はてなキーワード: 財務とは
内閣支持率のニュースを見るたびに、いつから日本人は「総理大臣とは役割である」ことを忘れてしまったのだろう、と思う。
総理大臣とは、三権分立の現代において、実質的な権力者ではない。財務大臣の役割が財務、法務大臣の役割が法務であるのと同じように、「みんなの意見を取りまとめてステージの上で発表する係」という1つの役割に過ぎない。だから、普通の大臣程度に有能であればいいのだ。
少し前までは、みんな分かっていたはずだ。細川さんが総理大臣になったのは「他の専門的な仕事は出来なそうだったから」だったことも、社会党の村山さんが総理大臣になっても日本が社会主義になるわけないことも。知っていて、それでも役割さえ果たしてくれていればそれでいいやと思っていたはずだったのだ。
ところが、小泉さんの時代に、「総理大臣とはすごい人じゃないといけない」というイメージがついてしまった。(実際に小泉さんがすごい人だったのかどうかは置いておいて)
それ以来国民は、パーフェクト超人の総理大臣を夢見て、現実の総理大臣が少しでもそれと異なっていれば鬼の首を取ったように批判し、辞職を迫るようになってしまった。こんな国民ばかりの国家じゃ、そりゃ国会の審議に支障が出るのは当然だ。
総理大臣とは役割である。国民はその事実を早く思い出して、過剰な期待を抱くのはやめよう。正しい総理大臣とは、カリスマ的なリーダーシップで世の中を変革していく総理大臣ではなく、役割を果たしてくれる総理大臣なのだ。
バッドバンクとは、銀行が抱えている不良債権を一時的に切り離し、損失を発覚させる量を、銀行の毎年の利益の範囲内に押さえこむ事で、経営不安を帳簿上は無くす手段である。
この手段を実現する場合に必要なのは、債務を切り離した先が、連結対象にならない事と、バッドバンクの毎年の負債の発生という不自然な財務評価を容認するという点である。
バッドバンクが、金融機関の共同出資方式の株式非公開会社にせざるを得ないのは、この為である。単独で100%出資では、連結対象になってしまう。規模が大きいので、全ての金融機関に参加させるというのが、条件となる。
実務上、金融機関は、バッドバンクに引き取って貰う不良債権の額面と同額の出資を行う。出資額は、不良債権と交換されて、金融機関に戻ってくる。帳簿上は、不良債権がバッドバンクへの出資金になった事になる。以後、金融機関が毎年発生させられる利益の額の中で、バッドバンクが抱え込んだ不良債権は減価されていき、バッドバンクへの出資金の価値が減額されていく事になる。
最終的には、不良債権の処理が終わった時点で、バッドバンクへの出資金は0になる。
減損処理や減価処理をしなければならない資産は毎年発生している。どんなに好景気の時でも、破産者は存在するし、経営に失敗する企業はある。それらへの貸し金や未回収債権が目立たないのは、裁判所の破産や整理の書類があれば、貸し倒れ引当金が引き当てられて、企業の内部で処理が終わる為である。税務署がそれらの書類を確認することで、帳簿上の処理が終わる。これは、それぞれの企業の内部で処理が終わることから、連鎖破綻を避ける手段とされてきたが、恐慌のような大規模な事態に対しては、連鎖破綻を止める事ができない仕組みでもある。平時では十分であるし、引き当て金は資金繰りに流用できる事から、企業にとっては便利な手段とされてきたが、この制度の存在自体が、バッドバンクのような外部化に対して拒否反応を起こす原因となっているのかもしれない。
今回、クレジットクランチが発生したのは、貸し倒れ引当金どころか、資本金全てを引き当てても処理しきれないほどの不良資産が発生していて、処理ができない為である。そこで、本来価値が0のはずの資産でも、0ではないと偽装しなければならず、偽装している事が明らかである以上、他にも偽装しているに違いないとなり、会計帳簿がまるっきり信用できないとなり、出資を募ろうとしても誰もお金を出してくれないとなり、株の買い手もいないので暴落するばかりとなっているのである。
バッドバンクとは、全ての金融機関が資産評価に偽装を行っているという状況を、バッドバンクだけが資産評価に偽装を行っているという状況に変える為だけに存在する。バッドバンクが存在することで、バッドバンクへの出資金の評価額だけが嘘で、それ以外は妥当な評価額がついているという状態になるのである。
バッドバンクの存在は、否定されるべきモノではあるが、平時において行われている減損処理も、本来は、否定されるべきであろう。
貸し倒れ引当金制度を廃止し、減損処理が必要になった資産は、すべて、バッドバンクへの出資と売却で処理するようにするというやり方を、法人すべてに強制する事で、バッドバンクへの誤解を消す事が可能になるであろう。同時に、バッドバンクは継続的に存在するので、新しい天下り先になりえる。バッドバンク制度への参加を認めるかどうかというハードルで、商業法人に事実上の規制をかける事もできてしまうという点で好ましくないのであるが、資産に対してどれだけ貸し倒れ引き当て金を積むかというリスレートの評価を、格付け会社に委任するのと、どちらがマシなのかという問題に帰着するのであった。
バッドバンクによる処理を強制化するには、バッドバンク専用の持分処理方法を商法に追加する必要があるであろう。出資先が損失を出した時に、普通の出資はすべての出資者が平等に損失を負担して減資されるが、バッドバンクシステムにおいては、出資時に定められた期間に定められた金額で減資が発生するという特殊な出資金の処理方法が必要になる。
http://mudainodqnment.blog35.fc2.com/blog-entry-734.html
の1さんに痛く感動したので、今日からちょっとずつ英訳することにした。
めんどいので訳すのは1さんの発言だけ。
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【天国から】外資系企業に勤めてたけど今日クビになった【地獄へ】
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/02/17(火) 21:54:58.27 ID:q0csBVmX0
これからどうすっぺ
What I'm going to do from now on?
Pがお送りします[]: 2009/02/17(火) 21:56:42.10 ID:hSi8C8C1O
知らない
>>2
叱咤激励ですね、分かります
I know you are encouraging me.
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/17(火) 21:58:16.69 ID:g2vs+B3F0
上しっちゃうと下で働きづらいよねwwwwご愁傷さまですwwww
>>5
But if it's a normal company, I can leave the office before midnight. So I'm excited already.
Goodbye, a super black slave life.
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/02/17(火) 22:13:12.36 ID:q0csBVmX0
こりゃこのままDAT落ちか
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/02/17(火) 22:17:01.13 ID:xyfBFmXQ0
クビになった理由は何?
>>8
Thank you for the reply. I'm glad you care about me.
1.景気
1. the economy
2. fight against my boss for a job
3. I refused a sexual harassment from my other boss. And I got power halassment in revenge.
自分に正直にやった結果だから後悔はしていない。
I was honest to myself. So, I'm not regretting.
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/02/17(火) 22:18:22.50 ID:PGalirxsO
>>1
はいはい、働いたことないニート乙
>>9
これからしばらく夢のニート生活だぜ
I'm living a neet life for a while which I was dreamed of.
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/02/17(火) 22:19:35.39 ID:ehhTyz9h0
貯金はおいくらまんえん?
>>10
うまい棒をおなかいっぱい食べれるくらいはあるよっ
I can eat umai-bou as much as I want with my savings.
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/17(火) 22:26:52.73 ID:ehhTyz9h0
じゃあいいじゃん
おれ2000円くらいだし
>>18
うまい棒200本買える。まだまだ死なない
I can buy 200 umai-bous. I don't die for some time.
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/17(火) 22:23:44.98 ID:KiOrQ6vmO
自分で【】付けるのってどういう気分?
