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2022-06-16

anond:20220615234645

SLBMを搭載した他国原子力潜水艦を探知するために、同程度の潜水航行ができる原子力潜水艦保有検討すべきだとした。」

という玉木発言から

艦隊型のSSNならそれはそれで結構なことだけど、SLBMを搭載した潜水艦を探知とか抑止力という話はどこへ。

2022-06-15

玉木型原子力潜水艦について

軍事専門家がすぐに考察あげてくれると思うけど、自分なりの思考の整理もかねてまとめておく。

潜水艦2x2種類

潜水艦動力を大別すると2種類、原子炉使用し長い潜航時間・航続距離と速さを持つ原子力潜水艦

ディーゼルエンジンその他で活動する通常動力潜水艦

潜水艦運用方法も大きくわけて2種類、魚雷ミサイルで敵の水上艦・潜水艦攻撃する攻撃潜水艦

核ミサイルを積んで核抑止任務を担う戦略潜水艦

戦略潜水艦はその目的から長期間の行動が求められるので動力原子力を用いることが多く戦略原潜SSBNと呼ばれ、核保有大国インド保有している。

北朝鮮弾道ミサイル発射型潜水艦を開発保有したとみられるが通常動力

核弾頭の小型化に成功すれば通常動力戦略潜水艦となる。

また、オーストラリアがAUKUSの枠組みで導入する原子力潜水艦は、核兵器は搭載せず

長い航続距離と速さを活用した攻撃型原潜となる予定。

日本保有する潜水艦はすべて通常動力攻撃潜水艦

木原発言

https://nordot.app/909379896730157056

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220614/k10013672001000.html

後段での議論のため、番号振って要約する。

1)抑止力としての原子力潜水艦保有検討すべき

2)今日本が受ける可能性のある攻撃潜水艦発射弾道ミサイルSLBM

3)他国の原潜の探知追尾のために同程度の航行能力の原潜保有検討すべき

発言への疑問点:2)について

日本攻撃を受ける事態にはどのような種類があるのか。

海戦、着上陸侵攻、ミサイル攻撃宇宙サイバーなど。

海戦

尖閣諸島台湾有事などで躍進著しい中国海軍との衝突が懸念される。

ロシア海軍は脅威ではあるもの質量ともに停滞。

北朝鮮海軍との正面戦闘はまずないだろう。

韓国GSOMIA正常化とか言う前にレーダー照射の総括してくれ。

・着上陸侵攻

ロシア関連で話題になった、昨年夏にロシア北海道への侵攻を検討していたという話。

アフガン撤退醜態さらしたアメリカは、威信挽回するために衛星国を使って侵攻作戦をするだろう。

それは日本北方領土侵攻という形でやらせるに違いない。

から先手を打って北海道侵略するぞ。

という真偽定かではないパラノイア妄想のような話だけれども、

ロシアメリットなどないと思われていたウクライナ侵攻を目のあたりにした後では

アイヌロシア先住民として登録したことなどと合わせて妙な真実味がある。

留萌釧路ラインより北の北海道は獲れたはずのソ連のそしてロシア領土だと、

アメリカには拒否され裏切られたと、被害妄想を募らせているのかもしれない。

ミサイル攻撃

発射から数分から十数分で着弾し、超音速で飛来する弾道ミサイル

北朝鮮ミサイル発射や、ロシア軍事演習、中国ミサイル高度化など脅威は多い。

偵察衛星監視などで事前の兆候がつかめる(可能性もある)地上発射型に比べて

いつどこから撃たれるともわからないSLBMは、ミサイル防衛の上でも難度が高いのかもしれない。

だが迎撃能力を超える多数のミサイルを撃たれたら地上発射型であろうとも厳しい。

もしかしてSLBMだとどこの国が発射したか曖昧にできて、うちはやってませんよという強弁ができる。

から撃ちやすい、今そこにある日本危機はこれだ、という理屈なのかな。

なんかダラダラ書いてしまって飽きたので切り上げるけれども

対応すべき脅威は幅広いのに、ピンポイントSLBM対策のためだけに原潜保有します。

抑止力コストが見合うかどうかはおおいに疑問がある。

発言への疑問点:3)について

戦略原潜ではなく攻撃型原潜を保有せよ。SSBNハンターSSNだ。

ということだと思うのだけれども、戦略原潜に戦略価値はあるけれども、

戦略原潜を沈めることには価値はないということは「沈黙の艦隊」で履修していてほしかった。

抑止力のために戦略原潜をつけ狙う攻撃型原潜を日本保有するとして、中露だけに限っても何隻持てばいいんですか?

マンツーマン張り付きして全数撃沈できなくても半分くらいでいい?

あるいは1隻でも落とせるのならば抑止として機能する?

