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2008-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20080917154716

最後とおっしゃっているのにレスをつけるのもなんなんだけど、橋下さんについては多分こうなんじゃないかなって思うことを補足として。

当人がはっきりと明言されておられないのを言うのも何ですが、環境的に彼は逆境と言っていい境遇から、難関私大に合格して、難関の司法試験突破して、いまや知事であるわけね。

個人的には偉かったねと言ってあげたいけど、得てしてそう人にありがちな思考の癖が、やはり彼にも見られる。

「頑張れば出来る、俺を見ろ、俺だって頑張ってここまで来たんだ!」

っていう考え。

もちろん、頑張ることは大事だし、頑張る人たちによって社会が支えられている面もある。学校先生が頑張っているように。

ただ、社会政策を立てたり、考えたりするうえでは、むちゃくちゃ頑張ることを前提として立案するのは無茶というもので、個人としてはむしろ美徳といってもいい信条が、公共の問題にすりかえられるとき、過労死を招いたり、教育リソースの枯渇を招いたり、それが少子化を招いたりするわけね。

私が思うに、効率と福祉ってのはどちらも大事なんだけど、適当なところでバランスをとるしかないでしょうって、いい加減な言い方かもしれないけどそう思う。

現実の問題として、大阪教育水準が少なくとも先日の文科省の一斉調査の結果、あんまり芳しくなかったってことがある。

それも単に一点二点の差じゃなくて、明らかに中心集団から外れた、ちょっと特殊な位置にある。

これは大阪の子の将来のためにも、やっぱり改善が求められる状況で、なんでまたこんなことになっているの?と原因を考えた時、制度的に大阪学校教育環境が他の都道府県とそう変わらないのだとしたら、やっぱり特殊な原因があるだろうことは推測できる。どう考えても秋田県教育環境予算や施設において大阪より恵まれているなんて思えないもの。

問題はそれがいったいなんなのかってことね。

おそらく彼は、その原因を大阪教育委員会政治的な体質に求めている。

個性を伸ばす教育やら、社会教育やら、なにやらを「余計なもの」と見ている。なんだっけ、マンガ図書館とかもね。

もっと百マス計算をやらせろって思っている。

これも憶測に過ぎないけどね、まあ憶測と断った上で、本当に問題にされているのは「政治」であるわけよ、「教育」じゃなくて。

と言うか、教育の問題を切り離すために、政治をまずやっているのでしょう。

もっとあからさまに言えば、左翼やら女権団体やら部落解放同盟やら朝鮮総連やら、それらとの「抗争」の一環であるわけですよ。

そして、権力者の立場にあるのは彼であって、彼に反対する人たちではない。

橋下さんははてダ増田でずいぶん、批判されているけど、それでも世論の支持は高い。これは大阪の「弱者利権構造」があると世論が見ていて、それに大阪教育界が毒されていて、橋下さんがそれと戦っていると見ているからですよ。


だから増田さんも感情をぶちまけては、ある意味、思う壺になっちゃうかもね。またブサヨがどうのこうのって言われてしまうから。はてなではそういう人は少ないけど、橋下さんの支持率の高さから見る限り、むしろそうした人たちのほうが多数派、日本は幸か不幸か民主主義国なんで、ガチでぶつかったら多数派が勝つようになっている。


代案を出せって言ったら、いや橋下を批判しているだけなのに、それおかしいでしょ、とか言わないでね。

なぜ大阪の状況が悪いのか、分析した上で、説得力のある(この言い方もあやふやだけど)代案を示さない限り、多数派にはたぶん通じない。

増田さんが橋下的なるものに批判的であるなら、主導権を握らないと駄目よ。東京ではそれが出来なかったから石原さんが3期も都庁に居座ってしまった。橋下さんは若いから3期どころじゃ済まないかもよ。

2008-09-15

あれ?なんでけんかごしなの?

http://anond.hatelabo.jp/20080915114729

同じ人間労働なんだから、「一般先進諸国と同じレベルの要求水準を満たす」ためには「クラス人数(教師一人当たりの担当生徒数)をせめて一般先進諸国平均にまで持って行く必要がある」というだけの話ですよ?

一般先進国と同じレベルにもっていくことが必要なのであって、アプローチはそれぞれ違うんじゃね?こういう手段がありますよって話ならともかく、こういう手段しかないってのは、どうなのよ。

何かといえばジジイは「45人学級の頃は…」を持ち出すけど、その頃と今とじゃまずその要求水準からして変わってるんですよ。なぜその「45人学級」時代のベテランたちの持つクラスが次々と学級崩壊してるか、分かってる?

要求水準が変わってるってどういうこと?学力の要求水準がむかしの方が低かった、けれども今、高い、なので以前と同じ方法論ではやってられないというならわかるけどね。今の学生の方が学力は低いから。

45人学級の時代のベテランたちでも35人学級で学級崩壊が起きているなら、問題は人数じゃないってことでしょ?ここ、理解がおかしい?学級の人数が致命的じゃないってことをあなたも言っているのじゃないですか?

ついでにいっておけばジジィよばわりは普通に失礼だから、あなた。親御さんに教えられませんでしたか。

これもまた、学級崩壊(に由来する荒廃)、の一例?

45人学級の時に学級崩壊が比較的起きていなかったとして、今起きているとすれば原因はなに?

より深刻な学級崩壊が仮に今起きているとして、学級の人数を増やすのは悪条件になり得るという話ならば別に異論はないよ。誰も少人数学級が学力向上にプラスになることは否定してないんだから。否定してる?どこに書いている?

けれどもそれは致命的な悪化要素にはなりませんよ、45人学級の時に学力が満足できる水準にあったなら、今は欠落している何かしら、他の部分で支えられていたわけで、問題は人数じゃなくてそれが欠落していることにあるんじゃないかなって言っているだけ。

橋下がそれを何と捉えているかは知らんけど、生徒間の競争の程度を問題にしていると仮定するなら、競争原理を導入しようということ自体は、間違った方向じゃない。

学校競争することと、生徒が競争することはけっこう違うけどね、そこはよく考えた方がいいと思うけどね、橋下も。

少なくとも現在データを元にして文科省は「少人数教育には効果がある」と評価してる。「少人数教育をやったけど、別に差は無かった」などという研究結果など一度も報告されていないのに感情論だけで効果がないと言い募るのは、結局教育にかける金の出し惜しみに過ぎないでしょう。要するに正直にDQNっぽく本音を言えば良いのに

「ガキに金なんかかけられっかよ!大学に行きたい?100年早ぇんだよっ!」

ってね。

ここはそんなことはまず一言も言っていないので前提があなたのいう、脳内ソースに過ぎないんで、妄想乙ってところだけど、教育にかけるカネの出し惜しみに「過ぎない」って、便利な言い回しだね、「過ぎない」って。ただの反戦平和に「過ぎない」、ただの福祉の拡充に「過ぎない」って、あら不思議異論や人それぞれの感情がぜーんぶ切り捨てられちゃった。

