はてなキーワード: SiERとは
「人材の流動化か囲い込みか(http://remote.seesaa.net/article/147006872.html)」で示される問題は、SIerの案件であれば1つや2つはよく起こっている。ここまで問題が積み重なっててひどいのはあまりない(...と思いたい)以下は実際にみてきた現場の惨状。
excel方眼紙はよく見かけます。修正にやたらと手間がかかるので苦痛です。継続的にメンテナンスする必要があるドキュメントには向いてません。あと、ソースコードを日本語訳したようなひどい設計書が多いです。そんなもんソースコードで十分だろって思います。
本番環境でコンパイルしたりとか、恐ろしい事をしている現場がありました。それでソースコードレポジトリとの同期が取れてなくてどのファイルが実際に稼働しているコードなのか分からなくなったりもしていました。
ユニットテストがないのはデフォルトです。テスト仕様書が残っていればまあいい方ですが、テスト項目に「正常に動くこと」としか書かれてない場合もあって信用できません。
5.GUIがひどすぎる
RDBMSをつかったシステムで、会社の休業日を管理するテーブルの編集画面にレコード番号が必要かどうかで議論が始まり一時間くらいぐだぐだと会議をしたりします。そんなもん年月日でユニークキーにしておけば十分。いちいちユーザに番号を振らせるという手間をとらせたいんだろうか。
自社で一貫して設計から実装まで担当しているSIerは別として、そうでないSIerには実際にモノを作っている人間は居ない。仕様の検討段階での資料作成から、アーキテクチャ設計、設計、テスト、運用までほとんど外注にたよりきっており、ざっくりなマネジメントをしているだけだったりする。
設計から外注に丸投げしているSIerでは、日本式のやりかたとか言う以前に、そもそもSIerの社内にシステム開発を行ったオリジナルメンバーが存在すること自体少ない。
すでにSIerでは内製することすら出来ない状態まで空洞化している。
元記事のコメントより
コストダウンの名の下に人減らしだけは進みましたが、そのことがどれくらい破壊的な影響をもたらしているかを、上の人が全く理解できていません。上の人ほど開発経験に乏しく、細部を理解できていないのです。
『鉄筋減らしてコストダウン』して住めないマンションを大量生産したマンション販売会社がありましたが、IT業界は減らすどころか「鉄筋も柱も無くしてコストダウン」を目指してる感さえあります。
IT業界は減らすどころか「鉄筋も柱も無くしてコストダウン」を目指してる感さえあります。
ってのは言い得て妙だ。
「SIerはモノを作るのが仕事ではありません、マネジメントするのが仕事です」キリッ!
ってよく言うけど、マネジメントに関しても、技術的な問題が起こっても解決するだけの力がないので、下請けに残業してくれという根性マネジメントしか出来てない。顧客から仕様変更の要求があった場合でも、どういう影響があるかも理解できてないので、全部請けてきて下請けに丸投げとか。
たちが悪いのは見当違いなルールを課して管理したつもりになっている事。
外注に頼り切っているSIerでは、アーキテクチャ設計、ドキュメント整備、ソースコード管理、テストの自働化、GUIデザインは社外の他人まかせになってしまっており、現状の開発方法でどのような問題があるのか気づくことができない。そういった現場から遠い場所にいる連中が現場をうまく回すためのルールを作れるとは思えない。
働かずに金が貰えるぜ、ひゃっほう!と喜んでるだけ。
俺(SIer)に関して言えば、使えないやつが仕事やめてくれた方が圧倒的に仕事ははかどるし、単価も上がるでしょう。
8万ごときで仕事はやめんよ。
今まで払った年金はどうなるんだ、払ってない奴ももらえるのはおかしい、
ところでこれ、実のところ、払ってないやつがもらってるんだよね。
と文句言う奴は必ず出てくるし、
まぁ、BIを導入しないことに文句を言う人もいるわけだから、これは政治力の勝負でしょう。
おそらく、大概のリーマンの給与は上がるよ。労働市場の供給が減るから。
ひょっとすると高給取りの給与も上がるかもしれん。
ここは俺には分からないところ。
犯罪が増えるかというと減るんじゃないのかしら。
ここ補足欲しいです。
どこまでを対象に支給するかも難しい問題になるし、
これは難しい問題だけれども、決めの問題でしょう。
事業仕分けをどこまで対象にするかは難しい問題だけど、決まるでしょ?
