う。「端末メーカーやキャリアは、メッセージング機能や音楽機能で多機能携帯の差別化を図ろうとしていた。同様の戦略がスマートフォンでもなされようとしている。」今のところ、これらのプリインストールアプリを削除することは不可能だ。ゴルヴィンは言う。「多くの携帯電話会社は、消費者がそれらに注意を払ったり、削除したいとまで考えているとは思ってもいないのでいだろうか。」
こちらはForrester Researchのチャールズ・ゴルヴィンによるコメント部分。なにこれ。湯木進悟は神か。我々に見えないものが見えるのか。
イタコ訳:どのAndroidケータイを買ってきても、ほぼ間違いなく米国内では多種多彩なソフトウェアアプリがプリインストールされている状態です。
まとも訳:もっとも、全てのスマートフォンがそうだ、という訳ではない。AT&TはiPhoneに余計なソフトウェアを入れないようにしているし、モトローラのDroidには基本的なアプリしか搭載されていない。GoogleやT-Mobileもまた、Nexus Oneにブロートウェアを入れようとする誘惑に抗している。
訳で意味が反対になるパターン。DroidやNexus OneはAndroid。原文読んでない。原文なしでも出来る訳。天才。
イタコ訳:おまけに多くのアプリが、最初の試用期間のみ無料であるものの、一定期間が過ぎると勝手に有料に切り替わって、利用料金を請求される羽目になるというイワクつきだったりもするんですよね...
例えばなに? 書いてない。原文にも書いてない。彼だけが知ってる。本当に翻訳家か。それとも全知全能か。
イタコ訳:現時点では、BloatwareがAndroidケータイのシステム面で与えている影響はストレージ容量の占有くらいに限られていますけど、今後はCPUパフォーマンスにまで深刻な影響を及ぼすレベルになってくれば、もう消費者も黙ってはいないでしょう。そして、とにかくユーザー獲得競争が熾烈な携帯電話業界では、消費者に見限られるほど恐ろしいことはありません。ですから、自然とAndroidケータイのBloatwareも減少傾向をたどって沈静化していくのではないでしょうか。とりわけパソコンよりもリソースの限られるスマートフォンでは、もしBloatwareの問題が根強くなると、一気にユーザーの不満が爆発する方向にだって進みかねませんからね。
まとも訳:現在のところ、携帯端末におけるブロートウェアは、システムリソースではなくむしろストレージを占有するという点で問題である。新規顧客の獲得に鎬を削るAT&TやVerizonが、プリインストールアプリに関して一線を踏み越えてしまうことはないだろう、そうゴルヴィンは考える。「市場は飽和している。顧客の流失を黙って見過ごすことは許されない。」
ふたたびゴルヴィンのコメント。なんかこれくらいならまだ翻訳っぽいかもと思ってくる。日本中の翻訳家歓喜。すごすぎる。
まだまだあるけどきりがない。マジ感動した。この訳を読んだあと、原文を読むとふつうすぎてつまらないもの。これぞエンターテイメント。神の業。湯木イタコ訳に今後とも注目。
おれの眼はフシ穴だったようだ…
どれくらいフシ穴だったかというと、ヤツらにとっておれは本当に友人なのか…?と疑問に感じるレベル。
以下ほとんど編集も編纂も推敲もせず、書きなぐるだけ書きなぐったクソ長い文章です。
楽しいところなんかどこにもないので、余程の物好き以外はここで帰った方が身のためです。
話は昨年4月に遡る。
高校卒業以来、ほとんど会う機会の無かった友人(以下女1)から突然「じーだぶりゅーに集まろう!」的なメールが届いたのが全ての始まり。
なんで?しかも急に?10年ぶりくらい?と思うも、懐かしいなぁとか思って何も疑問に思うことなく参加することに。
メンツは高校時代のクラスメイト。男7人、女5人の合計12人。ほとんどが高校卒業以来の再会だった。
(ちなみに男友達のうちの2人(以下男1、男2)は卒業後もたまに飲みに行ったりしていた)
この時点では、普通に集まって普通に遊んで普通にメシを食ってオシマイだったわけだが、今にして思えば、これが「序章」だったようだ。
時は流れて7月後半。