カネを出し惜しみすること自体はぜーんぜん悪いことじゃない(いいことでもない)。いろんな考えを持つ人がいて、いろんな感情を持つ人がいて、その「過ぎない」人たちもいて、それがまるごとひっくるめて社会だから。

費用対効果なんてどうでもいいの!効果がほんの少しでも費用がどんだけかかってもいいの!っていう人も社会の一部だし、「過ぎない」人も社会の一部。

自分や自分の意見に感応する人たちだけが社会じゃないからね、ってあたりまえだね、大人ならわかってるよね?

http://anond.hatelabo.jp/20080915062828

一学級あたりの人数が何人だろうと、教師の給与が安かろうと高かろうと、どうでもいいと思う。

要は、それで所期の設定目標を満たせるかどうかが重要なのであって。

生徒の数が45人であれば駄目で、25人だといい、ってのは違うよね。費用対効果の視点が抜けてるでしょ、それ。

教育国民の義務だけど、ある一定の要求水準が満たせるならばそれにかかるコストは低ければ低いほどいい。

もちろんそういう意味で。

同じ人間労働なんだから、「一般先進諸国と同じレベルの要求水準を満たす」ためには「クラス人数(教師一人当たりの担当生徒数)をせめて一般先進諸国平均にまで持って行く必要がある」というだけの話ですよ?

何かといえばジジイは「45人学級の頃は…」を持ち出すけど、その頃と今とじゃまずその要求水準からして変わってるんですよ。なぜその「45人学級」時代のベテランたちの持つクラスが次々と学級崩壊してるか、分かってる?

なのに、かける金を増やすどころか減らすって、正気ですか?、と。

オマケに

教育にかける納税者の負担をどう考えてんの。

だから日本教育現状で世界一納税者に負担かけてないという話をしてるわけですが。

45人学級と35人学級に致命的な差、成果としての教育水準の致命的な差はないってこと。

よくいるよね。三丁目の夕日時代を得意げに美化する世代が。でも本当はデータで見れば、犯罪率も高く少年犯罪も今よりずっと多い殺伐とした時代だったんだけど。通り魔とか誘拐とか、普通に多かったよ。少なかったのは交通事故ぐらいじゃない?あなたの「昔の教育で充分」的な意見には、そういう「脳内美化ソース」以外の根拠はあるのかな。

少なくとも現在データを元にして文科省は「少人数教育には効果がある」と評価してる。「少人数教育をやったけど、別に差は無かった」などという研究結果など一度も報告されていないのに感情論だけで効果がないと言い募るのは、結局教育にかける金の出し惜しみに過ぎないでしょう。要するに正直にDQNっぽく本音を言えば良いのに

「ガキに金なんかかけられっかよ!大学に行きたい?100年早ぇんだよっ!」

ってね。

2008-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20080913174004

一つだけ言っておきますが『教師の数を増やすべき』という主張は正しいと思います。一番良いのは『予算増やして教師増やす』だとは思いますが、次善の策としてどうしても予算の都合がつかないのであれば『教師の給与を下げて教師の数を増やす』ではあります。ただ、対GDP比比較を見れば「予算の都合がつかない」というのは大嘘だと私は思うので、現状で教師の給与を下げるべきだとは思いませんね。


文科省防衛省合併して、ふだんは教師をしてるんだけど、有事には銃をとって先生は戦います! というのはどうだろうか。

人件費は減らせるし、教師は押し出しが強くなるし、自衛官再就職に困らないし、一石三鳥か四鳥くらい、あると思うんだ。

とりあえず体育教師自衛隊から派遣して、生徒はゲートル巻いて竹槍もって右向け右、すればいい。

2008-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20080910012947

「謝金とか不透明なことやめます」という正論大学が振りかざしてる現状

すいません正論振りかざさないと文科省はじめ世論とかいう奴にすごい勢いで潰されかねないんです……特に国公立大学

教員免許更新制度をスタートさせて大学と小中高の持ちつ持たれつ関係をカネなしで復活させようって話みたいですけどね。

お互い苦しんでるから頑張りましょうとかどんな精神論だよ、と思わざるを得ない制度設計です。

2008-09-05

http://anond.hatelabo.jp/20080904200715

文句言ってる学生(そもそも本当にそんなのがいるのか?)に対して腹が立つのはわかるけど,国益を考えるどうなんだろう.

日本人口博士の比率はほかの先進諸国より少ないわけで,博士を量産しようとすること自体は間違ってはないとは思う.

「救済しろとか企業で受け入れろとか」ってのは,言い換えるなら「社会還元する機会を与えろ」っていうことでしょう.

博士の比率がずっと少ない日本でこういう問題が起きてるっていうのは,システムを管理している文科省にも責任はあると思うけどねー.

ポスドク問題の原因を学生の怠けだけが原因とすることができるなら誰も苦労せんわ

2008-09-04

http://anond.hatelabo.jp/20080904200715

なんか大学生が大量に余ってて、救済しろとか企業で受け入れろとか文科省責任取れとか言っているけど。

逆じゃないかな。

大学生は、養成してもらうのに莫大なコストをかけてもらってるはず。

それを社会還元できないんだったら、無駄公共事業みたいなものだよね。

むしろ社会から賠償請求されてもおかしくないんじゃないかな?


いや通じるな。東大京大だけ残してあと全廃な。社会無駄だから。

ポスドク問題

なんかポスドクが大量に余ってて、救済しろとか企業で受け入れろとか文科省責任取れとか言っているけど。

逆じゃないかな。

ポスドクは、養成してもらうのに莫大なコストをかけてもらってるはず。

それを社会還元できないんだったら、無駄公共事業みたいなものだよね。

むしろ社会から賠償請求されてもおかしくないんじゃないかな?

追記

mobanama 呆 アホか。部品工場に大量に部品を発注しておきながらアセンブリラインを組み立てるどころかバランスの悪い配置を続けて結果的に(認識甘いか?)壊してきたんだぞ。製品供給されない状況で悪いのは部品か?部品工場か?

ポスドクを「部品」に喩えるあたり、まさに語るに落ちる、だ。

numberarmytheboots 増田, 教育 勉強すると訴えられる国。宮沢ケンヂの童話に出てきそう

勉強」することは無条件にいいことだと思っているらしい。「勉強」には個人だけではなく社会コストを負担していることを自覚していないらしい。そもそも、ドクターコースでやることを「勉強」だと思っているらしい。

nosemnosem ポスドク, 大学院 議員官僚は、政策の誤りの責任を弁償してくれるとでも?

