「Web2.0」を含む日記 RSS

はてなキーワード: Web2.0とは

2010-10-19

いつになったら

web2.0とかブログとかtwitterとかfacebookとか、なにやらかにやらでweb業界騒いでいるけど

ちょっとアクセスが集中したくらいで鯖落ちしてサイトが見れないっていう、

根本的な問題が解決できてないよねぇ~

ホームページが一般的になってから10年以上経つのにさぁ

技術者はなにやってるの???マジで!!

2010-09-28

実はお前ら結構今の世の中楽しんでんだろwww


とか

ふと思ったのでチラシの裏

100年に一度の不況中国の猛攻にGDPの逆転劇

加速するITソリューションとかいうやつにスマートフォン流行やら

無線通信技術の発達に使い放題の光通信Web2.0(笑)だのクラウドだの

年金制度崩壊老害どもの死亡隠蔽、空前の政権交代民意で弄ぶ総裁椅子

悲惨だのと騒いでいるようで

やってることはおもちゃではしゃぐ子供のようで、

環境ホルモンの異常だとか干拓だのムツゴウロウだの

マスコミが取り上げなくなればその結果どうなったのかは忘れちゃったり

記憶力も3歳児

ほんとうに子供が次から次へと与えられるおもちゃではしゃいでるようにしか見えない

かくいう俺もそうなんだけどさw

たのしくね?

今の世の中ってさ

すごいワクワクするんだよ

2010-07-06

気がつけば今週末は参院選ですよね。

結局ネット選挙はお流れになってしまったわけですが。

なんとなくネットでそんなに議論が盛り上がっているようにも見えないのは気のせいか。

単に私がワールドカップとか相撲に気を取られたりしていたからか。そうですか。そうですね。

とある方が2年前にこんなことを言っていました。

2008-09-21 “政治影響力”方程式:チャンスなのにね。

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080921

若い世代が自分たちの政治影響力をアップしようと思えば、上式の左側の4要素のどれかをアップさせればよい。人口はもう無理、でしょ。ニーズの多様性は操作できるものではない。操作できるのは“投票率”と“結束力”です。そしてね、ちきりんは思うわけ。これはチャンスでしょ?と。このふたつは若者が得意な“IT”とか“web2.0”とかがすごく有効な分野じゃん!と。携帯電話から指紋で個人認証投票できるようになったら若者投票率は大きく変わるよね?誰に投票すべきかの議論がウエブで自由にできるように選挙関連法律が変更されたら大きな影響があるよね?

<中略>

でも現実にはそういうの、あんまり見ない。なんで盛り上がらないのかしら。もったいない感じだわ。若い人が政治に求めるべきことは雇用対策やら福祉、景気対策ではないはず。ただただ「電子投票制度の導入」と「ネットによる選挙活動の解禁」にその主張を集中させて実現させることが今は一番大事なのです。ここさえ突破すればあなたたちの政治力は2倍にできるかもしれないのよ。雇用だの税金だのに関する制度は「政治力をもった後に」どうとでもできるでしょうが。



1年前に同じことをおっしゃっている方がいるので、

たぶん問題は解決していないんですよね。

2009年07月28日 若年層は衆議院選挙にいこう:世代別投票率及び人口比較とその有効投票数へのインパクトの試算

http://www.kotosaka.com/article/124457691.html

若者選挙にいこう。良く言われる事だし、色々なデータもそろっているし、これを取り上げているブログも多いが、奇麗な図表にして、大事な事だから二度言う事は重要だと思うので声を大にして言いたい。20代から40代は選挙にいこう。我々は未来しわ寄せを受ける世代で、到底ばらまきを許容出来ない世代なのだから。

そして、選挙に行けば、政治は変わる。少なくともばらまきの方向性は変わるのだ。



よく調べていないけど1週間くらい前にこんな記事があるんだから、

やっぱり問題は解決していないんですよね。

2010年06月26日若者政治離れ」が叫ばれ「投票率は間違いなく下がる」、おまえら選挙行くよな?政党決めたか

http://netouyonews.net/archives/3326075.html

若者政治離れ」が叫ばれるなか、「20代の投票率80%」を目指して活動しているのが学生団体 「ivote」だ。

2009年衆院選から1年弱で、若者政治に対する意識はどう変わったのか。同団体代表の原田謙介さんに聞いた。

投票率は厳しいですね。

07年~09年まで、若者投票率は上がり続けていましたが、今回は間違いなく下がりますね。



まぁネット選挙に関しては民主党自民党も推進ムードになったのだから、

世の中変わってはいるんだろうけど、結局できていないし。

Changeなんてそう簡単にできるもんじゃないですね。

そんな中、自称若者な皆様はどちらに投票するつもりですか。

というかそもそも投票に行きますか?

2010-06-09

クラウドクラウド言ってる奴らに

「そう言えばWeb2.0ってお前んとこでどうなってる?」と訊いてみたい。

2010-06-03

今のWEB面白いですか?

酒呑み乱文失礼。

俺はIT業界10年目、三十路手前でWEBシステム開発屋を個人でやっている。

IT業界の一部はプチバブル状態で、こんな俺でも毎月100万程度は稼げている。

運良く恋人もいるし、忙しくて旅行に行けない事を除けば今の生活に不満は無い。

うん、多分、リア充なう

それでも、常につきまとう焦燥感

無知顧客に対して、

広告代理店が無茶な営業(無理矢理な新技術の売り込み。セカンドライフに始まり、WEB2.0ブログiPhoneアプリツイッターetc)

してくれるおかげで単価の良い仕事は割とある。

しかし、どれもこれも代理店利益を得るために流行りの単語を並べて企画を立てただけに過ぎず、、

成果物を見ても「誰得?」なものばかり、ユーザ数よりクレーム数の方が多かった事案すらある。

薄々顧客気づき始めている。

WEB制作側のオナニーはもう見飽きた。

数年後にはイカ臭制作物でWEBは埋め尽くされるのか?

7年くらい前、ブログ流行る前。

geocities流行り、独創的なホームページが溢れ、

ウェブサーフィンするだけでも楽しかったあの頃。

好きな人サイト更新されるだけでワクワクしてゲストブックにコメント書いてたなぁ。

今はRSSリーダと向かいながら、ツイッターで気軽に馴れ合い

情報スムーズに手に入るけど、何かが違うんだよなぁ・・・

うーん。

酔ってて上手く伝えたいことがまとめられないのだが、

今のWEBって面白いですか?

今のWEBに満足ですか?

2010-04-23

Twitterは良すぎるのかしら?

