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2022-11-20

ビジョナリスト「この地下鉄は俺が作った」

子供「実際作ったのは現場作業員じゃん」

2019-02-15

anond:20190215025626

政治屋としての是非は俺は何も言わない。興味がないから。それと政治思想は別だろう。

俺が問題にしてるメディアスクラムは、西松建設事件陸山会事件というものでっちあげて小沢一郎=悪人というイメージと結びつけることに成功したマスコミ検察の振る舞いだ。結局無罪だったけど。

ホリエモンもそうだが、人に嫌われる・誤解されることを厭わない言動をするビジョナリストに対して、日本大衆メディア大衆寄り思想検察警察は横暴すぎる。

2015-06-09

最近Appleへの言説に対するモヤモヤが急にスッキリした

WWDC2015観たがApple大丈夫か?みたいなのと、そのブコメを読んで、急にスッキリした。

Appleは、表で魅了するビジョナリストと、影で徹底するリアリストの両輪の会社だったんだな、と。

Appleの「捨てる」潔さ

Appleは、特にジョブスが追放後に復帰してからは、「Cool」なブランドイメージの構築にシャカリキだった。

からこそ、クールで無いモノはアッサリと捨てられた。皆が早すぎると思うタイミングで。

フロッピーディスクFlashCDドライブイヤホンジャック以外のインタフェース

逆に言えば、それ以外の「基幹的な技術」は、大したことが無かった。

ネットの片隅で聞いたコメントを、今でも覚えてる。

デザインにカネを払えるのは貴族

Appleは、クールブランドだった。

Appleの「売れば儲かる」鉄則

Appleクールブランドイメージとは裏腹に、絶対に逆鞘にしない会社だった。

どんなに高いと言われようが、利益にならない製品は売らなかった。

逆に言えば、凄まじい勢いで、見切って行った。

コストを削れるだけ削り、低価格にした。

そして、クール製品が安いと判断された時点で、市場を制覇できた。

史上空前規模の「金を払うベータテスター市場

ジョブスの変質的な「今まさに必要製品市場に出す」コダワリは、ほどよく成功した。

iPadではなくiPhoneからMacOSではなくiPadから

忘れがちだが、ジョブスのファナティックな執着は、それほどの熱狂を生み出さないこともあった。

歴代のiPod nanoApple TV、いくつものOSギミック

また、ジョブス本人も「これ何に使うんだ」と思っているものが売れることもあった。iPod Touchが良い例だ。

そして、デザインクールさに金を出す、空前のベータテスター達が生まれた。

繰り返しになるが、Apple製品に逆鞘は無い。必ず売れば売っただけ儲けが出る。

どんなに性能が低くても、使い道が不明でも、不満が生まれても、売れさえすれば儲かる。

から事実上ベータテスター達が大量に居ることで、儲かりながらテスト出来る。

Apple Watchは、後発の時計メーカーとしては凄まじい勢いでスタートした。

地に足をつけた高速改良型ハードウェアメーカー

Appleは、そのクールさが維持できている間は、ホトンド無敵のハードウェアメーカーだ。

AppleWatchしかり、Macbookしかり、どんなに欠陥があっても、アーリーアダプターであろうとする人達が買う。

そして、その不満点や運用上の問題点を取り込んで、高速に改良品を作り上げて販売する。

3,4世代もすると、こなれた製品になり、一般消費者もこぞって買う。

そこまでに、Appleハードウェアを販売することで損することが無い。

とんでもないレッドオーシャンに後発組としてドヤ顔で乗り込んでいって、そして成功する。

(失敗したとしても損することだけはないので、簡単に切り捨てていける)

現実を見よう

AppleAmazonとは真逆経営方針運営されている。

MicrosoftGoogleのように、ビジョンを全面に打ち出す必要すらない。

売れば売っただけ儲かる。売ったものからフィードバックを受けて改良する。

ハードウェアメーカー王道であり、恐ろしいリアリスト経営している。

機械学習IoTのような「今すぐカネにならない」ことを吹聴せずに着実に儲ける。

「これからウェアラブルデバイスだ!」とAppleが言う時は、利益が出る製品を出す時だ。

GoogleMicrosoftや、その他未来技術を謳う企業は、プロシュート兄貴に怒鳴られると良い。

Apple未来を謳うとき、その時既に行動は終わっている。

「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!

