「全一」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 全一とは

2011-09-22

聞け万国の労働者

聞け万国の労働者

轟きわたるメーデー

示威者に起こる足どりと

未来を告ぐる鬨の声

 

汝の部署を放棄せよ

汝の価値に目醒むべし

全一日の休業は

社会の虚偽を撃つもの

 

永き搾取に悩みたる

無産の民よ決起せよ

今や二十四時間

階級戦は来りけり

 

起て労働者奮い起て

奪い去られし生産

正義の手もと取り返せ

彼らの力何物ぞ

 

われらが歩武の先頭に

掲げられたる赤旗

守れメーデー労働者

守れメーデー労働者

2011-08-16

http://anond.hatelabo.jp/20110814122251

今まで20人くらいの韓国人と会ったけど、彼らはわがままではあったけど日本に対して嫌悪感をあらわにする人はいなかった。

いや、個人対個人の話じゃなくて、国対国、民族民族、そういう話だろ今回は。

大体差はあれどどこの国民だって、一対一で話せばそれなりに「イイ奴」なもんだよ。

日本人だって韓国人と直接会えばいきなり嫌悪感をあらわにする奴なんかまずいないだろ。

もしいたとしても、それは恐らく同じくらいの割合で、同じような奴が韓国にもいる。

日本韓国を含めどの国にも言えることだけど、「国全体としてのふるまい」と「個人個人のふるまい」は完全一致しない。

人間は、集団で動く時と個で動く時では異なるものだ。まぁ、個それぞれの性質が同一でない以上、それは当然のことなんだけど。

ただ、「彼らはわがままではあった」というそわがままさが、少なくとも日本人から見れば彼ら韓国人の全体的に「困ったところ」で、国対国の対応でもその困った所が出ている。つまりそれが彼らの民族性という事だろう。

例えば日本人世界の中では弱腰と見られるように、そういう特長はどの民族にもそれぞれある。

しかしだからといって、民族性と言えば何でも許容されるかと言えばそうでもない。

韓国日本に対して「国家アイデンティティレベルで強烈かつ執拗な敵意と挑発を送ってくる」事の中には、国際法レベルで筋が通っていない事がある。

その問題をも、「彼らはわがままだけど、直接会えば反日感情なんか露わにしてこないよ」という理由で反論できると思ったら大間違いだ。

一言で言えば「それはそれ、これはこれ」である

そういう人情あふるる解決法は、お隣さん同士との騒音トラブル、つまりは個人個人のイザコザなんかで使えばいい。

勿論逆もまた然りで、個人対個人の問題を、国対国のレベルで解決しようとすればそれは間違いになる。

「お前が反省しているのは分かったが、お前の国は俺の国に対して悪事を働いている。だから許さん」みたいに。

ここいらをごっちゃにしている人間が大声で騒ぐと、問題がややこしくなるわけだ。

国対国」の問題を、会って話した事があるのかとかふらっと観光に行くところだとかいう「個人対個人」のものさしに落とし込んでも正解にはならないよという事。

2011-07-15

神が死に、権威みたいな概念全一的な統率者たちに死が忍び寄っている昨今。

相反するように小規模なコミュニティがどんど盛隆を極めていて、さながら群雄割拠の芽生えのごとき状態になりつつあるように思う。

これから先に待ち受けるのは下克上の戦乱と情報の陣取り合戦、そして個人レベルでの闘争なのかもしれない。

争いごとが好きなんだから仕方がない。争うように社会が整備してくれれているのだし。

人は闘争を求める。疲れてへとへとになった後に、惰性的平和幻想に浸ることが出来るんだと思う。

2011-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20110523231355

それもそうだねー。部族よっちゃあ蛆虫でさえ料理なんだしねえ。

でもさ、言い訳臭いけど、自分にとってみればそう言ったものは料理としてカウントされないんだよ。

ゲテモノだよ。まあ要は自分料理というカテゴリーの狭さを披露してるに過ぎないんだけどねー。

でも、料理って一体どこからどこまでを指すんだろうね。自分みたいに孵化直前のガチョウの卵を茹でたものをゲテモノと言ってしま人間と、それを料理だと言える人間がいるんだもの。

