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はてなキーワード: 変人とは

2008-09-16

ポニョをみた。

友人二人と一緒に見に行った。

話が超展開過ぎたが、宗介のがきんちょっぷりと王子様っぷり、ポニョ宮崎<ペ○フィル>駿っぷりに満足した。

呼び捨てなど、多少のやっちまったな感はあるにしろ、非現実感の描写か何かだと思ってスルーできた。

詳しく書くと内容に触れてしまう(すでにネタバレ転がってるんだろうけど)ので、割愛するが、なかなか良いお話だった。

帰りながら、さすが宮崎駿は○ドの神だの、割と名作だのうだうだ。

しかし友人達見解は違った。

途中から寝ていた友人1曰く、「見所もないし、何が良かったのやら。」とのこと。

冒頭二十分ほどでオヤスミマンに入っていた氏は、どうやら睡眠学習能力がある模様。

上映中ずっと眉間に皺を寄せ、俺の肝っ玉を(顔力で)ガッシリと握りつぶしに掛かってきた嬢曰く所

「あの○○は許せない!」

「魚のポニョきもちわるすぎ!」

「××も許せない!!」

「あの伏線消化してないじゃん!」

「話の内容わけわかんないし、展開早すぎて過ぎてついてけない!」

などと、どこかのネタバレレビューサイトで読んだことのあるような蛇足について

俺が物言うごとに突っついてきた。

そのたびに

「いや、そんな難しいことじゃなくて、○○はタダの変人なんだって、『いい人なんだろうけど』って言ってたじゃん(´・ω・)」

「ちょまwwwwwwww深読みしすぎwwwwwww一々変に取るからついて行けないんだってwwwwwww」

「え?あの時点で魔法が使えるようになってただけじゃないの?」

伏線なんて一体どこに…」

などと、切り返していたら。

 「 も う い い ! 先 帰 る ! 」

とのこと。

そのままそこで解散になったんだけど、なんなんだか・・・。

基本的に超級駄作以外の映画を叩く人って、ハナから興味のない人か、何でも斜に構えて物事を取る人ばかりだよね。

2008-09-12

http://anond.hatelabo.jp/20080912094757

慶応は嫌なタイプが多い印象

決まって慶応の子がいう台詞「東大を蹴った」

その言葉聞くたびに、高校の推薦で慶応法学部行った子の顔が浮かぶ

内部の推薦は楽とか思ってるかもしれないけど、実際は外部からのほうが簡単だと思うよ。

少なくとも俺の経験から言えば。少なくとも慶應の内部については。

慶應高校なんて高校受験では最難関の部類でしょ。

女子高なんてたぶん、今のところ全国の女子校で一番入りづらいんじゃないの?

早稲田高校が共学化してどんどん偏差値があがってるけど、いまだ志木高が早慶高校偏差値トップだし

塾高もそれなりに難しい SFCとかNY学院とかは知らんけど。

校風が独特だから、開成を蹴ったり筑駒を蹴ったりして入ってくる人もいるし

15年間アメリカにいましたーみたいな帰国子女普通にいるのよ。

加えて幼稚舎や中等部普通部からあがってくる変人変態もたくさんいる。

んでもって教員はさらに変態だ。

大学受験を気にせずに、教員それぞれの専門のことを高校生の範囲なんてこだわらずにとことん教える。

こういう高校生として最上位の実力をもった人たちのなかで上位の0.5割りくらいに入らなきゃ

法学部医学薬学部の推薦はもらえない

大学受験なんて受験に必要な科目をとことん鍛え上げればいいだけだけど

内部で推薦を得るためには実技教科も含む10教科以上すべてをがんばらなきゃいけない

15年間米国にいた帰国子女よりも英語の成績を上げなければ

スポーツ推薦で入った運動馬鹿よりも体育の成績を上げなければ

理工学部希望している人よりも物理の成績を上げなければ

慶應高校法学部の推薦をもらうことはできない

受験は得意教科だけ勉強して、あとはセンター試験レベルの問題を解ければいいんだから

外部から受験するほうがよっぽど楽だと、 俺は思う。

俺は大学受験を経験していないが、高校受験高校生活の経験から考えて、普通進学校大学受験をしたほうがよかったと思っている。

2008-09-06

個性や創造性を発揮できない普通会社はてな

malaはてな退職したって事で、原因は何だろう?

マラのせい

1.マラが勤務怠慢

2.はてな社員として不適切

3.水が合わず開発が遅々としてた

周囲のせい

4.naoyaの見込み違い

5.はてな不具合といった仕事もさせていた

6.半年経って成果が出ないなんてどうよ、と詰めた

7.評価の段階で、周囲がmalaを評価しにくかった


割合は違えど、多分こんなあたりかなぁ。でもそんなの入社前に容易に想像できたわけで。

はてなにはOS作ったりLDR作ったりといった個性的創造性の高い人材こそ必要なのに、そういった人材はてなに留まれないね。


これまではてなは「うちはこんなに変わった会社ですよ、うちなら創造性発揮できます」とアピールしてきたけど、変わってるのは社長変人ってだけで、個性や創造性が発揮できない普通会社なんだろう。

はてなの業務は関係ないから開発に専念させてくれとはいかないものかな。naoyaなんて体育会系だし企業に属する以上はそんな自由な開発はゆるさねぇぞとか言ってくるのかな。

目指せユーザー1,000万人っていうけど、そういった個性的創造性のある人材にも、日々の不具合潰し、ユーザー対応、サーバー安定その他雑務といった業務を関わらせて結果として社内で育てられないようにしてしまっているのかもしれない。

2008-09-04

僕が読書感想文を嫌いなワケと,その対処

読書感想文に決して書いてはいけないこと。」で,読書感想文について触れられていたので少し.

あえてコンクールの話をすれば、審査員が求めているのは、

「本を読むことで人間は変わる」

……という物語なのです。

「この本を読んだことで私はこのように変わりました」

……という、美しい物語を描いてください。


何を考え,感じたのかを「ありのままに表現してください」とか言われても,困る.

心の内側を,赤の他人になんか見せたくない

僕は,大切なことは心にしまっておきたいんです.

不特定多数の他人なんかに,教えたくは無いんです.

そこで僕は考えた.

感想じゃなくて書評を書けばいいじゃない

例1:映画スパイダーマン」を見て

ストーリー単純明快で,「ひ弱な主人公ナード)がある日突然強力な力を手に入れ,世界を守る」というものである.

このような構図は,例えばマトリックストランスフォーマーなど多くのアメリカ映画に見れるが,何故だろうか.

アメリカ中学生高校生を理解するのに不可欠な概念として,その階層構造が挙げられる.

この階層構造は,主に体育会系の支配者層(Jock;ジョック)と,非体育会系日本で言うオタクなどに相当する被支配者層(Nerdナード)で説明される.

またこの背景には,スポーツ趣味とするのが是であり,それ以外の文化系趣味に勤しむことは変人である,というアメリカ価値観などが関係していると言われている.

多くのアメリカ映画ドラマではひ弱な主人公ナード)と,その主人公邪魔をする嫌な奴(ジョック)が登場し,また最終的にはひ弱な主人公ナード)が何らかの活躍をするものが多い.

これは作品の消費者,つまり国民全体に占めるナードの割合が多いこと(一般的に非支配者層は,支配者層より人数が多い),作品の監督など文化人ナード出身が多いことが理由であると言われる.

さて,このような階層構造を理解した上でこの映画を眺めてみると,………

(ここまで:514文字)

例2:「アルジャーノンに花束を」を読んで

主人公であるチャーリー日記という形で物語は進んでいき,チャーリー白痴から天才へ,そしてまた白痴へと戻っていく過程を鮮やかに描いている.

本書はダニエル・キイス著「Flowers for Algernon」の訳書であり,翻訳アイザック・アシモフ著「I, Robot」(邦題:われはロボット)などの翻訳で有名な小尾芙佐氏が行っている.

本書でも,時間経過(知能の変化)によって変化する日記の文体など,氏の文章構成力が光っており,恐らく氏以外の翻訳ではここまでこの小説が有名になることは無かったのでは無いかとすら思わせる.

しかし残念ながら,物語の発端となるチャーリーへの人体実験については,その非科学的なリアリティーの欠如から,物語を素直に楽しむことができなかったのもまた事実である.

物語中では,ネズミのアルジャーノンの結果が出る前に,チャーリーへの実験を開始しているが,動物実験が終わっていない治療方法を,人体に試すことがあるだろうか?

こうした常識的な「科学考察力」の欠如は,現代社会における様々な問題の一因ともなっているとも言える.

マイナスイオン水からの伝言(水に「ありがとう」というと綺麗な結晶ができる,という都市伝説),血液型占いなど,これらは基礎的な科学の心得があれば,疑ってしかるべきものである.

SF小説では,いかにしてアイディア科学的リアリティーを持たせるかが重要な鍵の一つであり,例えばアーサー・C・クラーク軌道エレベータ,………

(ここまで:620文字)

まとめ

つまり物語そのものだけじゃなくて,その周辺情報について解説・評価すれば,自分自身の内面世界を全く描写することなく,楽々と(しかもそれっぽく)文字数を稼ぐことができる.

先生受けも,それなりに良い.

例:作品が書かれた社会背景と作品の関連についての解説,著者の他の著書や業績,社会に与えた影響,作品の一部分を抜き出してその社会現象について解説する,…

問題は,普段からのそれなりの読書量,周辺知識が無いと書けないこと…かな.

(逆に言えば,読書は好きだけど読書感想文は嫌い…という人には,向いていると思う)

2008-08-28

日本人の95%は出版なんかなくたって生きていける

 脊髄反射さハニー。

 10年経っても平均返本率が下がらないとか、ケータイ書籍バブルさえはじけたとか嘆いているけど、今のほうがずっと健全だと思うよ。100万人が同じ出版物を買っているなんて気持ち悪いだけ。業界は90年代の出版バブルをいまだにひきずっているだけ。栄養とりすぎてタプタプになっちゃった体をもてあましているだけ。シェイプアップすればいいのに、そうしたくなくてイヤイヤしてるだけ。

 だいたい若者が可処分所得を携帯にとられたから返本率が上がったなったなんて、ちゃらい分析をされてしまう程度のものなんだよ、出版なんてのは。

 「出版は素晴らしい」。確かにそうだよ。出版は、このくだらない世の中で最も素晴らしいもののひとつさ。でも、出版=作家とのコミュニケーションより、携帯=身近な人間とのコミュニケーションのほうが世の中の95%の人は大事なの。そっちに金使うの。毎月毎月本を何十冊も買って、床が抜けそうなアパートで毎日読み狂ってるなんてのはただの変人にすぎないの。

 それから出版物が売れないのを違法ダウンロードコピーのせいにしないでくれ。

 70年代の厨房は、本が読みたくて読みたくてたまらないのに出版物が高くて買えなくて、図書館から借りてきた本を、友達どうし協力し合って回し読みしてたんだから。なにも今にはじまったことじゃない。

 本が売れないのはただ、「95%の人間にとって出版物なんて大事じゃない」ってことを端的にあらわしてるだけのこと。

 いや「ハリポタ(いやいや追加)」「夢を叶えるゾウ」とか「ホームレス中学生」とか人気すげえ集まってんじゃん、だって?