プロシュート兄貴

2009-10-01

http://anond.hatelabo.jp/20090929202120

理想論約束ではないよね。よく間違えるけど。

「こんな世の中であるべきだ。それが自然だ。こうなったらこんなに嬉しいことがあるぜ?」

というのが理想論。これはまあ聞いてれば判る。酒の肴レベル

「将来子供が2人くらいいて、あ、女の子男の子一人づつが良いな。やっぱり子育てと両立できるか判らないし、ちゃんと企業就職してね」

というのも理想論。これは、微妙に判りづらい。

特に「カップル」の段階での次の3段オチは、理想論を語っているはずが人生約束になっていたりする。

  • 「将来、私たちはこんな状態になっていたいね」
  • 「そうだね。僕もそう思う。約束するよ。そういう状態になろう」
  • 「うん(ちゃんと意識もあってるし、約束も出来た!素敵)」

これは

  • 「あ、流れ星!……世の中が平和になりますように」
  • 「なると良いね……きっとそうしてみせる」
  • 「うん……(素敵な人……)」

とあんまり変わらない。こういうのは、約束とは言わない。

「状態を語りあう」のは約束ではなく、ピロートーク。(恋人以外は酒の肴だったり床屋談義だったりする)

約束とは、いつまでに何をどうするか、が決まっているモノ。

堅めに言うと以下の3つ

  • 定量判断できて
  • 〆切が決まっていて
  • やり方が明確なもの

(「ルール」という「決まり事」を約束とも呼ぶけど、元増田の文脈は、明らかに「果たされるべき契約」と言う意味での約束なので)

なので、まったくなっていない。

もちろん、あらかじめ将来のことは話していたつもりだった。彼は優しいし気が利くし、恋人としては魅力的な人だ。でも、研究に関しては要領が悪く、この道で食っていくのは無理だろうとはうすうす感じていた。ただ、本人の希望が強いこと、彼の実家就職するまでの学費と家賃を援助してくれるとのことだったので、今すぐ中退して就職を迫る理由もなく、やれるところまでやってみれば?と言っていた。

  • 「やれるところまで」という、定性判断にした
  • 「やれるところまでやってみれば?」という、フリーダム〆切にした
  • 「やれるところまでやって」という、ノー筋道を許容した

さらにパートナー人生設計に対して

  • 「あたしは無理だと思うけど」という実現可能性についてはスルー(諦めるだろ、と暗黙に仮定している)
  • 就職するまでのモラトリアム」というゴールを暗に仮定して特に言ってない(これまた諦めるだろ、と暗黙に仮定している)

これは約束ではなくて「夢見る人の逃げ道」の典型例だろ。どう考えても。しかも経済的な困窮ゼロ

「あと二年で就職だよね」「うん……(その前にポスドク見つかるしきっとわかってくれる……)」という感じだろどう考えても。

約束」と呼ぶのであれば

  • 「2年間は好きな研究して良いけど、その後は就職してね。だから業界研究は1年前から初めてね」
  • ドクターとったら就職してね」
  • 「もし満了と同時に助手の職が見つからなかったら、就職してね。見つかったら研究応援する」

とかだろ。

むしろ、こう判りやすく言い直しても良い。

「2年間は好きに研究すれば。お金のあてはあるしね。あたし無理だと思うけど。ドクターとったとしてもあと2年で強制就職だけど、判ってるよね?」

そんなわけで、たぶんだけど

今回の教訓。悪い予感は当たる。口約束は信用できない。将来の話は信用できない。将来○○するから、という約束は反故にされる。将来○○するかどうかじゃなくて、今現在○○しているかどうかで判断せよ。

今、結婚式に来てくれた友人達1人1人に電話して謝罪しているところだ。高い授業料だった。

この教訓が生かされることはない。今○○しているかで判断しても意味はないし。

「将来、画家になって森の中の一戸建てを買って、家族野菜とかつくって生活しような」で「今はちゃんと絵を描いて売ってる」に「素敵……」となりかねず残念。

将来○○するから、という将来の話は思う存分すれば良い。それがピロートークであり夢であり、将来の目標なのだから。

ビジョナリストは素晴らしい。

問題は以下の点が約束に含まれているか、だろう。

  • 目標には明確なゴールがあるか
  • 目標は定量判断できるか(できたかできていないか、第三者が判断できるか)
  • 目標に〆切はあるか
  • 目標に向かって、筋道だってステップを作っているか
  • 目標は実現可能か?

海賊王に俺はなる!」と彼氏が言い出したら

「素敵……でも海賊王って、どうなったら海賊王なの?新聞にそう書かれたら?5年ぐらい目安?」

と聞くところから始めないと、高い授業料無駄になる。

 
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