From Creating Passionate Users

By Kathy Sierra

2007年3月

私はTwitterが怖い。これだけ人気があるサービスだけれど、私は少なくとも三つの問題点を見て取れる: 1)Twitter心理学にいう「間欠的不規則報酬」のほとんど完璧な実例である。これはスロットマシンが人を惹きつける仕組みと同じ。 2)Twitterを使うことで得られる強力な「人とつながっている感覚」は、脳を騙して「何か有意義な社会的交流を行っている」と思わせてしまいうる。その一方で、脳の別の(古い)部分では、そこに人間の生存にとって重大な何かが欠けていると「分かっている」 3)Twitterは「常時マルチタスク状態」の問題を悪化させる要因の一つであるーーもしかしたら他のものよりもっと強力かもしれない。Twitterをしながら(もちろん、emailでもチャットでも同じ)、深く考え込んだり、フローの状態に入ったりすることはできない。

[注意: 私はこの問題について本当に少数派みたいで...ほとんど100人中99人がTwitterを支持している状態だから、たぶん私が間違っているのでしょうね(でもとりあえず書いてみるけど)。それと、この記事の大部分は、関係するテーマについて私が書いた様々な記事を混ぜ合わせて作ったものです]

この三点についてもっと詳しく見てみましょう:

1) Twitterスロットマシン

スキナー発見の中でも最も重要なものの一つは、間欠的に強化された行動は(継続的に強化されたものとの対比において)、最も消えにくいということだ。言い換えると、間欠的な報酬予測可能な報酬より優れているのだ。これは大抵の動物トレーニングの基礎となっていて……人間にも応用が効く。スロットマシンがあんなに人の心に訴えるのはそのためで、別に中毒にならずともこのことに気がつくことはできる。

Time誌のマルチタスクに関する記事より:

テクノ心理学者パトリシア・ウォレスは〔中略〕Emailがーー十代の子供のみならず成人に対してもーー持つ魅力の一部はスロットマシンの持つ魅力に似たものだと主張している。「間欠的変動強化を受けているのです」とウォレスは説明する。「毎回報酬をもらえるのか、またどれくらい頻繁にもらえるのかがはっきりと分からないがゆえに、ハンドルを引き続けるのです」

2) 人とつながっているという感覚

多くの人にとってTwitterの最大のメリットは、他の人とよりつながっていると感じられることにあるようだ。カーソン・システムズのリサは、Twitterを擁護するテラ・ハントの記事へのコメントの中で、これを次のように表現している。

Twitterは友達の感情地理的な場所、動作を記録することによって〔中略〕このギャップを生めてくれる。まるで私たちが本当にそこにいるみたいにね。このおかげで『本当に』つながっているって感じになるの」

これは本当に良いことなのだろうか?

おそらく、答えはイエスなのでしょう。たぶん、ほとんどの人にとっては。けれど、「人とつながっているということは常に良いことだ」という反射的な回答は批判的に検討してみる価値はあると思う。UCSFの神経生物学者であるThomas Lewisさんは、「注意しないと、たとえ実際はそうでない場合であっても、人は脳の一部を騙してーーはるか昔より人の生存にとって不可欠なものであるーー本当の社会的交流を行っていると思わせてしまう」と主張している。これは不快な(しかし無意識の)認知的不合致、つまり脳が必要だと思っているものを取っているのだけど、「科学的に完全に分かっているわけではないけど、おそらく嗅いで感じられる何か」を満たすには足りないという状態につながる。彼はこれをTwitterについて言ったわけじゃないけど……Conference on World Affairsで彼の講演を聞いた時には、emailやチャット、さらにはテレビにまで言及していた(脳は「人々」を見ていると認識して、社会的関係を持っているに違いないと考える(GOOD)、けどそこには何かが欠けているとも気がついている(BAD))

Lewis先生はとても多くの研究を引いていたけど、私はそれを書きとめなかったので、このことは割引いて聞いてもらってもいい。加えて、私は彼がemailやチャットについて述べたことをTwitter拡張していることにも注意。けれど、Lewis先生が言うことには、私たちがこのようになる理由の一部は、私達の脳が体の身振りや顔の表情や声の調子などを解釈する先天的能力を発達させていて、こういう情報チャンネルを予期していることにあるのだという。だから、社会的交流があるように見えているけれども、この先天的な、昔ながらの脳の機能の一部が働いていない状態になると、ストレスを感じるのだ。

繰り返すけれど、だからといってそれに見合う価値がないというわけじゃない。これは遠くに離れた家族や友達とつながっているには非常に有益なものだ。私が言いたいのは単に、これが一部の人々に「私はつながっている」という誤った感覚を与えていて、現実のつながりを犠牲にさせているかもしれないと問うてみる価値があるということだけ。

隣の人とコーヒーを飲むのは、千のTwitterの投稿より脳に多くを与えてくれるかもしれない。

これと同じような議論はずっとなされてきたし、テレビにだって同じことはいわれているけど、それだからこの話が間違っているということにはならない(孤立したカナダ人の村にケーブルがようやく開通すると、集団のIQが下がってしまったという研究がある...とルイス先生は講演のなかで述べていた。私はこの研究への引用ウェブで見つけることができなかったけど)

皮肉なことに、Twitterのようなサービスは同時に、仲間の輪の中に入っていないのではないかという心配を一部の人たちに植え付けて、「つながっていない」という感覚を起こさせる。「常に更新している」ことの重要性を高めることで、十分頻繁にtwitterをチェックしたり投稿したりしていない人たちの「何かが欠けている」という感覚を増幅させてしまうのだ。

3) Twitterは最も(厄介に)継続的な注意散漫状態を作り出すものである

前の私の記事より:

最悪なことに、この押し寄せる投稿は、私たちのほとんどを最も幸せにしてくれる「あること」から引き離してしまうということだ...つまり、フローの状態にいることから。フローの状態に入るには深く考え込み、意識を集中させる必要があるけど、この種のコンテキストを切り替えるものはそのどちらも妨げてしまう。フローの状態では知識やスキルを意欲的に使う必要がある。これはマルチタスクで(食べながらや、テレビを見ながらなど)できるような頭を使わない仕事とは全然違う。フローでいるには、ある程度の時間を使って知識とスキルを脳のRAMにロードする必要がある。そして、それが大きいものであれ小さいものであれ、より多くの邪魔が入るにつれて、ますますフローの状態にはたどり着き難くなる。

しかも、フローの状態に入れなくなるというだけではない。およそ何かについて熟達するということもなくなってしまい、エキスパートにもなれなくなってしまうのだ。脳科学者に尋ねてみれば、エキスパートとなるのに重要なのは天才かどうかではなく、物事に集中できるか否かなのだと教えてくれるだろう。