当然本来問われるべきだね。

kapibara ラボ 元エントリ自体はブクマするほどでもないけどツリー部分が興味深そうなのであとでよむ

そうだね。頑張って読んでくれ。

2008-08-27

お金の使い方

09年度予算:国交省、公共事業費19%増要求 - 毎日jp(毎日新聞)

道路はこれ以上要らない。そりゃ必要な道路だってあるだろうけど、

単位予算増やして実現する理由があるとはとても思えない。

一方iPS細胞研究費が不足して困っているという。

iPS細胞、予算倍増要求 文科省など3省方針

80億すげぇ!と思うかもしれないが、アメリカでは10年間で3300億円である。

2007年12月18日「米カリフォルニア州がiPS細胞研究を支援」 サイエンスポータル編集ニュース 科学技術 全て伝えます サイエンスポータル / SciencePortal

誠橋に43億もかけるんだったら、iPS細胞研究費に回せばいいのに。

http://anond.hatelabo.jp/20080827140328

今出先だけど、読んだのは確か

「論争・学力崩壊」「中央公論編集部中井浩一編 / 中央公論新社 / 03/03/25

で、その中の寺脇研の発言だったと思う。

それは一貫した彼の主張で、たとえばここなんかでも彼の言葉として引用されているこんな感じの内容だった。

これからの小中学校は今よりゆったりと学習してもらうようになるわけですが、その半面で、高校大学はとても厳しい場になって行くという認識を持ってもらわなければならない。高校大学も1時的には中退者が増えるかもしれません。今までのようにはいったら勉強しなくても、お情けで何とか卒業させてやろうという考え方では通らない。

あなたの自己選択によってはいった高等学校なのだから、そこで勉強しないのは自己責任を果たしていないことになる。そういう人には卒業証書を出せないよということです。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/5151/link_21.html

こちらの出典は

21世紀学校はこうなる」(寺脇研著 新潮OH文庫 2001年

だとか。

寺脇は在野の学者などではなく一応一時期とはいえ文科省大臣官房審議官として、この問題に関するスポークスマンの役割をしていたわけなので、彼の論法が「罷り通っていた」というのは一応ソースのあることと言って良いのではないかと思います。

ゆとり教育ゆとり償還と同じなのだが

昔、マンション不況になったとき、ローン返済に「ゆとり償還」という制度があったのね。最初の数年間はローンの支払いを安く押さえるかわり、その期間(ゆとり償還期間)終了後は少し高い額を返済する、という。それなんて朝三暮四ですか?

例:http://www.h4.dion.ne.jp/~tamasabu/houseyutorishoukan.html

その人のゆとり償還は10年。この人の場合は、10年間は、

通常の支払いを約半額にしているのだそうです。

………

現在の支払額  月々 \90,000- ボーナス \240,000-

ゆとり償還修了後(11年目から) 月々 \180,000- ボーナス \430,000-

そんなの払えるわけないだろうJK。つーかそれゆとりとか言って実質負債増やしただけだろう。鬼か。

まあこれあんまりひどいと思ったのか、始まってしばらくたたないうちに(平成12年度)廃止されたんだが、実は「ゆとり教育」にもそれと同じペテン採用されてるんだよね。

ゆとり教育と聞くと「授業内容3割減」とかそういうことを聞いた人は多いと思うけど、ゆとり教育を実施する際に、その減らした3割分の知識は高校大学で習えばいいじゃん大げさだなあ、という論法が罷り通っていた、というのを知らない人は結構多い。図示すると下の(4)の部分。

(1)最近の小中生には思考力がないよ

     ↓

(2)知識偏重でゆとりが無いからだよ

     ↓

(3)小中の授業内容減らしてゆとりを作るよ

     ↓

(4)足りない知識は高校大学で補えばいいよ


自分は進学校高校教員だけど、多分大学先生は上の構図を分かってない。少なくとも肌身で実感してない。なんでそんなことが言えるかというと、生徒に課す入試を見れば、上の事情考慮してるように思えることがほとんど無いから。特に良い意味でも悪い意味でも京大とかはそう。例外は教育大で、こちらはむしろ積極的に教育界の空気読んで、入試レベルだけでなくスタイルや問う力に関してもかなり変化させはじめている。まあ一番その辺の空気読んでるのはおそらく各都道府県教育委員会文科省から直轄して指導を受ける立場)なので『高校入試』の変化が一番大きいとは思うけど。

だから、高校では全然授業時間が足りない。下からは7割の知識で送られてるのに上からは10割の知識を要求される、オマケに週休二日で授業時間減……って馬鹿じゃないの?やむなく土曜日に補習授業したりしてるよ。意味無え。

2年前に各都道府県進学校でいわゆる『未履修問題』が起こって大騒ぎになったけど、あの問題だって表面的に片づけるんじゃなくて、本当はもっと原因を掘り下げて考えるべきだったんだよ。「なんで土曜講習までやって授業時間が足りないんだぜ?」ってね。誰にでも良いから聞けば分かることなのに、まともにそこを論じてるマスコミはほとんど無かった。ホント終わってる。

まあそんなわけで、京大工学部教授が『ゆとり学力低下』云々宣ってることについて疑問を呈している下のブログ意見には大きく賛成。大学生が一番頭良いな。ほんと。

http://d.hatena.ne.jp/thir/20080827/p1

2008-08-24

[]もっと、学校でテクニックを教えてみた教師の憂鬱

もっと学校で、テクニックを教えてくれればよかったのに

技術を教えてみた事例

先日、久しぶりに友人と遊んだ。夜になって酒が入ったところで俺が萌え絵とかそっち方向描いてることを暴露。あれ?大学で意気投合してから、もう6年来のつきあいだけど、いままで言ってなかったっけ?そういえば言う機会もなかったし、そいつと頻繁につるんでた頃は絵は中断してたもんな。まあそんなこんなで話は絵の方向に。

友人「でさー、高学年の奴らに遠近法教えたんだよね。やっぱり技術の上に立ってないと気持ち悪くて…。」

増田理系病だなw…しかし遠近法って…透視図法のことか?あれは難しいんじゃないか?俺でもきちんと使えるようになったのはほんのここ数年だぜ?…一応本来習うのは確か中学校美術だよな。」

友人「そうそう。だから、写真撮ってきてその上なぞらせたりしてさ。そうすると、意外と理解できるんだよ。『確かに一点に集まる!』って。」

増田「一点透視図法ってやつだな。ふむ、なるほど。理論後回しで、体験的に学習させる方法なら5・6年生でも行けるかも。」

友人「あいつらもさ、やっぱり『上手くなった!』って思えるから楽しいみたいなんだよね。」

増田「だろうなあ。写実は、現実に近くなった!っていう明確な目標が見えるからな。」

友人「でも、コンクールにはことごとく落ちたんだよね…。」

どっちがいいかなんて

増田コンクール…。」

友人「うちは、毎年10人ぐらい入賞させてたらしいんだよ。それが今年はことごとく…。『子どもらしくない』んだとorz

増田「…いや、まあ、しかし、コンクールなんて審査員ウケする絵が描けるかどうかだろ?『のびのび、元気よく、多彩な色づかい』みたいな。」

友人「…うん(´・ω・`)確かにそういうノウハウはあるね。」

増田「俺も低学年はそうやってのびのび自由に描くのがいいと思うんだ。その頃は『描くこと』自体が楽しいから。でも高学年になると、しだいに写実的に描きたいって欲求が出てくる子もいるだろ。そういう奴らには技術面を指導しても良いと俺は思うよ。」

