はてなキーワード: 先天性風疹症候群とは
中でも、「サイトメガロウイルス」に子供たちが感染していないことの影響を矢野医師は危惧する。
子供の時に感染すれば鼻風邪ですむが、大きくなって妊娠中に感染すると、おなかの赤ちゃんにダメージを与える。目や耳に障害が出たり、小頭症になったりする。先天性風疹症候群のようになる。しかも頻度は、先天性風疹症候群の数千倍の頻度だ。
矢野医師によると、約20年前は妊婦の約9割がサイトメガロウイルスに免疫を持っていた。最近は清潔な環境に暮らす人が増えて約7割に落ちたが、コロナ禍の子供たちはこのままだとほとんど感染することができない。
今の子供たちが妊娠適齢期になったときにサイトメガロに感染すると、次の世代に大きな障害が残る。サイトメガロを含め、ヘルパンギーナ、手足口病に感染できる環境を作らなくてはならない。そうなると、7月以降はそういったウイルスが流行できるよう、マスクの着用を終了することが必要ではないか
サイトメガロウイルスに感染した若齢者では、非感染者と比べて老化したキラーT細胞の数が多くなっていました。これらの結果から、予め体内に存在する新型コロナウイルスに反応性を持つナイーブ型のキラーT細胞が加齢に伴い少なくなり、老化したキラーT細胞が増えてしまうことが、高齢の患者で重症化しやすい理由の一つである可能性が考えられました。また、サイトメガロウイルスへの感染の有無が、新型コロナウイルスに対する免疫応答に影響する可能性が示唆されました。
サイトメガロウイルスに感染した若齢者の新型コロナウイルス反応性キラーT細胞の表現型は、非感染の若齢者のそれに比べてより高齢者に近かったことから、サイトメガロウイルスの感染が、COVID-19の症状の著しい個人差を説明する一因となる可能性があります。
加齢やサイトメガロウイルス感染が新型コロナウイルス反応性キラーT細胞に与える影響 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
今年春から3回断られてる。どこに行ったら受けられるのか本当にわからないという愚痴。1回世代女だけど妊娠の予定がかけらもないので周囲に広げないためくらいの動機だ。
私の住んでいるところは県も市も成人が受けられる病院のリストを公開してない。あるのは小児の予防接種が受けられる病院一覧だけ。PDFでサイトへのリンクもなく検索するまで診療科もわからない。これを元に十分な知識もなく予防する動機が弱い人間が受けようとするとこうなるという話。
麻疹の話から派生して、そういえば風疹は1回だなと思ってリストに載ってる中から近所の総合病院に問い合わせてみた。じゃあまずは抗体検査ですねーと言われてから何度か電話を転送されて、最終的な回答がうち今成人はやってないんですよ、と。この小児向けリストのうち成人に対応してるかは電話をかけて聞くしかないということがわかった。病院スタッフさん面倒なこと聞いてどうもすみませんね。私も面倒に思ったので諦めた。
一度は諦めたものの、1回世代も接種して!と話題になっていたので思い出して別の病院に聞いてみた。小児科がなくて、予防接種のページに三種混合とかの小児が受けるやつと一緒にMRと肺炎球菌ワクチンを並べて書いている病院だ。ここではMRワクチンの在庫がないので1ヶ月後にまた相談してくれと言われた。成人への接種をしている病院でも受けられないことがあるとわかった。結局夏の繁忙期に入って忘れた。
まだ気にかかっていたけれど、正直言ってもう電話口で断られるのも嫌だし、なにかのついでじゃないと動く気にならない。そこでインフルの予防接種を「成人の予防接種を取り扱っていて(60歳以上の肺炎球菌とか)、一覧にMRワクチンがある病院」にしてみた(5月に問い合わせた病院はインフル接種日が少なく予定が合わなかった)。
そこで今日ってわけじゃないんですけど、大人の風疹の予防接種ってやってますか?と聞いてみた。すると返答は「女性は産婦人科に行ってください」と。院内の他の科とかそういう話ではなく他の病院(紹介はない)に行けと。女性は婦人科でないと受けられないのか?この病院では男性なら成人でも受けられるのか?分からないことが多いが、もう聞く気にはならなかった。どうも婦人科で受けた方がよさそうだということだけわかった。
0回世代男性の無償化で話題になってまた思い出してるんだけど、そもそも先天性風疹症候群のこと考えたら1回世代女も無償にするべきじゃないか、私は予定してないけど……と拗ねたい。でも拗ねて受けなくて他人にうつしたら後悔するからまた病院を探そうと思う。でも私が行ったことがある婦人科はリストに載ってないからまた1から探さなきゃいけない。それに以前の抗体検査無償化時には「妊娠を希望する女性」に対する無償化だったらしいんだけどやっぱりそんなこと聞かれるの?全然ないよ?