情報過多という現象に対する反動はもう見えている。Web2.0 VC はかなりの額を、情報を整理(されたままに)する サービス約束する会社に注いでいるみたい。43 Foldersがトップ100のブログに入っているのにはそれ相応の理由があって、それは単にMerlin Mannがカッコいいというだけではないの ; )

たくさんの人がこのことについて語っている。でも、たぶんLinda Stone以上に雄弁な人はいないと思うけど:

継続的な注意散漫状態とは、半端な注意を払うということーーそれも絶え間なくね。これはネットワークライブノードでいたいという欲求に基づく行動だ。別の言葉で言えば、私たちは人とつながりたいし、つながれた状態でいたいの。どんな時でも、チャンスを見逃さないように効率的に目を見張らせようとし、最も良いチャンスや行動や関係のために最適化しようとしている。忙しくすること、つながっているということは、すなわち生きているということ、他者から認識されること、そしてなにがしかの存在となるということなの。

絶え間なく部分的な注意を払うのは、何一つとして見落とさないため。常時つきっぱなしで、どこへでも、いつでも、どんな場所でも働くもので、人為的に作出された慢性的な危機感もこれに含まれる。この人為的で慢性的な危機感というのは、マルチタスクというより、継続的な注意散漫状態に典型的に見られるものよ。

要点:

Twitterを使うことにメリットがあると思う? もちろん。Teraはこのメリットを本当によくまとめている(その全てがメリットであるとは考えない人もいるけれど、その人たちもテラの主張には賛成の立場に立っているのであって、大事なのはその部分)

人々がTwitter責任を持って使えると考えているの? しっかりコントロールしつつ、twitterを使うことで注意散漫になりすぎたり、(タブロイドニュースTVアメリカでこれほどまでに広まった原因たる)覗き見のたぐいを避けて?

当然、そう思っている。

私が言いたいのは、ごまかしを避けて、「常に注意をそそぎつづける」というウサギ穴にどれだけ深く入り込みたいと思っているのかを判断してみるべきだというだけ。

私はTwitterターゲットではなかったーー生まれながらの独り者なのよ。私はそこまでつながりあっていたいとは思わない。そして、ミステリーを残しておくという美学が大好きなの。それだけ多くの人たちについて、そんなにも多くを知りたいとは思わないし、人々にそんなに私のことを知ってもらいたいとも思わないの..それが日常のことであれその他のことであれね。だから、これは私がマイノリティたるゆえんで、私のTwitterに対する恐怖は、私独自のーーねじくれてあまり一般的でないーー個人的な性格に由来するものなの。


本文書は原文著作権表示にしたがい、Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 2.5 Licenseのもとで利用できる。なお、訳者著作権は全て放棄する。

2010-03-04

マーケティング戦争か否か論争」にみるいじめの構図

Twitterの中で起きている「マーティングは戦争か否か論争」。

この発言をした某氏広告業界周りの人達フルボッコにされている。

このお方、Web2.0の時も独自の論理展開で一部の人たちには不評を

買っていた。なんかスカしてて鼻につくところと、対立しなくて良いところに

反応してしまうので話が噛み合わないのだ。

こういうやつって子供世界でもいじめられるよね。

で、いじめている方も典型的ジャイアンで、取り巻きたちが某氏への人格攻撃にすら

「そうですよね~。」とおべっか使っているところが如何にも気持ち悪い。

少しは広告業界でも反対意見が出ても良さそうなもんだろう?

広告戦争かどうかなんてどうでもいいが、ここまで広告業界の人が叩くのは

某氏マーケティングに関する発言が成果主義的なのが勘に触ったのだろうと思う。

ネット上ではクライアントから明確な成果を求められてしまうが、トラディショナル

総合広告代理店はそれに馴染めない。Web専業がそれに特化していることが面白くない。

総合広告代理店CPAで計れないブランディング?を提供しているとか言うが

ネットではそれは至難の業。ネットユーザーが求めているのは情報

ネット広告の中でお姉ちゃん映像やらゲームを見せられたって記憶に残らないから。

業界人間を除いて、こうしたキャンペーン企業名を合わせて記憶に残る事例って何がある?

