はてなキーワード: よつばととは
この巻でとーちゃんの妹である小春子が初登場したんですけど、作中で「彼女は彼の妹です」とはっきりと言葉で説明してはいないんですよね。
それで、ようやく小春子という人物が現れて、それで「お兄ちゃん」と呼ぶ、そこで、「ああ、この子は妹か」と自然に読者にわからせるわけです。
こういう自然な描写って、ちゃんと意識してる人にとってはわりと当たり前なことなのかもしれないですけど、最近読んだり見てた作品ではわざわざ登場人物がいろいろセリフで説明しちゃうのが多かったので、よつばとを久しぶりに読んで、こういう描写のされ方だと登場人物の自然さというか、リアルにいる感じがでるなァ、と改めて思ったのでした。