ゴールデンウィークで久しぶりに再会して、それでオシマイで当分会うことはないだろうと思っていたのだが、またもや女1から突如メールが。
「前回のごーるでんうぃーくのメンツ中心に、8月の夏休みに泊まりがけで遊びに行こう!」みたいなメールが届く。
お泊り…?とか、前回からやけにスパンが短いなー、とか思いながらも、二つ返事で参加することに。
メンツは男7人、女3人の10人編成。前回と一緒じゃないのか?とは思ったが、都合がつかないだけかと思いスルー。
まあいろいろあって(遅刻して樹海をさ迷うハメになるなどエライ目に遭ったりしてw)、なんやかんやでこの回も楽しむことは楽しんだ。
誰も寝ずにほぼ徹夜状態でトランプとかUNOしてるとか、なんちゅーか高校生の合宿みたいだった。
で、もう終わりも近づいたあたりで、気の早いことにみんなで次のプランを立てるのであった。
そして解散となったわけだが、みんなと別れてから、いや、別れる前からおれの中ではとある疑念が湧いていたのであった。
そう…泊まりがけで男女が出かけたというのに、特殊な関係になったりとか、有り体に言えばカップリングの気配が全くしてこなかった。
それどころか、「そういう類」の、いわゆるコイバナらしきモノすら無かった。男と女の集団が、泊まりがけで、出かけたというのに。
後日、この集団とは別枠のくされ縁の友人(以下ダチ)に土産話として聞かせたところ、
「何も無かったとかどう考えてもありえんやろ」「この歳(20代後半。いわゆるアラサー)になって男女が宿泊旅行を企画するのは、『ソレ』が目的に決まってるやろ」「オーラとか、にじみ出るモノとか感じひんかったん?ガッツキとか。」「おまえら男も女も草食系か。肉食獣はおらんのかい」などとさんざん言われてしまった。
つーか、おれもゴールデンウィークの時からそれは感じてた。むしろゴールデンウィークに集まろうという話が出た時点で、
「なにかドッキリでも仕掛けられているのか…?」とすら思ったほど。
思えばこの時、既に私の眼はボンクラだったようである。
さらに時は移り11月。
8月の合宿?の終了間際に立てたプラン発動。またしても泊まりがけで旅をすることに。
メンツは8月と同じ…予定が、新型インフルなどにより2名倒れてしまい、男が5名、女が3名の編成に。
おれは「だんだん数が減っていくなぁ…」と思ったとか思わなかったとか。まさか…
この回はごく普通に観光地を巡るプランだったのだが、旅費節約のためどう考えても無茶苦茶な行程を経ることに。行程自体は省略。
このときおれは「旅に出たときにカネをケチったら相当しんどくなるのでは…?」と進言したが、聞き入れられず。別にいいけど。
まあこれは今回の話とは関係ないので割愛。
そして例によってこの回も「何も無かった」。
前回と同じく、ピロートーク系のキャッキャウフフな話など誰の口からも発せられることは無かった。
ダチに話すと、ついに「おまえら、ヘンな集団やな…」という感想になってしまった。
後にして思えば、おれの眼はやはりフシ穴もフシ穴、ヘッポコもいいところだったようである。
そして年を越して、3月の頭。
3月末にまた遠出をしようとのことで、おれに連絡が届いた。今度は男1から。
この時はさすがにフシ穴なおれの眼、おれの耳でも、すごい違和感を感じ取れた。いつものパターンと違うってだけではない、あからさまな違和感が。
男1からの電話は、「遊びにいく日」と「女2と女3(ずっと参加してた3人の内の2人)が来る」という内容だった。展開された情報はそれだけ。どこに行くとか何をするとか、メイン情報は一切おれには伝えられなかった。後述するが当日も、結局最後まで伝えてはくれなかった。
いくら眼と耳がフシ穴でも思い至るわ。「何故女1の名前が一切出てこないのか」と。
いつも3人組で行動してるような中から、「2人しか」名前を出さなかったのは、後から考えれば当然のことだよな。
「もう1人」たる女1の名前を一切出さなかった、本当に「一切」名前が出ることがなかったのは、防衛機制ということだろう。
逆に、物凄く違和感あるっちゅーねん。
前回と同じメンツなのかと思いきや、男2人の女3人、合計5人のメンツに。ついに男女比逆転。