そういうのは今までどおりTVでいいんじゃね?っていうのが広告主の本音。

まあ、花火打ち上げるのが好きな広告担当者が逆のことをいう場合もあるけどさ。

某氏の発言はその辺を示唆するんで本能的に拒絶してしまうんだろうね。

2010-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20100121123031

信夫で脊髄反射するなw

はてブも出始めはもちお

「これはフォークソノミー集合知で新しいWeb2.0社会日本にやってくる!!」

とか盛んに煽ってたんだけど

現状は人気声優ちょっかい出したファンにウンコ投げつけたり

そんなはてブが351usersで大人気とか

なんだかなぁ~~

2010-01-19

http://anond.hatelabo.jp/20100119121313

お前ら、みんなでAJAXWeb2.0Javascriptマンセー!!してただろ~

「え?Javascriptまだ切ってるの?」とか何度も見かけたぞ

2009-12-26

2010年からネットの二大害悪粛清される。

知らないでは済まされないが、知らない人も多数いるだろうから説明すると、

・要らない

・使いにくい

この二つが、ネットの二大害悪と呼ばれるものだ。

ところで、80:20の法則というのがあるが、俺は96:4の法則というのを独自に発見した。

それによれば、リアル世界では、80%のモノがクソなのに対し、

ネット世界では、96%のモノがクソだという法則がある。

80:20の法則では1/5が非ウンコなのと比べてもらいたい。

96:4の法則では、なんと(1/5)^2である1/25が非ウンコというふうになっている。

これは全く予期していなかった偶然であり、数学的にも美しい法則なのだ。

それでだな。ロングテールとも言われるように、ネット世界では通常の80:20の法則は通用しないのだよ。

web2.0が取りざたされた時期は、ロングテールがまるで掘り出し物のごとく良いモノ扱いされてたが、

ああいうのは真っ赤な嘘もいいとこだ。

ロングテールはクソ。これが2010年からの新常識である。

ネットユーザの要求レベルは年々上がってきている。

いい加減クソを有り難がる時代は終わる。

96%を有り難がるのでなく4%のものを有り難がる。

価値観の多様化なんてクソの量産でしかないと気づき、ホンモノ志向になる。

そうすると、冒頭に挙げた「要らない」「使いにくい」ようなサービスはどんどん廃れる。

もうこれは必然的な時代の流れだ。俺は4年前から予言していたわけだが。

web2.0ライフハックだとチンケな夢に目を輝かせてる連中を冷めた目で見ながら、

ホンモノを追究してきた0.16%の人なわけである。

おっと何故0.16%か。それは、4%の中の4%だからである。(1/25)*(1/25)=0.0016だから。

4%の人が「本当に必要な」Webを追究してきたとすると、

さらにその4%の人が「本当に使いやすい」Webを追究してきたのである。

そういう人はWebクリエイターの625人に1人しかいない。

いまは残りの624人の声があまりに大きいので、

そういう一部の人の声が覆い隠されてるのが現状だが、

やがては状況は好転する。

いまのはっきり言ってゴミクズ同然のWebサイトはどんどん消える。

2010年を迎えた今、新しい歴史歯車は着実に回り始めている。

「要らない」「使えない」という二大害悪は徹底的に粛清される。

ウンコの復権により、サイバースペースリアル社会と同様に80:20の法則に支配されるようになることをここに予言する。

俺が6年前に予言したのが第一Web予想とすれば、第二Web予想。リーマン予想に匹敵する話題性をもつ予想だ。

2009-12-03

いぜんWeb2.0なんとかという本を書いた有名なひと

いぜんWeb2.0なんとかという本を書いた有名なひとが「日本Webは残念」とか何とか発言したことで日本ネット市民から総スカンを喰らったことがありました。

僕は特にこの人物のことを知らないし、知りたくもないし、何の感慨もありません。

でも「言っていることがチョッとヘンだな」と感じるのです。

この人はシリコンバレーに住んでいる(?)らしいけど、その視点からアメリカインターネットの論壇は日本のそれより遥かに上等だということを吹聴して回っている印象を受けます。

Well, let me tell you....

言わせて貰えば別にアメリカネット論壇が日本より遥かに上質ということはありません。

だいたい、シリコンバレーまで来て、将棋の話とかして欲しくないと個人的には思います。

(もっと伝えることがあるだろうが!)

僕だけですかね、そう思うのは?

まあ、サバティカルに入るというのは大いに頷けます。これだけエキサイティングなことがどんどん起きている今のシリコンバレーで、そんな事しか伝えられないということは彼はとても充電を必要としているということです。空っぽなのは彼の方であって、日本ネット論壇でもないし、シリコンバレーでもない。

ネタ切れなのは本人だけです。

http://gaikokukabuhiroba.blogspot.com/2009/12/uprising.html

2009-11-09

ブクマ乞食を見て色々と妄想(もうぞう)したこと

まぁ、ぶっちゃけて言うならハックルさんとか、分裂君とか、

明らかにホッテントリになることを意図してブログ更新し続けている人のことですね。(どうでもいいけどハックルさんはもうブロガーとしては終わったね。まぁそれが本人のためにもいいと思う)


実はですね、自分も何度か増田ライフハックやら何やら駄文を書いていたりするのだけれども、

ホッテントリになることしばしばで、望夫タソの言う「上位1%の書き手」なのかなぁとうぬぼれていたことがありました。

こういう風にやると50usersぐらい、これなら1000usersぐらいブクマされる、ってんのも大体投稿する前に分かるんですよね。

ブクマゲットゲームにハマっていた時は、年間で1万以上ブクマをもらっていました。


んで、そんだけやりこむと、飽きるわけですよ。誰が知ろう、百尺下の水の心を。水の深さを。などと最大のライバルを倒して悟りきった武芸者みたいになっちゃったわけですよ。

じゃあはてな村を出るかとか思って、色々と旅に出たこともありましたが、幸か不幸か、日本における「論戦好き」とかギークコミュニティではやっぱりはてなが先をいっているところもありまして、結局舞い戻ってきたわけであります。

遠くからうんこを投げつつも定期的にブコメチェックはしているらしい池信先生や、ココログ引っ越したかと思ったらメモ日記を新たにはてなで立ち上げた最終弁当さんとか、増田の戯言にマジレスしちゃう江川達也さんとか。


んじゃなんでこんなにもはてな村とかはてブって中成功をおさめられたのかと言えば、多分に、「あるネタを肴に語り合いたい」ってみんなの欲求がまず第一であって、SBMとしての良サイト情報共有はその次にあるんかなぁと。web2.0とかweb2.0的なサービスってんのがどんなものを指すのか不勉強自分にはよく分からないのだけれども、ユーザー側としては2chニュー速板とかの>>1を肴にうんこ投げたり皮肉ってみたり議論してみたいだけなんじゃないかなぁと。

言ってしまえばはてブってニュー速を総コテ化してsage機能を奪っただけなんじゃないのかな。とかなんとか、つらつらと考えているのだがよく分からない。


そんならソースコメント欄とかでやりあえばいいんじゃね?と思うけれども、うんこを投げられる側としては記事と同じページが糞まみれになるのは嫌なわけで、コメント承認制どころか閉鎖してしまう人さえも多い。個人的には承認するしないは勝手だけれども、「コメントはてなユーザーに限る」ようにするのは、それってブログというよりmixi化しちゃうんじゃね、ブコメができるのも結局はてなアカウントを所有する人のみだし、なんていうか、つまんないよねとは思う。

ところで、うんこに限らずブコメに返信って記事を書いた人としては面倒というか、困難というか、ぶっちゃけブコメした人ってそのあとはもうあまり見ないのでレスポンスがあってもそれっきりというか、とにかく面白くない。


結局、コメントしている側としては「コメント欄ダイブして記事書いてる人と直接あいまみえるのはちょっと怖いです><」って人や、そもそもコメントしたくともするところがないのでしょうがねぇなって感じなだけなんであって、要するに「外部のコメントサイト」が欲しいだけなんだよね。

だからこそ糞みたいな記事がホッテントリになるんだよね。ブクマしないと、コメントができないから。誰かさんはそういう特性をよく理解しているから、あえて論理を飛躍させたり、ツッコミどころを確保するといった高等テクニックを用いてじゃんじゃん釣りまくってるわけです。


そんなら、はてなラボサイトごとにスレッドを立てるみたいなサービスも作ればいいんじゃね?とか思うこともよくある。あくまで実験的に、はてなidによる総コテハン化されたニュー速空間を作るって感じ。無論掲示板なので、レスの応酬も可能。透明あぼんみたいな機能だって技術的に余裕でしょ?スレッドの勢いが上位になると、はてブでいうホッテントリになる感じ。

ネット掲示板ってインターネットが生まれる前から存在していた非常に古い媒体だけれども、最低限のS/N比を確保しておけば、なんだかんだ使えるものだとは思うんだけどな。もうちょっと鯖を強化する必要はありそうだけどね。今でさえ弱すぎって感じだから。


