批評は死んだの。知らないの?
子供のころ伝記が好きで、野口英世やエジソンを読み、科学者になりたかった。
学生時代は司馬遼太郎の坂本龍馬を読んで男は何かをせねばならんと思ってた。そのころの友人が普通に結婚して家庭を持つって言っててびっくりした記憶がある。
同僚に子供のころからどうせ頑張ったってサッカー選手とかになれるわけないから頑張らなかったっていう人がいて、これもびっくりした。
そこそこ有名でファンも多い店の主人が、やめて他のことをしたいと聞いた時もびっくりした。
何物にもなれなかったというのも二つある。
実際に行動を起こしたけど駄目だった人と
行動を起こさなかった人。
後者の方が、あの時行動していれば何者かになれたかもしれないなと思えて
幸せかもしれない。
アニメはOPやEDがせいぜいで、劇伴については関心ある人少ない。
日常モノで流れる劇伴は曲調が似たり寄ったりだとか、クラシックは流す場面が作品によってかなり自由だとか。
楽しみ方も広がるのに。
アニメ観てなくても、先にサントラで聴くのも全然アリなのになあ。
このすばとか、やたらとカッコよかったり大仰な曲が多かったのに、いざ観てみたら使われてる場面がことごとく下らなくて笑ったし。
『聲の形』は曲だけ聴くと印象はそこまで強くないけど、アニメを観たらその精細な音の使い方に唸るのよ。
サントラの副題が『a shape of light』で、直訳したら「光の形」なんだけど、その意味を本編を観て深読みしてみたら面白さが膨れ上がる。
ーーーなんて話をしてもさ、賛成はもちろん否定的な意見すら来ねえ。
どうしてこうも注目度が低いのか。
なんかみんなヘタこいたらアカンから言葉めっちゃ選んで言ってる感じだし、
記者の人もなんかうまいこと言わせようとしてるような姑息な感じがする。
なんか臨場感が伝わらない。
それはそれで面白いが
「みんなと同じことはしたくない」という、みんなと同じセリフ。