ベーシック・インカムの本来の問題ではないよね。
BIがあっても使い果たして困窮する人間をどうするかも出てくる。
本当に強烈なダメ人間というのがいて、現代日本では、そういう人を救済しないといけないという倫理観になってる。
とはいえ、現在もホームレスなんかは居るわけで、ホームレスが月8万円入ってきたらホームレス的に結構いい暮らしなんじゃないかとも思ったり。
残念ながら競争は激化するよ。
あくまで、Fラン私立文系の落ちこぼれ学生が就職活動してみて思ったことなので、実際その職種が実態は一切保証しない。でたらめである。
具体的に言うと、文系は特別な資格が無い場合、ほとんどの人が飲食・介護・レジャー・サービス・営業の職に就く。昔みたいな総合職・事務職は効率化と技術革新で、機械に仕事取られて減ってる上に、椅子取りの倍率が半端じゃない。
これらの業界は構造的な問題を抱えているので、キャリアアップには、他の業界の何倍も労力が必要であると感じた。自分には無理だと思った。
現状の大手就活サイトは一社に並ぶ行列の長さが半端じゃない。祝日のディズニーアトラクションのように、何時までたっても乗ることが出来ない。ファストパスの存在を探して、以下にズルするかが求められる。
就職活動以降は、違法行為でなければ、いくらでもカンニング・ズルが許される。真面目になんかやってられない。真面目にキャリア支援課やリクナビで活動するよりも「どうやってその他大勢の学生を出し抜くか」を考えた方が効果的だと思う。
今振り返ると、SPI対策やら、適正試験対策、「正しい就職活動」みたいな技術はほとんど無駄だった。「シューカツスキル」はそれ単体では何の役にも立たない。
例えば大学三年から気合いを入れて「シューカツスキル」を磨き続けても、もし内定取り消しでも食らって留年した場合、20から22歳までの三年間を「シューカツスキル」に費やすことになる。しかし、実際は社会で役立つスキルはほとんど身につかない。
ただ、笑顔で丁寧に挨拶して、相手と良好な関係を築く技術は普遍。この辺は演じれば良い。
この際、おっさんぐらいまでの年上とコミュニケーションすることが好きだと、楽に出来る。
以上のような文系の民間就職の惨状が広がる中、教員は数少ない安定した選択肢であると思う。
大量の団塊世代の引退と、少人数学級の普及で教員採用試験の倍率は下がり続けている。
平成22年度(21年度実施)東京都教員採用選考における主な改善について
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr090205j.htm
これを見る限り、東京都の教採の倍率は下がり続けており、21年度には小学校教員で過去最低の2.6倍を記録している。東京都の小学校教員は社会的に相当な穴場ではないだろうか。
もちろん、教員は大変な職業であり、その他の職業と同じく割に合わないことばかり。ただ、志がある人にとってはこの状況はかなり恵まれていると言って良いのではないだろうか。
22年度以降は社会人採用の規制緩和、不景気による他業界からの流入などの要因で他の公務員試験と同じく倍率が上昇する可能性もある。ただし、小学校教員免許は参入障壁が高く、急な倍率上昇はそれほど無いのではないだろうか。
一方、地方の倍率は以前として高く、都内の五倍以上の差が開いている状況もある。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080702182831.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
地方での教員採用試験突破はかなりの難関である。近年、仕事は東京に局地的に集中しており、仕事をするには東京というのが現実的な選択肢となりそうだ。
これでは就活は絶対に無理。
あったのはずっと好きで考え続けていた、メディアの知識。
でもメディアの知識だけでご飯が食べられる時代は終わった。
Twitter始めてからそんな風に思い始めて、プログラミングを始めた。
(ちなみにTwitterは広告、IT業界の二つの業種では就職に必ず役立つ)
VBA,Ruby,Perl,c++,php,MySQL辺りをかじった。ほんとにかじる程度。
でも、かじってみると業界の様子がすごくよく分かる。同じプログラミングでもRuby on Railsと.NETを使う人では業種が違うぐらいやっていることが違う。
で、そのうち自分がどういうところで働いたら楽しそうで、どういうところだと楽しそうじゃないかが見えてくる。自分の場合はガチのSierに入っても絶対に向いていないと思った。
やりたいのは、"プログラミングを通して、人の心を動かせる仕事"だった。
そんな事が分かったら、就活は運良く二ヶ月で終わって、現時点でやりたいと思ってる仕事に就けた。
でも、ブラックかもしれないし、何かが折れるかもしれないし、暮らしていけないかもしれない。
まぁこんな屑でも内定は取れますよってだけの話。
・文系ヤバイ
・教員は倍率低い
で、一番言いたいのは
「ラーメン屋になりたければラーメンをまず作れ」ということ。偉い人の受け売りなんだけど。
シューカツなんてどうでもいいから、ラーメン作ればいいよ。
書くこと: 23~26歳までの私の職歴
結論: 人生ちょっと転んだって何とかなる
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BだかCランクくらいの大学に入って4年で卒業。教職免許は途中でやめたので取れてなかった。
そこそこ大手のSIerに入社。色々と楽しかったりやりがい感じたりもしたが、1年も経たずに不眠や嘔吐などの症状が現れ、休職。ちなみにそれまでの人生、鬱っぽい兆候などは一切なし。明るい人間と自他共に思っていたけれどもなるときはなるものらしい。
タイトルにはニートと書いてあるが正確には休職。何もしなかったが、休職はじめた段階で、復帰したとしてもすぐに教員に転職しようと思っていたので、頭働かなくて何もしない日々の中、教員免許取得のための手はずだけはしっかりこなした。具体的には、23歳冬の段階で教育実習の申込は行っていた。(実際実習を行う2年前に申請が必要)
半年程、休職手当で食いつないで、病院からも寛解っぽいから薬止めてみようと言われ、ちょうど24歳になる頃(夏)にすぐに退職。たまたま知り合いが、IT系のアルバイトを探していたので食いつく。この仕事は自分にとても合っていて、楽しいし学ぶことも多かった。