例えばそれを料理だと認める人が一人でもいるならば料理が成立すると仮定してみるとさ、人間だって料理になり得るわけじゃない。

どっかのシリアルキラー肝臓シチューを作ったらしいさ。そうなると、一般的な料理の枠組みと、全一的な料理の枠組みとで分ける必要があるんじゃないかなあ。

あと、孵化直前のガチョウの卵って、どういう風になってるんだろう。孵化直前ってことは、当然もう肉体が形成されているんだよね。

羽が生えているんだよね。血とか臓器は、まあいいけどさ。羽とか骨とか食べにくそうだよね。ぽろって口から吐き出すのかしらん。スプーンで掬って食べるのかしらん。

茹でてあるってことは、どうなんだろう、蒸しどりみたいになってるのかな? 画像検索しろって感じだよねー。

2011-05-15

http://anond.hatelabo.jp/20110515090929

なんだか読んでいて哀しくなった。

と言うのも、少し前の自分の考えと完全一致だから

自分はまぁ色々(本当に色々)ありすぎて別れてしまったけど、今思うと…結局自分が一番だったのかなーと思う。

自分が一番大切だから、ちょっとしたいざこざとか、意見の食い違いとかが引っかかってケンカが絶えない。

お互い様なんだろうけど。

利害関係抜きで、一緒に居れれば最高に幸せなんだろうね。

どうかお二人で幸せになってください

2010-09-28

【完全一致】ソニーを潰した出井、スクエニを潰す和田

明確なビジョンを持ち、それをきちんと語ることができ、

グローバルな視点で世界戦略を考え、文型出身だが技術にも明るい。

そして、短期的にはきちんと結果(利益)を生み出す。

ただ、技術革新研究開発といった地味なことを軽視。将来への投資は無く、

チャレンジングなことはせず、その場限りの確実な利益を生み出すことを重視。

世界戦略と称して海外企業を買収するも、それを生かす術までは知らず、

逆にそれらを無理に生かそうとして現場に混乱をもたらす。

しだいに、コツコツと築いたブランド力をすり減らし、

社員も自らの仕事情熱を失い、嫌気がさした優秀な社員がやめていき、

会社は世の中の変化に対応するパワーを失い。長期的には没落の道へ。

2010-04-12

http://anond.hatelabo.jp/20100412130251

自分がどう考えるかってことを大事にし過ぎるから話がおかしくなるんじゃない?

お互いの価値観が完全一致することなんてありえないんだから、どうしたって意見の合わないところは出てくる。そこでは、自分がケジメと思うラインは絶対の真理じゃなくて、所詮は自分一人の価値観でしかないんだってことを弁えるのがポイントだよね。

自分が絶対に譲れないラインが衝突し合うのなら、それはもう別れるしかない。1つ1つは絶対に譲れないとまではいかなくても、累積して我慢できないラインに達してしまうくらいに価値観が衝突する相手とも、もう別れるしかない。

そうでないなら、絶対に譲れないラインは守りつつも、それ以外のところなら、譲り合うべきものだと思うよ。相手には相手の価値観があるんだから、それが例え自分理屈では納得できないことでも、それはそれで個人の価値観として尊重しないことには、一緒になんてやっていけない。

自分は相手のことを考えているのに!」なんて言い分は所詮は独善だと思う。俺の言っていることとは違う。相手のことを考えないよりはマシだけど、こればかりは結果論で考えないとしょうがない。結果として自分が満足しないような相手からの思いやりは正解じゃないし、結果として相手が満足しないような自分の思いやりだって正解じゃないから正すべき。そこを弁えないと意味がない。(善意自体への感謝とは別次元の話だよ)