>>12
注目してもらいたいみじめな気分
I want attention and I feel misery.
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]: 2009/02/17(火) 22:23:57.40 ID:mA5MWVa4P
女かよwwwwwwざまぁwwwwwwww
>>13
I guess the day I become a machine for producing a baby will be far away.
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/02/17(火) 22:24:42.21 ID:HappM1obO
大丈夫だ
俺なんて大学全オチだ
>>14
mjsk 頑張ってね。
Are you serious? hang on.
University is a fun. So, you should never give up and study.
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/17(火) 22:25:02.54 ID:oWiHeEoG0
>>16
証券会社です
It's broker-dealer.
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/02/17(火) 22:25:12.81 ID:xyfBFmXQ0
せくはらって、女性?
>>17
そのもようです
looks like so.
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/17(火) 22:27:02.60 ID:m8pazNsgO
がーくぅーれぇーきぃー
>>19
お利口ちゃんに囲まれた生活は息苦しかったぜ
I've had a hard time surrounded by smart people.
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/02/17(火) 22:27:10.37 ID:/Mwh+N470
年収どのくらいだった?
>>20
2006年度は3000万くらい。2007年度は2500万くらい。2008年度はたぶん1200万くらい。
About 30 million yen in 2006, about 25 million yen in 2007, probably about 12 million yen in 2008.
肉食いてえ
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/02/17(火) 22:28:47.33 ID:mA5MWVa4P
大学どこよ?気になる
>>23
都内の大学
It's a university in Tokyo.
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/02/17(火) 22:29:30.96 ID:ehhTyz9h0
あっ!!!どんなセクハラか聞かなくちゃ
>>24
反応してくれて嬉しいが、大したこと無い話なんだぜ
I'm glad you responsed. But It's no big deal.
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/02/17(火) 22:33:04.21 ID:ehhTyz9h0
ペット飼いませんか?
料理できますけど
>>26
当方家事が趣味につき、間に合っております。でも気持ちは嬉しい
「きみはペット」は割と好きでした
I like doing housework. So, it's ok. But I appreciate your feelings.
I liked "you are a pet'.
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]: 2009/02/17(火) 22:35:04.47 ID:ishbEQDnO
人生詰みそうなのでスペインのサグラダファミリアに行こうと思ってる俺と結婚しませんか?
>>27
結婚は別として、サグラダファミリアは見に行きたい
Other than marriage, I want to go see Sagrada Familia.
世の中の男性は相手の年収を気にすると言うが、vipperは気にしないようだ。嬉しい。
あっ、クビになったからか
It is said that men care about the partner's salary. But it looks like vippers don't care. I'm happy. Oops, I get it. It's because I'm fired.
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/17(火) 22:35:38.67 ID:HvwXBcqMO
これからどんな職種受けるの?
>>29
資生堂とかいいな。
商社か事業会社の経営企画部とか財務部かな。公務員もいいかも。
半年くらいニートやる覚悟でゆっくり考えます。とりあえず今週末から旅行に行く
It could be business planning department or financial department in trading company or operating company. Civil servant might be good.
I'm ready to be a neet for a half year. For now, I'm going on a trip next week.
みんなレスくれてありがとう・・・目にごみが。゜(ノД`)゜。
Thanks a lot everyone for replies... something in the eyes...
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/17(火) 22:41:42.49 ID:vMtaTtuD0
まぁそこまで年収あっちゃぁ、普通の男性は近寄ることすら躊躇うだろうね
>>32
でもそれを言い訳にして仕事ばっかしてた気もするから自業自得だってことくらいは分かってるんだぜ
I felt sad whenever I go to a mixer with my friends of university.
But I feel I was working so hard using that as an excuse. So, I know I deserve it.
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]: 2009/02/17(火) 22:41:49.90 ID:mA5MWVa4P
都内の大学ってどのレベルくらいだ?どれくらいのレベルなら有名な外資に行けるんだ?教えてくれ
>>33
おいらのいた職種だと、早慶なら可能性ある。ICUとか上智だとかなり厳しい。
In case of a job type which I was in, there is a possibility if it's Waseda or Keio university. if it's ICU or sophia university, it's so hard.
And foreign students, graduates of overseas university, foreign residential experience, connections, those matter a little.
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/02/17(火) 22:42:11.32 ID:oWiHeEoG0
もうあんまりそういう時代じゃないよな
男だろうが女だろうが相手の年収は高いにこしたことはないし
だからけっk
>>34
>男だろうが女だろうが相手の年収は高いにこしたことはないし
そうだよな。普通はそう思う
でも本心では、失職したら一緒にラーメン屋の屋台でも引けばいいじゃないかって、言って欲しいんだぜ
I agree. Most of people think so.
But at heart, I want to be said "If I lose a job, we can pull a stall for noodle".
I'm used to living a poor life because my family is a farm family.
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/17(火) 22:45:58.62 ID:iMNviUYMO
TVで証券マン解雇されて、高級マンションであと100年は生活余裕っていってた
>>1も余裕だろ
>>36
まあ家賃だけならあと20年くらいは暮らせるけど、まだ20代なんで色々経験したいよ。。。
一足先にニートに突入した元同僚見てると、精神的に結構つらそうだし
I have rent for about 20 years. but I'm still 20's so I want to experience a variety of things.
I saw my old colleague who became a neet before me. it looked hard mentally.
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]: 2009/02/17(火) 22:46:02.65 ID:ishbEQDnO
>>37
もう経済力無いってばw
メル・ギブソンの「パッション」見てからエルサレムの協会行くといいよ
you better see 'Passion' of Mel Gibson, then you go to Jerusalem's Church
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/02/17(火) 22:50:04.61 ID:6KkdBV6i0
損失補填でも何でもして売っていたあの頃
>>39
そっちの部門じゃなかった
でもま、外部の人からしたらどっちも一緒だよな
But I understand there is no difference from people outside.
この枝のマグロのさくの喩えは、なかなかいいポイント着いてると思った。
もし市場に、こうした質の良いマグロのさくが「少し」欲しいってニーズが沢山あって、
営業をきちんとすればマグロ一本分の注文が集まるとすれば、上手い事やれないかな?
でもさ、新しい業者と付き合うって、ちゃんと代金を支払ってくれるかどうか、伝票の切り方、支払い方法、担当者の癖などを把握する手間(元増田だけじゃなくて、事務の人とかも把握しなきゃいけない)を考えると、ちょっと割がいいくらいじゃとても釣り合わないじゃん。いわゆる信用とか取引コストって奴。
小口取引の場合、これがネックになるんだよね。この手の取引コストは大口も小口もおんなじ程度かかるし、個人フリーランスは財務体制も貧弱だから売掛が回収できなかったら大事だしリスクヘッジも出来ない。
この辺をシステムとして解決すれば、例えば支払方法を指定して発注者に守らせて統一して、前金などもちゃんととるとかすれば、可能性はあると思う。でも、こういう信用とか取引コストって、大事なことなのに、ぼったくり呼ばわりされやすいんだよね。特に大元増田みたいな人に。
諸君 私は経費節減が好きだ
諸君 私は経費節減が好きだ
諸君 私は経費節減が大好きだ
節約が好きだ
カイゼンが好きだ
派遣切りが好きだ
リストラが好きだ
ベアゼロが好きだ
不要資産売却が好きだ
業務縮小が好きだ
社内で 社外で
事務で 設計で
総務で 広報で
人事で 財務で
この地上で行われる ありとあらゆる経費節減行動が大好きだ
ラインをならべたライン工の一斉カイゼンが轟音と共にムリムダを吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられた不要工程が カイゼン行動でばらばらになった時など心がおどる
生産管理の操る工場の操業停止が下請け会社を撃破するのが好きだ
一時帰休でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった
生産停止時期をそろえたラインの横隊が派遣の契約を解除するのが好きだ
恐慌状態の元派遣者が既に息絶えた派遣会社を何度も何度も訪問している様など感動すら覚える
敗北主義の元派遣達をホームレスにさらし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ元派遣達が 私の降り下ろした手の平とともに
金切り声を上げる寮管にばたばたと追い出されるのも最高だ
御用組合の結成で労働組合ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える
必死に守るはずだった会社が蹂躙され正社員が犯され解雇されていく様はとてもとても悲しいものだ
中国の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
中国の安物に追いまわされ 害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ
諸君 私に付き従う企業戦友諸君
君達は一体 何を望んでいる?