秋から大学入学準備。1年間で教職免許を取るためには通信か特別課程のある大学に通う必要があり、教科的に通信じゃ取れなかった。首都圏で教職の特別課程があるのは慶應と工学院。どちらかに入った。
4月からアルバイト(ほぼフルタイム、但し在宅ありだったので拘束時間は長くない)しつつ、大学に通う。前期は水、金、土と通っていたが、後期は水と土午前だけ。大学自体は仕事との兼ね合いでつらいこともなかった。ただ、採用試験が夏なので、そのための勉強があるため、4月~7月はそれなりにシャキッと学んだ。
それと教育実習。その期間は仕事は一切できなかったので休みをもらった。元々、「教員になるまで」という形で雇ってもらっていたので休むことは了承してもらえた。
そんな25歳、私学適正試験と公立1つだけ受験。元々、2、3年受験し続ける予定だったので最初はあんまり受けないでいいと考えた。ところが公立の試験をあっさりパスして、採用となった。4月から公務員となる。今年で26歳になる。
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真面目真面目して生きてくると、ちょっとつまずいたときにまるで詰んだかのように絶望的な気分になったりするけれども、積み重ねてきたものは掘り出してみると案外使えます。今月までのこのアルバイト(高待遇、かなりフレックス)に就けたのは、学生時代になんとなく勉強していた英語のおかげです。受験1年目であっさり合格できたのは、大学4年間科目問わず塾講師をしていたので一般教養に強かったおかげです。以前の就活で面接等を沢山練習したのも勿論役立ったはずです。教員免許が1年で取れたのは、学部生時代に、途中で投げ出しはしたものの必要単位の半分以上を取得していて、専門の単位を沢山取っていたおかげです。
なんとなく絶望感を抱く事態になってしまったとき、自分の積み重ねてきたものを少し掘り返してみませんか。案外、いろんなものが可能性が見えてくると思います。
このスラングが発祥した当時、日本のSIerの発する広告では、データセンター・ホスティングなどのサーバ運用環境全般を「クラウド」という単語に言い換えることが盛んに行われており、企業内サーバを「プライベートクラウド」と言い換える造語なども登場した。このような商品に新たなイメージを付与するための言い換えやキャッチコピーによって消費を煽ることは、商売上の理由からしばしば行われるものだが、こうしたブログやIT系ニュースによって仕掛けられた言葉に踊らされ、そのような流行を追うことを先進的なものとして享受しているようなSIerたちが、決まって「サーバ」を「クラウド」と言い換えて呼んでいるような現象をギークがからかい、皮肉の意味で「(笑)」をつけて呼んだことが、このスラングの由来であると言われている。
あくまで俗語の類であり厳密な定義はなく、このスラングを用いる者や受け取る者の解釈や文脈、その時の気分によって意味や微妙なニュアンスが異なる場合もあるが、報道媒体などで紹介される場合には、
を意味する単語であり、軽いからかいや冷笑、冷やかし、蔑み、あるいは馬鹿にするような意味を込めたスラングであると解説される。
社内外の情報交換も含めているので全部が実体験ではないが
日本人・ぼったくり・内容をあとから詰める 実績あり
日本人・ぼったくり・ひどい 実績あり
インド人・ぼったくり・内容をあとから詰める 実績あり
インド人・ぼったくり・ひどい 実績あり
というどれも起き得ることがわかっているので、国関係ない・・・。
XX部長・ぼったくり、あとから詰めてきた 実績あり
YY部長・ぼったくり、なんか、あとで別な人に変わった 実績あり
とこんな感じなので、国籍とか、会社とか関係なくね?要するに個人個人の信頼と実績だよねぇとしか言えねぇ。
会社がでかいと、あとからエースを投入してくれる可能性が高いってのは確かだが、してくれないことも往々にしてあるし
そもそも、そうならないように普段から小飼の直属部隊を育てて奥のが、発注元・元請けのスキルになってくると言う微妙なw
SIだと、どんだけだろうな、試験項目w
癒着の極みだからなぁ。
この道数十年の下請けのベテランさんを、新卒がマネージしているさまを大企業で目の当たりにしてきたけど
そりゃぁ、なんというか。ベテランさんも、そうでない下請さんも
『品質の良いもの』を作ろうとはおもわねーよなぁ。
一番ひどいのは、動かないとは思っていたけど、下請けだから、いわれたとおりに作ったら、やっぱり動かなかった
ってケースだなぁ。
そうかといえば、2-3人月程度のPJだけど、マネージメントに手がまわらないから、+2-3して丸投げしたら
納品日までは、問題ない順調っていわれ続けて、いざ納品日に、すみません。できていません。ほとんど・・・
みたいな、会社もあるしなぁ・・・大手でも・・・。
まぁ、大手の良いところは、そういう時にでも、ちゃんとフォローさせられることではあるんだが・・・
いまさら言ってもしょうがないだろうが、SIerに就職を希望したり内定した人たちに一言いっておきたい。
元の報道や参加者のブログエントリ見たりすると、ありがち過ぎて泣けるのだ。はっきりいうと、SIerの人事は情報工学科出身者は求めていない。それどころか理系出身者すら求めていない。
口先では求めているというよ。また、現場で最後に「技術的になんとかする」のは理系に期待されることが多いし、実際に期待通りに解決するのは大抵理系だ。しかし評価はされないし感謝もされないよ。とくに給料に反映するような意味では。口先だけならもらえるかもね。
私のような工学を学んだものがいるとして、学生生活の最後に企業に対して就職活動をするとき、目指すものはまあ大体
* 研究者
* クリエータ
* 高度技能工
のようなもんだ。でもSIerにはこの3種類のうち一つとして必要な職種はいないのだ。でも口では求めているというからやっかいだ。
あのね、SIerの仕事でとてもとても絶対に重要であるにもかかわらず、大学で「情報工学」なり「科学技術の基本」を学んできた人たちが苦手にする仕事群があるの。これはヤバくて実名では言いづらいことなんだけど。
例えば、
* あからさまに「愚民にITを授ける」仕事になっても、愚民にみずからを愚民であると悟らせない