はてなidを使ってやりとりをするんだから、少なくともはてな村ブロガー様は直接その掲示板に乗り込んで、本人降臨キチガイうんこ投げコメンター様を真正面から論駁し、吊るしあげ、鬨(とき)の声を張り上げ、今まで日本酒ちびちび舐めつつもニヤニヤしながらブコメをつけていたネット弁慶村八分に至らしめることも可能といえば可能なので、結構面白いことになりそうです。まぁ、実際はそういったキチガイ様はidを変えて頑張りなさる可能性も高いので、そこまで大人げない行動をするのはあの人とかあの人ぐらいだろうなとは思いますが。

あ、あとAAはかなりウザいのでそこらへんは何かしら対策が必要でしょうね。


追記

ブコメへ。

goodhome2 「上位1%の書き手なのかなぁとうぬぼれていたことがありました」 お前俺に勝っているとでも思ってるのか?俺様増田ホッテントリ率は1.5本/dayぐらいだぜ?だぜだぜ?増田王の座は当分は譲らんぜ?

恐れ入りました。

はてなidによる総コテハン化されたニュー速空間」なら既にハイクがある気が。

んー、なんか違う気が。

かまってちゃん?

え、増田とかやってる時点で当たり前じゃね?

誰か・・・三行で・・・お願い・・・!

ネタ見るついでに一言云っとく感じだから、掲示板が出来ても稀にちらっと見る程度だろうなぁという気はする。

現にニュー速でもそういう方のほうが多いですよね。でも、ネウヨとかそういった類いの人種でない、本当の「事情通」みたいな人が何回も書きこんでくれる時とかもあるんですよ。そういう方々と邂逅するのがネット掲示板醍醐味ひとつですよね。まとめブログじゃそいつから直接情報を聞き出すことなんてできない(既にスレはないのだから)ので、やっぱROM専とかまとめブログオンリーってもったいないよなと思います。と言いつつもここ数年ニュー速は通ってないんですけどね自分

最近50文字を越えると切れの悪いコメントに感じるようになってきた。情報量増やしてもグダグダになるだけのような気がする。

自分も、長くても200が限度だと思う。

ブクマしないと、コメントができない』これ読んでひらめいた。いわゆる煽り系のウンコ記事をホットエントリーにあげないためには、コメントできるがブックマーク数としてカウントさせないボタンがあればいいのでは

それはいいかも。そもそもブックマーク訳語が「お気に入り」っていう日本の風習がおかしいよね。別に気に入ってねぇよ。自分ホッテントリで糞記事を見かけた時、こんな屑エントリこれ以上ageてたまるかって感じで絶対にブクマしないです。何か言いたいことがあっても。コメしたら負けかなと思ってる。

年間一万被ブクマ集めて来たならそれなりに知っていると思うが、この話は今まで食べて来たパンの数と同じくらいにわからないくらいやりとりされてきた話なんだぞ

ええ、存じております。しかしながら自分は「既出だからそれ」という考えそのものがナンセンスだと思っております。教育も、啓蒙も、その他もろもろも、ループこそが肝要だと、そう考えております。これについてはまた一つエントリが書けてしまうような内容なので、またいつか(本当か?)。

如何にもブクマ乞食が書きそうな記事

とりあえず俺はスゲー増田書きなんだぜって要約でおk?? まぁ↓で書いてるヒトもいるけどw

そろそろうんこが飛び交いはじめました。いやぁ、冒頭を読めば分かると思いますが、今回のこの記事は正直ブクマほしいなとかあんまり思ってないんですよ。別にすごくもないです。

"釣り道"を極めたものがブクマを制す。

これも同様、ミスリードかな。別に自分自身はあまり露骨な釣り文章書いてはいないんですよ。むしろ、実学系が多いかな?ブクマ乞食だった時期があるのは認めますけどね。タイトルとかお決まりの型みたいなのがありますからね。

VIPの人がアドレス毎の掲示板空間は作ってた気がする。正直そこまでいらないけど、ブクマメッセージに返信機能はちょっと欲しい

diggとかは議論できるようになってるんだけどね。

これがいくつのコメントつくのか予想して欲しい

コメ数は分からんけど、多分文章の内容、前提知識、長さから考えてブクマ数は50前後じゃないかなと踏んで書いた。後だしじゃんけんみたいで悪いけど、このペースだといい線いってそう。

あの、煽りでもなんでもなくて、「もうぞう」っていうのは何かのスラングですか? 誰も突っ込まないしわざわざカッコ書きだから、そうなんだろうとは思うんだけど…。

普通に妄想は「もうぞう」とも読みます。自分の知る限りネットスラング等の意味合いはないです。ただ現代人が「もうぞう」と聞いて想起するものがあるとしたら、まぁ、アレでしょう。分かる人には分かりますが、分からない人には分からないと思う。文学少年なら一発かな。


とまぁ、現在44usersものブクマがついているわけですが、ご覧のようにこれですら返信が至極めんどいありさまです。数百とかいったら、もう絶対無理。もし批判とかされたら、うんこ投げられっぱなしは必定ですね。

ところでブコメに「増田ってわざわざ匿名ダイアリーで書いてるくせに、『俺だよ俺!あれの記事のやつ!』みたいなやつって多いよね」というような意味のものがあった気がしたんだが、ない。ブクマ外されたか、ブコメを消したのか、分からないが、それに対して言いたいことがあったので、ちょこちょこ説明してみる。


増田ばっか書いてるやつ=匿名の卑怯者(池信論法)って図式をよく見るけど、正直特定が怖いだけならば最終弁当さんや分裂君みたいに匿名(と言っていいものか疑問、ではあるが、まぁ一応)のまんまでもブログって書けるじゃないですか。だからそれはちょっと違うよなと思う。

自分の場合はというと、単純に「みんなが読んでくれるから」。

ブログってブクマが3usersに達するまでが一番大変なんですよ。でも3を超さないと「新着エントリ」に出ない。その点、増田は常に誰かしら巡回しているので、3usersぐらいあっという間、それで内容さえよけりゃ簡単にホッテントリになる。一言で言うなら、「労せずしてホッテントリをとりやすい」「ブロガーとしてのキャリア蓄積というだるい期間を省略できる」ってんのが最大のメリットなんですね。要するに気楽なんですよ。更新サボっててもなんら問題ないし。ブロガー更新サボると村内での影響力が顕著に落ちるけどね。そんなの、くだらんっちゃ、くだらんが。