友人「…でも確かにクラス全部、画一的な絵になっちゃったのは間違いないんだ。隣とかと比べると、これで良かったのかな…って。」

増田「まあ、写実はゴールがあるから画一化はするよな。でもさ、のびのび描く絵だって『のびのび』って名の下での審査員ウケ狙いの画一化じゃない。だから大丈夫だよ。入賞させる人数にノルマがあるって訳でもないんだろ?」

友人「でもコンクール入賞するってのは、子どもモチベーションになるんだよね。どっちが良いかは分かんないや…。」

増田「そっか…。難しいね。」

専門じゃないから分かること、分からないこと

教育大学小学校課程を勉強したとしても、美術系の授業なんて前後期で1授業ずつぐらいだし、絵画技術なんて教わらない。友人もこの透視図法教えるために相当自分で勉強したんだろうな。自分は絵が苦手だって言っていたから、きっと子どもに苦手意識を持たせないにはどうすればいいか、自分なりに試行錯誤して「技術を学ばせる」方針にたどり着いたんだろう。新米だから風当たりも強いに違いないのに、よくやってると俺は思うんだ。

こういうのって教える対象子どもの発達段階による部分も大きいし、専科を作れば解決って問題でもない。(専科になったら苦手科目で目を回してる教員は嬉しいだろうけど。)

教育に一般解はないんで、だからこうやって現場現場なりに日々もがいてますよ、と。できれば「教師は…」ってひとくくりにしたり、「教師だめぽだめぽ」って責め立てたりしないで、力を貸してくれると嬉しいな、と。そういうことが言いたくて増田

友人「でさ、俺のキャラクターって言うか、カットって描ける?ああいうのあるとプリント作りやすいんだよ!」

増田「おまwww…おk、似顔絵は苦手だが教採終わったら頑張ってみるわwww」

※この文は全てフィクションです。実在の人物・団体・思想とは一切関係がありません。

参考

俺らが逆らえない何か。(指導要領は実は法律として効力を持つ。)ネットで指導要領見られるって知らない人多いよね。


指導要領解説(実際に参考にするならこっち)もあるよ。いちいちZIPだけど、そこはお役所クオリティって事で。


(追記)

この話、結構意見がばらけてますね。自分のは文章がまとまってなくて申し訳ない。

これ、美術とかに限った話じゃなく、「発想の土台となる基礎知識をどれぐらい教えるか」も同じ話だと思うんだ。例えば「理科で草花の名前を単純に覚えさせるの、どうするよ。」みたいな。つまり「知識と経験の比率」だね。詰め込み教育は知識重視、ゆとり教育は問題解決学習や応用力を重視している…だから経験重視だ。

この文だと分かりにくいのだが、この友人は絵がコンクールに通らなかったことや方針そのものに落ち込んでる訳じゃないと思う。たぶん、さじ加減が強力すぎたんじゃないか、詰め込み偏重になってないか、てことで考えてたんじゃないかなと思う。元増田みたいな「もっと基礎を」という意見が出てきたり、友人みたいな悩みを持つ現場があったりするのは、ゆとり教育見直しという現状をよく表してるんじゃないかと思う。

えっと、だから言いたいこととしては、「ハンドルは切られ始めてるよ!」「でもどれだけ切ればいいか現場も(たぶん)文科省も悩んでるよ!」「だからあんまり現場を十把一絡げでいじめないでね!」「文科省任せにしないでいろんな意見が出た方が良い気がするから、ゆっくり議論していってね!!!」…かな?

2008-06-13

http://anond.hatelabo.jp/20080609110751

おいおい、なんでお前がそこまでキレる必要があるんだよ。お前が犯人を「いじめられっこ」と仮定して、いじめられっこであることを前提として話しているのに対して、「いや、その前提間違ってると思うんだが。そもそもその犯人いじめられていたという要素が見当たらないんだが。学校でも人気者だったみたいだし、単に自分勝手だっただけじゃね?」と言っただけだぞ。お前が勝手犯人に共感して自分と同一視して、犯人を自分と同じいじめられっこだと思っただけなんじゃないのか?

犯人が友人と携帯でしたという、「東京に遊びに来ないか?」→「仕事あるから無理」というやりとりは、至極普通のものだ。社会人ともなれば、いきなり誘われて行くのは難しいだろう。そこで「友達一人もなし」とか思い込む犯人がおかしい。この程度で「友達なし」とか思うんだったら、犯人にとっての「友達」の基準は、「俺が誘ったら、たとえどんなに仕事が忙しくても、俺の誘いを優先するやつ」ということになる。まさしく自分勝手。相手にも都合があるということすら考えられない、想像力の欠如。

そもそも、いじめられっこだったら、特に会わなければならない用事もないのに人を誘うということ自体が、けっこうなハードルだと思うんだがな。声を掛けても無視されるか罵られるだけという体験が身にしみてるから。返信の内容は、無視してるわけでも罵ってるわけでもない、まともなものだ。

あと、根本的な原因は親だと思う。こういう無差別通り魔殺人というのは、大抵の場合、幼児的万能感が爆発したものだ。他人を自分の思い通りにしたい。皆に注目されて特別視されたい。でも大人になってしまった今、誰も自分を特別扱いしてちやほやしてくれないから、無差別通り魔殺人という、マイナスの形ででも特別視されたい。言ってみれば、精神赤ちゃんプレイ

 外的価値が優先する価値観は、他者から見て「すごいな」と嘆声の声をあげられることが重要なのである。したがって、その価値観は一般基準から見て必ずしもポジティブなものに限らない。価値観の反転が起こり、通常では否定的な価値を持つようなものでも、人が容易にまねすることが出来ないこと、人があっというようなことに価値があるという特徴がある。「ネガティブでもポジティブでも、特殊であることが大事なのです」「福岡少年バスジャック事件は僕にはよく分かります。あれはかつての僕だった。ポジティブに生きられないなら、ネガティブでもよい。自分が他の人と違った、神から恩寵を受けた人間であり、何でも許される万能者であることを示したかったのだと思います」というような価値観である。

http://www.studio.co.jp/ichihashi/doctor2.html

こういう、赤ちゃん精神が修正されることなく育った人っていうのは、大抵親の育て方に原因があるところが大きい。甘やかしたり、逆に突き放したり、あるいは全く無視したりと、子供人間扱いせず、自分の願望を叶えるための道具として利用すると、大きい赤ちゃんが育ちやすい。甘やかすと、世間に出たとき、他人が自分の思い通りにならないということに耐えられないし、逆に甘えさせるべきときに突き放すと、後から失われた幼児期を取り戻そうとして、何かのきっかけで傍若無人に振舞ったりする。加藤の場合も例に漏れず、「親が書いた作文や絵で賞をとった」「子供を自慢したいから、自分を完璧に仕立て上げた」とか言ってるしな。おそらく、親に本当の自分を見てもらえず、いい子の演技をする偽の自分しか他人には認められないのだという思い込みで育ったんだろう。