* バカの夢を壊さないであげて、夢を捻じ曲げて、こっちの都合のよいように洗脳し、不要なものを売りつける
まだまだいろいろあるけど、ヤバさわかる?臆病な私がAnonymousDiaryにしか書けないくらいにはヤバいの。
残念ながら理系はSIは電算機の周辺で起こる事を中心に考えがち。でも、SIの本質はバカに金を出させて仕事をしないで責任を顧客か下請けに押し付けることにあります。それ以外はただの遊びです。
普通の社員は、この本質を明文化して教えられることはありません。だってそんなこと考えてるっていうのが客にばれたら仕事来ないじゃんね。だから、文系出身者や理系でも察しのよいもの、つまり「コミュニケーション能力が高い人材」は現場で空気を感じ取り、その本質をつかんで正しい目的に向かって邁進すんの。そうすると社内でも出世して、対外的なフォーラムに出席して学生の質問を受けるような立場になるよ。
一方、尋常の理系や察しの悪い子はシステムなんかを真面目に作っちゃったりするわけですよ。顧客の目的を十分に満たして良いシステム作ろうなんて無駄なことしちゃったりなんかして。頼まれたとおりに作ったらお客様が損するからってお客様に仕様の詳細をきっちり問い合わせちゃったりベターな解決策を考えて提案しちゃったりする。だって表向きはそれが良いことって言われてるし新人研修でもそういうのちゃんとやれって言われるしね。
でも違います。最終的な作戦目標が間違ってます君たち。だから出世しません。そして、そのために人事部は理系を真面目に採らずに文系ばっか採ります。
繰り返します。SIの本質は「バカに金を出させて仕事をしないで責任を顧客か下請けに押し付ける」ことで、それをやったにもかかわらず顧客が金をとりかえそうとしなければ大成功です。
情報工学科出身の諸君、自分の作りたいようにシステム作りたかったら、自分で会社を興しなさい。または作りたいものを既に開発中の企業に入りなさい。そのシステムで直接ビジネスしなさい。
今SIerに仕事を頼んでいる皆様。良いシステムが使いたかったら、直接に理系出身者、特に情報工学出身者を雇い、自分たちの仲間にし、仲間を助けさせなさい。SIerなんかに頼んでる場合じゃないですよ。
まあそんなわけで、私は「作りたいものを既に開発中の企業」に転職したのです。工学、やりたいじゃんね。作ったものを使う人、裏切りたくないじゃんね。黒ひげ危機一髪みたいな仕事、楽しくないじゃんね。自分の作ったもので、誰かによろこんで欲しいんだもんね。
俺の住む世界はアイティーとやらに支えられているらしい。
アイティーに関われば、俺の住む世界をさらに素敵なものにしていけるに違いない。していきたい。
そう願って、何も知らなかった文系新卒の俺が金融系のシステム会社に入って、もう一年以上が経つのだ。
昔、お遊びでゲームを作ったことはあった。RPGツクールなんかが好きだった。
パズルみたいで楽しかった。コンピュータの中身が理解できて、わくわくした。
楽々と基本情報技術者の資格を手にし、半年後にはほとんど勉強もせずにソフ開も取得した。
研修の課題では同期の誰よりも速く、短く効率のいいソースを仕上げた。
現場に出て、本番機に触った。
30年間親会社を支え続ける偉大なシステムの中身を、わくわくしながら覗いた。
そこには、俺の求めていた世界とはまったく違うものが広がっていた。
俺が産まれる前から、入れ替わり立ち替わり何人もの手によって継ぎ足されたロジック。
何千行にもわたって、似たような処理が何回もひたすら繰り返される似たようなモジュール何十本。
1993年に行う臨時処理のロジックが、今もコメントもなしに埋め込まれている。
仕様がわからなくなれば、キャビネへと走って、黄ばんだ方眼紙に鉛筆で書かれた仕様書を探し、
そして修正履歴のみが書かれているのを確認して肩を落とす。
半年後に臨時で行われる業務に対応するため、いくつかのモジュールについて、処理可能なユーザーコードをひとつ、条件に加える。
与えられた期間は2週間だった。ずいぶん長いなと思った。
何枚もの設計書を書いた。つまり、方眼紙状のExcelテンプレートに同じ文章をコピペした。
追っていったモジュールはどれも、ヒープもソートもメモリ管理も論理演算も出番がなかった。
あるのはただ、IF文とMOVE文とばかりだった。ソースの難易度は使われている命令の数とは関係ないことを学んだ。
テストデータを作るため、階層型DBを何回も辿ってデータをアウトプットさせるモジュールを書いた。資格試験で学んだSQLは、無用の知識だった。
協力会社への仕事割り振りやユーザー対応に毎日忙しそうだった上司が、夜遅くまでの残業続きでくまのできた目を皿のようにして設計書をレビューした。
ロジックを丸々コピペしてソースを修正し、コンパイルし、実行した。
2週間はあっという間だった。
俺のせいで、半年後以降は使われないロジックがソースにまたひとつ増えた。
今回の対応については、Excel方眼紙にレポートをまとめて共有ドライブに入れておいた。
だが共有ドライブの検索には時間がかかるし、Excelシートの中身となれば検索から漏れることも多い。
きっと誰にも読まれないだろう。
2バイト文字が使えない関係上、原則、ソースにはコメントはあまり入れられない。
数年後の新人はきっと、俺の書いたモジュールを見て「このロジックは何だ」と首を捻るんだろう。
数年後の俺はきっと、今回のレポートを共有ドライブから探し回って新人にパスを教えてから、
協力会社の管理に追われる作業に戻って目の下にくまを作るのだろう。
俺がやりたかったシステム開発って、こんなものだったのか。
俺は部署の中で、俺の望む仕事を探し続けた。
先輩たちは忙しくて誰も興味を持ってないけど、自動化できる作業はいくらでもある。
よく使われるExcelシートを改造し、定例作業をクリックだけでできるようにした。
ExcelVBAとはいえ、書いていて心地よかった。引数が明確な関数と変数のスコープと全角文字があったからだ。
COBOLで打つプログラムより、控えめに見て100倍くらいの生産性を発揮できていたと思う。
先輩たちは喜んでくれたが、ただし俺の仕事を、あまり仕事とは見なさなかった。
それでもよかった。業務時間外は俺は相変わらずスクリプトを書いていた。とても楽しかった。