2009-11-23

http://anond.hatelabo.jp/20091123205749

あれもう「一応広報してます」っていうポーズだけのもんだもんなあ。

ちょっと前のうちの市長選挙なんか、2人出て、公報に書いてあった主張が2人とも完全一致なんだぜ。これだれもチェックしてないし読んでないってことじゃんっていう。

2009-10-24

http://anond.hatelabo.jp/20091024024533

いやほんとそうよ。

去年の俺の市の市長選挙なんて、2人立候補して、選挙広報のチラシ見たいのが来たんだけど、政策が8項目くらい箇条書きしてあって、それが両者とも完全一致してたんだぜ。

市役所に勤めてる友達に「おかしくないか?」と言ったら中2扱いされた。

2009-10-09

動画で、同じ人物・同じダンスを、同一画面に分割しているものを見た。

当然「シンクロしている」わけだけど、やっぱり視覚的効果以上の感動など望むべくもないのだなと思った。

音楽でもダンスでもそうだけど、微妙なズレが味わいになる。ピッチにしろリズムにしろ。

勿論、完全一致やシンクロは美しいんだけど。

2009-07-22

IT業界

IT業界っていっても非常に大きくて、ネットワークからユーザサポート、そしてシステム開発とあるわけだけど、

その中でシステム開発、とくに業務アプリ開発業界のうごきを1エンジニアの目から見てみる。

現状を端的にいえば、「非常に厳しい」ものとなっている。

日本の業務アプリ開発は長い間、客が提示する案件を大手SIが受注し、それを大手SIの子会社と外部協力会社派遣会社)から派遣された技術者がくみ上げていた。

ところが08年のサブプライムリーマンショック以降、客が案件を提示しなくなった。

それがもろにでたのは通年4月から始まるはずの新規案件で、案件数が激減した。業務とか言語とか関係ない。何でもかんでも一気に減った。

その結果、3月末日で終了した案件に投入されていた人材が一気に余剰人員となった。

また保守案件に携わっていた外注要員も、契約更新タイミングでSIのプロパーと入れ替わりとなっていった。

入れ替わらなかった要員も、営業面では単価の引き下げが普通に行われ、単価を受け入れられなくなった場合は、入れ替わりになった。

5月6月になっても景気は回復せず、IT業界には待機要員がどんどんふくれあがっていった。案件というパイは月が経つごとに小さくなっていったのに。

営業はそれまで名刺交換しかしていなかった会社にも赴いて、「よい案件はありませんか?」「よい技術者がいるので、ご紹介したいと思いますがいかがでしょうか」と繰り返すばかり。

それでも案件がなくなったわけではないので、たま案件がでてくるが、そこには応募には、技術も業務経験も完全一致でないと応募不可能となっている。

だから、少しでも条件がゆるい案件があると、それを出した会社にはスキルシートが山のように殺到し、そこから面談にふさわしいヒトを選び出すだけで一苦労。

よしんば面談できたとしても、その場に行けば5~10年くらいの技術者が4~5人同時に面談する。

去年ならば、即日に面談の結果が返ってきたのに、いまは面談の結果が出るだけで2週間待ち。その間、SIは技術者を何人も面談して、「一番いい」ヒトと「二番目にいい」ヒトを選ぶ。

完全な買い手市場だよ。

7月になって案件がでてくるようになったが、中身は見てみるとそれはプログラミング工程案件。期間も9月末日までとかの短期間で、スケジュールタイトな上、一人で効率よく立ちまわれるヒト。という条件付。もちろんプログラミング工程だから単価も安い。

今後の予想だが、技術者の待機人数が多いところは、会社自体が持たなくなって来るはず。

そのため、技術者も減るけど会社も減る。特に派遣だけで利益を得ているような会社は。

その結果として、業界全体に技術者が不足する可能性はある。その意味で、再び技術者売り手市場が形成される可能性はある。

そのとき日本の業務アプリ開発技術者が自信を持ってSEです。と胸を晴れる社会であれば良いけど。

2009-07-01

デザイナーやらかしたかも

どうやら某サイトの配色をぱくったらしい

配色って著作権あるの?

RGBが完全一致とかありえないと思うんだけど

やばいかな?

2009-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20090318135308

コメント欄閉鎖、トラックバック禁止、メールアドレス非公開、完全一方通行でどうですか。

反響がないのはさびしいかもしれませんけど、そこは自分作品に対する愛でカバー(どのみち最初のうちは反応もないでしょうし)。

つまりコミュニケーションとしてそれをするのではなく、一方通行メディアとして自分を規定し、それに従って、どのような表現をするかを決めるのです(メインコンテンツともに投稿するコメント属性情報であるとか、あなたの思考〕の内容に関しては、慎重にしておくという判断が正しいと思います)。どのみち見てくれる人に影響を与えることにはなるでしょうが、ネットでのコミュニケーションは即応性や敷居の低さがマイナス面に働きがちですから。