更なる経費節減を望むか?
情け容赦のない 糞の様な経費節減を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な節約を望むか?
よろしいならばリストラだ
我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で半世紀もの間 堪え続けてきた我々に ただの経費節約では もはや足りない!!
ならば我らは 諸君と私で総兵力100万と1人の企業集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし 眼を開けさせ思い出させよう
連中に恐怖の味を思い出させてやる
天と地のはざまには 奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千人のエコノミックアニマルの戦闘団で
世界を燃やし尽くしてやる
第二次 世界買収作戦 状況を開始せよ
征くぞ 諸君
いま1つ目ですね!わかります。
悪いのは、「記者3:面倒見なかった官僚3:大臣4」くらいだと思うけどねぇ。
30 :名無しさん@九周年:2009/02/18(水) 12:02:59 ID:iXUI6pHb0
ま た 責 任 転 嫁 か
これだからどんどん不信感が募って支持率が落ちるのに馬鹿だなwwwwwww
33 :名無しさん@九周年:2009/02/18(水) 12:03:18 ID:u5Pr4uxf0
財務官僚や日銀関係者、中川の秘書等の連中が止めるべきだろう。
70 :名無しさん@九周年:2009/02/18(水) 12:09:24 ID:wgaZUO8P0
1月末、春節休暇で帰国中のかつての部下3人が拙宅を訪ねてきてくれました。
2人は中国での支店長経験を経て銀行を退職。今は日系メーカーの中国生産現地法人の責任者として各々香港、深せん(土へんに川)で働いており、他の1人は銀行の上海支店で働いています。3人が最近の中国情勢について見解を述べ質疑が交わされました。その中で以下の点が印象に残りました。
○ Lehman Brothersの破綻以降のアメリカ発の世界不況で中国の輸出は激減、生産縮小が続いており、人員解雇が行なわれている。
○中国当局は外国企業を含め人員解雇についてはそれがスムースに行なわれるようにしており協力的である。
○温家宝首相は頻繁に地方を訪れており広東省など華南への訪問が目立つ。
○政府は内需拡大による景気刺激策として4兆元の支出を公表しており更に積極的な金融緩和を望んでいるが中央銀行(人民銀行)は極めて慎重で両者の間に軋轢が 生じてる
○当局は従来ホット・マネーの流入を監視・規制の姿勢であったが、最近はホット
○ 従来中国企業による海外投資は奨励されていたが最近では抑制が強まっている。
ここで大雑把な数字を挙げながら中国、日本、そして最期にアメリカの現状にアプローチしてみたいと思います。
昨年の中国のGDPは30兆元で1元13円 で換算すると約400兆円と日本のGDPの8割にまで達しています。輸出はその35%以上ですから約10兆元、内2兆元約3000億ドルが対米輸出です。
外貨準備は2兆ドルに近づいています。
こうした外貨準備の源泉は貿易黒字などと中国への海外からの直接投資、その他資金 流入などです。今回の世界経済不況はこうした図式に大きな影響を及ぼしました。
中国の成長を支えてきたアメリカ向けを中心とする輸出は大きく減少し、どうやら資 金も流入から流出へと変調を示し始めているようです。
中央銀行が為替市場に全く介入しない場合には外貨準備の増減はありません。
中国の外貨準備が世界第一位になったのは、輸出額が巨大なものとなり、為替市場で輸出業者の持ち込む外貨を中央銀行が外貨高・元安相場で買い取り続けた結果です。
これはアメリカの非難を浴びていたために中国は徐々に元高方向に動かしてきたことはご承知の通りです。
中国で生産活動を行なう外国企業も投資資金を持ち込み為替市場で外貨を持ち込み売却しますからこれを中央銀行が購入すれば同様 に外貨準備が増大するわけです。元が徐々に切り上がる状態だから今後 も元は上るであろうという予測でホット・マネーが流入するというのが今までの情況でした。しかしそれが今変わりつつあるようです。
輸出激減、工場操業率の低下、人員解雇で外国企業の撤収すら懸念される。
そんなことを避けたいために当局も人員整理には協力的なのでしょう。
このような変化に、入り込んでいたホット・マネーも元安を懸念し始めます。
昨年12月一時的に元安に相場が動いたのもこうした資金の流出の証となるものでしょう。
その後、相場は元の水準に戻ったそうですが、それ以降中央銀行は介入を今までとは 逆に外貨売り元買いに転換している可能性が強いのです。介入は外貨準備を減少させることになります。 中国当局がホット・マネーの流入への警戒から流出への警戒に変化し、奨励していた対外投資を抑制にきりかえたのも外貨準備の減少への懸念からであり、中央銀行 が金融緩和に慎重なのも緩和による元の流動性の増加が元売りドル買いの要因になりうるといった懸念からです。
こうしてみると今後中国の外貨準備の増大は余り望めそうもありません。
したがって仮にアメリカが今後発行が予想される巨額の米国債を中国に引き受けを依頼してもそれはかなり難しいことになるでしょう。
日本はどうでしょうか。
07年の日本の輸出は83兆円、輸入は73兆円、それが08年には輸出77兆円、輸入73兆円と貿易黒字は縮小しました。(貿易外収支を加えた経常収支では黒字は16兆円)この間円安から円高に移行していますが、これは今回の危機が始まる前には各国の金利に比べ日本の金利が低く、所謂「Yen carry」のためで、金融危機後各国が金利を引き下げたために日本の金利 との格差が縮小し「Yen carry」が消滅したからです。ここ数年日銀は介入を殆ど行なっておらず、外貨準備も米国債の保有も増加していません。
今後も外貨準備が増大し米国債の購入余地が増えるとは考え難いのです。
アメリカは膨大な国債を発行しておりそのかなりの額が中国と日本に引き受けられていることはご高承の通りです。
金融危機とそれに伴う不況に対してアメリカは積極的な対応策を進めようとしているようです。金融機関からビッグ・スリーにいたるまで広範囲な救済策が講じられ、つい最近は8250億ドルの景気刺激策が下院を通過しています。
問題はこうした政策の財源となる長期国債をどのようにし引き受けさせるかと言うことです。
巷間言われていることは結局中国と日本に奉加帳がまわされてくると いうことです。
しかしどうでしょうか。
以上見てきたように日本にも中国にももう今までのような余裕はありません。 そこでアメリカは今後増発される国債を自国内で引き受ける枠組み に作り変えつつあるのではないでしょうか。