傍目には、やっぱり何も変わらない。至って普段どおり。パッと見では絶対にわからない。
しかし言い知れぬ違和感を感じていたおれは、男1と女1の行動、仕草、言動をロックオンしていた。人間観察が趣味なんです。
…ところが、ロックオンしててもごく僅かしか「それっぽいところ」は出ていなかった。おそらくそうじゃないかと思っても、確信には至れず。
そしてとあるタイミングで、ほんの一瞬だが別行動に。この時すかさず残された2人(女2と女3)に向かって、おれは「…いつから?」とだけ発言した。
そしたらさすがに女性同士での横のつながりは強固なのか、充分すぎるほどウラが取れた、ということ。
そして、知らなかった、いや、「知らされていなかった」のは結局おれだけだったことも判明。なんだそりゃ…
ちなみに、「始まり」は、どうやら8月の合宿(?)にて解散した直後だったらしい。
そりゃあそうやわな…何も無い方がおかしい。
しかしヤツらのポーカーフェイス、ミスリーディングは実に見事だった。
特に女1の方は、毎回仲よさげにトークしていた相手が異なっていた。
8月の時は男3と夜空を見上げながら小一時間もの間1on1トークを繰り広げていてちょっかいを出せる雰囲気じゃなかったし、
11月の時は男2とほぼ四六時中いっしょに行動していた。連絡取るときも男2のケータイに速攻でかけていた。
今年の3月は、当然おれ。なんというスケープゴートっぷり。おれら3人ともいい道化。
で、男1の方はというと、おれと月に1度ペースで連絡取ってて、ダチが言ってたような内容(何も無いとかおかしくないか?とか)を言ってたんだが、後から考えるとよく言うわ、よく言ってたなって感想しか無いなまったく。
後でウラを取ったときに聞いたが、8月はもとより、11月の時点でも誰ひとりとして気づいてたやつはいなかったらしい。
おれの眼がフシ穴とかいうレベルではなく、全員をケムにまいていた。凄まじい演技力。
ちなみに何故判明したのかと言うと、女1が女2と女3に自分から言ったらしい。それが今年の1月。当然それまで誰も思い至ることはなく。
ここから、おれがヤツらに対して、無性に気にくわなかったことを語る。
くっついていたことを隠していたこと。これはおれにとってはそんなに気にくわないことではない。
半年以上も黙りっぱなし(結局本人たちのクチからはいまだに聞いてないしな)なところは、友人としてどうなんだと思わんでもないが、まあ言いたくないこと、イジられたくないことってのは人間誰しも持っているもんだし、それについては置いておける。
最も気にくわないのは、3月の集まりの時のヤツらの態度。特に男1の方は度を越していた。
3月の集まりにおれを誘ったのは男1で、当日に至るまでに数度電話をもらったのだが、その内容がひどすぎる。
カラクリを知ったあとで反芻すると、あまりにもゲスい事しか言ってない。
先程も言ったが、集まりに関して伝えてくれた情報は、「日にち」と「女2と女3が参加する」の2つのみ。
どこに、何をしに、誰とどれだけの人数で、どうやって…これら普通の基本的な情報を一切言わなかった。
そして、電話の内容は終始「おれに残りの2人、すなわち女2と女3を『あてがおう』」としていた。そのトークばっか。
1ヶ月前くらいに日にちだけおさえられた後は、「女2と女3とキャッキャウフフしたってやー」とかそんな話ばかり。ばかりというか、それのみ。
おれが何を言っても、何を尋ねても、「そんなことはいいから女2と女3と遊んだってや」みたいな返答しか無かった。
悪巫山戯にも程がある。しつこすぎて「もうええわ…」ってなったし。
他に言うことがあるだろうと。伝えることがあるだろうと。最低でもどこに行くかくらい、聞かれたら答えろと。
一言で済むことをなぜはぐらかす。それをはぐらかして何の意味があるのかと。
当日になっても、何故「ガソリンスタンドに行く」だけのことを答えない必要がある。
おれの質問に、いや、他愛も無いコトに対する応対がそれか。ずっとそれか。ずっっっとそればっかか。
そもそもの話、いったい何のために、何故おれを誘った。何がしたかった。
おれがいる意味があったか?本当に「おれと女2もしくは女3と『くっつけ』ようと」したのか?