2009-02-27

http://anond.hatelabo.jp/20090227004705

関係ありそうで、いざ書き出したらあんま関係なかった話。

PMS の一環として、何かコード書き書きしたい欲が出てくる。何故かコーヒーも飲みたくなる。ギークごっこって今名付けた。

普段はそういう類のものほとんど書かずに過ごしてる(というか、過ごせる状況を維持しようと心がける)んだけど、物寂しいのか、一定の周期を伴って、コンピュータにねちねち話しかける時期が来る。

でも頭の動き自体は遅いから、大したことはできない。先月は確か、検索語が短めだったら完全一致っぽい挙動にして、でも表記揺れはしっかり吸収して、検索結果の質を上げる、みたいな事したあたりでフィーバー終了した。

こういうちっちゃいことを毎日さっさかほーいさっさかほーいってこなせたら、こんな自分でもはてダできゃっふの道が開けるんではないかとふと思ったりもしたけど、できないものはできないし、したいものはしたいし、それでいいじゃないか!したい時に好きなだけ、それでいいじゃないか!とかそんな結論になって、現状維持続けてる。

いつどこら辺をどのくらい更新したかって履歴は、あんまつけない。つけても表に出さない。何かよそさまに自分の周期自らばらしにいく行為ってこっぱずいじゃないすか。よそさまはそんな事微塵も気にしてなかろうとも、可能性がこっぱずいじゃないすか。

こういう話題自体がもうこっはじの殿堂だとも思う。自分の上を行くこっぱ人がいたから乗じてみたけれども。

あと、自分は特に変態とかそういう世から逸脱した感覚は持ってない。自分以外にそういう癖のある人を見たり聞いたりしたことは無いけど、PMS の症例なんて人それぞれもいいとこな上、その手の話はやっぱこっぱずいから、あんま表立って話されないんだと思ってる。

2009-01-25

優れたゲーマーになるための5つのこと

もちろん「ゲームが好き」というのは当然の前提条件。コンピュータゲームには「インタラクティブ」という便利な性質があるのだから、それを利用してもっとゲームを楽しめるようになろうよという話。

近年はゲーム内容について「ゲームらしいゲーム」などと見直す傾向があるけど、プレイヤー側の態度も見直してみたほうがいいんじゃない、と思って書いてみた。言ってるのはありきたりな上に今のゲーム業界が求めるものとは相反するものだけど。言葉足らずなのはゲームのやりすぎなのでごめんなさい。

「魅せるプレイ」ができるようになる

別に全国大会に出るとかプレイ動画DVDになるとか、全一プレイヤーとかランカーとか、プレイが金になる程度に上手になれという話ではなく、DDRで実際にダンスしながらプレイするというエクストリームプレイで、嫌でも目につくようなエキセントリックさを発しろということでもない。

そこまで上手でなくとも、先のステージに進めるようになったとか、対戦ゲームなら同じ戦法は通用しなくなってきただとか、そういったプレイヤーの成長には見てて手応えを感じるはず。傍目から「こいつ見てて面白いな」などと思われるぐらいが、プレイヤーとしてもゲームをかなり面白くプレイできているもの。下手でも愛嬌があればつい笑って許せてしまう。ゲームセンターCXはそれらを絶妙に兼ね備えているからこその面白さとヒットなのだろうと感じる。

基本的にゲームにはゲームシステムがあるから、プレイのしかたは無限ではないけれども、その中でもプレイヤーによってプレイ内容の個性は非常に出やすい。上手い下手、開発者想定内外は別として、別に見せるわけでなくても、(無意識に)他人に「魅せる」ようなプレイができるのが良いゲーマーだと思う。

「魅せるプレイ」というのは自分の中で一番近い言葉としてここで使っているのですが、もっと良い例えがあったら是非教えてください。

色々な遊び方をしてみる

普段の遊び方からちょっと変えてみるだけでいい。簡単には使うキャラや戦法を変えてみるとか、ちょっと制限を課して「縛りプレイ」、極端な例だと「ダブルプレイ」などという遊び方もある。でもここまで来たら軽くキチガイ。ふとした拍子に未知だったゲームの面白さが見つかり、面白いゲームをさらに遊べる・楽しめるようになる。別に新しいゲームをやらなくても、新しい楽しさは見つかるもの。