2009-10-17

twitter】Tweetup Tokyo 09 Fall の5年前にあったイベント

その昔、「GREE Night 2.0」なるイベントがあってだな、


http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/6677.html

http://neta.ywcafe.net/000420.html

http://nobi.cocolog-nifty.com/nobilog2/2004/09/gree_night_20.html


Web2.0(笑)時代の幕開けってことで、多くのIT業界有名人で賑わったモンだ。

初期のGREEmixiと比べて実名登録も多かったし、ビジネス色が強かったというか、「コラボしてビジネス立ち上げようぜ~」なんてITベンチャー気取りなやり取りが結構行われていた。

GREEWebデザイナープログラマースカウト、なんてのも珍しくなかったし。


その後、GREEで幅を利かせていたSFCを中心とした慶應閥に嫌気がさした連中がゴソッとmixi移民して、非ビジネス系の女の子が集まりやすいOFF会をボコボコ開催して、結局のところSNS対決第一ラウンドはmixiが勝ったのは周知の通り・・・サイトデザインも影響したんだろうが。


でも、かつての硬派なGREEも、今や釣りゲーだモンなぁ・・・。

そんな変遷を鑑みると、改めてこのイベントを契機に、5年後のtwitterの姿が気になる次第ではある。

出会い系とか?(笑)

2009-08-06

書籍から見るゼロ年代

今年でゼロ年代が終わる.2000年が始まったときはミレニアム!と晴れ晴れしい気分であり,まさかゼロ年代なんてカタカナで時代が表されるだなんて思っても見なかった.そんなことを近頃思っていると「そういや,2000年とか2001年ってどんな本が平積みにされてたっけ?」と思ったので,簡単にまとめてみた.これは客観的な統計データのまとめではないし,選んだ本やその解説には恣意性だって含まれてると思うけど,はてブ等でフォローしてもらえたらと思う.

一般書では『だから,あなたも生き抜いて』がベストセラーであった.閉塞感のあった90年代において日本経済社会システムも崩壊が始まり,これまでのような一億層中流社会は望めなくなった.そんな時代に単なるサクセスストーリーとしてだけでなく,「生き抜く」ことを薦めるこの本がゼロ年代最初の年のベストセラーであったことは興味深い.

経済書では『経済ってそういうことだったのか会議』がよく書店平積みされていた.お金のことは銀行専門家にまかせておけばよい,といった価値観から自分の身は自分で守ろう,そのためには少しずつでも知識をつけようという価値観へ既に変化し始めているように思える.

また,9.11以前に文明の衝突論を展開していたという点でハンチントンが後にもてはやされた.『文明の衝突』は1998年

また,ソーカル事件を発端とする科学論者と科学者間の間の論争である『サイエンスウォーズ』『知の欺瞞』が出版された.一連の流れにより,科学は正しいものという固定観念が崩れ始めるが,その悪影響として疑似科学が隙間に入ってくることとなる.

2001年は一般書・自己啓発本として『チーズはどこへ消えた?』や『金持ち父さん貧乏父さん』がベストセラーとなった.これらは自分探しブームの終焉でもあり,ありのままの全肯定でもある.その他の一般書では『声に出して読みたい日本語』のような日本語ブームが始まる年である.

ゼロ年代を象徴する批評家東浩紀が『動物化するポストモダン』を出版し,アカデミズムからサブカルへの転向,遅れてやってきたエヴァ批評として有名となった.その後の現代思想批評界は東浩紀とそのフォロワーによって進められることとなる.

また,疑似科学論争の大きなきっかけとなる『水からの伝言』がブームとなり,教育界では道徳の授業で使われたり,科学者集団がその疑似科学性を啓蒙したりする騒ぎとなった.

2002年は一般書では『生きかた上手』や『声に出して読みたい日本語』,『常識として知っておきたい日本語』がベストセラーとなった.また,『本当の学力をつける本』で陰山メソッドが有名となり,公立校進学校化など各々が一律である必要がなく,教育にも個性や多様性を認めるような社会風潮となっている.とはいえ,これらの風潮は後の格差社会と繋がらないとは言い切れない.

格差社会といえば,玄田の『仕事のなかの曖昧な不安』は社会安定を失った日本の将来を予見する内容であり,当時の日本社会空気を表す本としてピックアップすることができる.

不況下における人々の意識を表すかのように森永の『年収300万円時代を生き抜く経済学』がベストセラーとなった.この年を前後してエコノミストと呼ばれる人々が盛んにマスメディアに出るようになり,銀行に預けるのではなく,個人が投資する時代になったと盛んに喧伝した.

9.11以降の社会を分析するかのように,ネグリハートの『<帝国>』やチョムスキーの『メディアコントロール』などが読まれた.特に『<帝国>』は左派に大きな影響を与えたといえる.

2004年は『バカの壁』が大いにベストセラーとなり,養老孟司ブームが到来する.その続編でもある『死の壁』も同様にベストセラーとなり,これらと時期を同じくして,新書ブームが到来.多くの出版社新書に力を入れ始める.

仕事のなかの曖昧な不安』を受ける形で『13歳のハローワーク』が出版され,自分探し(何がやりたい?)と自己肯定(何をやっても自分らしい)が同時に薦められるような時代となった.その一方で堀江貴文『稼ぐが勝ち』が売れ,Tシャツ姿で六本木ヒルズで新進気鋭の社長となっているホリエモンが多くの若者共感と多くの大人の反感を買った.この共感した若者は『希望格差社会』において希望が持てない若者たちであり,株取引による一発逆転という大平光代サクセスストーリーとは別の形の逆転劇を夢想させた.

新書ブームを背景に『頭がいい人、悪い人の話し方』,『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』がベストセラーとなった.特に『さおだけ屋~』はタイトル売りという技を駆使し,その後多くのフォロワーを生んだ.また,これまで『仕事のなかの曖昧な不安』『希望格差社会』といった「労働」というジャンルハードカバー本であった内容がついに『下流社会』と新書の形をすることで大衆化し,格差社会というゼロ年代キーワードを体現した.

また,東一辺倒であった批評界において,『嗤う日本ナショナリズム』によって社会学の北田が登場し,2ちゃんねる批評というものが生まれた.これはゼロ年代が徹底的にサブカル批評へ偏ることを決定づけた.

相変わらずの新書ブームで『国家の品格』『人は見た目が9割』等がベストセラーとなった.『国家の品格』は養老孟司から続く理系人ブームを引き継ぐとともに,後の品格ブームを起こした.『人は~』は『さおだけ~』のフォロワーであるタイトル売りであり,『なぜ、社長ベンツは4ドアなのか?』といったフォロワーも生まれた.