 あれはただの行楽。海とかキャンプとか冬ならスキー行ったりとかいうのにひとつ選択肢が増えただけのこと。さらに言えばダメな自分に幻想を抱きたいだけのこと。貧困脱出をテーマにすれば安直に売れるってこと。

 だからさ、人件費削って若年編集者だけでくだらない雑誌出したり、公正取引委員会に訴えられそうなあやしげプレゼント情報流したり、嘘臭いエージェント情報に基づいてどうしようもない本を作ったりしてる暇があったら、オレみたいに毎日毎日朝から晩まで部屋で一人でスキャンしてるような0.数%の変人のためにならないように、きちんとした出版物作ってくれよ。頼むから。そうすればオレはちゃんとスキャン止めるから。な。

ケータイ書籍用のスキャンだけどな。

◆◆◆◆

ソース http://anond.hatelabo.jp/20080828083756

日本人の95%は音楽なんかなくたって生きていける

 そういう訳さハニー。

 ミリオンヒットが出ないとか嘆いているけど、今のほうがずっと健全だと思うよ。100万人が同じ音楽を聴いているなんて気持ち悪いだけ。業界は90年代のミリオンバブルをいまだにひきずっているだけ。栄養とりすぎてタプタプになっちゃった体をもてあましているだけ。シェイプアップすればいいのに、そうしたくなくてイヤイヤしてるだけ。

 だいたい若者が可処分所得を携帯にとられたからミリオンが出なくなったなんて、ちゃらい分析をされてしまう程度のものなんだよ、音楽なんてのは。

 「音楽は素晴らしい」。確かにそうだよ。音楽は、このくだらない世の中で最も素晴らしいもののひとつさ。でも、音楽ミュージシャンとのコミュニケーションより、携帯=身近な人間とのコミュニケーションのほうが世の中の95%の人は大事なの。そっちに金使うの。毎月毎月CD何十枚も買って、床が抜けそうなアパートで毎日聴き狂ってるなんてのはただの変人にすぎないの。

 それからCDが売れないのを違法ダウンロードコピーのせいにしないでくれ。

 70年代の厨房は、音楽が聞きたくて聞きたくてたまらないのにレコードアナログ盤だぜもちろん)が高くて買えなくて、こづかい必死にためて買ったレコードを、友達どうし協力し合ってカセットテープコピーして聞いてたんだから。なにも今にはじまったことじゃない。

 CDが売れないのはただ、「95%の人間にとって音楽なんて大事じゃない」ってことを端的にあらわしてるだけのこと。

 いやフジロックとかサマソニとか人すげえ集まってんじゃん、だって?

 あれはただの行楽。海とかキャンプとか冬ならスキー行ったりとかいうのにひとつ選択肢が増えただけのこと。あの場でわーっと騒ぎたいだけのこと。

 だからさ、くだらないパブ記事打ったり、JAROに訴えられそうなあやしげ情報流したり、嘘臭いマーケティングに基づいてどうしようもないCDを作ったりしてる暇があったら、オレみたいに毎日毎日朝から晩まで部屋で一人で音楽を聴いてる5%の変人のために、きちんとしたCD作ってくれよ。頼むから。そうすればオレはちゃんと金払うから。な。

2008-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20080825143130

変人」という言葉に込められた意図次第で受け取り方も変わるし、人単位で割合取るのは難しそう。

自分の周りでは、表面上は褒め言葉として使用してる人ばかり見かけた。類友の一種である可能性も高いけど、自分は褒め言葉や貶し言葉として「変人」って単語を使ったりはしてない。リスクがでかすぎる。

「僕は変人って呼ばれると嬉しいからみんなにもふりまこう!」みたいなある意味ピュアな心意気から発せられたなら、方言のようなものだと思って褒め言葉として受け取るし、「どうせ変人って言ってあげれば喜ぶんでしょ?」みたいな勘違いラベリングをされて投げかけられた言葉なら、「お前など知るに値しない」ってアピールなんかも含めて貶し言葉として受け取る。

もちろんピュア偽装する人とかもいるから、その意図が間違った伝わり方してる可能性もあるけど、通じない嫌味は嫌味ではないって思ってるから、貶し言葉としてはカウントしない。後々嫌味だと発覚したらカウントする。

変人」という言葉

褒め言葉と受け取る人と、貶し言葉と受け取る人の割合はどんぐらいなんだろう。

2008-08-19

かわいそうに

「かわいそうに…」という言葉が、気にかかる。というか、端的に言えば腹が立つ。

怒りを表明したいけれど、世間的にはどちらかといえば「良い言葉」扱いのため、怒りを表明したらこっちが変人扱いである。

どうしてかわいそうにと言われると、腹が立つのか、と考えてみるに、おそらく哀れまれるのが嫌いなのだろう。

同情するなら金をくれ、って言葉が昔あったけど、ああいう感覚が近いかもしれない。

小さい頃、何かあるとすぐ風邪をひく体質だったんだけど、「かわいそうにねぇ。そんな身体で」的に、オバサンとかオジサンとか同級生に言われるのが凄くいやだった。なんていうか、認めたくなかったのかもしれない。他人より不利だってことを。でも薄々それは自分で気がついていて、だからこそ、体に気を使ったり体力つけたりして「なんてことないよ。このくらい」って感じで、頑張っていたのに、それをあっさり「かわいそうに」って言われて壊されるのが物凄く嫌だった。なんというか、努力して他人よりも不利ってことを忘れようとしているのに、あっさりそれを無神経に思い出させる、というか、そう決め付けられる、という残酷さに腹が立った、というか。しかも本人たちは、「かわいそうって言ってあげてる自分は優しい」とか思っていたりするから、余計に腹が立った。どこが優しいの?こっちが嫌がってるのわかんないの?優しいどころか残酷だよって。まあそんなこと分かるわけないんだけど、当時は子供だった。

かわいそう、なんて哀れむ暇があるなら、無言で助けてくれた方がよっぽどよかった。まさしく同情するなら金をくれ、って感じだった。いっちゃなんだけど、他人からかわいそうって言われたところで、私には何のタシにもならない。そんなこと上から目線で呟いてる暇があるなら、鼻水でそうだからティッシュかってきてよ、とか思ってた。「かわいそうに」「そうなんです私かわいそうなんです」「ほんとよねぇかわいそうよねぇ」って言い合って、一体何が変わるというのか?本当にかわいそうだと思うなら手助けしてくれよ。そこまでする気がないなら、黙っていて欲しかった。かわいそう、なんて言葉はクソ拭くティッシュにすらなりはしない。偽善者だ、とずっと思ってた。かわいそうって言うことで、「哀れな者に同情してあげる優しい自分」に酔っているだけじゃないの?って。だってかわいそうって言う事によって得られるものって他に何があるのか。かわいそうって同情してあげたからってこっちの病状はよくなりはしないよ。かわいそう、って言うことは、「あなたは私よりも哀れな位置にいる」って定義付けられた、ってこと。大袈裟だよっていうかもしれないけどそういうこと。それを気付いていない人が多すぎる。ただでさえ病気のときに、「あなたは私より下」って定義付けられて、一体この大人たちはなにがしたいのか、本当に疑問だった。ケンカ売ってるの、って思ってた。

かわいそう、って言う言葉は、結局自己満足で、相手の事なんかこれっぽっちも思いやってる言葉じゃない。

寧ろそれを自覚して、厭味ったらしく言う奴の方がいい。

問題はそれを自覚せずに、相手の事なんか考えてもいないのに「相手のためになってる」と思い込んでその言葉自己陶酔してるやつ。そういう奴は、だから、「そんな事言わないで」と相手が言うと、途端に「かわいそうって言ってあげてるのに、何なの」って反応を示す。それは「かわいそうな相手にかわいそうと言ってあげる優しい自分」像が、相手に酔って壊されたからだ。相手の事を思いやった上でのかわいそう、だったら、そこで相手がそんな言葉は欲していない、寧ろ嫌がってることに気がつき謝るだろう。(それ以前にかわいそうなんていわないだろうけど)

他人の、「かわいそうな私像」のために、ダシにされたんじゃたまらないよ。

私の体質は、あなたの自分像を支えるための柱じゃないよ。

ずっとそう思っていた。

ま、今思うと風邪になりやすいってくらいで大袈裟なんだけどさ。

でもああいった体験があって、「かわいそう」はとても優しい言葉なんかじゃないと思うようになった。今でも。

でも、かわいそう、を実際欲しがってる人もいるらしいことも、成長してから知った。

私はかわいそうなんて言われたり同情されたり共感されたりしたところで、だから何が進むわけでもないじゃないか、としか思っていなかったけど、かわいそうだね、かわいそうに、って言われることで、何故か、「そうなんだ。自分かわいそうなんだ」って心が軽くなるって人も、どうやらいるらしい。

今思うと、あの人たちも、そういう人ばかりに会ってきた、また、本人自身が「かわいそうに」と言われて嬉しい人たちだったんだろうな。

タイプが違ったのだ。

かわいそうにと言われて嬉しい人たちには、かわいそうと言われて苦しいひとたちの気持ちは分からない。

こっちだって、嬉しい人の気持ちは分からないから、当たり前の事だ。

けど、気持ちは理解できなくても、「そういうタイプがいる」ってことは、各々心に留めておいたほうがいいんじゃないか。

特に「かわいそうと言われて嬉しい」タイプには是非ともお願いしたいところだ。

こういう人たちはほんとうにこっち側の苦しみが理解できないようで、こういうことを言っても、「そんなのそっちが大袈裟に騒いでるだけだ」とか「かわいそうって言ってあげてるのにその言い草は何なんだ、偉そうに」って、そういうことを本当に素で言ってしまったりする。前は腹が立っていたけれど、今はそういうタイプの人、かわいそうって言い合うことが、嬉しいことで、コミュニケーションになっている人たちなんだなと思って割り切っている。割り切れない時も、あるけど。

それにしてももしかしたら日本人には、「かわいそうにと言われて嬉しいひとたち」の割合の方が大きいのだろうか。

2008-08-18

http://anond.hatelabo.jp/20080818155028

いや、もちろんそうなんだけどさ。

今の柔道はもはや力任せのスピード勝負だとかさ、そういうのはあるんだけどね。

水泳にしたって一昔前までは一番早いのは16歳ぐらいとか言ってたし。

年取ってからメダル取る人が変人で、一般人はとっとと引退すべきなのかもしんないけどね。

でも、負けたらさっさと引退、みたいな世間の風潮が嫌だなぁ、と。

そういう風潮を嫌って絶頂のまま引退しているんならもっと嫌だなぁ、と。

気にしすぎなのかもしれんけど。

2008-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20080802152353

正直なところ、当時の私はこれが納得いかなかった。

世間知らずで平凡な学生だった私から見るとすんごい天才でスーパーハカーな彼らがたとえ大企業とはいえ社会歯車のひとつになり下がってしまうのはもったいない!と思えてならなかった。というか天才で変人ギーク大企業歯車とか向いてないだろ常考

社会に出てみるとわかると思いますが、コミニケーションが苦手で、すんごい天才でスーパーハカーな人はむしろ大企業向きだと思いますよ。

というかそんな人は絶対に起業とかしてはいけないんですよ。なぜなら自分に出来ないことを人にお願いするのがコミニケーションの能力になってくるので、これがない人は絶対に起業は無理だと思います。

組織を作るってそういうことだと思います。「彼らはすごい」といっても狭い世界の話ではないですか?財務マーケティングデザインも収益構造を考えることも神がかっていましたか?でも自分の考えていることをきちんと相手につたえられないヒトが天才だったりするって信じられない話ですよね。

2008-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20080802211816

便所飯の話聞くといつも思うんだが、一人で食べるのは周りの視線外野とか言うけど、毎日便所に弁当もって食べに行くのは耐えられるってのが不思議。毎日やってたらばれるだろjk。一人で飯食べるより便所で空砲がどう見ても変人だぞ。自分は常に一人で食べてたがなんともなかったし。

もと京大生女子から見た京大生の就活

最近の流れを見て思ったことをつらつらと。

つっても私が知ってるのは数年前の話なので今は少し勝手が違うかもですが。

なんか「学歴があろうが無かろうがすごいやつはすごいし駄目なやつは駄目」みたいな方向のエントリをいくつか見かけたけど、そんなのは当然のこと。

そりゃ世の中にはdankogai氏みたいに学歴なくても技術やら才能やらで乗り越えていけるような人もいるだろうさ。でもそれは少数派。

京大電気系やら情報系やら行けば、「技術やら才能やら」を持ってる人はたくさんいる。山ほどいる。自分でプログラミング言語設計しちゃうような人やプログラミング世界大会とか行ってるような人が普通にいる。

で、そういう学歴能力もあるような人たちはどういう就活をしていたか。

大半の人は普通大企業を目指す。しかし「女。京大生」の人が言うところの「学歴は高いが、コミュニケーション能力が低い」タイプの人はここで苦戦する。

それでも選り好みが激しくなければ、学校推薦なる制度である程度のところには就職できる。実際私のいた専攻ではこれが一番多かったように思う。

(※ちなみにこれは修士課程での就活の場合。京大理系だと大半の人は修士まで進学する)

正直なところ、当時の私はこれが納得いかなかった。

世間知らずで平凡な学生だった私から見るとすんごい天才でスーパーハカーな彼らがたとえ大企業とはいえ社会歯車のひとつになり下がってしまうのはもったいない!と思えてならなかった。というか天才で変人ギーク大企業歯車とか向いてないだろ常考

で、中には「俺が大企業歯車とかもったいない、っていうか向いてないだろ常考」って思う人も当然あらわれる。もちろんそんな状態で就活しても失敗する。

そういう人はとりあえず起業する。もしくは知人の起業したベンチャーに転がり込む。

当時は結構な起業ブームで、後先のリスクとかあんまり考えずにほいほい起業する人もたくさんいた。

で、現在。今でも連絡取ってる大学時代の知人のうち、半分くらいはニートorフリーター

なんだろう。当時優秀で天才でエリートだと思ってた彼らが、現在趣味で作ったWebサービスとか公開したりしつつぼそぼそとくすぶってるのを見るとなんかやるせない気分になる。

所詮は彼らもその程度までの人間だったのか、単に不器用社会に適合できなかっただけなのか、一体彼らに足りないのは何なのか。

ほんとにエリートとして生きていくためには一体どれだけのものが必要なのか…

2008-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20080801111603

ステータス悪いか?

今じゃ、民間に就職できなかった落ちこぼれ

変な野望を抱いた変人扱いだな

ローンは組みやすいし、合コンではなぜか高収入勘違いしたスィーツを吸引するが、それだけだな

外から見ているとよくあんなブラック企業に勤める気になると思うよ

2008-07-30

touchケータイ二丁拳銃

http://anond.hatelabo.jp/20080717213241

発売されるまでは俺もそう思っていた。

だが、プラン発表、専用SIMBluetooth仕様ファーストレビュー……見ていけば見ていくほど「ダメだこりゃ」って気分になった。

リナザウW-ZERO3EM-ONEも何でもかんでも入手するアーリーアダプターな俺だった。

iPodなんか市民権も得てない頃に、スポーツジムで使っていてみんなから「音楽聴きながら運動なんて変人ジムにはテレビがあった)」って思われたのもいい想い出。

だから、電話としてのiPhoneなんて珍奇だろうが何だろうが欲しいと思っていた。

だが、ソフバン回線ウンコ具合(ドコモと二台持ち)、そしてApple、というかJobsの偏執狂的な製品に対する姿勢が段々鬱陶しくなってきた。

先に書いた内容が大体ドレもコレも二塁打ぐらいで、ばんばん「買わない」に点数が入っただけ。

だったら、touchでいいじゃん、って話になりました(EM-ONE+WMWifiRouter/LOOXU50とも相性いい)。8Gは容量少なかったけどな、俺のライブラリーが全部入らなかったw

日本ケータイだが、お財布ケータイも使いまくってる。マジ便利。

回線ウンコプラン内容とBluetooth仕様が変わったら考えます。

まぁ、できればドコモで。お財布ケータイソフバンに移すし。別にそれで困らん。

あと、(MacOS信者ってのがこのツールをマンセーしそうなのはよく分かっている。

だが、OSXよりもOS9の方が使い勝手がいい! というOS信者もいるってのは覚えておいて。俺はドサーだけど。ウチのダチがOS9信者なんだw

2008-07-29

どうでもいい突っ込み

http://anond.hatelabo.jp/20080729091818

  • 「うわー、きもーい!」とみんなから変人扱いされるはてな

どちらかというと昼休憩でも熱心にラノベ呼んでクネクネしてるのを影で「なんか はてな君 ってちょっと変わってるよねー」程度だと思うんだが.

Flickr

なぜYouTubeがないw

でどうよ.

男子クラスで理解するウェブ業界



女子版

http://anond.hatelabo.jp/20080729035820

2008-07-23

エホバの証人と、いわゆる二世と、背教者と。

#追記

#このエントリの続編というか、まとめ(このブログで言いたかったコト)書きました: http://anond.hatelabo.jp/20080724004506

#おまけ: http://anond.hatelabo.jp/20080723230708


エホバの証人・・・家に時々やってくるアレ学校格闘技とかあると見学してる人。クリスマスとか参加しない、年賀状を送ってこない人。略称JW

二世・・・二代目。親が信者で生まれながらにして家庭がエホバの証人だったり、途中からそうなったり。片親二世てのもある。

背教者・・・アンチ。元エホバの証人だったり、親族がそうって人も少なく無い。二世の人もおる。この日記のスポット

自分はもうすぐ辞めようと思ってる現役なんだけど。二世だし、生まれた時からこの世界だった。

まぁそのあたりは自分史は今回はどうでもよくて、そういや、俺みたいに辞めようって人はどんな感じなのかな?とググってみた。

結論からいうと、エホバの証人は、組織(統治体と言う)の指示によりネットで、宗教関係などに手を出してはいかんとある。

だからJWとわざわざ公言して日記してる人は信者の中でもあんまり熱心じゃない人がデフォルト(立場は関係ない。)。

で、どっちかつうと元信者、アンチJW=JWからは背教者と言われる人、のサイトが多い訳。

だから、要は辞めようか辞めまいかっていうグダグダな人はほとんど居なくて、もう辞めちゃった人か、アンチサイトしか出てこないんだよね。

それは知ってたので、どうせ辞める次いでだしなといわゆるJWから背教者と呼ばれる方達の内容ってのぞざざっと見てみた。

ざざっと、とは言っても16時間ぐらいぶっ通しで今朝4時半までやってたんで、それなりには、見た。

で、今から現役として、なるべく一般の方にも解りやすい形で雑感を書こうと思う。

元JW、幽霊部員状態のJW、バリバリなJW・・・は1秒でこの日記を読まないと思うのでグダグダなJW、

あとはJWはせいぜい輸血しない人?ぐらいの認識の方達がここにトラバなりで意見とかくれるを期待したい。

要は自分の本音が外部からどう見えるのか、興味あるもんで。

まず、前提条件。JWは宗教においては基本的に素直な人とのみ話しなさいという方針がある。

つまり、議論するな、討論するな、宗教論争は避けろ、自分の信仰=信念のほうが解りやすい?を試してはいけない、とお達しがある。

これはどーゆー事かというと、JWの聖書おかしいよ!訳が変!とか、JWの教祖会長っていうんだけどね)は

女好きでヤリまくりだったっていう証拠があるんだぞ!おまいらおかしくね?みたいな話には、

見ざる・聞かざる・去る、が鉄則ってことなんだ。

だから、創価学会の方には申し訳ないのだけど、心行くまでJWとしては自分も討論したことがない。

すること自体が、JWのアイデンティティー違反なっちまっていたからだ。(ずっと昔の話。俺の親友の一人は学会員だった。いい奴だったよ)