そんな鬱陶しいことをされて本当に「くっつく」とでも思ったか?逆にめんどくさくなるっちゅーねん。
正直に思うに、「言いたくないこと」っていうのは、ある。
おれにだってトップシークレットはある。サイトやってることとか(ショボイなw)。
それをほじくられて、うっとうしい、言いたくないっていうのはわかるし、言わんでも良いと思う。
そもそもの話、言ってしまえば「何も無い」コトの方がおかしかった中でのヒメゴトなのだから、ある意味当然の流れ、当然の結果、なるべくしてなったコトである。だからそこに関しては何も問題はないのである。
要は、当時のおれ(たち)の眼がフシ穴、ボンクラ、ヘッポコだった、それだけの話。
そこに関してはどちらかと言うと賞賛に価する。「友人」としてはどうかと思うけど。
まあ、それについては別にいい。どこで何をしようが、普通の意味でもゲスい意味でも何をやってようが一向に構わん。
それこそ好きにしたらいい。それに別段興味も無い。
何が腹の虫が収まらんって、そこじゃないんだ。
最低限の連絡も無く、最低限の情報すら伝えずに、最低限の尋ねにも答えず、ただただ振り回すのみ。
そんな風にスッとぼけられて、そんな風にはぐらかされて、しかもそれが終始となると、友人以前に人間の対応としてどうなんだ。
秘密主義もここまで来ると呆れを通り越す。
アンタらの脳内ではプランはカンペキに出来上がっているんだろうが、それに振り回されるこちらの身にもなってくれ。
そんな態度を取られて、相手はどう感じるとかってところに思考は回らんのか。回す必要も無くなったか。
そして、そもそも最後の3月のやつ、何故おれを誘ったのかがいまだにわからん。「半年もの間何も伝えられていなかった」おれを。「その時まで本当のことを何も知らなかった」おれを!
おれを含む、「残された3人」の三角関係でも見たかったか。そのためにおれに「2人」をあてがおうとしたのか!?
スケープゴートにせよ緩衝材にせよ、何にせよおれが道化であることに、おれが道化になることに変わりはない。
邪推しようと思えばいくらでもできてしまうんだぞ。
10年来つるんできて、「関係」を言わないのはまだいい。そっちはさっきも言ったがどうでも良いし、なるようになれば良い。
そんなことよりも、3月の集まりでヒトとしてどうかと思うような態度を終始取りやがったのが本当に気にくわない。
高校を卒業した直後に「前科」があったことを思い出してしまったじゃないか。
あの時も、おれとダチの2人に対して意味不明な態度を取ったものだが、今ならあの時ダチがブチギレて半分絶縁状態なってしまった理由と感覚がわかってしまう。そりゃあ間違っても気分の良いものではないわな。
こんなところでひとりで吐き出しまくっているおれの方が、本当の意味で下種いことはわかっている。
しかし、本気でおれもアイツらに対して取る態度を考えないといけないのかもしれない…と感じてしまったのである。
まあ、今でもアイツらのことを友人だとおれは思っているから(向こうがどう思っているかは若干不安になってきたが)、
良くないところはたしなめるべきなんだが、この内容をそのまま伝えてしまうと本当に交友が壊れかねない。変に邪推が入っている可能性もあるし。
それに、こんなくだらんことで壊れるのはさすがに悲しい。それはイヤだ。
だからこそ、一度吐き出し尽くして、臓物に漂うドス黒い、暗い、闇の拘泥を薄めたかった。
ここに、マスダイアリーにこんなことを書いた最終的な目的は、それだけだった。
こんなクソ長い、クソみたいな、クソ同然の文章を、世に出してしまって本当に申し訳ありませんでした。
4月1日。完。
学生時代は慢性的な中二ウツだったせいか、あまり性欲がなかった。女友達や同級生に欲情するのがイヤで、強迫的に毎日抜いてはいたが、作業に過ぎず、射精するのがシンドイ時も多かった。
社会に出て、思考や行動の習慣が少しは変わって、性欲も増えた。1日1回くらいは余裕で、たまに追加してしまうくらい。
でも、こっぴどく絞られると、とたんに勃たなくなる。見事に反応しなくなる。まあ、頭の中が叱責場面の反復で埋め尽くされているのだ、エロシチュの妄想してるリソースなんて全く無いだろうさ。ピロートークをシミュレートするリソースも無いだろうさ。