また現在まで続く重要な流れとして『ウェブ進化論』『Google』『「みんなの意見」は案外正しい』といったWeb論が生まれ,Web2.0玉石混淆,群衆の英知といった言葉がよく聞かれるようになった.これらの著書により,これまでYahooを使っていた人々がGoogleに移行したり,Wikipedia大衆化したりするようになった.これらのWeb論はあまりにオプティミスティックであると当初から批判されたが,アーリーアダプターにしか知られていなかったWebの様子を大衆化したその社会的影響は計り知れない.また,『フラット化する世界』がベストセラーとなり,インドの台頭が認知され始めた.

品格ブームを引きずって『女性品格』,○○力ブームを引きずって『鈍感力』などが一般書としてベストセラーとなった.また,理系人による本として『生物と無生物のあいだ』が読まれた.

データ重要となったことを示すような本として『その数字が戦略を決める』がよく書店平積みされていた.Web時代においてGoogleが大規模DBデータをため込むようになり,既存の専門家よりもデータが多くを語るような時代が幕開けしたことを告げた.

その一方で,「炎上」という言葉が一般用語化し,梅田オプティミストによるWeb論に対して,Webの負の面を大衆化させるような本として『ウェブ炎上』や『フラット革命』が登場した.

また,格差社会論は「ワーキング・プア」や「ロスト・ジェネレーション」といった言葉を生み出し,ワープア論壇やロスジェネ論壇と呼ばれるものが生み出され始めた.特に「『丸山眞男』をひっぱたきたい----31歳、フリーター希望は、戦争。」という赤木の論考は衝撃的であった.

どういう流れからか,『×型 自分説明書』という血液型本がバカ売れした.これも疑似科学ブームの一端なのだろうか.そして,はてなー大好きの勝間本『効率が10倍アップする新・知的生産術 自分グーグル化する方法』がついにベストセラー化した.いつの頃からかライフハックという言葉がよく聞かれるようになり,多くの自己啓発本書店平積みされていた.また,サブプライム問題までは外資系コンサルが重宝され『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』が売れた.

批評界では東にケンカを売る形で宇野ゼロ年代の想像力』が,東のフォロワーとして濱野『アーキテクチャ生態系』が現れたが,どちらも東の影響を多分に受けており,ゼロ年代批評が東一辺倒であることを決定的にした.

ロスジェネ論壇ではその名の通り『ロスジェネ』という雑誌が創刊し,蟹工船ブームが生まれた.また,秋葉原通り魔事件が起こったことにより,多くのメディアによって事件が消費され,それらは常にロスジェネ論壇,フリーター論壇とともに語られた.

##せっかくISBN記法したのに,増田だと使えないのね.

文字ばっかりでごめんなさい.

2009-07-13

geocities終了

http://help.yahoo.com/l/us/yahoo/geocities/close/

yahoo.comの無料webサービスであるgeocitiesが、2009年10月26日で終了するという話。

web2.0の終了は、1.0に戻るだけだと思っていたのだが、こういう形で反動が来るとは予想していなかった。

表面的には、無料サービスであるGeoCitiesを閉鎖し、有料のYahoo! Web Hostingサービスや、その他の業者のwebサービス移転してくれという話となっているが、要はお金にならないからである。

geocities無料アカウントは、顧客webスペースを貸し出し、そのページにバナー広告を貼り付けることで運営費を稼ぐというビジネスモデルになっていたのだが、そのバナー広告が集まらないし、クリックされないし、売り上げに繋がらない。

ユーザーブログに移ったり、価値のある情報IRCTwitterにあり、オーソドックスwebには価値が無いという判断が下されるようになったのである。

web2.0には、底辺の拡大という効果が期待できたが、その底辺を支えきれる程、バナー広告は有効ではなかったし、コンテンツの中のほんの一握りの頂点は、バナー広告の無いスペースへと移動してしまっている。無料webサービスに残ったのは、底辺のコンテンツだけとなり、ますます宣伝効果が期待できなくなるのである。

さらに、そういった底辺のコンテンツに対しても、ブログツールを提供しなければならないし、コメントに、ウィルスコードや不適切な表現や画像動画が貼られないように、定期的に監視してユーザーに注意を促さなければならない。さもないと、バナー広告の出広者の品位を傷つける事になるからである。

それらのコストを考えると、底辺のコンテンツは切り捨てた方が良いという答えにたどり着くのは、合理的と言える。

この動きが、日本無料webサービスにも波及する可能性は高いと思われる。特に、メールだけでアカウントを出す日本GeoCitiesのような所は、真っ先に狙われるであろう。匿名掲示板ログ二次創作小説等が保管されている通称"保管庫"に、重大なダメージが行きそうである。反対に、ISPADSL契約者等に出しているアカウントは、広告バナーを貼り付けてその収益運用するというビジネススタイルになっていないし、情報の出し手が料金決済によって特定されているので、トラブルが発生しても管理責任を丸投げできる。また、ツールの提供や監視といったサポートの手間が相対的に低いので、サービスを廃止して得られるメリットは無いという事になる。

あれも出来るこれも出来ると手を広げすぎて、支えきれずに倒れるのを、"商いと屏風は広げすぎると倒れる"と言うが、倒れる際に、周りを巻き込むのはやめてほしい物である。

2009-06-29

ネットで遭遇したありえない飢餓女子

今頃ブームに便乗してWEB2.0(ぶ!)中の女子でつ。|´・ω・)ノ

今年に入ってかなりたくさんのブログを見てきたきたのですが、

ありえないレベルの低さにヘキエキ

特にあたしがDQN系なのでDQN系の女子中心なってしまうのですが

いやはやひどいひどいノ(´д`*)

さーみんなで

ありえないランキング

http://anond.hatelabo.jp/20090627152057

てんぷれはこいつだお

5 まともなご飯を食べる場所を知らない

特に多いのがこじゃれた店好き女

あー、この人雑誌で載った情報しか収集する場所無いんだと

原宿に美味しいお店がーなんて言ってきた日には(゚Д゚;


4 草食アピール

「わたし、草食なんだよね」とか(-Д-)

それ何期待?気持ち悪いし、飢餓女子でそれありえないから


3 人格がひどい

たとえば、物事を良いか悪いかのどちらかでしか語れないとか

釣りでもないのに、本気で差別文章を開陳できるとか

どうどうと女に○○するのが当然と言ってしまえるとか

結婚できなさそう( -人-)


2 割り勘

ネットでは色々いわれてますが、普通、割り勘ですね

一番きついのが「なんで払うの?」とか言い出すやつ

男女平等とか言っておきながら、どんだけ上から見てるの?凸(゚Д゚#)


1 公共の場でコンカツの話題をする

婚活が~合コンが~」とか嬉々として話す女子

やめて~ 回りが見てるよ~ わたしじゃないよ~(/ω\)