以下三つに分けてアプローチしていきます。
当局は再建が可能であると認定した銀行や保険会社、その他の企業に対して資本注入を 行なうでしょうが、こうしたケースでは次の様に行な われるのではないでしょうか。先ず政府が資本注入する。資本注入を受けた金融機関、企業はその資金で政府から国債を購入し、そこで一応完結する。
ここで当該金融機関、企業のバランス・シートは資産勘定には国債が記帳され、資本負債勘定には政府出資が記帳されます。
一方、政府のバランス・シートでは資産勘定には出資金が、負債勘定には国債が記帳されます。
この方法ではFRBの国債保 有は無く、したがって紙幣の増発によるハイパワードマネーは生まれません。
金融機関への資本注入の目的は資産の劣化による損失の発生による自己資本の減少がBIS自己資本比率規制により自動的に資産圧縮を生み貸し渋り、貸しはがしをもたらすことを防止するためのもので、この国債を用いての自己資本注入で十分目的は達成せられます。
この方法は既にアジア通貨経済危機の際にIMFの指導にもとインドネシアで実施されています。因みに私は1999年から2001年の間貿易金融再建のためインドネシア中央銀行に派遣されその間のIMFの施策について東京リサーチインターナショナル(東京三菱銀行子会社)の月刊誌「アングル」に寄稿しましたが、このスキームについても触れまし た。
!) 次は今米国で検討されている景気刺激策8250億ドルなどのために発行される国債の引き受け先です。考えられるのは年金基金、保険会社などの機関投資家、個人です。
所謂"金融ハイテク商品"の多くが投資対象から消滅していることもあり、国債はそうした商品にかわりうるものであり、奨励策もとられるでしょう。
金融機関の自己資本の減少による貸し出し余力の減少、貸し出し審査の厳格化、貸し渋りもあり従来の借金による高い消費性向は急激に低下しており、借金返済が進んで いますが、同時に貯蓄性向は向上する筈であり、国債の保有の余地も拡大して行くで しょう。
!) 第三点ですが、今回の100年に一度と言われる世界大不況の中で最も注目されるアメリカの経済 政策なるものはFRBによる国債引き受けです。
ややもするとこの中央銀行による国債引き受けは景気刺激策のために発行される財源として、つまり受身のものとして議論されます。
しかし今アメリカで行なわれようとしているFRBによる国債引き受けは景気回復のための重要な金融政策の手段としてつまり景気回復の「決め手」とアメリカの政策当局に位置づけられているのです。今度の金融危機、経済不況の最も重要な要因は、金融システムが破壊され銀行部門による信用創造機能が働かず流動性が収縮し経済にマネーという"血液"がまわらなくなっていることとされます。
こうした非常時に国債をFRBが引き受けることで紙幣増発によるハイパワードマネーの供給で経済を立て直すというものです。
1929年のニューヨーク株式市場大暴落に始まる世界大恐慌に際してこうした政策を採用して成功したのは日本の高橋是清蔵相であったそうです。
大恐慌で労働力、設備などが余剰になっている状態のときにはこうした政策が有効であったとされます。
その後、我国では戦時中に戦費を賄うために日銀による国債引き受けをおこないますが、完全雇用の下で実施したために戦後のハイパーインフレーションを招いたとされます。(高橋洋一著「さらば財務省」)FRBバーナンキ議長は大恐慌研究の第一人者だといわれていますが、彼の上記のような理論に基づくFRBの国債購入の方針は1月28日のFRBの金融政策にも公表されています。
中央銀行による国債引き受けは学問上の議論の段階から実施される段階に移ったのです。
今後発行される膨大な米国長期債はこのFRBの引き受けを軸に展開され、既述の資本注入を受ける金融機関、企業による引き受けなどを含めあらゆる手段が動員されるで しょう。
それは従来の中国や日本による引き受けに依存する枠組みからは全く異なる自国内中心とするものとなると考えられます。
1月末アメリカ議会下院は8250億ドルの景気刺激法案を可決しました。同法案には法案に基づく公共投資に使用される鋼材はアメリカ国内からのものとするとされ、保護主義的であるとの非難の声が海外で上がっています。
そこには「自分の金はどう使 おうが勝手、自分の国の鋼材を買って何が悪い」といったものが窺えますし資金は自国内で調達するということを裏返しているように見えるのです。
アメリカ政府が今後発行する膨大な長期国債の引き受け先が従来の中国や日本ではなくFRBの引き受けを含むアメリカ国内での消化に移ることで、今までの世界経済システムは極端に変わらざるを得ないでしょう。
長い間、世界はアメリカが垂れ流す貿易赤字により流動性を拡大し成長してきました。
そのスキームが変わろうとしているのです。
それは衝撃的な変化であることは間違いありません。
このことはさらに国際政治にも大きな変化をもたらすことになります。ポールソン財務長官が揉み手をしながら巨額のアメリカ国債を引き受けてくれる中国を何度も訪問していた図式もすっかり変わることになります
米国外交は北京訪問が主眼、ヒル国務次官補(次期イラク大使)が同行
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ブッシュ大統領は、対中政策を発足時の「戦略的競合者」という冷淡な関係から、9・11以後は「戦略的パートナー」、さらに「ステーク・ホルダー」(ゼーリック世銀総裁)にシフトさせた。
劇的な変化はテロリスト対策と、後年は経済協力、とくに北京の保有する外貨の魅力に惹かれ、スタンスを変えたのだった。
ポールソン財務長官(当時)は、同盟国ニッポンの頭を越えて、五回も経済閣僚からFED議長を伴って北京を訪問し、「米中戦略的経済対話」を展開してきた。
チベット、人権、民主化その他の議題を付随的マターとしてしか扱わなかった。
民主党は人権抑圧の中国で五輪が開催されることは不愉快であり、ブッシュ大統領の臨席に反対したが、ブッシュは「政治とスポーツは別です」と行って、五輪開会式に出席した。
オバマ政権は準備段階から、[G2]関係に米中関係を格上げするかのように動いてきた。
しかしオバマ政権の支持基盤である民主党は、「人権」「民主」ダライラマ、ウィグル問題などで、先鋭的であり、経済重視外交姿勢に批判的だ。
ヒラリー・クリントン国務長官は、16日からアジア歴訪の旅にでる。
だが、最初の訪問国が日本だからといって「日米同盟重視」と考えない方が良いのではないか。
というのも、米国のメディアは「ヒラリー訪中」が主眼であり、記事中で「ついでに」、日本と韓国とインドネシアに「立ち寄る」というニュアンスで報道しているからだ。
▲ひょっとしてヒラリーは対日重視の腹が座っていないのでは?