赤ちゃん時代の「皆自分を特別扱いしてくれる」「泣きさえすれば、他人が全部願望を満たしてくれる」という世界観から、大人の「特別扱いされないのがデフォ」「他人とは、自分の思い通りにならないもの」「願望があれば、叶えるにしろ諦めるにしろ、自分でなんとかする」という世界観に、年齢に応じて徐々に移行させるような子育てをする必要がある。

しかし、根本的な原因が生育歴にあるということは、世間は認めたくはないわな。自分の成育歴に問題があるとか思いたくない。特に子供を持つ親御さんなら尚更。だから自分とは関係ないゲームとかのせいにするわけで。文科省ですら、「理想の子供石川遼浅田真央」とかいう、大人の勝手理想像子供押し付けるような内容の冊子配ってるしな…

2008-06-10

Re: アキハバラの事件についていじめられっこから一言いっとくか

まぁ、こうやって捻くれて人々から見放されているから敵対しましょうとかいうのは少数派だよね。だって、いじめられっ子だった僕が唯一良かったと思う点はそれが世界デフォルトだと早く気付けたとこだもん。世の中の人はそんなに自分の周りの人間のことを「人間」としてなんて見てないよね。動物としてのヒトって感じでみてる。なんか話したり笑ったり喧嘩売ったりしてくる動物ね。犬のことを「家族だ」とかって親愛の情を持って接するのって飼い主だけじゃん。そういう限定的なもんなんだよ、「人間」って。価値観なり文化なりが同じで話が通じてとか、そういう非常に限られた濃密なコミュニケーションをとれる相手、もしくは「とれそうな」相手しか「人間」としてみない。自分とそれ以外のヒトとの距離感とかタイミングとか相性とか。そういうものが、限られた時間的、限られた空間的で、「ヒト」を「人間」にする。寄ってきたら殺すという目?自意識過剰だよね。別に殺すもなにも、大半の人間は君のことなんてどうでもいいと思ってるよ。殺すなんて能動的なことするなんて面倒じゃないか。そして、それは別に君だけのことじゃなくて、ほとんどの人間に対してそう思ってるよきっと。

だからこそ、みんな自分を「人間」だと認識してくれる相手を探しているんじゃないのか?家族とか恋人とか友人とか。ほぼ永続的に自分のことを「人間」と見なしてくれるような「人間」を見つけたいとか、そういう集団に所属したいとか。誰も見てくれないとか、見捨てられているとか、本当、そういうのが世界デフォルトだと思うね。だから、そうじゃないものを手に入れようと必死な人か、半ばあきらめちゃってる人かどっちかだ。なのに世間とか学校とか文科省とかいじめっ子とかクラスメイトとか、そういうもんに憎しみを抱くヤツはよっぽど・・・げふんげふん。

大体、親が嫌いなんだよね。親の対応はまずいかもしれないが、自分を人間だとみなしてくれる数少ない人間なのにね。あの?ありえるわけ?自分の周りの人間の全てが君のことを価値があると賞賛するような状況が。無いよ。木村拓哉にだってアインシュタインにだってないね。ありえないね。じゃあ、考えてみようか、君、誰に人間として認められたいわけ?親じゃないんだよね?無能だから。文科省じゃないよね?無能だから。なんかよく分からないけど具体的じゃなくて「素晴らしい人」に「あなたは素晴らしい」と言って欲しいんだけど、そんな人はいなくてそもそも自分はクソだからもし居たとしても言って貰えないだろうから夢が潰れました、ああ、夢が潰れました。

人から好きだと言われたいが、それは自分が認めた人間じゃなくちゃ駄目で、自分が認めるような人間の基準は物語ヒーローヒロインクラスの神々しさじゃなきゃ駄目で、しかも、そういう人が具体的にいるわけじゃないけど、とにかくそういう人から好きだと言われないから自分や世間や偽善者死ね?

・・・知らねえよ。

2008-04-19

神戸遺伝子組換え垂れ流しに関して、ネットには出ていない読売新聞記事4/11から

教授に言われた」

研究室メンバーずさん処理証言

「疑問を感じたが、教授から『どこでもやっている』と言われた」「文部科学省の調査が入る日は口封じのためか、『大学に来るな』と命じられた」。遺伝子組換え大腸菌などの違法な「垂れ流し」が発覚した神戸大学医学研究科研究室。複数の所属メンバーは、ずさんな処理や教授による隠ぺい工作を生々しく証言した。これに対し、久野高義教授は「メンバーがいい加減な処理をしていたら、私の管理不行き届き」とし、自らの関与は否定。「私の研究室で扱う大腸菌はどれでも飲めるほど安全」と繰り返した。

久野研究室には現在教官中国人留学生大学院生ら、計30人余りが在籍。情報伝達などにかかわる遺伝子を組み換えた大腸菌を使い、がんの原因解明や薬などの研究をしている。

「何年も前から、菌の培養液はフラスコなどから流しに直接捨てていた。ゼリー状の培地は『燃えるごみ用』の箱。そこに捨てろと久野教授から言われ、私自身の意識も薄かった」。OBの一人はそう振り返る。

複数の研究室メンバーによると、最近も状況は同じ。「菌の加熱処理に必要な耐熱袋がなく、滅菌しようにもできなかった。3月に誰かが文科省に通報した後、教授がどこかから耐熱袋を持ってきて突然、加熱処理を始めた。以前からやっていたように装うためか、デジカメで加熱処理の写真も撮影していた」という。

今月3日に文科省が調査に入る前日は「明日は絶対に来るな」と院生らに自宅待機を命じ、当日は教授と一部の研究員らだけが文科省職員に対応したという。

久野教授は10日、読売新聞の取材に対し、「少なくとも私自身は、適切に加熱処理していた。中には不適切な処理をした院生がいるかもしれないが、何を捨てたかまで確認できるはずがない」と語り、院生らが無断で違法な処理をしていた可能性を示唆した。

さらに「処理方法は、私が直接教えるわけではなく、研究室の先輩から教わるもの。年1回ずつ研究科の講習会もあった」と説明。「院生らの教育をさぼっていたのは事実。今後は厳しく再教育し、再発防止を徹底する」と述べた。

立ち入り調査時の"隠ぺい工作"の疑惑については「大学に来るなとは言っていない。時期的に就職活動などで院生が少なかっただけ」などと釈明した。

微量の垂れ流しならどこの大学でもやってますけどね。廃液処理なんてどこもいい加減なもの。発がん性物質を垂れ流しているところも多い。下水からも菌は検出されなかったし、環境への影響はないと言えますが、飲めるものなら飲んでみろと言いたくなりますね。

研究科の講習会?試薬の外部への持ち運びや総論的な話ばっかりでP1の扱いについては、大した説明もしていなかったくせに。はっきり言って意味のない講習会。

この教授、学部学生にはテストでよく落とす厳しい教授ということで知られています。で、自分は事件が起きたら逃げてるし。まぁ、57なんだからそろそろ引退でもいいんじゃないですか?