愚痴ついでの八つ当たりという自覚はあるけど、どこに行ったら受けられるかもわからない状態で予防接種を受けてください!って言ったところで全然流行を防ぐ気が無いように見える。受ける気でもこうなるんだからもっと動機が弱い人なんか接種までたどり着くわけがないだろ。成人が受けられる病院が簡単にわかることは成人の接種率を上げる上で必須だと思う。都会ならググればうちでやってますよ!みたいな病院のページがいっぱい出てくるのかもしれないけど。
もっと動機が強ければリストの上から何件も電話して、そこの診察時間に合わせて休みを取って行くかもしれない。でも正直そこまではしたくない。やってないことを依頼された人の迷惑そうな対応(それ自体は当然だ)を受けに何度も電話するなんて嫌だ。今度の無償化で成人対応リストが出ないかと思って待っている。
妊婦にうつすと云々以前に、妊婦以外にうつしたって迷惑な感染症である事に代わりはないわけで
インフルエンザワクチンを打たない奴がバイオテロを目論む厄介者扱いされるのと同じように
風疹ワクチンを打たない奴もバイオテロを目論む厄介者扱いになるのは当然だろうよ。
たとえインフルエンザにかかっているのに出勤し職場にインフルエンザを撒き散らした人であっても、麻疹にかかっているのに飛行機に乗り日本各地に麻疹をばら撒いた人であっても、そして風疹に感染して妊婦に近寄ったことで胎児を先天性風疹症候群にしてしまった人であっても、その人たちは被害者であり、絶対に加害者ではない。
ワクチンを打っていたけれど免疫力がつかずに感染してしまったとか、何らかの持病がありワクチンを打てなかったとかってなら仕方ないが
いや、全員が全員そういうわけじゃないけど。
例のコウノドリもそうだけど、一部の人が露骨に特定世代の男性を悪者扱いしていたり、さらに接種に消極的な男性をひどく叩いている光景を見てしまうと、こいつら信用できんって思ってしまう。
別の世代あるいは異性が無料で打ってもらえたものを、1万円かけて自腹で打て、そうじゃなければお前は迷惑な加害者だ、っていう主張はあんまりにもあんまりだと思う。それはないよ。不公正で不正義だよ。
医学的には、風疹ワクチンの効果は高いのだろうと思う。先天性風疹症候群が悲惨なのもよくわかった。そんな悲しい病気がなくなるといいね、とは思う。別に私は反ワクチンというわけではなく、ワクチンは医学的に効果の高い感染症対策なのだろうとは納得している。
納得できないのはそこじゃなく、なんでその費用を特定世代の男性は自腹で持たなきゃならないのか、そしてなんでその費用を惜しんだりワクチンを打っていなかったりすることが攻撃される理由になるのか、という点。
1万円とか、普通に高いよ。あなたが1万円出せばアフリカの子供が飢餓から救われますと言われて、ポンと1万円出せるか? 私には無理だ。アフリカの子供のために出せないカネを、日本の子供のためならポンと出せるなんてわけがない。もちろん、1万円なんてはした金と思えるくらいの安定した収入を得られるなら喜んでアフリカや日本の子供を救うために喜捨するけど、残念ながらいまの私にとって1万円ははした金ではない。それを惜しむことが攻撃される理由になるのは本当に理不尽だ。
というかそもそも、そんなに対策の必要性と有用性と緊急性があるなら全額公費で持つのが筋だと思うのだが、なぜそこが放置され打っていない男性が批判されるのか皆目理解できない。接種費出してあげるから行って、と呼びかければ行く人はそれなりにいると思うのだが、広報とかにかけるカネの一部を支給用の実費にまわすという考えはないのだろうか。
(妊婦の配偶者とかは無料になる地域も多いみたいだけど、魔法使いには縁のない話だし。検査費用が来年度から無料になるらしいけど、接種が有料ならそもそも検査なんて行かねーよ……)
そして、それ以上に、あちこちで「加害者」という言葉が飛び交っているのが本当に無理。
風疹にかかって、それを妊婦さんにうつしてしまうと「加害者」と呼ばれることになるらしい。
私は病気がちな子供だった。風邪インフルエンザ水疱瘡あたりのメジャーなやつはどれもやったし、EBウイルス感染症で病院に担ぎ込まれたことも髄膜炎で死にかけたこともある。大人になってからは感染性胃腸炎に苦しめられたし、多分麻疹もどこかでやってる。同じ腹から生まれたきょうだいは風邪すら滅多に引かないのに。
私がかかりたくて感染症にかかっていた/かかっているわけじゃない。病気の方が私を放っておかないのだ。私は病気に対しては被害者でしかない。
なのに、なんで被害者であるはずの感染症罹患者が「加害者」呼ばわりされないといけないんだ?