VBAから入って、WSHなんてものを知り、やがてJavaScriptを学び、ネットで資料を探し、はてなを知り、はてブでWeb技術についての記事を読みふけった。
知れば知るほどに、どんどんCOBOLが、メインフレームが嫌いになっていく。
先輩は誇らしげに言う。システムはたいしたことをやっていない。業務知識こそが大事なのだ。
ユーザーより詳しく業務を理解し、適切に提案し、設計する能力。
協力会社を率いて、わかりやすい文書で指示を行い、スケジュールを調整する能力。
人を動かすぶん、責任も大きくやりがいもある。優秀な人材こそが我が社の強みだ。
そんな人材が育つよう、我が社は安定して働ける環境と福利厚生を整えている。
ああ、そうだよ。先輩、あなたは正しい。
俺だってメインフレームの信頼性のすごさはわかってる。
密なユーザーとの関係から生まれるシステム子会社としての強みも認識してる。
それだけじゃない。社内環境も悪くない。給料もいいし休みも取れるし先輩は優しい。
ここは、いい会社だ。
けど駄目なんだ。
30年前のシステムを枯れた言語でツギハギする仕事じゃ、俺の心はやっぱり満たされない。
ユーザーの業務知識ばかり身につけたって、俺自身の人生には、いいことなんてない。
俺が求めていたのは、この仕事じゃないんだ。
社内の誰も、TumblrもTwitterもやっていない。ライフハックなんて聞いたこともない。
Joostやモバゲーや2ちゃんねるが社会に与える影響について誰も語れない。
休日はゴルフや酒に興じている。自宅にPCを持ってない人までいる。
おかしいことじゃない。普通の人たちだ。
それどころか彼らは、仕事とプライベートを切り分けている、立派な人たちだ。
でも、やっぱり俺の生きていきたい世界は、ここじゃないんだ。
たぶん俺がいるのは極北なんだろう。
ここが、人月計算とExcelとスーツの世界というやつなんだろう。
俺は80文字×32行の緑文字を見つめながら、遠い夢を見続ける。
事業仕分けのスパコンの話をクソミソソフトウェア開発現場から思う:
たまに見積もりを出すとき、SIの会社から、こういう話をされる。
「あー、この案件、国の案件だからさー、見積もりはもっともっと、積んでもいいよ。高ければ高いほどいいし。おれらは、それにXX%乗せるだけだから、高いほうがいいんだよ。」
「と、いいますと?」
「ぶっちゃけ、もう一桁、上でもいいよ。」
「ああ、いいよいいよ。」
1人月200万の幽霊エンジニア部隊が書かれた見積もりをぼくが書き、下請けSIerがそれに何割か上乗せした金額を上になげ、さらに何割か上乗せした金額を大手SI子会社の中受けSIerが見積もりを書き、さらに元受の大手SIerが何割か乗せて、国に出す。つまり、最初のぼくの見積もりから累積的に上乗せするので、ぼくの価格が高ければ高いほど、みんなが潤うのだ。仮に30%づつのせたら、すでに倍くらいにはなってることになる。場合によっては、もっと乗せる人もいる。
国がカネを出す案件ならば高い見積もりを出せば出すほどいい。IT業界の常識だ。彼らはわかってないから値段の理由なんていくらでも言いくるめられる。そんな空気がある。
スパコンもそうだと思う。公式サイトによると、富士通製SPARC64TM Ⅷfx、8コア、128ギガFLOPSを使うらしい。
http://www.nsc.riken.jp/pamphlet2009/p5.html
これの前のSPARC M4000/M5000のCPUで2.5GHz*2のCPU「だけ」で一個400万。(ただし、Sun Microsystems製)
実際に搭載されるCPUは、これよりも性能が高く、これよりもっともっと高いんだと思う。もちろんスパコンなので、これを何百個も、何千個も使うんだろうけど、別にこんな価格性能比の悪いCPUを使う必要があるのか分からない。世界のスパコンの多くは価格性能比がいいインテルやAMDなのに、なぜか富士通のSPARCなのは、謎だ。
http://japan.cnet.com/blog/kichi/2009/11/21/entry_27035470/
けど、高ければ高いほどいいのだ。
廃止とか、凍結じゃなくて、適正価格かどうか調べる人の方が大事だと思う。
以下、Wikipediaより、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%8E%E7%94%A8%E4%BA%AC%E9%80%9F%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%A9%9F
他の世界トップランクのスパコン建設費用とは桁違いの巨額の約1150億円(TOP500で現在世界2位のRoadrunnerでも118億円程度)の予算が投じられてスパコン世界ランク1位を目指す予定[1]である。
上乗せが上乗せを呼んでいるのかもしれない。
よく鬱気味の人に対して「がんばれ」を言ってはいけないというけど
今の自分は「なぜお前はそんなこともできないんだ」と言われるのが一番辛い。
先週からずっと微熱が続いて、会社で作業してるとめまいがひどくなって
顔と頭が火照って起きていられなくなって休養室で休まざるを得ない状況が続いている。
解熱剤や風邪薬を飲んでも一向に微熱は下がらない。甲状腺疾患も異常なし。微熱の原因は不明。
「会社にとって社員の体は資本。あなた自身に対して心配していない訳ではないが
生産物を生み出して利益を作り出してもらうために私たちは社員の健康管理をしている。
あなたなりに対策をしているのはわかったけれど、現状の勤怠状況ではその対策が
有効であるとは思えない。
次の心療内科の診察でどうすればよいのか善後策を医師と話し合って
その結果を報告にくるように」
と言われた。
しかし、会社に入ってから半年、自分でも体も心理状態もなんか変だというのは
ずっとわかっていて、整体通ったり低容量ピル飲んで生理のコントロールしたり
心療内科通って薬飲んだり、なるべくとにかく寝るようにしたり、
できるだけのことは本当にたくさんやった。自費治療で整体行ってるからお金もかかってる。
もうこれ以上自分の体と心の状況を整える術が考えつかない。
これで心療内科かかったらまたお薬増えるのかな。
この会社で働き続けるとしたらずっと心療内科にかかってお薬飲まなきゃいけないのかな。
仕事ってそういうもの?