告発者も告発者。正義感うんぬんではなくて単に教授をつぶしたかっただけらしいですね。自らのワガママで他のメンバーを巻き込んで自爆テロを起こすなんて最悪です。せめて大学コンプライアンス室に通報してから文科省にチクれって話ですよ。おかげで新入生を含む20人以上の院生が次の研究室を求めてさまよっている始末。見ていてあまりにかわいそうです。

2008-04-15

http://anond.hatelabo.jp/20080415020101

それは例示として不適切というか特殊な例だな。

例えば高校物理微積分を使って説明することが文科省によって禁止されているけど、物理学微積分の関係を考えたら組み合わせて教えてもらえれば無味乾燥にもならず、何倍も理解の効率はいいと思う。

それは逆で、高校物理微積を隠蔽してる(事実上は使っているが)のは、指導要領の形式のためにわざわざ内容と本質が切り離されてるんだよ。古典力学微積分はニュートンによって同時に創始されたもので本来は不可分のものだ。

むしろ、乏しい知識で「応用が効くように」小細工をした結果が今のダメ教科書というべき。

2008-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20080325142507

知ってるよ!('(゜∀゜∩

っていうか俺が風説の流布にならない範囲で好きかってに10年ぐらい先のシナリオを考えてみるよ!

10年以内に分割しているんじゃね?

 76 財務省 総務省(自治)

 75 文科省

 74 国交省 厚労省

 72 農水省

厚労省は最悪空中分解農水省はかなり細かく分割できる余地あり。

文科省民営化選択肢国交省は中央管理じゃなくなるシナリオもある。

主にここらへんは予算の取り分が多すぎるので少なくとも10年以内に政治家のいい餌。

10年以内に組織の形態が変わってるんじゃね?

 73 総務省(IT 行評)

 72 郵政(総合職

総務省ITの方はいい意味で。

15年以内にM&AなりMBOなりで違う内容の会社になってそう

 72 マッキンゼー GS

 71 モルガンスタンレー BCG

 70 メリルリンチ JPモルガン

→換骨奪胎が常なのでエンプロイ層はお察し…

15年選手10%いくかな?

10年以内に旨みがなくなってそうなマーケットじゃない?

 71 フジTV JAL/ANA(パイロット)

 70 日テレ講談社

 69 TBS 小学館

 66 NHK 毎日新聞ANA

 65 JAL

 64 JASRAC

飛行機系:規制緩和によって国内は貧窮しそう。さしあたりJALが口火を切る。

テレビ系:もしかしたら地上派デジタル移行が断末魔になるかもしれない

→出版印刷系:既に衰退ステージマーケットじゃね?

JASRAC:イーライセンスがのびる可能性や新規参入が今後規制緩和になる可能性を排除できない

15年で今やっている業務のマーケットそのものが違うものに

 65 ドコモ 富士フイルム

携帯って15年後も携帯かな?

フィルムってあるかな?

優位性の原因がわからないのでなんともいえない

 68 電通

 67 博報堂

ここはもっとのびるんじゃね?

 66 東電 旭硝子

 64 JETRO 地方電力 JR東

 56 TOTO

凄い適当に書いた。

旭硝子TOTOを入れたのは、今後金属に変わり陶器などの焼成加工品がのびる可能性を考慮して。

需要は見込めるので日本の主要輸出産業に返り咲く可能性がある。

JRロジスティクス採算の選択肢として優位がある。

電力は通信との融合、電線という資産価値を考慮して。

15年…? (^-^;

国内電気メーカー

5年後の花形

 57 市役所

でも20年後はお察し

会社名が区切られてないから追いにくい。

職業偏差値

 76 財務省 経産省 外務省 警察庁 総務省(自治)

 75 金融庁 防衛庁 文科省 日本銀行(総合職)

 74 国交省 厚労省

 73 内閣府 総務省(IT 行評)法務省

 72 郵政(総合職農水省 環境省 マッキンゼー GS

 71 フジTV JAL/ANA(パイロット) モルガンスタンレー BCG

 70日テレ講談社野村證券(IB/リサーチ)MRINRI(コンサル)メリルリンチJPモルガン

 69 TBS 三菱商事小学館三井不動産三菱地所DIR(リサーチ)

 68 電通 テレ朝 朝日新聞集英社JBICDPKDBJ三井物産リーマンUBS 日興citi

 67 JAICA テレ東博報堂読売新聞共同通信準キーJR東海日本郵船みずほ(GCF/証券)東証アクセンチュア(戦)P&G(マーケ)

 66 東電 NHK 住友商事時事通信毎日新聞新日鐵ANAソニー旭硝子 新日石農中味の素

 65 JAL 本田技研商船三井任天堂東急関電東京ガス新潮社産経麒麟麦酒松下電器信越ソニーMEドコモ富士フイルム

 64 JETRO 東京建物伊藤忠JASRAC地方電力JR東大ガス住友三菱重工旭化成サントリーJFE大和SMBC東京海上

 63P&G(非マーケ)三菱化学丸紅シェルオラクル三菱UFJ信託新生銀(IB) 東宝JRA日本IBMシャープキヤノン日産 DI

 62 JR西メトロ川崎重工アサヒ信金中金日本生命松竹NTTデータリクルート日立富士ゼロリコー三井化学住友化学

 61 森ビル ADK東芝マイクロソフト住友信託地方局IBCS日本HP NRI(SE)

 60 住友金属神戸製鋼みずほ信託鹿島三菱電機豊田通商東レコニミノコマツニコン

 59 NTTコム大成豊田織機資生堂マツダ住友電工オリンパス松下電工三菱東京UFJ

 58 MS海上新政府金融日東電工帝人三菱マテリアル住友3MNTT東西KDDI 清水

 57 大林 竹中みずほ(OP)SMBC損保ジャ三菱倉庫政令市役所NECキーエンス

 56 JT野村證券(OP)商工中金最上地銀TOTO三井倉庫住友倉庫富士通カシオ計算機

2007-12-25

成果主義によって救われるかと期待したのに…

「機能しない成果主義高卒技術者の失望」では、学歴主義の壁に苦しむ高卒技術者島田潔氏(仮名)の現状を紹介した。彼の職場は、学歴にかかわらず高卒大学院卒者も、実質的に同じ内容の仕事キャリアを始めるホワイトカラー職場だ。けれども昇進を決めるのは学歴主義に依った評価である。大学院卒の後輩が3年後には彼の上司となる現実がある。

