はてなキーワード: 人月単価とは
人月単価のつけかたは各社の方針だから別に無礼とかはないと思うよ。
人月単価一定の会社もあるし、スキルに応じて差分つける会社もある。
いずれにせよスキル低い人って工数食うのでならすと同じだし、人員の配置の問題や人増やした場合・減らした場合・長期のプロジェクトの場合人が入れ替わることもあるってのを考えると人月単価一定のほうがいいと思うけどね。
まぁそのへんは営業の手腕の一つな気はするが。
それが言うだけ言ってみてるじゃなくて本気で言ってるから困るんだよね―。まぁ先方は3分の1にしてくれって言いたいところを半額でって妥協したのかもしれない。なんたって人月単価が通常の3倍だから。
でもさ、普通に店で買うとき、お金ないのに買わないでしょ。ないならローン組んで払うでしょ。ローン組もうとしても支払い計画がよろしくなかったら突っぱねられるでしょ。なんで人月の話になるとの辺りが麻痺するのかはよくわからん。
価格交渉で客が人月単価を一律半分に下げてくれって言ってきた。
高すぎるんだと。
まぁたしかにうちの単価は高い。通常の3倍程度だ。しかもスキル関係なく一律だ。
なぜならうちはISerでもないしソフトウェアハウスでもないからだ。ハード屋がソフトウェアくっつけて売ってるが、最近はソフト側の負担が大きくなって開発費のほうがでかい場合もある。
つまりその要求を1つ2つ削れば金額は下がる。
そしてその要求を出したのは客である。また、ソフトがなくてもハードだけでも使えるっちゃ使える。すげぇめんどくさいけど。
それで払えないっていうんだったら要求を撤回するほかないだろうと。
あと、スキルごとに単価変えるとか考えてくれなどと言われた。
一旦入れてしまっているシステムだし、うち以外にそれをやってる業者はいない。
ソフトは別段難しくないのでソースコードまるなげしても読めるかもしれんが、ハードとのつなぎの部分は結構えぐいはずだ。
多分ほかのところに頼んでもその納期でその予算ならよっぽど単価の低いところしか引き受けてくれないし、間違い無く炎上する。
二、三割なら交渉に応じますよ。
しかし、自分らが別に圧倒的な強者にあるわけでもないのにどんだけ強気なんだ、と思う。
この金額で払えないなら、あなた方はその機能使っちゃいけないんですよ。要求出せないんですよ。そういう分をわきまえるべきなんじゃないの。
うちは誰でもできるところは外注に出すけども相見積はとリこそすれ、単価を値切ったりはしない。出してきたら出してきたものではいそうですかというだけだ。
自分のブログに書くのもなんだかなぁという話題なので増田に書き殴ってみる。
ちなみにタイトルは半分以上吊りですということで一つ。
色々叩かれているソーシャルゲーム業界に1年半近く身を置いてきて、
個人的にはこんなに面白い業界は他に無いんじゃないかなと思っているので、
こんなところが凄いところだよという個人的な意見を書き綴ってみる。
ちなみに大前提として、中の人はソーシャルゲーム業界=Web業界の一つとして捉えており、ゲーム業界とは切り分けて考えている。
ソーシャルゲームはきちんと作ればちゃんと儲かる。個人的にはここが一番凄いところだし、良いところなのではないかと思っている。
今まで日本のWebサービスで、これほどまでにマネタイズに成功してきた例は無いのでは。
嫌儲主義の人もいるかもしれないけれども、ゲーム以外の新しいことに挑戦するためには失敗するだけのお金が必要だし、失敗できるだけの資金を調達する手段としては最適なのでは。
何より儲かることで、優秀なエンジニアに対して、その優秀さに見合っただけの賃金を出すのは普通だよねという風潮になっていったのが本当に素晴らしい。
優秀なエンジニアにはそれなりの対価を受け取るべきだと常々思ってはいたけれども、ソーシャルゲーム業界が出来る前は超大手のSIerのSEくらいしか、それを実現できる手段が無かったように感じる。
今まで人月単価で幾らと判断されていた時代では、どんなに良いものを作っても「残業しなければ意味がない」時代だったのが、ソーシャルゲーム業界の拡大により「生産性の高い仕事をした人が偉い」という風潮になっていったのを感じて、ああ良い時代になったなぁと。
今までのwebコンテンツで、ユーザーの方だけを見て作り、適切なマネタイズができるコンテンツって他に無かったのでは。
例えばそのコンテンツに対してお金を出すのが広告主であるクライアントで、実際に使うのが別のユーザーだとしたら、ユーザーのことをどんなに口では一番に考えていると言っていても、どうしてもクライアントの都合でユーザーに対して不誠実なことをしてしまうこともある。あなたの使っているその無料のサービスは、広告主の意向が反映されたものではないですか、とも。
ただ、ソーシャルゲームに関してはそれはなく、単にユーザーに対して価値を提供すれば、ユーザーからその価値に見合っただけの対価を払ってもらえるため、運営はユーザーのことだけを考えてものづくりを行っていけば良いため、そこが非常に健全なビジネスだなと。
もちろん、金儲けに走りすぎてユーザーのことを疎かにするゲームも存在はしているけれども、そういうゲームはここ1年でことごとく淘汰されていったし、この先その傾向は強くなる一方だとも思う。情弱ビジネスと揶揄されることも多いけれども、ユーザーだって馬鹿ではないのだから運営がユーザーをないがしろにしたらすぐにわかるし、わかった時点で離れていく。
ちなみに良く、「えー、ゲーム業界にいるの?あんなの情弱しかやらないでしょ?」と言われることは多いのだけれども、
昔から、ネット業界が爆発的に普及するのにはこういったエンターテイメントのコンテンツは必須だと思っていて、
ダイヤルアップのインターネットが普及したのも多分、多くの男性が「エロサイト見たい!」と思ったから普及していたものだと思っているし、
ISDNやADSLも、「エロ動画観たい!」という思いが具現化して普及し、普及した結果一般消費者にも手の届きやすい値段に下がり、爆発的に広まったものだよなと思っている。
ソーシャルゲーム業界も多分、その流れを汲む中で、消費者が「コンテンツという無形のものにお金を払う」ことへの抵抗を無くし、業界が発展していくための良い布陣を敷いてくれたのではないかなと。