心療内科の薬がなければやっていけないようなことに
これからずっと従事していかないとならないの?
誰にだってストレスはあるし、どんな職種にだって嫌なことが起きることは
重々承知しているつもりではあるけれど、
この会社に勤める限りは心療内科通いが必須になりそうな気がする。
それでいいんだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20090929145122
開発系の社内SEって間口は狭いけどもし入れたら増田みたいな何でも屋にはぴったりの現場になると思うよ。管理職でも手ェ動かしてる人多いからね。ただパッケージのカスタマイズみたいな業務が圧倒的に多いし、あくまで技術を求めてと言う話になると退屈になるかもしれん。ベンチャー系のBtoCシステム開発とかはその辺の欲求も満たせそうだけど、内製でやってるところがどれくらいあるかなぁ。
資格に関しては現場じゃ全くいらないけど、特に非IT系企業の偉い人にはわかりやすい「俺出来る人」アピールになる。その場合情報処理技術者試験以外はあまり役に立たないけど。ベンダー資格はSIerに勤めてると売られるときに単価がアップするぐらいだ。
下層SIer体験記
増田「1月からどうなりますかね?」
A社営業「他の客先でPG作業があるんだけど、そこを考えている。増田君の会社の営業にはまだ伝えていないけど、契約延長という方向で思っていてほしい。」
増田「わかりました。うちの営業にも伝えてください」
増田「1月からの話が弊社営業からこないんですが、どうなりましたか?弊社の営業がなかなか電話に出てくれないので、申し訳ないんですが直接伺いました」
A社営業「・・・ちょっと会議室に行こうか」
A社営業「先日の案件の開始が遅くなってしまうので、増田君は申し訳ないが、今月で終わりとさせてほしい。」
A社営業「サブプライムやリーマンショックで、案件の動きが鈍くなってしまった。長いことお世話になっていたが、本当に申し訳ない」
増田「わかりました。このあと営業に連絡を入れておきます」
~廊下にて~
増田「今月で終わりって言われました。営業面でも確認をしてください」
~翌朝9時~
自社営業「増田君、昨日の電話は本当かい?あのあとA社営業に連絡をしたんだけど取れなくって、いまからA社営業に電話したいんだけど見える?」「朝、会議室に入っていくのを見ました。いると思いますよ。よろしくお願いします」
増田「本日まで長い間お世話になりました。ありがとうございました。」
A社営業「こちらこそ、申し訳なかったね。増田君にはいろいろと助けられたよ。もしまた、機会があれば一緒に仕事をしたいと思っている。ありがとう。」
自社営業「増田君。昨年末はぎりぎりまでどたばたして申し訳なかったね。営業で強く抗議したんだけど、駄目だったよ。早速なんだけど、スキルシートを更新してくれないか?なに、増田君ほどの技術者ならすぐに見つかるから心配しなくていいよ。まぁ少し社内でリラックスをしててくれ。程なく面談が入ると思うんだ。」
自社営業「早速案件が合ったよ。Javaで金融系だね。一発面談で即日から。作業場所はXXXね。面談はこの日の10時だから直行をしよう。僕も行くよ」
自社営業「面談は大丈夫みたいだったね。君が帰ってからリーダーと営業とも話したけど、好感触みたいだった。すぐに連絡が来ると思うよ」
自社営業「この前の案件でOKが出たよ。入場まで少し時間があるようだから、面談で聞いたフレームワークについて勉強をしておいてね」
増田「本日からお世話になります。増田といいます。よろしくお願いします」
~他にも数名が同時に入場した。~
B社リーダー「席はあそこに用意してあるから座っていてほしい。パソコンは午後に届く予定だよ。まずは入館章を作ったり、サインをしてもらう書類があるから、午前中はそのあたりをやっておいてほしい」
増田「景気が厳しいみたいですよね。」
B社BP(あ氏)「でも、まだ待機や契約が終わった人は社内にいないですから」
B社BP(い氏)「僕らは4月以降もあるから一安心ですね」
B社BP(あ氏)「帰社したら、5人くらい若手が待機してるんですよ。営業に聞いたら3月でプロジェクトが終わったんだけど、次が見つからないんですよ」
B社BP(い氏)「同期が待機してるんですけど、次がないから、新人の研修を任されてるって言ってます」
B社BP(う氏)「社内でも屈指の技術を持つ先輩が辞めるかもって噂なんですよ。その人が辞めたら、会社にまともな人材がいなくなっちゃいます」
増田「営業に聞いたら、案件がマジにないって言ってます。何とか現場を延長できるように努力してほしいって言われましたよ」
B社リーダー「皆さんこれまでありがとうございました。営業からも本日中に連絡がはいってると思いますが、皆さんは5月末日で契約を満了します。残り1ヶ月あまりですが、がんばってください。5月の詳細なスケジュールも近いうちに提示します」