「確かに大学院卒の人には、理論立てて物事を考える力はあるかな、と思う。けれどもそれが直接現場で役立つ場面は少ないし、社会人経験6年間の差に値するとは自分には思えないです」。インタビュー島田氏はこう話していた。

大学大学院で身につける「物の考え方」は業務遂行の上で役に立つ。それを業績の一つとして評価する考え方が学歴主義だ。多くの日本企業はこの考えに則って人材を採用している。

ただし問題は、人事評価においてつける差の大きさが「妥当」であるかどうか。元財閥メーカー勤務、K.K.氏が寄せた読者コメントでは、企業内部の非妥当性が生々しく明らかにされている。

「実力で部長職までいった製造部長が、大学を出ていないというただその一点で役員にはなれない。部下の査定の際も、よっぽどばかな大卒でないかぎり高卒と成績を逆転してはならない。製造現場にもかかわらず、高卒によい評価をつけないために、英語の検定試験結果やプレゼン能力査定に入れたり。管理職をやっている本人が自己嫌悪に陥るような暗黙の了解が多々ありました」。

厳然と残る賃金格差

学歴主義は古くて新しい問題だ。身分や世襲を基にした社会では、親の職業からいやでも離れられなかった。けれども学歴の取得は、制度上はだれにでもチャンスが開かれている。学歴主義が評価されるのは、その民主的な側面に目を向けた場合である。

いっぽう、マクロな視点で戦後の数十年を眺めれば、別の構図が浮上する。学歴の取得には父親の職業が影響するという調査結果(例えば農家の子息より企業管理職の子息の方が大卒である率が高い)からは、学歴取得は制度上平等でも、社会現実はそう動いていないと分かる。そして就職後は学歴による明らかな賃金格差が待っている。

社会学者1955年から10年ごとに調査している「社会階層と社会移動全国調査」のデータを見ると、1995年における50代大卒男性高卒男性の平均年収の格差は約1.5倍。中卒男性との差は2.1倍だ(「社会階層 豊かさの中の不平等」(原純輔・盛山和夫著、東京大学出版会1999年刊)。

就く仕事にも格差がある。大きく分ければ大卒男子企業総合職高卒男子は製造現場登場人物島田氏のような、高卒男子ホワイトカラー職への就職もなくはない。しかし、現実には極めて少ない。「学校基本調査報告書」(文科省)を見ると、1950年代には30%を超えていたホワイトカラー職(事務職、専門・技術職)における高卒男子の割合は、2004年には7%まで落ちた。

このように、就く仕事や賃金、昇進における学歴格差は、戦後数十年のあいだ存在してきた。しかし格差の問題が、「勝ち組」や「負け組」といった流行語を生むほど一般の関心を集め始めたのは、最近の現象だ。それはなぜなのか。

学歴マイノリティー」の成功モデルが崩れた

社会階層研究を専門とする盛山和夫東大教授によると、企業活動が拡大した1960年代??70年代高度成長期に、学歴による賃金格差や昇進の格差はそれ以前の時代より縮小した。高卒者や、場合によっては中卒者であっても大組織に入り、相対的に出世ができた。ホワイトカラーブルーカラー賃金格差も縮まった。

しかし1990年代の低成長期に入ると企業の人事政策は、より強く市場原理を取り入れたものとなった。「賃金格差は拡大する傾向にあり、今後もその流れは続くだろう」と盛山教授は見る。

さらに別の要因が、高卒者の就職状況を悪化させた。「団塊ジュニア」世代の大学入学に備えた大学・学部増設政策による、大学生の急増だ。かつての高卒職場大卒者に置き換えられた。そしてすでに就職していた高卒者は企業内で「学歴マイノリティー」と化し、働く意欲や動機を持ちにくくなるという問題が浮上した。

高卒者にとっての、成功のモデルケースがなくなった」と指摘するのは、豊田義博リクルートワークス研究所主任研究員だ。

かつての成功モデルはこうだった。正社員採用就職して製造現場で働き、安定した職業人生を歩む。あるいは企業の知名度が低くて大卒者が集まらないサービス業種(居酒屋チェーンなど)で、現場経験を積んだ後に店長になる。

ところが製造現場海外移転し、国内の工場労働者正社員よりパートアルバイト、有期雇用者の採用が増えた。店長コースの方は、大学生の増加で新興チェーンにも大卒者が就職するようになり、「店長大卒、店員はアルバイトという流れになっている」(豊田氏)。

議論すべき社会の仕組み

では学歴マイノリティーと化した高卒者はどうすればよいのか。島田氏の事例に対する読者のコメントには、学歴主義を気にするより努力で克服してはとのアドバイスが目立った。一つは、「闘う土俵を変えよ」というもの。「高卒で悩んでいる方々はぜひ旧態依然とした企業から、しがらみのない若い会社に移るべき」(前出の元財閥メーカー勤務、K.K.氏)。

もう一つは、「闘う以上は同じ土俵に乗れ」というもの。「夜間の大学に通い、学位を取得するのも、本当に実力で勝負しようと言うのであれば、一つの選択肢」(竹田雅信氏)。

さらに議論を進めれば、学歴格差の問題はもはや高卒者に限ったことではない。盛山教授は「かつては中卒・高卒大卒学歴格差が問題だった。今後はそれが高卒大卒大学院卒の学歴格差に移行するだろう」と言う。

大卒大学院卒者の増加による「学歴インフレーション」(高学歴取得者の職業的地位の下落)や、出身大学偏差値による大卒者内の格差の進行も、すでに調査で明らかになっている。

ただし、盛山教授は、最近流行である「勝ち組」や「負け組」といった単純な二極化論や、欧米並みの階層化が日本企業で進行し希望を失う若者が増えて社会問題になる、といった「格差恐怖論」のような見方を否定する。

盛山教授はこう話す。

「みんなが収入や地位を上昇させてきた今の50代以上とは違い、20代、30代の大半の人にとって学歴を問わず、収入や地位を向上させるのが難しい時代になったのは事実です。けれども高度成長期以前には、学歴格差は今よりもっと大きかったことを多くの人は忘れている。勝ち組負け組について実証的に示したデータなどないが…。若い人が高収入を得るにはどうすればいいか、それを可能にするのはどんな産業かといった具体的な議論が必要なのです」。