しかもヒラリーに同行するのはクリストファー・ヒル国務次官補(ブッシュ政権で北朝鮮担当。“キム・ジョンヒル”と呼ばれた)。次期イラク大使に濃厚だが、バグダッド赴任前にヒラリーに同行する。旅行中、かれがヒラリーにレクチャーするらしい。
次期日本大使としてマスコミ辞令がでたジョセフ・ナイは、まだ大使を受けるかどうか、態度不鮮明。本人はインド大使を希望しており、となると対日問題でヒラリーに進言できる高官は不在である。
「オバマ外交の前政権の経済重視政策との再調整は環境、エネルギー問題とのバランスになり、チベットなど人権問題は触れるだけであろう」(IHI,2月12日付け)。
ヒラリーはところで、2005年に訪中した折にジェンダー・フリーで中国を猛烈に批判しており、その対中批判の過激なトーンを急にダウンさせることも考えにくく、中国はこの点を警戒しているという。
ステファン・ボスワース(現タフツ大学フレッシャー・ロウスクール学長)が次期国務次官補(北朝鮮担当)に任命される模様。米国は中国に北朝鮮問題での連携をつよく模索する現れ、と言われる。
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/index.html
昨年末に来日したジョン・ハムレ元国防副長官やジョセフ・ナイ米ハーバード大学教授ら民主党の外交ブレーンたちは日本での政権交代の可能性をにらみ、日本の民主党の外交・安保政策や日米同盟に関する見方について情報収集・分析を急ピッチで進めている。
日米地位協定の見直しや、思いやり予算の大幅削減、さらには沖縄米軍に関する「有事駐留論(有事の際だけ緊急駐留を認め、平時は日本国外に駐留を求める)」――。
日本の民主党内から聞こえてくる意見、アイデアはどれも皆、ナイ教授ら米外交戦略家から見て、「日米同盟を弱体化させるもの」としか映っていない。「彼らが本気ではないことを望む」(シーファー前駐日米大使)という声は米共和党だけでなく、民主党にも共通した思いなのである。
多くの報道によれば、米民主党の外交ブレーンは日本の民主党指導部に対して、早期の訪米、そしてバイデン副大統領ら米政府要人との面会を要請したとされている。そのバイデン副大統領は中国との定期的な戦略対話に自ら「座長」として出席すると主張。仮に副大統領の構想が現実のものになれば、それだけでオバマ政権の対日、対中政策のバランスは大きく変わりかねない。
日米間には国務副長官・外務次官による「日米戦略対話」のほか、外務・防衛担当4閣僚が一堂に集まる「2プラス2」があるが、米中戦略対話を米側が現行の財務長官から副大統領に「格上げ」すれば、それだけで米政府内の「親中派」は勢いづくからだ。
こうした舞台裏での勢力争いを踏まえ、ナイ教授らは日本の民主党に早期訪米を促した。だが、その誘いのベースとなっているのは、必ずしもオバマ政権が日本の民主党を「次期政権与党」と見なしたという外交辞令でもなければ戦略的判断でもない。むしろ、同盟管理の観点から見てあまりにも「現実離れ」した要請を日本の民主党に突然、言い出される前に水面下で議論を重ねておき、日米同盟に大きな空隙(くうげき)が生じないようにするための「予防外交」の一環と見なければならない。
「チェンジ(変革)」を標ぼうし、世界中の期待を一身に集めているかに見えるオバマ政権。だが、こと日米同盟についてオバマ政権のブレーンたちは少なくとも日本の民主党が望んでいるような「チェンジ」を求めてはいないのである。
http://d.hatena.ne.jp/gothedistance/20090115/1231946719
詳しくは「在庫評価益 石油」とかでgoogleって頂くとして端的に言いますと、石油のようにどんどん単価が変動していく商品は、期首と期末の単価の平均を求めるのか、時価に近い単価で原価を計算するかによって、会計上の数字が全く違ってきます。期首で1バレル=$100だったものが、期末になって1バレル=$150になったと仮定すると、平均法だと$125で単価を算出しますが、後入だと$150が最初に採用されます。平均値を使ったほうが数字上の原価が下がるので、原価が下がれば収益も上がるというお話です。
https://www.toyokeizai.net/money/industrial_info/detail/AC/9ab7adf478d4d2541e9bd34c21723d6a/
というのも、原油が上昇すると、在庫評価で総平均法を採用している元売り(新日本石油<5001.東証>、昭和シェル石油<5002.東証>、コスモ石油<5007.東証>、新日鉱ホールディングス<5016.東証>=ジャパン・エナジーなど)では、在庫評価益が発生。一方、在庫評価で後入れ先出し法を採用している出光興産<非上場>、東燃ゼネラル石油<5012.東証>は在庫評価益が少なく出る。
総平均法は「ある期間(年or月単位)にかかった全仕入金額を全仕入量で割って出た単価を在庫の単価とする」方法、後入先出法は「仕入れが新しいものから順に出庫されていく、在庫の金額は品物が古いのから順に残っているものとしてそれぞれを足し合わせて算出する」方法。物価上昇時においては、期末在庫の単価は後入先出法の方が小さくなる。リンク先の記事では「相場で左右される利益とかは経営の成績と関係ないのでは」みたいな話に。
http://d.hatena.ne.jp/gothedistance/20090115/1231946719
会計が経営状況を説明するための計算手法であるのに対し、財務とは資金(端的には現金・有価証券等)の管理手法のことです。キャッシュの入出を取り扱うのが会計と大きく違う所です。
これね。
簿記と会計と財務の違いについてまとめてみた - GoTheDistance
全くの嘘なので真に受けないように。
はてなブックマークがプログラマ系理系人間の集まりだからスルーされているが、少しでも簿記をかじった人間ならあまりのデタラメさに呆れたはずだ。
そのくらい間違いが酷い。
「JavaScriptはJavaの進化系です」と言ってるようなもの。
いかにデタラメかわかるだろう?
彼にとって門外漢な分野に首を突っ込んだのだし、間違ったこと自体は非難されるべきじゃない。
ただ、散々指摘されても修正しない態度はありえないよ。
直そうよ。
間違ってるんだし、たくさんの人が見てるんだから。
定額給付金の報道を目にするたび、支給額12,000円の使い道をずっと考えていただんだけれど、
生まれ育った町に「ふるさと納税」するのが自分にとって一番納得できるかなと思うようになった。
だって、12,000円を受け取っても別に欲しい物もないし、かといって貯金するのは主旨に反しているんだろうし、
また仮に受け取らなかったら、俺が今住んでいる自治体のものになるんだろうけれど、
でも、今住んでいる自治体は国内でも指折りなほど健全な財務体質を誇っていると思われるので、大した貢献にはならんなと。
もちろん、その可能性はあるし絶対安心とか思ってるわけではないです。
会社の財務状況については公開されている範囲では確認をしていますよ。
もちろん粉飾されてたら見抜けないけれど、自分の周りの売りみても妥当そうな数字になってるし。
会社が社会に存在する意義って、一義的には顧客にとって有用なサービスを提供し社会を豊かにする事にあるのだと思う。
ハードだろうがソフトだろうが一緒。お客様に喜んでもらうことが原点。
しかし企業人として中の人になってしまうと原点を見つめることが困難になる。
ノルマ。売り上げ。株主への配当。上場していれば株価。コンプライアンス。アカウンタビリティ。職場内の人間関係。クレーマー。
考えることが多くなっていって、自分の立ち位置を見失う。自分が何のために働いているのかが分からなくなる。
個人のがんばりが会社に及ぼす影響はそんなに大きくはないのかも知れないけど、その会社が、中の人の多くの度重なる努力により築き上げた、一つでも自信を持って提供できるサービス・コンテンツ・プロダクツがあって、かつ財務上健全であるのならば、その会社は存在している意味があるのだと思う。その会社のサービスで喜んでくれている人がいるのだから。
その1 http://anond.hatelabo.jp/20081223235800
その2 http://anond.hatelabo.jp/20081224002406
その3 http://anond.hatelabo.jp/20081224004222
その4 http://anond.hatelabo.jp/20081224013124
その5 http://anond.hatelabo.jp/20081224021305
(G-4面下)
「このひと月のような、急速な景気の落ち込みは、これまでに経験したことがない」
11月10日、ブラジル・サンパウロでは、中央銀行の総裁が集まってBIS(国際決済銀行)総裁会議が開かれた。日銀の白川、FRBからはバーナンキの代理でガイトナー(次期財務長官)が出席するなか、新興国の中央銀行の総裁たちは口々に不安を訴えた。
米国発の金融危機は欧米や日本を巻き込み、これまで比較的堅調だった新興国の経済にも深刻な影を落としている。世界同時不況の中、欧米の中央銀行は利下げを繰り返す。しかし、市中の金利はあまり下がらず、金融政策の効果は乏しくなっている。
不況を食い止めようと、世界各国では大規模な財政政策が発動されたり、検討されたりしている。
米国はすでに1680億ドル(15兆円)の所得税還付などを実施し、議会民主党は5000億ドル(45兆円)規模の景気対策を準備している。欧州各国も数兆円規模の景気対策を次々と決めた。各国で、大銀行への公的資金の注入も相次ぐ。
先進国の危機対応では、政府・議会と中央銀行の役割が、基本的には区別されている。政府・議会が景気対策や銀行への公的資金の注入などの「財政政策」を担い、中央銀行が「流動性の供給」を行なう分担だ。
「流動性の供給」とは、銀行などが資金繰りに困らないようマネーを供給することだ。国債、手形、社債などを担保とする金融機関への貸し付けが基本。税金を使う「財政政策」と違って、市場での取引であり、議会の承認という民主主義のチェックをくぐらなくてすむわけだ。
だが、金融危機が深まるにつれ、「財政」と「金融」の間の垣根は、崩れつつある。
FRBは先月末、住宅ローンなどを裏付けに発行した証券化商品を最大8000億ドル(71兆円)も買い取ると発表。個別企業の支援にあたる企業のCP(コマーシャルペーパー)の直接買い取りも始めた。CP買い取りは格付けが高いものに限るなど損失回避の措置を講じてはいるものの、万が一の場合は国民にツケがまわるため、「財政」に近い政策ともいえる。バーナンキは長期国債の購入を検討していく方針も明らかにした。
こうしたFRBの対策について、白川は「かつて日本銀行が採った対応と非常に似ている」という。
日銀も、日本の金融危機の1990年代末から2003年にかけ、ABS(資産担保証券)などを買い取ったり、長期国債を買い増ししたりした。銀行の保有株を買い取ったこともある。日銀が特別融資を行った山一證券は倒産し、最終的には、1110億円もの損失が発生した。これは、日銀の国庫納付金が減るという形で、国民の負担になった。
そして今、日本でも不況色が強まるなか、日銀は、CPの直接買い取りといった企業金融への支援策を打ち出した。支援の規模はFRBほどではないが、質は似ている。日銀は、「中央銀行としてなし得る最大限の貢献を行う」と表明した。
日銀は、どこまで財政の領域に足を踏み入れていくべきなのだろうか。
三つの視点が重要になるだろう。
まず、危機の深さである。日本の不況は深刻になってきているとはいえ、1990年代の日本の金融危機当時や、現在の米国ほどではない。しかし、今後、危機が深まっていくようなら、もっと踏み込んだ対策が求められる。
次に、政府がどの程度すばやく動くか。
金融危機のときには、銀行への資本注入が有効だ。株価下落などで銀行の自己資本がしぼむと、企業への貸し渋りや融資の回収による倒産が相次ぐ。資本注入をしやすくする改正金融機能強化法は今月になって成立したが、なお対策は不十分との見方も強い。政府や議会の動きが鈍い場合には、中央銀行が代わりに動かなければならないケースもある。
第三に、日銀が「財政」に踏み込んでも、後に、本来の道に戻れることが約束されているかどうか、だ。
危機が去ったあとも、政府が中央銀行を「便利な財布」として使い続ければ、やがてもっと大きな弊害を招きかねない。戦前、政府が日銀に国債を引き受けさせて戦費を調達したのは極端な例だとしても、紙幣をいくらでも印刷できる中央銀行が、政府の意のままになってはならない、というのが歴史の教訓だ。
中央銀行がリスクのある資産を買い取って財務が悪化すれば、その国の通貨の信頼が落ちる危険も増す。FRBの資産・負債は急膨張しており、ドル暴落の危険もささやかれる。危機脱出のためにやむをえないとはいえ、米国の政策運営は綱渡りである。
経済のグローバル化で相互依存が進んだことで、中央銀行の判断はさらに難しくなっている。日本の低金利政策は、世界的な低金利に連動していた。米国などが当面の危機脱出のために「何でもあり」の政策を取るのなら、日本も同様の手を打つほうがいい、という考え方もある。
ただ、ここ20年、世界各地でバブルが起き、崩壊するたびに、超低金利や大胆な財政政策が実施されてきた。そのことが経済のゆがみや膨大な財政赤字を招いている側面は否定できない。カンフル剤に依存すればするほど、いずれは別の種類のバブルやインフレ、大不況といった副作用をもたらしかねない。
「日銀は、学習し、実践する組織でなければならない」。そう語る白川は、過去の歴史から何を学びとり、どう行動していくのだろうか。■
注: 欧州中央銀行の金融政策を決める21人のメンバーの中に、ドイツ、フランス、イタリアの各総裁が入っている
中央銀行 | 総裁・議長 | 年齢 | 主な前職 |
米連邦準備制度理事会(FRB) | ベン・バーナンキ | 55 | プリンストン大教授、FRB理事 |
欧州中央銀行(ECB) | ジャン・クロード・トリシェ | 66 | 財務省国庫局長、フランス銀行総裁 |
・ドイツ連邦銀行 | アクセル・ウェーバー | 51 | ケルン大教授 |
・フランス銀行 | クリンチャン・ノワイエ | 58 | 財務省国庫局長、ECB副総裁 |
・イタリア銀行 | マリオ・ドラギ | 61 | 財務次官、ゴールドマン・サックス欧州拠点副会長 |
イングランド銀行(BOE) | マービン・キング | 60 | ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)教授、BOE副総裁 |
カナダ銀行 | マーク・カーニー | 43 | ゴールドマン・サックス・マネージメントディレクター、首席財務官 |
ブラジル中央銀行 | エンリケ・メイレレス | 63 | フリート・ボストン・フィナンシャル国際部門担当役員 |
ロシア中央銀行 | セルゲイ・イグナチエフ | 60 | 大統領補佐官、第1財務次官 |
インド準備銀行 | デュブリ・スバラオ | 59 | 世界銀行エコノミスト、財務次官 |
中国人民銀行 | 周小川 | 60 | 証券監督管理委員会主席 |
朝日新聞GLOBE「金融危機と中央銀行」のうち、http://globe.asahi.com/ 上に掲載されていない部分を以下に載せます。
(G-2面の囲み記事)
入行の2年後輩の稲葉延雄(現・リコー特別顧問)が、副総裁、そして総裁候補の「本命」だった。稲葉は、若いころから金融政策を担当し、1998年に施行された日銀法の改正作業でも、日銀内で中心的な役割を担った。
他にも、やはり日銀法改正にかかわり人脈の広い三谷隆博、国際派の平野英治ら、理事を経験した有力候補がいた。
最近になって白川の存在感が増してきたのは、日銀幹部に、海外の中央銀行幹部と対等に話ができる経済学の専門知識が求められるようになったためだ。ただ、福田政権が今年春、白川を副総裁に指名したのは、意中の総裁候補が武藤敏郎(当時、日銀副総裁)だったことも大きい。
財務事務次官を経験した武藤は各界の太いパイプがあり、調整能力にたけている。理論派の白川は、武藤と組み合わせるとちょうどよいと目された。この時点では、あくまで白川は「知恵袋」として、総裁を補佐することが期待されていた。
ところが、運命は、本人も予想しない方向に転がっていく。
参議院で多数を握る民主党は、「財政と金融の分離」を唱えて財務省OBの起用への反対を崩さず、武藤総裁案を葬り、やはり財務(大蔵)事務次官を経験した田波耕治案も一蹴した。
主要7ヵ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が近づくなか、総裁空席が長引くダメージは大きい。となると、民主党が同意できる、残る総裁カードは、白川しかなかった。
当時、白川は58歳。50代の若さの総裁の退場は52年ぶり。金融政策などを決める政策委員会の5人の審議委員のうち、4人は白川よりも年上だ。
いきなり約5000人の職員を擁する組織のトップに就いた白川の指導力、調整力には不安もある。首相の麻生太郎は、白川自身の意向も聞き、山口広秀を副総裁に任命した。
山口は日銀出身だが、政府との実務交渉の経験が長い。今後、内部管理的な業務や政府との意思疎通などで、山口が担う部分も増えていくとみられる。■
前総裁である福井俊彦は、社交的で人づきあいがよく、経済界にも豊富な人脈があることで知られた。財界人とも頻繁にゴルフをした。
白川は少人数の食事会での議論は好きだが、パーティなどの華やかな場所は苦手。若いころはテニスを楽しんだが最近はやらず、ゴルフも年に数回程度。週末の楽しみといえば、「双眼鏡を持って、妻とバードウォッチング」といったところだ。
もっとも、この秋からは金融危機の対応に追いまくられ、バードウォッチングどころではない。
白川は1949年、福岡県の小倉で生まれた。姉と弟の3人兄弟。父は、地元の東洋陶器(現・TOTO)に勤めるサラリーマンで、後に社長となる。地元の公立小中学校から県立小倉高校に進んだ。
高校時代の同級生で、以来親しくつきあう読売新聞大阪本社執行役員の松尾徹は「誠実で、はったりがない。困った顔をすることはあるが、怒った姿をみたことがない。線が細そうにみえるが、案外、楽観的で腹がすわっている」と白川を評する。
東大の文科一類に入学したが、経済学部に進む。法律より経済学に面白みを感じたのが理由だ。
21歳の夏休み、帰省先の小倉から上京するブルートレイン(寝台列車)の中で、津田塾大の学生だった美恵子と知り合い、日銀に入ってまもなく結婚した。日銀に就職したのは「ビジネスは大切だが、自分は民間企業に向かないと思ったから」。
入行4年目で米シカゴ大学に留学して経済学修士号を取得。博士号を取るためにもう1年の延長を願い出たが上司に断わられ、日銀を辞めてシカゴに残るかどうか悩んだ。
その当時、白川の1年先輩で、相談を受けた大塚啓二郎(現・政策研究大学院大学教授)は、「日銀を辞めて学者になったら」とアドバイスした。「組織の中で出世するタイプには見えなかったしね」と大塚は笑う。
服装にはさほど構わないが、ネクタイにはこだわりがある。海外出張の時に免税店で自分で買う。今年10月の「クールビズ」明けの記者会見では、小倉高校の同級生たちから贈られた小倉織のネクタイを締めた。
週刊誌に「いつもの寝グセを何とかしたほうがいい」と書かれると、友人が「寝ぐせ直し」用の整髪料をプレゼントしてくれた。以来、毎朝それを愛用している。■
今まで無縁だったんだけど、人員削減?ってやつに当たりそう、だと思ってた。
元々今年、営業不振だったし、後半はこのご時世だし。
そことは創業期からつきあってる。
もう他の創業メンバーは社長と、創業期から契約でやってた俺も含めていいなら俺以外にはいない。
まあ、よくある、創業期のメンバーは仲間割れする、ってやつ。
正社員じゃないけどそこの会社の社長は、すごくよくしてくれた。
何度か社員か役員にならないかって誘われたけど、その都度断った。
会社がいやな訳じゃないし社長嫌いな訳じゃない。単に、自分は正社員とかになって、上司の言うことを聞いて仕事する、とかができない人種だったから。
でも、まあ、社長も含めて社員もみんな、仲間として一緒にやってきた。大学のサークルとかそういうノリじゃなくて、あくまでビジネスの仲間としてな。
だから契約の更新をしないと言われても恨んだりすることもないし、むしろ今まで使ってくれてありがとう、とかそんな気だ。
正社員じゃないから、当然そういう時は真っ先に切られるものだとおもってるし、それ自体には別になんの問題も感じてない。
別にもし呼び戻してくれるのなら、業績が回復してから呼び戻してくれてもいい。そのくらいには、社員じゃないけど今の仕事してる会社は好きだ。
大事な話がある、と言われたんで社長と話にいった。まあ、時期がら人員整理の話だとはわかってた。
社長は俺に、自分の会社の財務も見せてくれるから(ちなみに俺は経理とかじゃない、技術系)、年末から春先にかけて危ないっていうのもわかってたしな。
だから覚悟して行ったんだが……
『この状態だから契約の額は下がってしまうが、契約を更新してほしい』
って親子くらい歳離れた人に頭を下げられた。
下がる額っていうのも、別に目ン玉飛び出るような額じゃない。少ない額でもないが、財務状況から考えれば、それでも示された額はかなり多い。
正直訳がわからなかった。誰か解雇しないと半年以内に大きな案件をもらって回収でもしないかぎりは、キャッシュショートする。
安いというよりもむしろ高い報酬をもらってるから、リストラするなら、格好の的のはずだと自分自身でも思ってた。
不思議に思って聞いてみた。どうするつもりなのか、と。
そう答えられた。
正社員切ってまで契約の俺を残すらしい。社長の給料はそう多くないのは元々知ってる。元々今年に入ってから身銭切ってるみたいだし。
少なくとも短期で財務が持ち直さない限りは、誰かがリストラされるってことだ。
聞いてて複雑な気になった。
もちろん苦境にあっても頼りにしてくれてるのは嬉しい。
いつ切られてもおかしくないと思って仕事してきてるから、切られないだけの仕事はしてきたつもりだし、今後もできるように自腹で勉強したりもしてる。(まあ、個人でやってるから補助なんてでないの当たり前だが)
けど、切られたりするのは千万承知の上で契約で仕事やってる俺が残って、社員が先切られるってのは、どうなんだろう。
だれが削減にあうのかわからないけど、独り身で好きなように仕事している俺と比べりゃ、社員の連中は既婚の家庭人も多い。
社員の連中も毎日遅くまで仕事しているのも知ってる。子供の顔を知ってる人もいる。
社長が好きでそうしている訳じゃないのも知ってる。ちょっと古くさい、『社員は家族同然』みたいなことを平気でいうオヤジだからな。まあ、甘いだけじゃないが。
このご時世だから、ある意味仕事にあぶれないだけでも感謝すべきことなのかもしれないが、そんなこと考えると素直に喜べない思いがどっかにある。
なに言いたいんだか自分でもわかんないけど、たぶん今年の忘年会や来年の新年会とかは、去年見たく気兼ねなく酒飲むって訳にもいかないんだろうな。
女子大を卒業した頃はいわゆる氷河期で、そのまま派遣になった。
だから、「私は容姿も頭も並以下って事。頑張らなきゃ」
と割り切って勉強する事にした。
仕事内容は結構好きで、正直時給も良い。
話す必要なんて無い。
「簿記2級って知ってる?スクール行って取ろうと思っていてさ??」
と言われ、モヤっとした。
2級なんて独学で取れ、と思いつつ
「すごいねー」
と言っておいた。
派遣社員で、
1.「私、お茶出しで雇われてるんじゃないし。」って言う専門職の女性
3.実家住まいの未婚の一般事務で海外で買ったクリスチャン・ルブタンの靴履いてる30過ぎの女性
4.「簿記2級って知ってる?スクール行って取ろうと思っていてさ」って言う日経新聞を読まない男性
みんなキライだ。
あんた達がくすぶっている事は当然だ、と思う。
たとえ派遣でも、毎日3・4時間勉強してれば、知識もついて毎月まともな金額を得られる。
でも、「私は稼いでるから他の派遣と違うのよ」オーラを出すのもバカみたい。
そういう私だって、所詮不正規雇用でいつ切られるか分からない。
でも、これだけは言える。
おいらは彼の信奉者でもないので擁護するつもりもないことを最初に言っておきます。
普通に起業する人の場合、起業するためのアイデアやノウハウを持っていてもお金が無い。
なので銀行等から借金して会社を立ち上げるのが一般的なんだよね。
でも彼は十分すぎる私財があったわけで、香港の会社で損を出したとしても借金は残らないはずなんだよね。
きっと誰かに騙されてたんだと思う。
それが自社の財務担当者なのか投資銀行なのかはわからないけど。
その「誰か」は言葉巧みに彼を操った。
「上場すれば確実に儲かるので借金してでもここは凌ぐべきです」
みたいな感じで。
そして彼は私財を投げ打った上に借金までして、なんとか上場にこぎつけた。
上場した時点で彼の資産(上場株の時価換算)はたっぷりあったはず。
しかしすぐに持ち株を売る事はできない。
「上場後半年は持ち株を市場で売却できません」みたいな条件で上場したのかも。
そこに証券会社などから「あなたの株を貸して下さい。手数料はたっぷり払います」などと話を持ちかけられる。
どうせすぐには売れない株なので彼は快諾する。
彼の株を借りた証券会社が彼の株を売りまくったのだろうか。
ここで証券会社はボロ儲け。
一方、彼が手にした手数料はとても株の損失を埋められるものではなかった。
会社は新たに株式市場から資金を調達(増資)して、その度に彼の持つ株の価値は無くなっていく。
そんなこんなを繰り返すうちに彼はすってんてん。私財を失ったばかりでなく借金も残ってしまった。
あくまで仮定ですよ。
そんなことを考えると詐欺事件にも彼のブレーンがいて、彼は騙されたんじゃないだろうか。
話を進めたのはあくまでブレーンで
「あなたに投資してくれるエンジェルが表れました!食事会を催すので参加して下さい!」
みたいな場にノコノコ出て行ったら著作権どーたらの話になってて、彼はよくわからないけど金には困ってる。
まぁブレーンに任せておけば大丈夫だろ!
え?訴えられた?なんで?どうなってんの?お金返さなきゃダメなの?
もう使っちゃったよー!残ってないよー!
え?逆に訴える?それでいいの?よくわかんないけど任せるよ。
え?敗訴した?お金返さなきゃ?無いってばー!
え?検察が呼んでる?それって行かなきゃマズいの?
そして逮捕…
実際の所は当事者しかわからないわけで、マスコミの情報を鵜呑みにして彼を極悪人みたいに論じてある某掲示板の論調ってどうなの?と思ったので書いてみました。
米国は「毒のモーゲージ(住宅担保債権)」を世界中にばらまいてしまった。
サブプライム住宅ローンの証券化による不良債権のことだ。そのせいで世界が危機に陥り、苦しんでいる。
1929年に始まる大恐慌の時は、危機が主に貿易関係を通じて世界に広がったが、今回は金融市場を通じてグローバルな危機を招いた。責任はまず、金融界やモーゲージ業者、そして私が「共犯者」と呼ぶ格付け会社にある。背景にあるのが、自由な市場経済を口実にしたブッシュ政権の規制緩和と企業優遇策だ。
問題は経済思想だけではない。イラク戦争とアフガン戦争、富裕層向け減税は、米国経済を弱体化させ、財政面でも金融面でも政策への重圧になった。それが連邦準備制度理事会(FRB)にしまりのない金融政策をとらせたとも言える。FRBにも不良債権の毒を爆発的に広げた重大な責任があるが、とりわけ非難されるべきはブッシュ政権の政策だ。
我々は歴史的経験を通じて、危機を大恐慌に転化させないための知識や政策手段を持っている。米国経済のサービス産業化や労働者のパート化も、かつてのように失業率が高まるのを阻んでいる。それでも恐慌の再現を防げるかどうかは、政府の行動いかんだ。
苦い教訓として思い出さなければならないのは、97年から98年にかけて起こったアジアなどの金融危機だ。米国も国際通貨基金(IMF)も正しい方策を採らなかったために、インドネシアなどで金融システムの崩壊や深刻な不況を招いてしまった。知識や政策手段があっても、正しく行使しなくては役に立たないのだ。
今回の危機に対し、ブッシュ政権は、巨額の金を金融界につぎ込めば他の人々もいくらかは助かるだろうという「トリクルダウン」(金持ちや企業が富めば、そこからしたたり落ちた富で全体が潤うという考え方)の手法を取っている。企業を助けるだけで、働く人々を助けようとはしていない。何もしないよりはましかもしれないが、まずいやり方だ。
ウォール街の特殊利益を優先する「企業温情主義」の発想が、正しい政策を阻んでいる。ポールソン財務長官やバーナンキFRB議長は、もはや市場の信頼も米国民の信頼も失っている。
米国政府がまずなすべきは、ローン返済に行き詰まった人が、担保の住宅を失うのを防いだり、失業者を支援したりする事だ。景気を刺激して、経済を回復に導かなければならない。予定されている減税は速く実施すべきだし、インフラ整備も必要だ。高速道路の建設も有効だが、長期的な視野に立って地球温暖化対策に力を入れ、「グリーンなアメリカ」をつくるべきだ。
民主党はそういう政策を掲げている。しかし、(11月の大統領選で民主党のオバマ候補が当選しても)新しい大統領が政策を打ち出す来年1月の就任式まで、まだ3ヶ月もある。この期間中、共和党内の支持すらも失ったブッシュ氏が大統領の座にあることが、対策を遅らせる要因になっている。
この危機をきっかけに新自由主義は終わりを迎えなければならないと思う。規制緩和と自由化が経済的効率をもたらすという見解は行き詰まった。
ベルリンの壁の崩壊で、共産主義が欠陥のある思想であると誰もが理解したように、新自由主義と市場原理主義は欠陥のある思想である事を、ほとんどの人々が理解した。私の研究はすでにそれを説明してきたが、今回は経験によって示された事になる。
基軸通貨としてのドルと、米国の役割も、やがて終わっていく事は明らかだ。
ただ私がすでに著書「世界に格差をばら撒いたグローバリズムを正す」(原題はMaking Globalization Work)に書いたように、各国が保有する準備通貨がドルから二つや三つに分散すれば、より不安定なシステムになってしまう。
もし、ドルとユーロの二つになれば、米国に問題がおきたときは、みんながユーロ買いに殺到する、逆に欧州に問題が起きれば、ドルに殺到するだろう。それでは不安定きわまりない。
結局のところ、特定の通貨に依存しない多角的でグローバルな準備通貨システム、すなわち「グローバル紙幣」が必要とされているのだ。それは各国通貨のバスケット方式であり、IMFのSDR(特別引き出し権)を恒久化したようなものだ。ケインズが44年のブレトンウッズ会議でドルやポンドの代わりに主張した国際通貨「バンコール」の現代版でもある。
同時にIMFに代わる国際機関を創設する事も必要だろう。新たなブレトンウッズ会議を開催すべき時なのだ。その意味では、今月半ばにワシントンで開かれる「G20サミット」は、今後のグローバルな金融制度について議論を始める場として意義がある。
しかしそのG20を、もはや誰もが尊敬しなくなっている大統領が主導するのは問題だ。危機を克服するには素早く行動しなければならないのに、それが出来ないという困った状況に我々は直面している。
日本はバブル崩壊後の不況を克服するのに長い時間を費やした。今回の危機を長期化させてはならない。
これまで米国は最大の消費国として世界経済を引っ張ってきたが、現在の世界危機と不況を克服する上で、「経済成長のエンジンの多様化」も必要だ。特に日本の役割は重要であり、できる限り力強い経済成長を実現する事が求められる。