B社リーダー「作業の引継ぎは彼(B社プロパー(え氏)にお願いします。二人で相談をして、引継ぎを行う日を決めてください。あと、最終日はいろいろと事務作業をやってもらうと思いますので、午後3時くらいまでしか作業できないと思っておいてください。」
自社営業「増田君。次の案件について、引き合いが少し来ている。面談を今月中に設定したいんで、現場でうまくやってください。大丈夫ですよね?」
自社営業「○○駅に9時30分にお願いします。そこに私もいます。」
自社営業「うちの増田です。じゃぁC社のCさんお願いします。」
C社営業「わかりました。お預かりします。」
~3分後
C社営業「Dさん、ご無沙汰です。こっちが増田君よろしくお願いします。」
D社営業「わかりました。お預かりします。」
~3分後
D社営業「Eさん、ご無沙汰です。こっちが増田君よろしくお願いします。」
E社営業「わかりました。お預かりします。」
~3分後
E社営業「Fさん、ご無沙汰です。こっちが増田君よろしくお願いします。」
F社営業「わかりました。お預かりします。」
~3分後
F社営業「じゃぁ行こうか。5人いるね。場所はこっちだ。知ってるかな?G社だよ」
~面談終了後~
自社営業「案件どうだった?好感触?」
増田「それよりも、これはいくつ商流が入ってるんですか?少なくとも4人に引き渡されましたよ?もしOKでても、こんなに複雑ではなんかあったときに困りませんか?」
自社営業「大丈夫だよ。連絡はしっかりやるから。で、感触は?」
増田「わかりません。4人同時でした。他にも何人か見ているみたいで数名入れたいみたいですけど」
自社営業「わかった。並行かけているんで、また面談が入ったら連絡するからよろしくね」
自社営業「この前のやつ、増田君としてはOKかな?」
増田「商流の問題さえクリアできるならやります。ただし、念入りにお願いしますね」
自社営業「わかった。じゃぁ、こっちからはOKと返事をしておくよ。たぶん入場は6月頭だから。」
増田「月初から入場って聞いていましたけど、どうなってます?」
自社営業「ごめん、まだ決まってないんだけど月初は無くなった。とりあえず本社に来て」
増田「わかりました」
B社BP(う氏)「先日、面談に行ったんですけど、PGでスケジュールがタイトって聞いたから断ったよ。だからまだ。」
増田「僕は月初からが延期になったんですが、決まりですよ。」
B社BP(あ氏)「よかったじゃん。今は不景気だからね。本当に案件が無いよね」
B社BP(い氏)「僕は1ヶ月休みます。ちょっと仕事が無いなら、家で寝てますよ。わはは」
自社営業「いま2週目からの入場で調整をしてる。すこし社内で休んでて」
自社営業「3週目になりそうなんだ。ちょっとわからないけど、面談を入れるかもしれないけど良いかな?」
自社営業「この前の件だけど、無くなった。申し訳ない。ちょっとトラブルがあってね。だけど、すぐに面談を入れますから」
自社営業「XXXという技術をやったことない?知ってるだけでも良いんだよ。そうしたらスキルシートに書くから」
自社営業「スキルが完全マッチしていないと面談に入れないんですか?でも、増田はこれだけ経験をしてますから、大丈夫ですよ。提案だけでもしてくださいよ」
自社営業「これをやってないとダメなんですか?帳票ツールなんてどれも同じじゃないですか。確かに彼はやっていませんが優秀な技術者ですから、これくらいは営業でうまくフォローをしていただけないですか?」
自社営業「この業務について調べてくれないかな?スキルシートのここを変えておくから、面談ではうまく伝えてね」
H社(準大手)部長「増田君はJavaいろやってるけど、業務に一貫性がないよね」
I社(小企業)営業「せめて業務は何かひとつでも2年以上やってないと、いまは売れないよ」
J社(小企業)営業部長「先週ならJavaっといい話があったんだけどね」
K社(中企業)開発部部長「いまは社内に30名ほどが待機していますね。ちょっと増田君を提案されても、今は厳しいですね。」
自社営業「面談1発でいける案件がありますか?本当ですか。業務は?物流ですね。言語はJavaですね。はいわかりました。早速お願いします。」
~翌朝
L社営業「君が増田さん?今日はお願いしますね。後3人いるので、ここで待っていてください」
L社営業「揃いましたね。いきましょうか。こっちです。」
M社開発部リーダー「今回の案件はC#なんですが、みなさんにお伝えしたときはJavaっていたかもしれません。Java案件はすでに締め切らせていただきましたので、C#でも大丈夫な方のみお願いします。」
増田「JavaじゃなくてC#でしたよ。僕は5年位前に少し触っただけです。アピールにも限界があります。今回のは無理だと思ってください!!」
自社営業「ここに行ってもらえないかな?M社のMさんがいるから、身長が190くらいある人だから見ればわかるよ」
~面談でアピール
増田「M社営業に引き渡されて、N社のNって人に引き渡されてO社に行きました。わりと好感触かもしれません」