2007-12-17

「dankogai」を嗤い飛ばしたい―希望は、年収500万。

ちょいと聞いてくれよ。

今日、dankogaiのエントリがGoogleReaderに飛び込んできたわけですよ。「赤木智弘たちに足りないもの」

そしたらなんか精神論を振りまいていて、文章の意味がわかんないんです、これが。

で、よく見たらなんか下のほうに「嗤うな、笑え。」とか書いてあるんです。

もうね、アホかと。内容のない文章馬鹿かと。

dankogaiよ、いつも他人を嗤ってセコくアクセス稼いでんのに「この前は団塊批判したし、今度は若者の批判をして

バランスとっとくか、これでまた書評屋としての印象度アップだな。ウヒヒヒ。」って政治屋やってんじゃねーよ、ボケが。

「笑い」だよ、笑い。(嗤)

なんか誰も知らねーようなSFから引用してるし。火星人に育てられた地球人か。おめでてーな。

よーしパパたくさん笑っちゃうぞ??、とか言ってるの。もう見てらんない。

お前らな、いいエントリ教えてやるからちょっと「赤木智弘たちに足りないもの」をブックマークするのは待っとけ。

いいか、人生戦略ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。

刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。書評野郎は、すっこんでろ。

で、やっと読み終えたかと思ったら、コメント欄で「「嗤う」より笑わねばならないと思います。」とか言ってるんです。

そこでまたぶち切れですよ。

あのな、笑いなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。

得意げな顔して何が「嗤うな、笑え。」だ。

お前は本当に若者に手を差し伸べてやりたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい

お前、他人の穴を探して嗤って優越感に浸りたいだけちゃうんかと。

氷河期世代の俺から言わせてもらえば今、氷河期世代の間での最新流行はやっぱり、

「分裂勘違い劇場」、これだね。

「無学歴、無職歴、無実力のニートが年収500万円の正社員になる方法」。これ最強。

今まで労働問題に関わってきた学者全ての発言よりも最強、世界のどこに行っても向こう100年にわたって通用する

ほどの超実用的スーパーエントリ文科省教科書検定して高校生国語教科書全てに掲載しろってこった。

かしこれを読むと後は前に進むだけしかないという危険も伴う、諸刃の剣

真性引きこもりニートには正直お勧めできない。

まあお前らワーキングプアは、知識が利子を生む職業ダンピング労働から始めなさいってこった。

2007-12-16

http://anond.hatelabo.jp/20071216005417

もちろんね、「公教育」と言ったら国がやる教育だから、目的がないはずはないんだけど、

教育ほど、大人が「自分の思うようにしたい」という欲望を全開フルパワーにできる分野はないわけですよ。

もうね、好き放題言っていいわけ、自分の体験やら、国家百年の計やら、根拠は何でもいい。

金八にせよ、泣き虫先生にせよ、夜回り先生にせよ、ヤンキー先生にせよ、山びこ学級にせよ、

教育を背景に繰り出される言説のいかに力強いことか。本人たちが悪いと言っているわけではなくて。

つまり、言いたいのはこういうこと。「自重しろ大人」。

最近は、けっこう文科省がその辺のさじ加減を分かっているんじゃないかとか思う。

○○再生会議とか、急にやる気を出しちゃった自治体教育委員会とか、見るも無残。

2007-12-09

http://anond.hatelabo.jp/20071209014710

わらたwwww

いーじゃんこういうの。もっとやろう。

個人的には文科省分割案に大賛成。

外務省の分割は反対。特に情報収集部門を省にすることは危険すぎ。抑止力を考えんと。

防衛省の基礎研究機関を別建てにするのは賛成。技術は後で他のものにも転用できるんだからケチらずに。

もう一個抜本的に改革していいと思うのは、予算立ての仕方を年次ごとではなく、

ある一定の条件のもと年次をまたいだ形を許可すべきかな。プロジェクトごとに区切られれば一年未満の小型プロジェクトを発足できそうなんだけど。

2007-12-08

東大法学部出ると病気の診断基準から歴史事実まで決めることができる

教科書検定文科省削除要求 「集団自決」修正 軍関与の記述部分 ...それを聞いた海自組一同すっ転ぶような勢いで立ち上がり直立不動敬礼を送りました。 おじいさんも見事な答礼を返されました。 9 ナナシ 2007/06/15(金) 18:12:56 ID:Fki61G9q0: 東大法学部出ると病気の診断基準から歴史事実まで決めることができるんだよ ...

namahage.dip.jp/public/2ch_s/41/1181890731/ - 関連ページ

2007-12-05

http://anond.hatelabo.jp/20071205160022

それもまた洗脳のための手段ということか。

ハッ!増田文科省はつなg

ゆとりゆとりって言うけどさ。

そもそもゆとり教育がなんなのかって話しはWikipediaによくまとまっている。ゆとり乙とか言うやつは背景ぐらいつかんでるんだろうか。

1996年7月の第15期中央教育審議会第1次答申において、1970??80年代団塊ジュニア世代頃の詰め込み教育、管理教育受験戦争によって発生した校内暴力いじめ落ちこぼれ勉強に追われる学生などにより、子供達の生活の現状にゆとりが無いことを指摘。その上でゆとりを持った教育環境においてゆとりのある教育活動が大切であり、仲間や教師と楽しく学びあいを行い、生きる力を身につけていくことが重要であると指摘した。この提言を受けて週5日制など「ゆとりの教育」が始まったとされている。具体的には週5日制に移行した2002年4月からいわゆる「ゆとり教育」が始まった。

そもそも校内暴力いじめ落ちこぼれ勉強に追われる学生に対する対策として導入されたのがゆとり教育。その結果現在教育現場はどうなったか。学級崩壊、加速するいじめ、ひろがる格差。電車に乗って遠くの塾に行き、必死で勉強をする小中学生。これが現実

当然開始当初から学力低下への懸念はあった。勉強の時間が減るんだから、全体的に見てテストの点数が下がるのは当たり前だと思う。しかし、前述のような状況に対する非難ではなく、学力低下に対する非難をうけて方針転換する文科省はどうかしてると言わざるを得ない。非難する方もする方だが、される方もされる方だ。迷走する文科省のおかげでさらに現場は混乱するのだろう。

もうひとつ、今回各所で話題になっているPISAだが、文部科学省のページ((Home > 公表資料 > 統計情報 > PISAOECD生徒の学習到達度調査)2003年調査))によるとこういうテスト

【調査の内容】より一部抜粋

PISA調査では、義務教育修了段階の15歳児が持っている知識や技能を、実生活の様々な場面で直面する課題にどの程度活用できるかどうかを評価。

(特定の学校カリキュラムがどれだけ習得されているかをみるものではない。)

これって「楽しく学びあいを行い、生きる力を身につけて」いる学生ならきちんと答えられるはずではないだろうか。

ネット社会では「ゆとり」だから悪いと盲目的に非難される節があるが、何が悪かったのかを早急に考えるべきだ。もっと言うなら、ゆとり教育を受けたものを非難するぐらいなら、文科省のやりくちや、教師の怠慢のほうがよほど非難されるべきだ。

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