やっぱり周囲には飢餓女子またの名を薮内笹子は避けたいものです

おかしいのばっか

2009-06-28

シリコンバレーで遭遇したありえない取締役

http://anond.hatelabo.jp/20090627152057

最近ブームに便乗してシリコンバレーから撤退中の女子でつ。|´・ω・)ノ

今年に入ってかなりたくさんの取締役さんとデートを繰り返してきたのですが、

ありえないレベルの低さにヘキエキ

特にあたしがコピーレフト的なのでオープンソース的のもちお中心なってしまうのですが

いやはやひどいひどいノ(´д`*)

ありえないランキング

5 ウェブ進化論

特に多いのがweb2.0

あー、この人バズワード大好きなんだと

このサービスweb1.0? web2.0? とか聞かれた日には(゚Д゚;

4 京都アピール

京都が原点なんだよね」とか(-Д-)

それ何任天堂期待?気持ち悪いから

3 マナーがひどい

たとえば、シリコンバレーから将棋を見るとか

仕事できなそう( -人-)

2 残念

ネットではいろいろ言われてますが、女子的にはやっぱりアウトですね

一番きついのが「人体実験を終了する」とか言い出すやつ

どんだけ上から見てるの?凸(゚Д゚#)

1 オープンソース

オープンソース的には~」とか嬉々として話すもちお

やめて~ ガツンと言われるよ~(/ω\)

やっぱり結婚相手にもちおは避けたいものです

ただただ、組織に伝染らないうちにひねり潰すのみです。

2009-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20090619104131

「オレの好きなことやオレの利益になることをオレの目の届く範囲でみんな集まって手弁当でやってくれてる!」

って驚きが最初にあって、それを踏まえて

「あなたの好きなことやあなたの利益になることをあなたの目の届く範囲でみんな集まって手弁当でやってくれるんです!

それがオープンソースです!WEB2.0です!」

って宣伝してる(してた)んでしょ。

それはそれで悪いことではない。

梅田望夫氏の言い分

オレの好きなことやオレの利益になることをオレの目の届く範囲でみんな集まって手弁当でやってくれ!それがオープンソースだ!WEB2.0だ!

ということ?さすがに都合よすぎるんじゃないか。

2009-06-12

近藤

この手紙をもって僕の取締役としての最後の仕事とする。

まず、僕の病態を解明するために、茂木健一郎教授による検証をお願いしたい。

以下に、Web2.0についての愚見を述べる。

インターネットはあくまでハイブロウであるという考えは今も変わらない。

しかしながら、現実には僕自身の場合がそうであるように、

ガツンと言ってやった時点で誤読炎上をきたした症例がしばしば見受けられる。

その場合には、サバティカル本社移転を含む処置が必要となるが、

残念ながら、未だ満足のいく成果には至っていない。

これからのWebの飛躍は、将棋観戦にかかっている。

僕は、その一翼を担える数少ない人間であると信じている。

能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。

君にはインターネットの発展に挑んでもらいたい。

遠くない未来に、バカなはてぶのコメントが、

この世からなくなることを信じている。

ひいては、僕の実験を検証の後、研究材料の一石として役立てて欲しい。

「屍は生ける師なり」。

なお、自らWeb2.0 の第一線にある者がインタビュー炎上を阻止できず、

人体実験を停止することを、心より恥じる。

2009-06-04

Web2.0終了

インターネットカルチャーメインストリームから見れば鬼子であったが、底辺を広げるという意味では有効という事で放置されて来たWeb2.0であるが、いよいよ、命脈が尽きたようである。

この日記でも取り上げたDoblogだけでなく、blogシステムを使ったwebblogサービスSNSのような無料サービスが、ばたばたと倒れている。

広告収入を主たる柱にしていた為に、不景気需要の冷え込みにより、宣伝効果が無くなれば出広が止まるわけで、資金がショートしたという展開である。

場所を作りさえすれば、只でコンテンツが増え、閲覧者が来て、広告を見てくれて、その商品を買ってくれるという、他人任せのメディアが、お金を稼げるわけが無いのだが、Web2.0だからという理由で舞い上がった人々には、それが正しい事であるように思えていたのであろう。

世界を変えるという目的ビジネスをやるのではなく、流行で売り上げが見込めそうだからという理由だけで飛びついた所は、次々と撤退していく事になる。不況の時こそ、そのビジネスへの執着や本気度、その会社が抱えている人材能力がわかるのである。無能の集合体でも、資本力がでかくて、不況を死んだ振りをして乗り越えられる所があるというのが、実は、最大の問題なのかもしれない。

無論、インターネットカルチャーとは無縁な存在であるケイタイネット世界では、未だに、パソコン通信時代と同様のアングラ掲示板で泊め男や援助を探すメッセージが飛び交っている。パケット課金クローズドで通信の秘密を保持するという建前があるために、不特定多数に晒されているインターネットと違って、売買春や薬物密売、あるいは、ケータイ小説同性愛小説ケータイ漫画猥褻図画といった、著作権的にグレーな商品・商材で、商売を続けられる環境となっている。

昔、悪書追放運動というのがあった。ケイタイ追放運動に展開しないように、アクセスコントロール自主規制を取り込んだが、好ましくないコンテンツへのアクセスを遮断していたのでは、パケット課金の売り上げが伸びないわけで、いずれ、アクセスコントロールも骨抜きにされるであろう。そうなる前に、独占体質を改め、コンテンツの囲い込みを改める必要があるのだが、携帯市場が閉鎖的である限り、この環境は維持されるというのが、控えめに見ても予想されてしまう。対応しないのでは、時間を稼いだ意味が無いのであった。

もちおくん

望夫くんが残念だとか賑わってるけど、この人web2.0とか将棋とかなんか天才が活躍してるのを

わーわー騒ぐのが好きなのねぇ。

10年後くらいには「空海人間力がスゴイ!!」とか言って宗教のほうに走ってそう・・・

と思ったら、齋藤孝がすでに空海本を出してた。

齋藤孝天才伝4 空海 人間能力を最大限に発揮させる「修行力」 (斎藤孝天才伝 (4))

http://www.amazon.co.jp/dp/4479791663

関連

http://anond.hatelabo.jp/20090604045246

http://anond.hatelabo.jp/20090602184435

http://anond.hatelabo.jp/20090601180318

2009-06-03

http://anond.hatelabo.jp/20090603234112

馬鹿に対して馬鹿と伝え、それが集合知として共有昇華され、結果相手に適切に伝播する、これがWeb2.0の特徴です。

これはそのテストケースなのです。

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