で、攻撃的というか、破滅的な思考が微かに感じられる。このストレスをあと5段階ほど高めて、それが慢性的に続けば、心身のどっかに変調を来すのかもな。10段階ほど一気に高まれば、そりゃ、自分か誰かを死傷するかもな、と思う。無理やり冗談で「まだ息子の顔も見てないのに終われるものか。わが子にクソ親父死ね!!と罵声されたいよハァハァ」とか言ってみる、まだ言える。心が全く笑えなくても、冗談を思い浮かべられる内は、まだまだ大丈夫なんだろうな。
自分は所詮低脳な輩で、まあ社会に貢献できる部分なんて全然ない無能者だ。だから、社会に適応していく上で苦痛があるのは、当然だろう。ただ、なんか日本全体がストレスフルに思えて、げんなりする。俺以外の俺より有能な人たちが、もっとハッピーにセックロスしていてくれないと、希望がないじゃないか。だから、オレより優秀なお前らはもっと幸せになるべき。ときに、今日は雛祭りですね。きっとお雛さまに白酒を注いだり、お雛様の雛霰をつまんだりしてるわけですね、娘が寝静まった夜中に。家族エロいよ、家族。
とバカな長文を打てる程度に、気分はいい。心底落ち込んでる時は、言葉が凍る。
「こんな世の中であるべきだ。それが自然だ。こうなったらこんなに嬉しいことがあるぜ?」
「将来子供が2人くらいいて、あ、女の子と男の子一人づつが良いな。やっぱり子育てと両立できるか判らないし、ちゃんと企業に就職してね」
特に「カップル」の段階での次の3段オチは、理想論を語っているはずが人生の約束になっていたりする。
これは
とあんまり変わらない。こういうのは、約束とは言わない。
「状態を語りあう」のは約束ではなく、ピロートーク。(恋人以外は酒の肴だったり床屋談義だったりする)
約束とは、いつまでに何をどうするか、が決まっているモノ。
堅めに言うと以下の3つ
(「ルール」という「決まり事」を約束とも呼ぶけど、元増田の文脈は、明らかに「果たされるべき契約」と言う意味での約束なので)
なので、まったくなっていない。
もちろん、あらかじめ将来のことは話していたつもりだった。彼は優しいし気が利くし、恋人としては魅力的な人だ。でも、研究に関しては要領が悪く、この道で食っていくのは無理だろうとはうすうす感じていた。ただ、本人の希望が強いこと、彼の実家が就職するまでの学費と家賃を援助してくれるとのことだったので、今すぐ中退して就職を迫る理由もなく、やれるところまでやってみれば?と言っていた。
これは約束ではなくて「夢見る人の逃げ道」の典型例だろ。どう考えても。しかも経済的な困窮ゼロ。
「あと二年で就職だよね」「うん……(その前にポスドク見つかるしきっとわかってくれる……)」という感じだろどう考えても。
「約束」と呼ぶのであれば
とかだろ。
むしろ、こう判りやすく言い直しても良い。
「2年間は好きに研究すれば。お金のあてはあるしね。あたし無理だと思うけど。ドクターとったとしてもあと2年で強制就職だけど、判ってるよね?」
そんなわけで、たぶんだけど
今回の教訓。悪い予感は当たる。口約束は信用できない。将来の話は信用できない。将来○○するから、という約束は反故にされる。将来○○するかどうかじゃなくて、今現在○○しているかどうかで判断せよ。
この教訓が生かされることはない。今○○しているかで判断しても意味はないし。
「将来、画家になって森の中の一戸建てを買って、家族で野菜とかつくって生活しような」で「今はちゃんと絵を描いて売ってる」に「素敵……」となりかねず残念。
将来○○するから、という将来の話は思う存分すれば良い。それがピロートークであり夢であり、将来の目標なのだから。
ビジョナリストは素晴らしい。
問題は以下の点が約束に含まれているか、だろう。
麻生の豪遊ぶりがマジパネェ!どこかの王族でもここまで浪費しねーぞ。
例の週刊朝日の記事によると
「麻生さんは毎日2??3件の店を回る。高級料亭などでの会合が一つ、二つ入り、最後は行きつけのクラブで、側近議員や記者とワイワイ飲むのが好き」
らしい。
自称『芸者文化保存会会長』で相当の女好き。愛人の店に3年間で1500万円も注ぎ込んでる。
非課税の政治資金を流用して7千万円も飲み食いに使う奴に期待したって無駄だろ。金銭感覚が狂いすぎ。
こいつには節約だってできっこない。ハニートラップにもひっかかるだろうし、生活水準落としたくないから金くれる人のための金持ち優遇政策しかやらないだろ。
麻生の発言とかしゃべり方聞いてればこいつがアホウだってのはすぐ分かりそうなもんだけどな!