えーと、だから、背教者さんってものすごく熱くサイトでJWの矛盾を列挙されたりしてるのだけど、

実はあまりJW側には影響が無かったりする。

JWを良く知っている元二世の背教者さんなら尚更。

吠えても相手は聞かないんだから、討論なんて成立せんのだ。

聞きにくるのは放っておいてもJW辞めるような奴だ。相手にしても物足りないと思う。

「そうだそうだ」っていう同調者としては嬉しいだろうけど、説得とか、引き込んだって感覚は味わえんはず。

だから、自分などは親と言い合いなど全くしない。

眠たそうな目で、空に舞う羽のように、のらりくらりとしてやりすごす。

長老(牧師みたいな人)とかに突っ込んだ質問されても、強く反応しない。

聞いてるのだか、聞いてないんだか、みたいな。。。

何せ、腹を割って話そうとすれば上記の通り、一定レベルの濃さになるとシャットアウトする

脊髄反射的な対応が始まるので、ロックな気持ちで「こう思うんだぜ」と言うのが無駄なのだ。

聞かないんだもの。

だから、自分は辞めるための理由などもJWにはいちいち説明せんことに決めた。

説明しても聞かないだろう。

でも、元信者の背教者さんほど、すげー熱くJW批判されとるってのが解った。

何とか、ココがおかしいよ現役!おまいらこれ変じゃね!とか一生懸命なのね。

聞く訳ないのに。雑魚(辞めかかってる人間)のトドメの演説にはええだろうけど

あんたらの目的(大抵のサイトに趣旨とかで公言してある)は現役を辞めさせることだろ。

引退間際の老兵を相手にしてもなーって自分は思うのだ。

で、まぁ、何でじゃあこんなに必死なんだろ?って考えてみた。

少しずつ解ったのだけど、元JWでも未だに心のどこかにJWって人が多いらしい。

で、ある人はそうした葛藤が苦しくて、過剰反応し、一生懸命、間違っているところを

声高々に言うっぽい。

もう少し解りやすい例で言うと。

振った女のことを、毎日mixiに、あいつはあんな所がダメだったとか、

あの女とつきあう奴は馬鹿。とか、そんな日記ばかり書いているマイミクいたら、どうする?

まだ未練あるんだろうなー、プププって思うだろ?

そんな気持ちになった。

JWの矛盾を立証するために聖書の隅々をあれこれ指摘してる人、

組織はてなで言えば、信者=ユーザー株式会社はてな組織)の教理の矛盾点を

がーっと連載している人。

まぁ、初めて背教者サイト見たけど、「何だ、こんなもんか」ってがっかりだった。

別に、クドクド書かなくてもいいんじゃね?

元JWだけど今はフツーに楽しく暮らしてるよって、ブログプロフにちょろっと書くぐらいで

リア充日記を書く方が現役JWにはよほどダメージがある。

JWでは北風と太陽を、具体化したような信者になるので、

正面切っての攻撃(批判、いや指摘)にはかなり固い。

どれぐらい固いかって、ドイツホロコースト(そんなの無かった論はまた今度にしようや)にも

抵抗しとったし、ソビエト連邦時代、KGBにカルト認定されても地下活動を辞めず

結局、ソビエト崩壊時には、一気に信者であることを公言した人が続々出たって話もある。

でも、JWはびっくりするぐらいの弱点がある。

それは日常のささやかな事。

JWを知らない人のためにざっと組織が良く無いって上げてる点を列挙しとく。

ちなみに一般ピーポーへの解りやすさ重視なんで、ちといい加減。最近行ってないしな。

破門になるもの

 ・結婚前のエッチ

 ・選挙活動、他宗教の活動参加

 ・輸血

 ・タバコ麻薬

 ・組織や教理、聖書への組織が推奨する以上の研究矛盾点の指摘にこだわること(背教者認定)

 ・長老組織からの指示にあからさまに反対し続けること(背教者認定)

イエローカード、場合によっては制裁(会衆=協会での行動制限、発言制限など)

 ・異性と二人で歩いた(ボディタッチは死)

  合コンなんてとんでもない!女友達も結構監視が厳しいことがある

 ・ちなみにデートしてもいいのは結婚前提の時のみ

  若い男女間の携帯メールデート同然という扱いでNG(でも実際は横行しとる。そりゃそうじゃろ)

 ・会衆=協会を、数回サボった(地域差あり、バカンスのためにお休みしたとかだと結構危ない)

 ・暴力的な音楽ゲーム映画などが好きと噂される

  流行を追いかけてると噂されるのもあんまよくない

 ・スポーツ観戦に熱心だとやばい。サポーターになるなんてのは危険行為。

 ・奉仕(家にやってくるアレです)をサボりがち

 ・おにゃのこ場合、私服でも下着がチラ見えするような服とか、谷間の見える服はまずい

 ・男の子も、髪型が耳かくれてツンツンヘアピアスみたいなのはまずい

 ・宗教活動時は、男はスーツおにゃのこは、ノスタルジックワンピースとか。

推奨されること

 ・エホバという神に使える=新世界聖書組織の本に精通する=そこに書いてあることを適用する

 ・会衆=協会で、より責任のある立場に任命される模範的な人となること(禁欲的生活+熱心な宗教活動)

 ・仲間の信者に親切で気遣いを示すこと、地域住民にも優しくあること

 ・聖書研究すること。ただ、聖書を学術的に研究したり、JWが発行している新世界聖書以外の聖書

  熱心に用いて研究するのは危険視される。組織が発行している本と新世界聖書をセットで研究するとOK

 ・宗教イベント(新しい会衆を建設する、とか)にボランティア(無償)で積極的に参加すること

他にもあるけど、まぁこんな感じ。

つまり、短いスカートはいてたりとか、若いおにゃのこ男の子が、協会の隅っこで

最近どうよ?とかメールやり取りを頻繁に行っていると、即笛が鳴るのですな。

ああ、自分も何度鳴らされたことか、畜生

もっとも、イエローカードのものって明確な基準はない。

個人の良心次第です、でも他人の良心に配慮しようねってのが組織の基本スタンス

だから、地域格差がすごい。

短いスカートでもおとがめ受けず、フツーの女子高生やってる子もいれば、

三つ編みモッサリスカートに分厚い牛乳瓶の底メガネっていう子もいる。

この地域差は、会衆の空気=会衆の長老(その町にある協会の牧師)の基準が結構、大きい影響力を持つ。

なぜって、長老に「おまえ、いい気になるなよー」って言われると、「長老には従いましょう」という

基本原則があるので、悔い改め=行動と考え方(実際に考え方変える人は少ないかもじゃが)改正しないといかん。

そうしないと、上述の通り、長老組織聖書=神の取り決め=神に任命された人、なので、

要は反逆者=アンチ=背教者認定・・・まではないくことは滅多にないけど、何らかの制裁を食らう。

例えば今迄、会衆の寄付会計係だったけど、明日からはもうしなくていいよ=お前は謹慎だよって言われたり。

(例は極端な書き方してます。どういうもんかは説明面倒なんで入信して確かめれw)

まぁ、だからね、派手な人は叩かれやすい。

もっともJWは地域変種が熱帯魚のプレコなんて目じゃないぐらいすごくて、

例えば、国によっては家々に訪問するの禁止、だけど広場で雑誌を持って立っておいて

声を掛けられたらその人に宗教活動するのOKってところもある。

そういう国の信者と、日本のようにピンポンまくりな信者は、根底は同じでもやはり差があるのだ。

だから、派手なのが叩かれるって書いたけど、派手って行っても、普通の人からすると

高校生デビューぐらいの可愛いもんだと思ってもらえればいいと思う。

山田優の格好を真似たら、スカート短い!服がぴったりしてて胸が強調されてけしからん!

そんな格好してはいかん!って怒られる。そんな感じなのだ。

実際、JWの若手にはこの制限が大変不評でこれはもはや伝統的なものとなりつつある。

もうね、毎年、わざわざ雑誌に「こんな格好するんじゃないよ」っていうようなテーマ

記事が特集で発行されるぐらい恒例なのだ。

だから、JWの信者てのは、町中で手を繋いでるカップルとか、奇麗な格好したOLに

いいなぁ・・・って目で見てる。

もう一つ言うと、熱心なJWであればあるほど、世俗の仕事=宗教外の仕事=つまりフツーの仕事よりも

宗教活動に重点を置く生活を取るよう努力する。

これは、なぜか?理由が長くなるが、これ抜きではJWがまったく理解できないので説明する。ただしすっ飛ばして。

JWには宇宙論争という大きなテーマがある。

これは、アダムとイブに蛇(を操っていた悪魔)が禁断の実を食べさせた時のこと。

人間は神なしでも自分たちで正しい判断、自治できるはずです、その実を食べたらそれができるよ。

って言ったという経緯があるのね。

それまで人類史上つうか人類以外に聖書世界知的生命体は神と天使(JW的には、み使い と言う)、

悪魔しか出てこないのよ。宇宙人は居ない設定らしい。

で、この蛇がそそのかした時の言葉は、宇宙始まって以来、初めて

神が神たる主権を持つことが正当か?という問題提起になったということらしい。

で、それを証明するためには、問題提起者である悪魔サタンと、それに同調したこと(実を食べたから)

になる人類が自治をし、やっぱり駄目でした☆

神しか、人類そして宇宙を支配できませんってでしたっていう証拠を作らないといけない。

今の世の中はその証拠作りの期間である・・・という世界観なのだ。

JW的な解釈(自分は他の宗派は知らんし)では、聖書はこれがメインテーマ

つまり、今の世がなぜこうなのか=神が介入していないのか、これかは神はどのように

宇宙主権の正当性を立証し、復権し、人間人間を支配してもうまくいかんから

人間支配権は神に戻し、神が支配する世界人類繁栄しよーぜっていうことになっている。

それが、JWが言う「希望」であり「楽園」ってやつね。

楽園実現の過程で不老不死とか死者復活とかいうイベントも起きる予定とのこと。

ちなみに、神が人間悪魔サタンに、そろそろ支配権を返せって言う時、

悪魔サタンは嫌じゃとダダこねるらしい(予言

それが、ハルマゲドン人類史上最悪の天変地異(疫病、地震)/人災戦争飢餓)/死が

横行するイベントとなるらしい(黙示録、JW的には啓示の書という聖書の最後のセクションの話はこれが中心)。

さて、ハルマゲドンを通過し、楽園で生きたい!って思った人への

参加条件は下記の二つ

・JWの存在(の話)、つまり聖書の内容を知らないまま死ぬ

  →神かサタンか選択権が無かったので復活する権利が得られる。

   死ぬのは老衰でも自殺でも事故でもハルマゲドンの巻き添えでもOK

  (ただし、ハルマゲドンが近づくとJWの宣伝はいよいよ派手になり

   知らなかったは許されなくなる可能性大とのこと)

   復活後、JWから聖書を教えてもらえる。

   その時、神か?サタンか?の二択が選べるので神を選ぶと合格→楽園行き

   ちなみに、JWが発足する100年前以前の人は

   絶対に選びようがなかったので全員復活が内定済みとのこと。

   例:織田信長ナポレオン

・JWの信者になる

  →神の側を選んだのでハルマゲドン通過。

   で、復活してくる人達に、聖書を教えることになる。

   ただし、ハルマゲドン通過後、復活者達と一緒にみんなで

   最後の試練、神かサタンかを調べられる最終確認試験があるらしい

   めでたく通過すれば→楽園行き

ちなみに、次の人は楽園いけない可能性が高いが明確な基準が

聖書にもないので不明とのこと

・JWの自殺者

  →輸血と同様、命を粗末にってことで背教者か!と思われるが

   精神患者の救済はされるべきだろって解釈

ただ、どこまで復活するかとかあやふやで実は

教理が何度かアップデートされた。

面倒なのでおいかけてない、最近は解釈違うかもしれん。

で、何の話だっけ。。。

ああ、そうそう。

だから、JWってのはこう考えるんだよ。

今の世の中の不条理、神はいるのか!?と考えて絶望している人に

神が支配する世界が来るよって教えてあげなくては!!と。

そして、どうせ滅びる世の中。

この世で成功して何になろうか、とも考える。

だから、熱心な信者であればあるほど、宗教活動を頑張る。

生活水準をギリギリに落とし、一人でも多くの人に、今の支配権は神にあらず!

神の側を歩もう!と呼びかけなければ!ってね。

でも、非JW的には、聖書を知らなければどうせ復活ルールが適用されて

復活後に神か?サタンか?と教えてもらええて選択権もあるんだから、全然オッケーじゃん

今の世は世で楽しめばよくね?って思うはず。

でも、今の世で成功する=神の側ではない、なぜなら今の支配者、サタン社会に適用しているから。

というルールが発動したり、自分だけ真実を知っておいて他人に教えないのは冷酷です。

そういう人は神の側ではありませんっていうルールもあるので、そうする訳にはいかんのだ。

結果、歯を食いしばってででも、質素な生活で地味な服で、ギリギリの収入で生活して

毎日のように家々の戸口を叩くというJWの信者が形成されるのです。

でも、宗教心で自制しているのであって、別にエッチが嫌いな人間など

心的トラウマでもない限り本能的に普通の人間は大好きだし、

エロい格好で男から注目されまくって、ちやほやされたいのが女心。

あと、バリバリ働いて金持って、女の子から注目されたいし

車とかPCとかの機械ものいじって男脳の欲求を満たしたいのが男心。

別にJWは精神異常者じゃない。だから、本音はみなそうだよ。変人もおるだろうけど。

でも、そういうのをやったことがないし、毎日それをやるのは恐ろしいこと、

みたいな教育を受けて育ったいわゆる二世のJWってのは、やりたいけど、どうやればいいのか解らんし

逆に、やってみたところで、心の奥底で、これはいけないことなんだ・・・って葛藤するのね。

だから、元JWで今は信者でもないのに、聖書の解釈にこだわる人=背教者が出るんだと思う。

要は聖書は聖典ではなくただの本なんだ、気にしなくていいはずなんだっていい聞かせたいのだろう。

そもそも、二世は自分が知る限り、聖書の解釈にこだわる奴が多い。

多分あれって、聖書=自分の根本、みたいな精神構造になっているから、

自己肯定のために重要なのだろう。

普通の人で言う、髪型を気にするようなものだと思う。

ちなみに、この流れは90年代から現代に至るまでのメインの流れで、

昔(〜80年代)は聖書の解釈をめぐって離脱する人が多かった模様。

JWはその歴史の上で、1914年を筆頭に、何度かハルマゲドン到来を

年数指定で確定宣言しちゃったことがある。

でも、実際のところ、それって、ツインタワーに飛行機が突っ込む前、

俺の彼女が送ってきたメール送信時刻が11時11分だった。

これはツインタワーだ。きっと、俺の彼女は特殊な予知能力があったんだ。

みたいなぐらい、アホな解釈である。

つまり、こじつけって奴ね。

彼女と目が合った!あいつは俺に気がある!フヒヒ!と同じ。

まぁ、それでJWは何度か大コケしてる。

で、3回目か4回目ぐらいのハズレで、いい加減、リスクおかして

折角集めた信者減らすまいって話になったのかは知らないけど(JWらしく神託としておきますか)、

1970年代後半からはハルマゲドン到来日ってのは不明ですって言うようになった。

でも、1回目(1914年)の頃はまだ信者少なかったけど、

1970年代(いつか忘れたよ、どうでもいいし)の最後のハルマゲドン到来予定年が

発表された時は信者は大いに盛り上がった、つうか、発狂したらしい。

(自分の親に言わせれば熱心になった、らしい。)

で、家財とかさー、もう手放す人もおったらしいよ。

だって来年、今の日本政府が終わります。日本円も無価値になりますって言われたら

みんなだってそれが本当になるって信じていたら痛いことやるだろ?

で、来なかった。

それで、責任とってくれと恨んだ人もいるし、どうしても諦めれなくて自分なりに

ハルマゲドン来年を計算しなおす人も出てきた。

当然、それに迎合する人も出る。

そりゃ、いつ来るか解らないより来るのが解った方が嬉しいもんな。計画立てれるし。

で、そういう人が目にあまるので、背教者としてバッサリ切り離す・・・ってことも昔はあったそうだ。

で、当たり前の話なんだけど、

大きな台風が来るって解っていれば、家族持ちのパパーやママーなら

家族を守ろうと必死になるじゃんね?

そのために、言う事聞かない子がおったらしかるよね?

もうすぐ風速50メートル台風来るって発表あったのに

外で遊んでくるって家を出ようとする子供がいたら、どうする・・・?

何が何でも守ろうと、叱り飛ばしてでも、行かせまいとするだろ?命にかかわるもんな?

そういう、心境を、JWの親達は抱いていた。過去形なのは後述する。

昔は、ハルマゲドンを通過できる人の条件(設定)が今より厳しかった。

詳しくは忘れたけど。

だから、1970年のハルマゲドン到来が外れた後も、その余韻が残ってるから

JWの親は必死に子供達を、JWの信者にさせようと必死に悲しいことに親心で厳しく指導した。

1日でも早く聖書信仰を抱くと誓ってくれ、神の側につくと宣言してくれと。

ちなみに、JWではバプテスマという、儀式をうけると、明確に神の側についたと見なされる。

それまでは、どっちつかずの奴っていう評価を受ける。

ただ、バプテスマって大変なのよ。

奉仕(他の家に訪問)していて、集会(協会)で聖書朗読講義(割当という)を開催できる能力を身に付けた上で、

かつ、バプテスマを受けたいと長老(牧師)に言うと、試験がある。

教理の理解度を試す試験で今はかなり簡単になったが昔は難しかった。(自分は1度で余裕だったけどな。嬉しくない。)

不合格して、もう少し時間をおいてみましょうってなると、親も子もしょんぼり。

まぁそんな世界なのだよ。

だから、70年代のハルマゲドンは外れたけど、近いうちにくるはず!と

信じている親達は、80年代〜90年代は特に、服装から友人関係から仕事まで、びっくりするぐらい

子供スパルタ教育した奴が多かった。

進学を認めない。宗教活動しなさい。

あの子は信者ではないから口を仲良くしてはいけません。

みたいな感じにね。


で、一時的に信者は増えた。

が、二世の子供達は考える。

どう考えても、これ、カルトじゃね?って。

でも、もう、生活の根底から友好関係や読み物すら制限を受けて育った子は、

カルトって思えないんだよね。

違和感は感じる。

どうも、自分の家はおかしい。

学校の友達らは楽しそう。

でも何で自分はこんなにつまんない気持ちになるんだろう・・・?

だから、90年代の後半は特に、JWの二世が離脱しまくるという非常事態が起きた。

自分の在籍していた昔の会衆を例すると、

90年代前半・・・集会に来てた10代の子達:18人ぐらい

99年・・・3人、うち二人は辞める寸前

こんな光景日本のあちこちで起こっていた。

会衆の中で行状の模範者として求められる、長老という任にいる家族の子だって

大勢が、JWをうまく否定できないけれどもかといってもう限界だと感じながら

ある者は無理矢理、停学処分になる行動を起こして破門される道を選んだり、

数少ない非JWの友達を頼って家出した奴もいた。

当然、子供がそんなことをしているのに、子供を神の道に!なんて

口が裂けても他の信者に堂々と言うことなんてできない。(言ってた奴も多いがな!)

多くの長老がバタバタと辞めていくという騒動も起きた。

で、今、ネットで声を大にしてJWは偽りの教理だ!と言う元二世の人って

上記のような流れで離脱した、もしくはそういう人を目の当たりにした人が結構多いのよ。

で、かわいそうだけど、一見今はうまく社会復帰しているように見えるけど、

JWスマイルなどと言われる、無意識笑顔を作る癖が抜けないキモい奴だったり、

好きな奴とSEXしても(結婚していても)罪悪感に悩む子がいたりもする。

それはなぜかって、教え方なんだよなあ。

エホバの証人だけが正しい宗教です。

てのと、聖書は神の言葉です。

ってのはもう何度も何度も子供は叩き込まれる。

会社でさ、我が社が業界トップです。うちの会社以外はみんなクズゴミです。

って言われたら、はあ?って思うよね?

その上で、例えばバイト経験がなく新入社員だった場合、我が社より良い待遇はないぞ。

君のような無能者は我が社ぐらいでしか居場所はないんだって言われたらどうする?

普通なら死ね!って思うだろうけど、上記の条件は

他の会社を一切知らない人っていう前提がある。

結構な人は、不安な気持ちで、今の会社にしがみつこうとか、自分は後が無いんだって思うんじゃないかな。

JWが唱える、この宗教だけが正しいのです、神の言葉は絶対です。

ってのも、そういう子供だましな論法だけど、日本語話せるようになる前から

そんな話を聞かされて育ったら、そういうのを冷静に判断できると思う?

ぐだぐだ書いたけど、要は、背教者が声高く、ああやって教理やJWの組織

そもそも、元いた、もはやどーでもいいはずの宗教にこだわっているのって、

それほど深いダメージを与えているからなんだろうなぁと。

まぁ、それを自覚した上で、他の現役JWを救いたいって必死な人も結構いるようだ。

ただ、ちょっと書いたように、一番JWを動揺させるのは、リア充だ。

元JWであることにこだわった姿勢を見せれば「ほれみろ、本当は気になるんだろ、戻りたいんだろ」

って思われるだけで逆効果

自然体で自由なスタンスで、普通に生きるって楽しいよ。

ってにっこり笑顔で生きていればいいと思う。

そうすれば、あれ?何で自分は?あんな風に思えないのかな?って思う現役が増えると思うんだ。

それから、昔の親は必死だった。過去形なのは後述するって書いたけど。

今は、黄昏の時かは知らないけど、割り切ったJWが急激に増えてる。

終わりこねーよ、どーせってマジで言ってしまうような信者も増えた。

そもそも、親も、お疲れモードだったり、聖書は正しいと思うけど、私を育てた親のやり方はおかしいと思う!

という3世を育児中の二世の親も増えている。

聖書は基盤で、間違っていたのは自分の親っていう解釈ね。

で、最近は、バランス、極端なのはいけませんねーってのが組織レベルで言われ始めてる。

今回、未だに70年代のJWをテーマに、JWはこんな組織だ!って声を高々に書いている背教者に

「もう情報古くね?今の現役はそんなに熱心じゃないっすよ」みたいなメールをしたんだけど

「そうなんだよね・・・今のあの軟化はなんだろ・・・」と、はりあいがないのか、しょんぼりされとった。

まぁ、情熱を向ける対象がなくなるってのはつまんないよね。

そんな訳で、21世紀のJWは歴史まれにみるヌルいJWになってる。

今なら昔のように弾圧受けたら速攻崩壊するんじゃないだろーかって

もうすぐ他人事になるけど、ちょっと心配だったりする。

原理主義的ではなくなったことにより、昔より、過激な形でJWを辞める二世は減った。

代わりに、自然消滅する二世がすごく増えてる。

気が向いたらまた戻るよーみたいな人も少なくないかも。

続き

http://anond.hatelabo.jp/20080723032424

2008-07-20

独断と偏見によるwebサイトの男女比とユーザー層と特徴

独断と偏見に満ち足りています、根拠はないです。

信じてはいけません。なので異論は当然認めます。

ここでのオタク定義は割と広義に捕らえてください。

コメントをもらったので、その意見も参考にして多少変更しました。

独断と偏見だと言っているのに、テータ的に示せとか言っちゃう人がいたので、ちょっと探してきました。

ニコニコ動画

男:女=7:3 

(指摘を受け、よくよく考えれば女も多そうだと思ったので修正。理由は腐女子ホイホイなネタが意外と多い、twitterニコニコ見ていると発言する女性がそれなりにいる、今時の女子高生ニコニコ動画を見て「自重しろwww」とか言うんだよーっていう記事をどっかで見た記憶がある。)

10代??  70%

20代??  25%

その他  5%

特徴

学校に通う人および通うであろう年齢の人たちがユーザーの大半。

オタクが多い。

補足

実際の統計だと、7:3らしいけれど(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/14/news090.html

統計なんてものは実際あまり信憑性がないのでまぁ当てにしないで。

特にこの記事は去年のものだからユーザー層の変化が考えられるので、

コメントにあったように、今現在はもっと女性が多い可能性もある。



2ちゃんねる

男:女=8:2 (*板による)

10代?? 20%

その他 80%

特徴

基本全員男に見える。

男女比は体感指数で実際はもっと女性がいる、けれど気づかない。

幅広い年齢や職業の人がユーザー

才能あふれる人や高学歴高収入の人から、無職の人まで幅が広い。

犯罪を予告しちゃう無職が多い。韓国中国をとりあえず嫌う。

童貞が多い。


はてな

男:女=7:3

特徴

高校生ぐらいから40代ぐらいの人が多い。

主に30代前後の人が多い。

変人、ニヒリスト、悲観主義者が多い。暗い。まじめ。論理的。

人間的や社会的に中の上な人が多いが、2chのように特出したような才能や地位を持っているものは少ない。

割と高学歴で頭の回る人が多い。つめたいようで意外と優しい。ライフハック(笑)が多い。

mixi

男:女=4:6

特徴

高校生から20代前半が多い。また30代を超える人も意外に多いがあまりアクティヴではない。

基本リア充が多い。スイーツ(笑)も多い。ライフハック(笑)は少ない。自らの悪行を公言し自慢しちゃう人が多い。

twitter

男・女=5:5

高校生から30代までが多い。特に20代後半が多い。

ユーザーの多くがオタク、IT関連の職場で働いている、もしくはパソコンに詳しい。

比較的若い社長の人たちが多くいる。

使用しているブラウザfirefox

mixiにはあんまり日記を書かない。

追記

でも男の方が若干多い。

myspace

男:女=3:7

音楽が好きです。

英語がちょっと得意な女の子が始めてしまう。

頭のおかしな人が多い。(海外

オタク腐女子が多い(海外)

visual kei マンセー(国内and海外

アーティストクリエーターが多い。

もうあきた。

10代が多い。

yahoo

男:女=5:5

ネット中毒者が利用することはあまりない。

一日のネット時間が短い人が多い。

googleユーザーよりも友達が多い。

ネットでやるのはショッピングくらいだ。

別にオタクとかじゃないよ。

スポーツの結果が知りたい。

google

男:女=6:4

ネットをよくやる人が多い。

検索のやり方を心得ている。

過去にググれと言われた。

友達は少ない。

百度

男:女=9:1

これは便利!と思って使ってしまう。

過去エロ画像googleで検索したことがある。

iknow!

男・女=7:3

若い人より、一度英語勉強から離れた人が使用する。

20代後半??の人が使用する。

もう単語の勉強なんてやってられないと感じた人が使用する。

toeicくらい受けておきたい。

・frendfeed

男:女=8:2

twitterやっいる。

やり方よくわかんないけれどとりあえずやっている。

そういえばtumblrもやっている。

そういえばry

コトノハ

男:女=6:4

オタクが多い。ユーザーが若い。

10代から20代の人が多い。

どちらかと言えば人生やり直したい。

pixiv

???

オタクが多い。

絵がうまい人と絵を見たいだけでromする人の二極化

東方を知らない人はいない。

専門学校、美大などの学生が多い。

・newsing

男:女=8:2

○○するための十の方法、というタイトルブクマして後で読む。

ライフハック

はてなユーザー率が高い。

まじめだけれど、くだらない情報も嫌いじゃない。

ITmediaなどをrss購読している。

slash dot

アレゲな人しかいない。






  • 追記-------

facebook

男:女=6:4

新しい出会いを求めてたり、遊び感覚でやってたりしている人が大半。

しかし意識人間も多くいる。日々社会の問題を考える大学生

高い若い人からそうでない人まで。

リア充率が高い。

myspace?あー、なんかスパムとか変なヤツ大杉ウザイからやめたよ。

俺、割といい大学に行っているよ、海外じゃfacebookがすごい人気で革新的らしいな、よし、俺も他大のレベルの高い人間と関わるためにやってみよう!

myspaceよりもレベルの高い情報を得るためにfacebook活用する。

・小町

明らかに女性>>>男性(ぶくまのコメントより)




冒頭でも述べたように独断と偏見で書いています。その意味を理解できない人がいたようなので少し驚きました。

それとニコニコ動画2chについてのコメントはあっても、はてなユーザーに対する異論が無くて驚きました。あながち間違ってはいないってことなのかな????

2008-07-15

俺の考え方の一つ 変態になりたい。

俺は昔から変人になってやろう、という考えがあった。

日本人的謙虚さを持ち合わせていた幼少の俺は、自分が天才でも何でもない、本当はどうであっても、凡才である確立は高いはずと思っていた。

それでも凡人にはなりたくなかった。やっぱりヒーローになりたかった。

凡才の俺は考えた。過去偉人、今のスター。どいつも変態ばかりだ。まともじゃない。そう思った。

そいつらにどうやったら近づけるか。

世間一般の優秀な人間像は何でも良い感じにこなして輝いている奴だ。

でも凡才の俺が万能さを求めたら、良い感じに凡人、いやむしろそれより劣った奴になってしまう可能性が高い。

それじゃだめだ。俺はとことん一つに突出した変態になろう。そう思った。

だって過去変態たちはこの上なくカッコ良かったんだ。

オタク気質なひとは少なからず持ってると思う。変態という誇りを。

どんなに自虐的に言ってはいても、実は好きなはずだ、変態な自分を。

むしろ半端なオタクに対して変態なんて呼ばせない。それはヒーローの称号だから。

だから俺は変態に、もっと変態になりたいと思った。

2008-07-13

なんと答えたものやら

今日母親とちょっとした口ゲンカをした。

口ゲンカに終止符をうったのは母の

「これ以上言うとあんたに殺されかねないから止めとくわ」という言葉だった。

何とも答えようが無く、そこでケンカは終わった。

自分が変人であるという自覚はある。

親たちには理解できないであろうオタ的な趣味をいくつか持っているし、

パラサイトしているワープアだし見ていて歯がゆい点があるのは

申し訳ないと思っている。

本気でそう思っているのなら言えないだろう、とも思う。

親に何かを言われて傷つくような年でもない。

むしろ親になっていてもいい年だ。

でも実の親にいい年してそんな事を言われる自分って一体なんだろう、と思うと

やり切れないんだわ。

2008-07-09

工学部での違和感

国立大学工学部所属の21歳。電気系の学科に所属。

父親が某大手電機企業保守、整備を担当する人間だったもんで

現場を知らない人間が作った製品の欠陥に関する話や、

それをなんとか解決した武勇伝子守歌のように聞いて育ってきた。

父曰く、「工学部出身のやつはダメだ。パートのおばちゃんの方がよっぽど使える。」と。

(ちなみに父は工業高校卒。)

大学に入るまではそんなのあり得ないだろうと思っていたが、年を重ね、研究室に入ってその言葉を少し実感している。

事例をいくつか挙げてみる。

シミュレーションばかりする教授。実際の製作はどうするか聞いたら、学会誌に載せると誰かが追実験してくれるからしなくていいそうな。

院生が作った学生実験用電源が使い出してから3回ですべて故障。調べてみたらコンデンサの選定が非常にまずい。半田付けも芋半田だらけで非常に汚い。

パソコンメモリHDDの区別が付かない先輩。2週間ほど前にいい年して今さらだけど知らないと恥ずかしいのでって質問された。

オシロスコープが使えない同期。

シミュレーションなんかはわりと喜んでやるのに、特性測定なんかは時間がかかるのでみんないやがる。

それならと計測を楽にするために、データロガーを作ったら周囲は完全に変人扱い。

回路設計とかプログラミングとか授業でやったことの応用なのに。

あと、データロガーの件では教授に怒られた。一人だけ手を抜くなと。

で、こんな奴らが松下とか日立とかの内定をとっている。

メモリHDDの区別が付かなかった先輩は東芝へ行くそうな。よーしNAND型メモリ作っちゃうぞ??ってオイ。プロセス方面行くみたいだから意外と大丈夫かもしれないけど。