自社営業「そう。よかった。今日はもう帰社して良いよ。」
自社営業「M社から連絡があった。一次面でOKでたので、明後日にP社でよろしくお願いします。がんばってね」
増田「まずまずの感じでしたよ。結果は一両日中に連絡くれるそうです」
自社営業「わかった。急な話なんだけど、明日も昼に面談だ。並行はいくつかけておいても損はないからね」
自社営業「はい。(自社営業)です。Mさん。お電話ありがとうございます。はい、増田の件ですね。で?あ、7月からですね。わかりました。ありがとうございます。では失礼します。」
自社営業「おい、増田君7月からP社で決まったぞ。良かったな」
自社営業部長「並行営業を全部とめてくれ!」
M社営業「先日の件ですが、先方からキャンセルがかかりまして、はい。どうも役員が予算を承認しなかったらしいんですよ」
自社営業「そんなっ!」
自社営業「わかってると思うがちょっと厳しい感じなんだ。うちとしてもあまり余裕がなくなってきてね。ここはちょっと増田君にもがんばってもらおうかなと思うんだ。作業はPGで9月末までなんだよ。場所はxxだよ。業務はXXで、やったことないから、ここを書き換えて提案したから。PGでJavaだしいけるよね?」
増田「面談を行って来ましたが、僕と同じくらいのが3人いました。まだ募集をかけてるから、わからないですよ。どの人もスキルは立派でしたよ。去年だったら苦労しないだろうなというくらい」
自社営業「連絡来ないねぇ。」
増田「やっぱり面談駄目だったんじゃないですか?だって、数人の枠に十数人が面談に来てますからね」
自社営業「いまも営業を行ってるんだけど、いいところが無くってね。技術者を連れてこられても、案件がないからって断れるんだよ。」
自社営業「保守なんだけど大丈夫?どうも出産間近の技術者の交代要員を探してるみたいなんだけど、詳しいことはわからない。ただ、一発面談だって言うからさ」
増田「行ってみますよ。」
自社営業「OKきたよ!。今度こそ大丈夫」
という半年間だった
社員数300名程度(09年4月時点)の中堅SIerで人事担当役員やってる増田です。
ちょっと愚痴らせて下さい。
売上が落ちたせいでリストラしなくては会社存続が危ぶまれるようになり、
4~5月の2ヶ月間で100名退職、50名休業に追い込み、また残った社員に対しても
基本給を一律10%カットしました(ちなみに管理職は20%、役員は40%カット)。
そんな中、創業社長と二代目の専務、また社外取締役の創業社長の妻は、
3人合わせて月給2000万円を取り続けています。社員70人分に相当します。
さすがに減らして欲しい、と申し出ましたが、
「自分たちは今まで会社に滅私奉公してきた。単なる社員とは違う」
「仕事が無くてクビや休業になるのは、スキル不足による自業自得だ」
との有りがたいお言葉を頂戴しました
(前者はまぁそりゃそうですが、だったらピンチの時は私財投じて下さいよ)。
と言うわけで、私自身も7月末付けで退職することにしました。
創業時からのパートナーである財務担当役員が実務を取り仕切っていますが、
彼もメンタル的にやられたようで、8月から病気療養に入るとのことです。
どう考えても10月頃には給与を支払うことが出来なくなりそうです。
それから私財を投じるのかもしれませんが、
毎月*億円の経費をどこまで私財で支えられるかが見物です。
失敗したら連帯保証で借金**億円が創業者一族に掛かってきますね。
今回の衆院選は、多くのギーク(児童ポルノに思うところのある人を除く)には
グレイ「そう かんけいないね」
だと思うだろうけれど。
・2011年度っていつの話をしているんだ?指数的なシミュレーションしても今年いくら営業利益稼ぐ必要があるかわかるよな。早稲田の政経出身には難しいか?
・まぁ目指すのはあんたの勝手だけどな。経団連会長だろうが、メジャーリーガーだろうが、Jリーガーだろうが、パティシエだろうがお花屋さんだろうがな。だがあんたらの好きな「PDCA」を機能させたらどうだろう?
・利益率の1%の改善がどれくらい大変なことかわかっているだろうな。あんたの会社はラーメン屋や飲み屋じゃないんだ。
・直接部門が、一律5%の利益率を出せば会社全体の利益率が5%になるとは思っていないよな。R&D(けんきゅうかいはつ)、間接部門、広告、そしてお前らの役員報酬といった部分はどこから出すんだ?
・IBMの真似をするんなら、携帯もPCもとっととやめろ。NECの真似をしたいならスーパーコンピューターもとっととやめろ。
・コスト削減を下請けにまわそうとしても無駄だと思うぜ。お前らの購買の連中に騙されたところは請けたがらないからな。
・頼むからSIer業界から出て行ってくれ、迷惑だ、ジャストナウ。
・でまぁ、ゴーレム・サクソンだかうろ覚えで知らん詐欺師が目標株価を上げている。でまぁ、株価も上がっている。お前は何度バーボンハウスでテキーラを驕ってもらえば学習するんだ、クリフトよ?
追記>はてなさん
半角の&を入れるとampがでるよ