ジョークだけは上手いけど女相手にピロートークで話術を磨いた成果だろ!!
■原作者は「このキャラは私のイメージでは赤い帽子を被っています。」といった。
すると担当編集は「このキャラの赤い帽子はボク的にカッコ悪いからオレンジどうですかね?」といい、
すると副編集長は「このキャラのオレンジの帽子は雑誌の売り上げ的に黒い方がいい」といいだし、
編集長は「副編集長とは仲が悪くて気に食わないので帽子は白くしろ」という。
どないせーっちゅーねん!!
■とりあえず原作者はこの漫画の大元を作った原作様でもあるし、(三代噺の方がましというか「OOOOがうちゅうでたたかう」とたった14文字のメールを送ってきただけでも、その14文字で印税や原稿料の数割を掠め取っても、だ。)それくらいはとりあえずイメージに従おう。
一度ネームを送ったら「イメージと違います。わたし、こんな話にしてほしかったんじゃありませ??ん」とメールしてきたので「じゃあそのイメージとやらを事細かに原稿用紙に認めて提出しろ」と言ったら黙った。
「このヒロインと女キャラの会話のページですが、ベットでのピロートークのシーンにした方がいいんじゃないですかね?」「(゜Д゜)ちょ!レズじゃないよ二人とも」「そういう裏設定があるんですよ!!」…ねぇよそんなの。
一緒に本屋に行ったとき百合姫とかレズのアンソロジーとかを買い込んでいたので完全趣味なんだろうなぁ。
確かに前の雑誌の編集みたいに「こちらから連絡入れないと何もいわない、何もしない」、アイデアに詰まってそれとなしにアドバイスを聞いてみたら
その漫画の担当なのに「いや??先生の漫画読んでないんっすよね」というような徹底した「原稿収拾マシーン」も思いっきり困るが、彼は漫画の編集という仕事を
「漫画家の話を自分の好みに変える仕事」と勘違いしている節がある。
煮詰まると「何がいいか悪いかわからなくなる」のでアドバイスを聞く事もあるけど、話の本筋までしゃしゃり出るのは止めて。
「あとここのコマ、モブシーンに風子描いてくださいよ風子。好きなんですよ風子。」知るかそんなの!テメェが出してる同人誌でやれそんなの!!!
っていうか年末進行でうすら忙しくなってくる時に自分の同人サークルの原稿依頼してくるの止めろ!!