どういう部署に行きたいか聞いてみると、そろいも揃って「研究開発」。

生産現場へは行きたくないらしい。

というか生産現場へは国立大卒者が行くところじゃないという選民意識みたいなのを持っている人すらいる。

まとめると、

工学部内で手を動かすことをいやがる風潮がある。

生産現場を低く見ている人がらいる

・そういう人たちが大手へ就職している

こういうことが大学で感じた違和感。父親の影響で、周りの人間を色眼鏡で見ている面は否定できないが。

「工学」部なのに手を動かしてもの作らないのかよと。

他の大学でもこんな感じなのだろうか。

大学生における準ひきこもり行動に関する考察

2年前の文だけど今の方がなんとなく需要ありそうだから「全文引用」しよう。少なくともこれを読んで救われた(自分を客観視でき、行動に移せた)人間が少なくともここに一人いるからな・・・

引用

樋口 康彦

大学生における準ひきこもり行動に関する考察キャンパスの孤立者について―(富山国際大学紀要2006年3月号)

http://www.tuins.ac.jp/jm/library/kiyou/2006kokusai-PDF/higuchi2.pdf

http://www13.atwiki.jp/syukatsu_sugoiyatsu/pages/29.html



目的

健康で、大学の成績も優秀であるし、車の免許も持っている。学校と家を往復するだけで夜遊びもしない真面目な子に育った。このままきっと社会人になって安定した人生を歩んでくれると、親は彼(彼女)の将来に希望を抱いてさえいる。しかし卒業を控えた時期になって初めて、親は自分の子のことをわかっていたようで、わかっていなかったことに気がつく。最終的に彼(彼女)は社会適応することができないのである。一見適応しているかのように見え、期待を抱かせるだけに始末が悪いと言える。

筆者がこの症候群に気づいたのは数年前、ある男子学生との関係からであった。彼は安定した仕事を持つ両親と、同じく正社員として働く兄がいる比較的恵まれた家庭でやや過保護に育てられていた。大学の成績も生活態度も良く、非社交的で孤立ぎみなことを除けば何の問題もない学生であると思っていた。しかし就職活動の時期になり、他の学生リクルートスーツに着替え、就職活動に汗を流す時期になっても、彼だけは全く活動を行わないのである。

就職活動の進行状況について問うと、決まって「今はインターネットとかで企業情報を集めています」と答える。

「他の学生はもう続々と内定を取り始めているがそのことについてはどう思う」

「はあ、危機感は感じますね…」

そんな会話を何度となく繰り返した。秋になり就職活動が終盤に入る。「もう、大手の会社は大体内定を出していて、もう小さな会社しか募集活動をしていないけど…」「はあ、危機感は感じますね…」いつもそのような会話の繰り返しであった。しかしこの時点ではさほど心配はしていなかった。「就職活動を何も行わず無職の身として卒業することはないだろう。いつか重い腰をあげるに違いない」と考えていたのである。

それから非常にショックな出来事があった。就職課からセミナー合同会社説明会等の連絡が教員にあり、それらは全てコピーした上で彼に手渡し、参加を促していた。多分その数は10 以上であったと思う。彼は受け取る時に「この会場は家の近くです。だから参加しやすいですね」とか「こんな大規模な説明会がT県でもあるんですね」などと言っていたので、筆者はてっきり参加しているものと思い込んでいた。しかし、後で問いただすと、ただ案内書を受け取っただけでひとつも参加していなかったということがわかったのである。

とにかく、どんなに励まそうと、焚きつけようと絶対に就職活動を行おうとはしなかった。それは極めて強い拒絶であった。筆者がそれ以上強く言わなかったのは、基本的に就職は本人の問題であることと、彼はとても繊細で傷つきやすく、また無業者としての卒業を前にして神経質になっていたからである。

また心配した両親が一度、筆者と大学就職課を訪ねて来たこともあった。確かに、性格的に就職活動やその後に続く職場生活は苦手だろうとは思っていたが、このように全く就職活動をしないという方法で対処するとは思ってもみないことであった。就職活動から、就職・自立というのは誰もが避けて通れない道だと考えていたからである。当然彼も、苦しみつつ自分なりに取り組むものと考えていた。

しかしある時、突然次のことを閃いたのである。「就職活動などできるわけがない。実は彼はひきこもりなのだ」大学にはきちんと来ており、単位もしっかり取れているので適応していると思い込んでいたのであるが、大学という誰とも関わらずに過ごして行ける環境の中で、偽りの適応を示していただけのことで、ライフスタイル本質ひきこもりと何ら変わりはない。中学高校のようにクラスが固定されている場では、仲間の輪に加われないことがプレッシャーになったり、いじめにあったりするが、大学ではそれがない。彼にとって大学への登校とは、毎回講演会映画に行くようなものであり、気軽にできていたのである。

ひきこもりの人でもコンビニには行けるという話をよく聞くが、そのように密で複雑な人間関係に巻き込まれる恐れのない場所になら出かけられるという点で、大学には来ることができているに過ぎない。夜遊び等せず真面目に大学に出てくるのも、遊びを知らず、また一緒に出歩く友人もいないことからそうせざるを得ないのである。つまり夜遊びさえできない。結局、強い非社会性・非社交性を持っているにもかかわらず大学という、学級もなく複雑な人間関係に煩わされることがない環境であるがゆえに、見せかけの適応をしていたに過ぎないのである。社会に出ていくことへのレディネスの不足は特殊な環境の中で隠されているだけなのだ。つまり社会と本格的に関わるには、あまりにも未熟だったのである。

ただ、真面目に大学に通い、単位もきちんと取れていることから、両親や、担当教員、そして本人も問題点に気づいていなかったのである。問題点とはすなわち、圧倒的な社会経験の不足の中で、人と関わることが苦手であるという欠点矯正されたわけではないことである。就職活動職場生活を送るに必要な社会的スキル等のレディネスが全く形成されておらず、その後の生活に適応できないということである。大学時代の彼は社会に参加しているようで参加していなかった。一応、家の外には出て行くものの、誰とも深い関わりを持つことはなくただ自分の世界の中で生きていただけである。病気かというとそうとまでは言えず、また表面上は今の環境適応しているかのように見え、大学生活の後半頃になってから問題が暴露されるという点で実に厄介である。こういった現象は純粋ひきこもりではないが実質はひきこもりに近いという点で準ひきこもり行動と言えると思う。

準ひきこもりは現代病の一種と言えるが、社会進出を控えた大事な4年間を、極めて自閉的かつ無為に過ごすのだから、社会性がほとんど身につかず、卒業しても会社での激務など到底できない。立ち直るのは難しくそのまま人生自体を無駄にしかねない。現代の大学生における、フリーター問題、ニート問題、離職率の高さの問題はマスコミ等で連日指摘されているが、その背景にある一つの大きな要因に、準ひきこもり症候群が隠されていることに気づいている人は少ないと思われる。一般に、非社会的行動は反社会的行動とは異なり、目立たないため見過ごされがちである。

大学教員なら誰もがその存在を知っているし、彼らがどのようなコースを辿るのかについても大体知っている。彼らは孤独大学生活を真面目に過ごし、結局は社会で活躍することができない。しかし大学時代、表面上は適応しているかのように見えることからその問題点について理論的に考察した研究は見当たらない。そこで、本論では大学生準ひきこもり行動について基本的な考察を進めて行くことにする。




準ひきこもり定義

一部の大学生が取る非社会的行動の一種である。大学には真面目に登校し、学業成績にも問題はない。また目立った問題行動はない。しかし、家族を除く他者との交流がほとんどなく、従って対人的な社会経験が不足している状態のこと。しかし本人や周囲の者は問題の存在にさほど気づいていない。就職活動社会人生活へのレディネスが形成されていないため、就職活動期もしくは卒業後に社会適応を起こす状態のこと。




通常のひきこもりとの違い

通常のひきこもりとの違いを、以下にまとめる。


ひきこもり
  • 20 代までに問題化する。
  • 6ヵ月以上自宅に引きこもって社会参加をしない。
  • 他の精神障害がその第一の原因とは考えにくい。
  • 周囲の人は問題に気づいている。
  • 本人は問題に気づいている。



準ひきこもり
  • 大学入学以前に問題化している。社会的に問題が顕在化するのは就職活動期もしくは大学卒業後である。
  • 大学には登校するものの、ほとんど社会参加をしない。他者との交流が極めて少ない。
  • 他の精神障害がその第一の原因とは考えにくい。
  • 周囲の人は問題に気づいている場合と、気づいていない場合がある。
  • 自分が準ひきこもりであることに気づき、悩んでいる場合もあるし、気づいていない場合もある。








準ひきこもり学生典型的なコース

準ひきこもりルーツはかなり昔にまで遡ることができる。小学・中学高校時代から人付き合いが苦手であり、不登校を経験していることが多い。その時期における社会経験の不足が準ひきこもりを作る基盤になっている。

大学に入学し、真面目に登校して単位もしっかり修得している。しかし、友人はほとんどおらず、ただ自宅と学校を往復しているだけである。従って対人関係の技術は未熟なままに置かれる。孤立していることを除けば、自分の妄想現実との間を行き来しつつ、割合に快適な大学生活を送る。自分の弱点である非社交性がつまびらかになることもなく、人格はないが相手をしてくれるもの(テレビパソコンコンピュータゲーム漫画アニメなど)を延々と楽しみ自閉傾向を強めつつも幸せな4年間を過ごす。ただし大学には登校していることから、やるべきことはやっているという気になり、純粋ひきこもりのように追い詰められ絶望的な気持ちになることは少ないし、危険な状態にいるということもない。キャンパスの孤立者として静かに暮らしていることが多い。特に4年生になり、卒業に必要な授業がゼミ程度になるとひきこもり傾向は一層強くなる。一般の水準からすると、かなり問題のある無為な大学生活を送っているが、本人はそのことに気づいていないことが多い。

就職活動をうまく行えない。知らない会社電話でアプローチしたり、OBOG訪問をしたり、初対面の人に自分を売りこんだりといったことは一番苦手である。

就職活動を途中でやめ大学卒業と同時にひきこもりに近い生活に陥る。もしくは就職できたとしても、回りの人とうまくやっていけないため早期退職に至り、ひきこもり生活に陥る。結局、大学生活とそれに続く長い歳月を社会にとっても自分にとっても無為に過ごし、健全社会人になることはほとんどできない。ただし、準ひきこもり大学生の全てが社会適応できなず、このコースを辿ると断言はできない。社会に出た後で、自分の世界と、社会一般との認識のずれに気づき、徐々に自分を変えて社会適応を果たす者も存在する。