意図的に感染症にかかった上でばらまいてやろうという悪意を持って行動した人間みたいなレアケースでもなければ、感染症にかかった人間は断じて被害者であり、加害者ではない。
痴漢冤罪にたとえよう。もちろん架空の被害をでっち上げて示談金むしり取ってやるぜみたいな悪辣な人間がいないとは言い切れないが、間違った人間を痴漢として告発してしまった人のほとんどは、本当に痴漢の被害に遭っていて、めぐり合わせとか運とかそういったものが悪かったせいで無実のリーマンの手を掴んでしまった人だろう。その人たちは私にとっては純然たる被害者であり、冤罪の加害者と呼ばれるのは不正義だと思う。その人たちはただの被害者なのに。痴漢に遭うことがなければ、間違った人を告発することもなかったのに。
私にとって感染症もそれと同じだ。多くの罹患者は被害者であり、悪いのは感染症だ。彼らは断じて加害者ではない。
たとえインフルエンザにかかっているのに出勤し職場にインフルエンザを撒き散らした人であっても、麻疹にかかっているのに飛行機に乗り日本各地に麻疹をばら撒いた人であっても、そして風疹に感染して妊婦に近寄ったことで胎児を先天性風疹症候群にしてしまった人であっても、その人たちは被害者であり、絶対に加害者ではない。
彼らを加害者呼ばわりする人間は、かつての私のような感染症に弱い人間を、ただ懸命に生きて日常生活を送ろうとしているからという理由で加害者と呼び断罪している。私にはそれは容認できない。そのような主張は、私のようなかつての虚弱児にとって敵でしかない。
遺憾ながら、風疹の予防接種を訴える人たちの中には、無視できない割合で私にとっての敵がいる。「加害者にならないために」と「啓蒙」する連中が大勢いる。そしてそういう言説がなんの違和感もなく受容されている。はっきり言ってそんな界隈、関わり合いになりたくもない。
私が風疹ワクチンを積極的に打とうとはしない理由の9割くらいは、面倒なのとカネがかかるからだ(それが解消されたら、まあ打ちに行ってもいい)。でも残りの1割は、ワクチン接種を呼びかける人たちが信用ならないからだ。私の敵に唯々諾々と従いたくなんてないからだ。私の敵が大勢混じっている運動の呼びかけに、なんで私が協力しなければならないのか。感染症被害者を加害者と呼ぶ倒錯した連中の言うことなんて、意地でも聞いてやるものか。こんな気持ちが1割くらい存在する。
別に、そういう連中を自浄しろとかそういう発言をやめろと言うつもりはない。表現の自由というものがあり、いかに気にくわない言論であろうとも止めさせる権利は私にはない。ただ私は私でワクチンを接種するか否かを決める権利と自由があり、私は何と言われようとそれを行使するというだけ。だからどうぞ私のことは気にせずワクチンを打ってください。私はあなたの選択を止めたり誹謗したりなんてしないから。
「予防せずに不特定多数の人間と性交して性病に感染した。パートナーにも感染させた。感染させる意図はなかったので責任はない」みたいな。被害者と加害者は排反ではなく両立する。カルトやマルチ商法がいい例。
特に感染対策をせず街中を歩くことは不特定多数とのセックスに相当する行為なんだ……
もう無理。感染症に対して意識高い人たちのナチュラル抑圧者っぷりが本当に無理。無料になっても義務化されて罰金が徴収されるようにならない限り風疹ワクチンは打ちません。抑圧者に加担なんてしたくないので。どうもありがとうございました。こう思えるようになったのも皆さんのおかげです。啓蒙活動の成果を誇っていいですよ。
咳をしている人が多いなーと思ってたんだが風疹が流行ってんだね
平成28年度の感染症流行予測調査によると、30代後半から50代の男性の5人に1人は風疹の免疫を持っていませんでした。20代から30代前半の男性は10人に1人は風疹の免疫を持っていませんでした。大人が風疹にかかると、発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、関節痛がひどいことがよくみられます。一週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。
また、男性が風疹にかかると、妊娠中の女性が近くにいた場合、風疹をうつし、その赤ちゃんが先天性風疹症候群となって生まれる可能性があります。