もちろん、最初からそんなこと出来るはずもないので、最初はゲームからの説明や攻略情報などで敷かれたレールに沿うほうがいい。

ゲームを育てて、最終的にゲームの面白さを決めるのはプレイヤー自身。広い遊びしろを持ち、色々な遊び方を受容するのが本当に面白いゲームです。

ゲームに対して反応する

早い話が「楽しそうにプレイする」ってこと。ぶすっとした顔でプレイしても他人から見て面白くないし、実際プレイヤーも同じ感情を感じているはず。クリアしてガッツポーズミスってオーバーリアクション。ADVRPGでは感動場面で涙。たかがゲームでも真面目に大げさにプレイしましょう。

コミュニケーションをする

別に非電源ゲームでなくとも、会話はゲームの面白さを確実に底上げする。

二人以上で同時にゲームをしているときでもそうだし、プレイしてる人に向かってツッコミを入れてあげたり、プレイを見てる人に色々説明をしたり、話題を広く取って全く関係のない話でもいい。ゲームの無い場所でも、ゲームを通して知り合った人同士でゲームについての会話をしたりするのもある意味一つのゲーム

「一緒にプレイしてて面白いヤツ」と思われるような人が優れたゲーマーの一つの形。ニコニコ動画の実況プレイ動画で客付きのいいものは、プレイ自体の面白さはどうでもよくて、どれも実況人のパーソナリティが面白い。まあ、そういうパーソナリティのある人はプレイそのものにも面白さがよく現れてるものだけど。

本当に好きなゲームを一つ以上持つ

本当に好きというのは生半可なことじゃない。理屈も余計なこだわりもなく、上手も下手もなく、時間を忘れひたすらにやりこみ、つい思い出してもう一度やりたくなる、それで初めて本当に「好き」と言える。プレイした数が問題じゃない、ゲーマーとして輝くのはそういう作品を見つけてプレイしてる時だと思う。

自称ゲーマーの皆は、そういうゲーム、本当にある?

2008-09-07

イスラムオタが非オタ彼女イスラム世界を軽く紹介するための10冊

http://anond.hatelabo.jp/20080721222220

まあ、どのくらいの数のイスラムオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らないイスラム世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、イスラムのことを紹介するために見せるべき10冊を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女アニメ布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う4巻、6巻のシリーズは避けたい。

できれば新書文庫、長くても単行本一冊にとどめたい。

あと、いくらイスラム的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。

映画好きが『カリガリ博士』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

イスラム知識はいわゆる「テレビまんが」的なものを除けば、高校倫理世界史程度はかじっている

サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

井筒俊彦イスラーム文化』(岩波文庫

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「井筒以前」を濃縮しきっていて、「井筒以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。厚さも文庫一冊だし。

ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報彼女に伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」試験としてはいいタスクだろうと思う。

片倉もとこ『イスラーム日常世界』(岩波新書)、桜井啓子『日本ムスリム社会』(ちくま新書

アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうな入門書(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのものという意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

イスラムオタとしてはこの二つは“エッセンス”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

ニザーミー『ライラとマジュヌーン』(平凡社

ある種のイスラム神秘主義オタが持ってる愛への憧憬と、ペルシア文芸のオタ的な悲劇へのこだわりを彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも谷口悟朗

童貞的なださカッコよさ」を体現するマジュヌーン

童貞的に好みな女」を体現するライラ

の二人をはじめとして、オタ好きのするキャラ世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

リチャード・ベルコーラン入門』(ちくま学芸文庫

たぶんこれを見た彼女は「聖書学だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

この系譜の作品がその後続いていないこと、これが東洋学では古典になったこと、イスラム世界伝統とは相容れず、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、日本国内でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

佐藤次高・鈴木董・坂本勉編『新書イスラーム世界史』(講談社現代新書

「やっぱり新書は一般のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは板垣雄三編『「対テロ戦争」とイスラム世界』(岩波新書

でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける著者たちの思いが好きだから。

断腸の思いで削りに削ってそれでも三巻、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。

全三巻の長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが『新書アフリカ史』や『物語△の歴史』(中公新書)だったらきっちり全一巻にしてしまうだろうとも思う。

なのに、各所に頭下げて迷惑かけて全三巻を作ってしまう、というあたり、どうしても「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえ著者たちがそういうキャラでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

深見奈緒子世界イスラーム建築』(講談社現代新書

今の若年層で神戸モスク東京ジャーミーを見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

現段階でイスラム建築研究の制度的担保がなされていない日本において、関連する新書はこの作品以外にはほとんどないとも言えて(中公新書の『モスクが語るイスラム史』は絶版)、こういうクオリティの作品が日本でこの時代にようやく出てきたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくイスラム好きとしては不思議に誇らしいし、報道や資料集でしかイスラム建築を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