準ひきこもり大学生の特徴準

ひきこもり学生は性格や行動パターンに共通性が多い。そこで(1)性格・行動的側面(2)知的(学習の)側面(3)社会的側面の3つに焦点を当ててそれぞれ見ていきたい。




(1)性格

■自分の力で自分の人生を切り拓いていくというたくましさに欠ける。準ひきこもり男子学生の方が多いように感じるが、社会で期待されている男性役割を身につけておらず、性役割の取得において葛藤が見られる。

社会経験の不足から、極めて自己中心的で視野の狭い考え方をする。

精神病ではない。現実との接点はある程度残っているし、善悪の区別はつくので犯罪を犯すようなこともない。むしろ他の学生よりも大人しくて真面目な部類に入る。

孤独に静かに大学生活を送っているケースが多いが、少し親しくなると甘えた非常識な言動、わがまま押し付けなど自己中心的言動を取ることがある。学生の間ではストーキングセクハラの常習者としてマークされていることもある。これは、本人にはそんなつもりはなくても、社会の標準がわかっていないことから、つい不適切な言動を取ってしまうことによる。

■謙虚で常識をわきまえており、周囲を悩ませないこともある。一口に準ひきこもりと言っても、異常性には違いがある。




(2)知的側面(学習)

■真面目で大学での成績も良い。どの授業にも真面目に出席している。

レポート卒論を書くというのは基本的に自分一人の世界での作業であるため、比較的得意である。




(3)社会的側面

無気力で、実際には人恋しいものの他者との関わりを避けようとする傾向が強い。クラブ活動アルバイトの類はしていないし、体育大会大学祭など学校行事にも参加しない。また、お祭りなどの地域行事にも参加しない。それから下宿をしている場合には、家族とのコミュニケーションさえ少ないため、準ひきこもり傾向を加速度的に強めて行くことがある。

アルバイトに関しては、過去にやったことはあったとしても現在はしていないことが多い。結局自分にとって居心地の良い世界(社会と関わらない自分だけの世界)に落ち着くことになる。つまりアルバイトでさえもできないというのが実情である。アルバイトに精を出す大学生というと否定的に見られがちだが、準ひきこもり大学生よりはましである。

人間関係をうまく行うことが苦手である。例えば、質問をしたり会話を続ける努力が少ない。ある意味で、孤立するのは必然と言える。

■友人が極めて少なく、いつも一人でいることが多い。他の学生から受け入れられず孤立しているという共通の境涯を絆にして同じ準ひきこもり学生(キャンパスの孤立者)と一緒にいることがある。また、恋人はいない。

■優しくしてくれる誰かに、甘え、強く寄りかかろうとし、その結果厳しく拒絶されて傷つくことがある。これは長年にわたる実質的ひきこもり生活のため、人との距離を適切に取るということができないために起きる。また学生からは相手にされないため、教師に対し辟易させるほどしつこく付きまとうことがある。

孤独感から他者(特に教師)の関心を引こうとする行動を取ることがある。教師にしつこくつきまとい悩ませていることも多い。一方、教師の側からすれば指導上の難しさがあってもなかなか周囲の理解を得られないということになる。ゼミなどを通じて深い付き合いをすると、明らかに他の学生とは違うとわかるのだが、付き合いのない教師には少々非社交的な感じではあるものの普通大学生に見えるためである。

若者らしい溌剌さ、元気の良さがなく、暗くよどんだ雰囲気を持つ。外見には自信のなさが滲み出ている。気軽に声をかけづらい独特の雰囲気を持っている。長年孤立していると、こうまでいびつになってしまうのかと驚嘆するほどである。

■全体的に見て、知的側面に比べて社会的側面が未熟である。




準ひきこもりの主な問題点

■自らの非社会性に対し、他者と触れ合うことで矯正を目指すのではなく、問題から逃げ出して、隠してしまっていることである。

青年期の発達課題を達成しておらず、場合によっては青年期以前の発達課題も達成していない。社会性の健全な発達のためには同世代の者との親密な交わりが不可欠である。しかし、準ひきこもりは、人付き合いをつらいこと苦しいこと、と捉えてしまっており、なるべく避けようとする。準ひきこもり学生は、親以外ではお店の店員などとの非人格的な接触をするのみであり、対人関係能力の発達には役に立たない。青年期の発達課題である(a)職業生活、結婚生活の準備、(b)親からの自立の準備、という観点から見ると極めて問題の多い環境に住んでいると言わざるを得ない。

■他の問題を併発しやすい。潔癖症など神経症的傾向を持っていることがある。




準ひきこもり学生の家庭の特徴

過保護で、親が甘い。子ども不登校歴がある場合、親は厳しく接するのではなく腫れ物に触るように接する。一方準ひきこもりは、親が自分を見捨てないことを見抜いている。不登校歴がある場合、そのことは証明済みである。親が厳しいことを言わないので、居心地の良い方に流されてしまうのである。

■比較的裕福な家庭が多い。お金のことで苦労した経験はないし、今後も切実な心配はない。

■親は大学に真面目に登校していることで安心している。不登校歴がある場合、毎日登校する姿を見てやっと立ち直ってくれたと一安心していることもある。あるいは、親は自分の子が非社交的であることに薄々気がつき、心のどこかでは卒業後に不安を抱いているものの何の対策も取っていないことが多い。




今後の課題

今後、準ひきこもりに関する様々なことを調べて対策を講じていかなければならない。まず最初に出現率について調べなければならないだろう。筆者の印象では、10 人に1人というほど高率ではないが20 人に1人というほど低率でもないといったところである。また女子学生より男子学生に多い。それから最近特に多く出現しているのはなぜなのかについても考察して行かなければならない。準ひきこもり不登校経験者が多いことは既に述べたが、不登校者は一般に学力の低いことが多い。しかし、大学全入時代を迎えたことにより低学力者でも大学生になれることが原因のひとつになっているのかもしれない。現在の多くの大学が、高校卒業時点で社会に通用せず、従って就職さえできない者の受け皿になっているという現実がある。

それから準ひきこもりになってしまう原因を探ることも重要である。おそらく家庭における問題と、大学生活以前にそうなりやすい性格的傾向を形成していたと考えられる。いずれにせよ社会経験の不足、社会的スキルの不足、孤立、それにともなう悪循環に原因を明らかにする鍵があるように思われる。

最後にもし準ひきこもりになってしまった場合、どう対策を取るのかについても今後考えて行かなければならないだろう。アルバイトボランティア活動、クラブ活動(サークル活動)、大学内の各種委員会などを通じて、仲間付き合い、参加意識、チームワークなどを体験することが防止策・対応策として有効であろう。もちろんこれらの活動は、強制するのではなく本人が自発的に取り組み、周囲の者がサポートするといった枠組で行われることが望ましい。しかし本人や周囲が問題に気づくのは大抵、卒業間近か卒業後であり、こういったことをして社会性を育てている時間的余裕がないことが多い。

筆者は調査を始めたばかりであり、彼らが今後どうなるのかについてはデータ不足のため正確には知らないが、いずれにせよ早期発見、早期対応が何より重要であろう。ちなみに、社会性を育てている時間的余裕がない時の就職先として、例えば、工場生産現場農業、造園業関係仕事が考えられるのではないだろうか。彼らに関わる人たちからは少々変人と見なされるかもしれないが、なんとかやっていけるかもしれない。それらの職場では弁舌の巧みさよりもまじめに取り組む粘り強さが評価されるからである。本来の能力からすると、ホワイトカラー関係仕事が十分可能であるが、社会性の方に大きな問題を抱えており、何らかの理由で急激に社会性・社交性が上昇しない限り、到底勤まらないであろう。本論の冒頭で紹介した学生に関しても、仮にもし就職活動または親のコネにより、何らかの企業就職できていたとしても結局は早期退職に至っていたと思われる。かなりレベルの進んだ準ひきこもりであり、民間企業での複雑な人間関係、営業活動などの激務には到底耐えられないからである。いずれにせよ新卒での就職を逃してしまった上、新たな就職活動職場での適応など、今後大変な苦労が予想される。

将来、社会適応するために、また人間としての尊厳を守り現実感を維持するためには大学生のうちに人と交わっておくことが大切である。社会適応するための力を身に付けることが不可欠であり、それをしない限り、根本的な解決には到らない。人生自体を台無しにしてしまうことも有り得るだろう。




参考文献

2008-07-05

anond:20080705150303

本気で言ってる人とネタで言ってる人の区別が難しいよね。

俺も身近にAB型変人がいたら、「これだからAB型は」ってネタにすると思う。

ただ、本気で信じてる人はちょっと困ったちゃん。

2,3年前に帰省した時、母親ホリエモン血液型を調べてくれと言ってきた。

あの性格なら絶対B型だと言ってはばからない母に対して、血液型診断なんてのは科学的根拠がないと主張しても、

「いや、B型は絶対変人なの。だって私の職場B型はみんな変人だもん。」

と主張してくる。

いやあ、それはあなたの身近な変人がたまたまB型だっただけで、変人ならB型だって証明にゃならないよ……

とまぁ、反論するのもしち面倒くさいので、検索をかけてとっとと切り上げようとした。

だけどもホリエモン血液型は見つからず、結局わからんかったと報告したら、

「なんで無いの?どうして?」

と異様な執着を見せてきた。

俺から見れば血液型なんてどうでもいいデータはわざわざ公表するまでも無いことだと思っていたが、

ガチ血液型信仰のある人はそうじゃないみたいねー。

かく言う俺もテレビばっか見てた時代はある程度相関関係があると信じていたから、

あんまり他人のことバカにはできないんだけどね。

2008-06-29

anond:20080629193831

悪人と呼ばれるのと、実際に悪人とは違いあります。

悪人から見れば正しいことをする人は悪人で、自分は絶対悪くないわけですから。

逆に正しいひとが悪人を悪人と言えば、その逆をとっておまえも悪人と呼ばれる。

どっちも同じとひとくくりにするほうが本当は思考し吟味することを捨てた傲慢なんだけど。

世間の長いものに巻かれないで自己主張を通そうとすれば、何らかの理由を付けて悪人のレッテルを張られるなんてことはしばしばあり、しかもそれが斬新で不特定多数から理解し難い主張であればあるほど尚更変人扱いとなります。

そうすることでその不特定多数側のひとはチキンな選択と引き換えに自分は普通であるという不確かな安心感を得たいのでしょう。

しかし、常に世の中に何かを成すのは往々にして変人のほうです。

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