「オフレコですけど本誌のネームは遅れても構わないので」…っておい!わかったよ!!ラキスタ知らないけど描くよ!えろまんが1本書いてこの精神的にクソ苦しい仕事が来年に延長できるなら描くよ!!ピンクとおかっぱのレズ漫画だな!完成!(最悪だ)
「あの…上に言ってみたけどネームやっぱり伸びません」こ…殺す。
■副編集長。
この中ではいちばんの切れ者。この人で盛ってるといっても過言じゃない。
流石にもと有名週間雑誌の編集もやってた事があって作家と編集の距離や領分も判っている上に指摘も的確。
副編集長辞めてウチの編集になってほしい。この仕事を降りれない元凶。
■編集長
使えない原作者を連れてきて実は愛人だった(彼女の生活費は自分の原稿料と印税から差っぴかれる寸法)というのから始まって兎に角
副編集長が嫌いらしく「副編集長の案を編集長の強権で潰してくる」という編集長というより「副編集長イジメ」仕事にせいを出す売り上げよりプライド優先の困った人。
雑誌創刊時に副編集長が連れてきた主力となりうる将来有望な上手い新人作家さんや中堅作家さんを下書きまでさせて編集長権限で外したのはこの人。結構えぐい。(自分も降ろされる所だったんですが愛人…じゃない原作者のしがらみで残った。)
「この作家は同人誌をやっているので情報が漏れる可能性がある」との事。じゃあウチの編集も外してください。
この人がおとなしくしていたらこの雑誌の売り上げは4割上がっていたと思う
そんな事で、船頭が多かったらこの船は山に登るしかない。登らざる得ない訳ですが。
anond:20071220201043及びanond:20080109183820を書いた増田です。
尊敬できない相手を好きになれるの?それ単なる同情なんでは。
周りの評判悪くても、強がりでも、気性が激しくても好きってことはあるけど、普通尊敬はあるのと違うのかな。
一緒にいたい?一緒のご飯を食べていたい?
甘えられる?彼は甘えてくれる?
おっしゃる通り、最初は同情からの始まり(anond:20071220201043参照のこと)でした。
ですが今は自分の過ちは素直に認めて反省して償おうとする潔さや、努力家であるところなど、確かに尊敬しています。
私は彼と一緒にいたいし、彼の顔を見るだけで幸せな気持ちになります。
お互い甘えたり甘えられたりしてるかについてはお互いに気遣いが入っているような気がするのですが、これは私の自信のなさからくる主観的なものかもしれません。(私自身は元々あまり相手に甘えないほうです)
直球で聞いた?彼は話してくれてない?それともそれも信じられない?
「私のこと本当に好き?贖罪の気持ちから付き合ってるのではない?」という問いは、そうたずねること自体が彼への脅迫めいたものになるような気がしてなかなか聞くことができません。
「好きだ」とか「愛してる」とかいう言葉自体はピロートークなりメールの文末なりでもらっています。
でもそういう言葉って形式美なところもありますし、別れる前日までそう言っていて突然別れを切り出してきた男性もかつているので、彼が特に信じられないというわけではなく、言葉自体をあまり信用していません。
あたしはこんなに傷ついたんだ、どうしてくれるんだよ、でもいいし、贖罪ならもうやめろよ、うざいったらありゃしない、でもいいし、ぶつかればいいのに、と思うけど、もう傷つきたくないのかもなあとも思う。
傷つきたくないというよりは、もし彼が本当に好きになってくれてるのなら、蒸し返して信用してないということを突きつけるのは失礼にあたるんじゃないかなと思ってしまうからですね。最初の事件のことについては、再び身体の関係を持つようになってからは特に話していません。その件に関しては充分な謝罪は受けたからもう水に流す、と私の方から宣言しているので。
だから彼が今でも何かにつけ謝罪の態度を示しているというわけではないんです。anond:20071221203402に書いたように感謝の意を示されることはありますが。勝手にこだわってるのは恐らく私の方だけなんです。
もうちょっと自信がもてれば、最後に1度だけ蒸し返して彼の気持ちを確認するということに踏み切れそうなのですが、その勇気が持てないのでうじうじと、外堀から判断する方法がないのかなーと悩んでました。
何かきっかけがもてるといいのですが……。
おっしゃる通り、最終的にはどこかできちんと確認するしかないと思います。
ありがとうございます。