戦略原潜がSLBMを発射する前に攻撃しないと阻止はできないけれども、攻撃すると核戦争トリガーを引いてしまう。

ミサイル発射の後に何隻か原潜を潰しますよ、それって抑止として効くんですか?

全部の原潜を同時に潰せても他の手段での報復攻撃には無力ですよね。

SLBMの射程は長く敵国のどこでも狙えるので、原潜は基本的自国安全を確保している海域遊弋している。

ロシアならオホーツク海中国なら南シナ海

そういう監視の目が張り巡らされたところへ何隻も日本の原潜を派遣して、

だけども海上その他から支援はまったく期待できない。

厳しい任務になりそうですね。

発言への疑問点:1)について

ということで、攻撃型原潜で敵国の戦略原潜への抑止とするのは無理があると増田は考える。

で、玉木代表が考えなしに発言しただけだ、と終わらせるのも可能だがもう少し続ける。

抑止力たる原潜はSSBNだけだが、最初からSSBN保有を目指すのは国際的にも国内的にも明らかに無理だ。

なので、前段階としてSSN配備する、巡行ミサイル搭載用と称してミサイル発射管をつけるのもいいだろう。

といったヘリ空母からF-35B搭載型へ改修予定のいずも型のような事を構想しているのかもしれない。

うーん、日本常任理事国入りしたらできそうですね。

一般的核武装とも関連する問題点

オーストラリアSSN核兵器拡散条約(NPT)の体制のものへ与える懸念から他国の反発がある。

中露が反対するのは当然として、友邦とみられるNZ懸念を示し、領海への進入拒否を明言している。

今の原潜保有国は米露中英仏印の6ヶ国だけであり、豪は非核保有国としては初となる。

NPTでは核兵器への転用禁止を条件にIAEAの核物質査察の一時停止を求められる条項があるが

豪は原潜の核燃料にこの規定を使うとみられ、これが兵器級の核物質拡散への懸念とされている。

豪が実際に原潜から燃料を取り出して核開発するとは考え難いが、日本と並んでNPT体制優等生だった豪が原潜配備に走れば

他の国でも原潜保有を望む声が起こるのは予想でき、AUKUSによる豪への原潜供与を支持した国がこれに反対することは難しい。

そういった国の中から核燃料を取り出して核兵器への転用したり、横流しするのが出てくる可能性はある。

またSSNだけではなくSSBNだ。

核武装するとなれば抑止力がどうのじゃなくて日本経済制裁を受ける。

祖国防衛のためにウクライナに攻め入ったロシアみたいな本末転倒になる。

経済戦争

冷戦西側勝利で終わったが、最多の核弾頭を持っていたソ連が敗れたのは経済的軍拡についていけなかったためともよく言われる。

周辺国の脅威に対して日本も軍備を拡大する必要があると増田も思う。

しかし、冷戦後とバブル崩壊後と失われたn十年がほぼ重なっている日本というのは

他が皆走っている世界経済の赤の女王国の中で牛歩戦術をとっている国であり

相対的に後退しているわけで。

経済成長なくして安全保障もないと思うんだよなあ。

防衛予算のGDP比も、経済成長GDPを拡大させるといった話にはならない。

2%でもいいけどね、そこは。

財務省資料の、戦車ジャベリンでは価格の非対称がありジャベリンコスパ良し。

弾道ミサイルミサイル防衛では価格の非対称があり弾道ミサイルコスパ高い。

そうだね。

財政健全化だね。

財政健全化のためなら核ミサイル抑止力担保してジャベリン持って経済制裁されるのも辞さないよね。

2022-03-19

プーチン大統領ワシントンを核攻撃すべきではないか

この戦争は、クリミア戦争以降ウクライナ兵器を大量供与してきたアメリカと、それに対抗するロシア戦争である本来クリミア戦争当時のウクライナに、ロシアと戦えるほどの軍備はなかったのだ。あったのならクリミア半島割譲するような事態にはなっていない。つまり実質的には、今戦争アメリカロシア戦争と言って差し支えないだろう。

ゼレンスキー自体、時期的にトランプ擁立した役者と見て良い。彼の持論はNATOへの加盟によってウクライナを対ロシア前線基地とし、沖縄のような経済的利権を得る事にあるわけだが、それはとどのつまりウクライナ戦場に仕立てるものに他ならず、愛国者とは到底言い難いものである。つまりはその発想自体アメリカによってもたらされたものと考えるのが妥当だ。

アメリカシナリオは2つある。1つはこれまで同様にウクライナ軍事支援し、泥沼化を維持することである。これによってロシアウクライナどちらも疲弊させる事が出来る。周辺諸国の参戦も望め、軍需産業的に悪い話ではない。もう1つは、ロシアウクライナ国内戦術核を使わせる事である。この場合NATOとして平和維持を題目としロシアに侵攻出来る。国連からロシア追放し、傀儡国家日本常任理事国にでも据えるようなシナリオもあるかもしれない。いずれにしてもアメリカは無傷である