マルジャン・サトラピ『刺繍イラン女性が語る恋愛結婚』(明石書店

現地女性の「目」あるいは「語り」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。「座学の教義理解からはとらえられない地域の日常を毎日生きる」的な感覚イスラム教徒には共通してあるのかなということを感じていて、だからこそ地域を知るための基本書は『もっと知りたい○』(弘文堂)、『暮らしがわかるアジア読本●』(河出書房新社)、『◎を知る■章』(明石書店)以外ではあり得なかったとも思う。

日常を生きる」というイスラム教徒感覚を知りたいという気持ちが今日さらに強まっているとするなら、その「理解」の源は現地の声をじっくり聴くことにあるんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

中田考『イスラームロジック』(講談社選書メチエ

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういう日本人イスラム教徒イスラム理解をこういうかたちで書籍化して、それが非イスラム教徒に受け入れられるか気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

谷川流涼宮ハルヒの憂鬱』(角川スニーカー文庫

9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。

井筒から始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、YouTube以降のアニメ時代の先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。

2008-07-03

http://anond.hatelabo.jp/20080703115616

サークルさんと読者のジャンルが完全一致してる訳じゃないんだから。

本当に大好きなサークルが知らないジャンルやってたら、覚えてから買うよ。

2008-02-18

Seahorse

// ==UserScript==
// @name はてなハイク
// @description NGID・NGKW・NGWORD
// @include http://h.hatena.ne.jp/*
// ==/UserScript==

// 以下でNG指定. NG判定は完全一致ではなく部分一致.
// NGID → エントリ(真ん中)やUsers/StarFriends(左側)が対象
ni=new Array('hatenahaiku');
// NGキーワードエントリ(真ん中)やStarFriends(左側)、Keywordバー(右側)が対象
nk=new Array('アダルトビデオにありそうなタイトル');
// NGワードエントリ(真ん中)が対象
//nw=new Array('うんこ');


// NGID エントリあぼーん
a=document.getElementById('main').getElementsByTagName('a');for(i=0;i<a.length;i++)for(j=0;j<ni.length;j++)if(a[i].href.indexOf(ni[j])>-1){p=a[i].parentNode.parentNode.parentNode.parentNode;if(p.className=='entry')p.style.display='none';}
// NGID Users/StarFriendsあぼーん
a=document.getElementById('leftbar').getElementsByTagName('a');for(i=0;i<a.length;i++)for(j=0;j<ni.length;j++)if(a[i].href.indexOf(ni[j])>-1){p=a[i].parentNode;if(p.tagName.toUpperCase()=='LI')p.style.display='none';p=a[i].parentNode.parentNode;if(p.className=='userkeyword')p.style.display='none';}

// NGキーワード エントリあぼーん
a=document.getElementById('main').getElementsByTagName('a');for(i=0;i<a.length;i++)for(j=0;j<nk.length;j++)if(a[i].innerHTML.indexOf(nk[j])>-1){p=a[i].parentNode.parentNode.parentNode;if(p.className=='entry')p.style.display='none';}
// NGキーワード StarFriendsあぼーん
a=document.getElementById('leftbar').getElementsByTagName('a');for(i=0;i<a.length;i++)for(j=0;j<nk.length;j++)if(a[i].innerHTML.indexOf(nk[j])>-1){p=a[i].parentNode.parentNode.parentNode;if(p.className=='userkeyword')p.style.display='none';}
// NGキーワード HotKeyword/RelatedKeywordあぼーん
a=document.getElementById('rightbar').getElementsByTagName('a');for(i=0;i<a.length;i++)for(j=0;j<nk.length;j++)if(a[i].innerHTML.indexOf(nk[j])>-1){p=a[i].parentNode;if(p.tagName.toUpperCase()=="LI")p.style.display='none';}

// NGワード エントリあぼーん
//a=document.getElementById('main').getElementsByTagName('div');for(i=0;i<a.length;i++)for(j=0;j<nw.length;j++)if(a[i].className=='body')if(a[i].innerHTML.indexOf(nw[j])>-1){p=a[i].parentNode.parentNode;if(p.className=='entry')p.style.display='none';}

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん