はてなキーワード: 朝鮮とは
知っている人は知っている、というよりも明治神宮周辺の森は右派が日本の科学界の偉業として国粋的に持ち上げてきた。
何故なら明治神宮の森、これは通称「鎮守の森」と呼ばれるが鎮守の森は人工森林なのだ。
鎮守の森は森林の自然形成を科学をもって予測し、人工的に段階を踏ませることで森林を形成できるのではないか?という試みの元に造成され、その予測は見事的中した。
大正の時代の時点で開発によって自然破壊が進むことが懸念されていた背景があり、更には大政奉還を果たした明治天皇であるから日本全国はもとより、中国・台湾・朝鮮などから樹木が提供され、鎮守の森は現在の左派が懸念する越境・外来種の樹木によって一部が成り立っている。
鎮守の森はまったくもって自然ではなく、当時の最新科学が用いられ、外来種によって日本原産種を追い込む手助けすらしている人工造成プロジェクトであり、それを守ろうとしているのが明治神宮外苑再開発反対に加わる一部の左派なんだ。
右派が明治神宮外苑に反対しているのであれば「またネトウヨか」「天皇制好きだよね」「はいはい日本すごい日本すごい」「外来種で国威発揚してんじゃねーよ」と嘲笑して済むのだが、何故か今回の明治神宮外苑再開発へ反対しているのは左派だ。
何故この明治神宮外苑再開発反対へ坂本龍一氏が興味を示したのか定かではないが、結局は明治神宮外苑再開発反対が達成されても右派が鎮守の森の偉業を喧伝するだけなので、明治神宮外苑再開発へ賛成しようが反対しようが無視しようが右派の手柄になってしまう。
明治神宮外苑再開発問題へ関わる一部の左派の中にはおそらく雰囲気で反対している人も多数居るだろうが、結局最後は得するの右派だぞと一応は伝えてあげたい。