ウクライナをけしかけたのはアメリカである。このことは当然、プーチンも気付いている。ならば、プーチンとしては何をすればよいか

その答えの1つが、ワシントンSLBMを撃つ事であるニューヨークも良いだろう。MIRVなのだから西海岸東海岸に1本ずつお見舞いするのがいい。

アメリカは今戦争においては、あくまウクライナ支援する国の1つに留まろうとしている。いわば、代理戦争をさせている。もちろん、経済封鎖によって自国も多少の損害はあるだろうが、今後得られるだろう利益に比べれば安いものだと思っているのだろう。極東が潰れれば、あと目障りなのは中国くらいだ。やはり、今のままではアメリカの腹はちっとも傷まないのだ。

このアメリカ戦争の表舞台に引っ張り出すには、アメリカ本土への核攻撃しかない。無論、第一波への報復としてクレムリン消滅するだろう。しかし、大国同士が核をバカスカ撃ち合ったらどうなるかは火を見るよりも明らかであるため、第二波を撃つ前に両国ともブレーキが掛かるはずである。その結果として、両国とも痛み分けで終わる可能性が非常に高く、結果的アメリカの描くシナリオよりもロシアにとって有利な条件で終戦を迎えられる。EUも、中国など他の核保有国も、自国ターゲットにならない限り核は撃たない。世界大戦にはなり得ないのだ。

眼下のウクライナだけに目を奪われていては、ロシアにもウクライナにも未来はない。誰が誰と戦争をしているのか、プーチン大統領は賢明判断をすべきである

2022-03-06

anond:20220306000619

核武装っては核弾頭だけじゃなくて運搬手段も含めた言葉

核弾頭のついたSLBMなりICBMなりを敵の大都市にブチ込むことができるって意味

モスクワはまあ距離的に若干ハードルがあがるにしても

ウラジオストクなり北京なりにIRBMをブチ込むことができるようになるのは可能

そして日本が核報復可能とき、中露は日本を大規模侵攻できない

(繰り返しになるが、小規模武力衝突、例えば尖閣への侵略核抑止できない。だが東京福岡札幌といった都市への大規模侵攻は核抑止できる。)

日本を滅ぼすために自国民大量死することになれば、独裁体制が維持できないからだ

2022-03-05

徴兵制現代戦でも有効なのか?

軍事クラスタでは従来、徴兵制現代戦ではメリットがないというのが常識だった。

それが覆ってるのかもしれない。

ウクライナ事態は、徴兵制有効性を証明しているように見える。

陸戦に限れば、常勤職業軍人でなくても対戦車擲弾や自動小銃武装すれば十分な戦力になる。


ノルウェーフィンランドデンマーク

スウェーデンウクライナスイスエストニア

リトアニア徴兵制採用している。

中には北欧のようにリベラル理想とするような国々もある。

そういった基本的人権民主主義平和を重んじ国民幸福第一に考えるような優しい政府の国々で徴兵制採用されている。


日本も将来、徴兵制採用するのだろうか。

日本海洋国家から徴兵制意味がない、という反論があるだろう。

だがこのまま中国との海軍空軍の戦力差が広がり続ければ、ランチェスターの第2法則が顕著に働く海戦空戦では全く勝算がなくなる。

そうなったとき徴兵制意味ないとはいえないというのがウクライナの戦訓であるように見える。

まり日本本土での陸戦で出血を強いることができる体制を構築するための徴兵制独自で持てる拒否抑止力となる。

自分徴兵されるのはとても嫌だけど、将来が不安になる。

そうならないように、日米同盟強靭化と、韓国のようなSLBM,SSBN開発をして核武装にいつでも移れる状態になることで抑止力の確保をしてほしい。

2022-02-27

anond:20220227001634

韓国がそうしているように、SLBMとSSBNの自国開発。

いつでも核武装できる準備くらいは整えるべき。

2020-04-28

日本核武装すべき理由

MD有効性の消滅

敵性国家同盟国の動向

核兵器の、弱者強者を抑止できる性質

最小限抑止(minimum deterrence)とは

相手に耐えがたい打撃を与える最小限度の核戦力を保有すること」英国場合で言えばソ連人口の約20%を死亡させる能力

https://news.yahoo.co.jp/byline/koizumiyu/20130826-00027568/

2019-10-02

北朝鮮SLBM発射してたんやと

僕も潜水艦からミサイルを発射しちゃいそうです

2017-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20170414190833

第七艦隊を失いそうだからという理由で上記のようなリスクアメリカ容認するかね

 
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