http://d.hatena.ne.jp/maroyakasa/20070909#p1
心情に共鳴しすぎて辛い。
以下は諸般の事情で自分のブログには書けない内容なんでここにアップする。
というか、
# 2007年09月09日 p_shirokuma p_shirokuma 繁殖行動, 娑婆世界, 御前様への献上品 女の人はこういうのみてもジーンとこないんだろうか?/俺は暫く動けなかった。
ブクマコメにこんなんが有りましたが、ジーンとするどころかわかりすぎて鬱のレベルです。
先日、ひっそりと恋愛感情を育てていた相手から電話がありました。
他の人には言わないでと言い、あまり大っぴらに知られたくない様子だったので
なんで私には教えてくれたのか?と問うと
「知らせないままずるずると関係もったらまずいから」という返答だった。
繰り返して言いますが「いいな」と思っていたのはひっそりとです。
こちらの主観ではこれからもっと仲良くなって距離を縮められたら良いな、とか思ってたんだけれど。
そして何よりやるせないのが、最初は私狙いだったらしい事。
結局の所物理的距離の近いもう一人の女の子(実際そっちの子の方がずっと可愛らしい。あらゆる意味で)
と彼はくっついた訳だけれど。
目的が地雷処理(そもそも信管なんぞありゃしねえ)なんだからそこは黙っておいて欲しかった。
向こうは私が彼から距離を置いてるのだと思っていたらしいけれど。
そんなつもりは全然無かったのだけれどなあ。
向こうは知る由も無いけれど、同じグループの、
一回りも年の違う男性にほぼ初対面で半ばゴリ押しの形で付き合おうと言われた事が有ったんで
軽くガードしていた部分はあったのかもしれない。
どうしてこう、身を守るべきタイミングでノーガードで、
ガードすべきでない場面で殻に閉じこもってしまうんだろうか。
やるせないのう、あんちゃん。ギギギ
後は数年前に、地元の同級生繋がりの仲良しグループ内の男に6年越しで恋をして、
告白したら「今は学業に忙しくてそういう事考えられない。告白されたのは初めてなので嬉しかった」
的な事を言われましたが、どう見てもグループ内の幼馴染女子(彼氏持ち。でも何回か変わってる)
にベタ惚れですどうもありがとうございました。本人は自覚してないよ!
とか。
流石にそれ以降、友達以上恋人未満が無意識にイチィイチャしつつ、
距離を縮めたり縮めなかったりする様をリアルタイムで見てらん無かったんで
仲良しグループごと疎遠になった。
メインヒロインになりたいとは言わないので、
なんかサブヒロインみたいな位置付けで他所様のピロートークのダシにされない方法って無い物だろうか。
あ。もう1つ有った。
冒頭の電話だけれど、件の彼女とセックスしたその日の夜にかけてきたんだってさ。
本人から聞いた。こういう時どういう顔すればいいんだろうなあ。
こういう状況って仕掛けてる側はさぞかし楽しかろうなあ。
父が、ワインを飲ませる店を経営している。門前の小僧なんとやらでワイン飲みを結構見てきた。
ワインを飲む人というのは、何種類にもわけられるが今回の問題設定に基づいて分けますと
人の顔を出して最も訴求するのがなんでもいい層。凄そうな人が自信たっぷりに勧めれば「まあそのお勧めの奴で」って買ってくれる。彼らは人物像の裏とりぐらいはするが、ワインの知識は蓄積する気がない。飲んでうまかったらそれで良かった、一期一会。
その次が、ラベルのデザインを覚えている層。彼らはフランス語やイタリア語を読まない。だから、記憶をたどって酒を買う場合デザインのみが頼り。覚えているラベルがなければ勧める人を信じてお任せどおりに飲んでくれる。
さて、自分の発音で覚えている層。こいつらはやっかいだ。ノイジーでラウドなのだ。彼らは原語の表記があっても読まないが、カナ表記が自分の記憶と違っていると「馬鹿にされた」と機嫌を損ねる。ボージョレ。ボジョレー。ボージョレー。どう書いても3人に2人は「訂正された」気分になってむっとする。シャトームートンロートシルト。シャトームーツンルーツスィル。カナでワイン書いたらその読みがヒットしている人しか見てくれない買ってくれない。あの店は品揃えが悪いと吹聴する層だ。
貴方の提案は最後の2群にしか届かない。ぶっちゃけうんこだってことさ。
担当者のこだわりは正しい。顔写真は最大の層に訴求し、ワインの画像は次に多い層に訴求、3番目に多い層にプラスの効果を与える。