はてなキーワード: ククールとは
確かにご指摘は全てごもっともだわ。6にも職業あった事本気で忘れてた。
最後の結論の男女差別という観点でドラクエを見るのに無理があるという点は確かにそうとは言えないけれど、ドラクエは女性キャラが回復役というのは否定できるというところは変わらんかと。
ただ、最初に触れたのがSFC5からだしリメのみでしか触れてないやつもあるけど全作やってるからエアプではねーよ。ククールはタンバリンよく使わせてたし、11もいざという時の回復は主人公頼みだったよ。
それはそれまでの「選ばれし勇者が世界を救う」お約束に対するアンチテーゼとして「誰でも、何にでもなれる」という意味で出してたわけで…
(まあ6も勇者いないけど)
あとDQ3は女勇者選べると言っても男とグラフィック同じで、「男として育てられた」「男装してる」設定でしょ。
んで女なのかと聞かれても否定する。
つまり「女は女のままじゃ勇者とは認められない」世界観で、女を最初から選べないより酷い扱いだよ。
6は職業次第でミレーユが回復・バーバラが攻撃と決まってる訳じゃないし
(むしろバーバラは打たれ弱すぎて馬車から出せず馬車から回復しかさせない人が大半だろう、マダンテ覚えた後ならマダンテ一発屋として使う事もあるが)
2は回復役はサマルトリアの王子とムーンブルクの王女の両方だけど、ムーンブルクの王女が攻撃魔法も使えるのに対しサマルトリアの王子はサポート役っていうか、FC版だと蘇生呪文のザオリクを覚えるのは彼だけだし。
4の女性キャラは女性主人公を選んだ場合を除けば3人いるけど、回復できるのはミネアだけ。でも回復役はクリフトっていう男性キャラもいるし、女性だけの仕事じゃない。他の二人の女性キャラは呪文と物理の攻撃係をやっている。
5は明らかに主人公(男性)や息子が回復役。どっちも攻撃もできるけど。で、嫁さんや娘はバンバン攻撃呪文を使うタイプ。
6もミレーユという女性キャラが回復サポーターになるけど、同じ役回りにチャモロという男性キャラもいるのでやっぱり女性だけの仕事じゃない。もう一人の女性キャラバーバラは攻撃呪文を使う役をやっている。
7は転職システムのおかげでどのキャラもなんでもできるようになるので割愛。
8の回復役は主人公(男性)とククールという男性キャラ。いや、ククールはタンバリン係なので実質は主人公。女性キャラのゼシカはやっぱり攻撃呪文でバリバリ戦うキャラですな。
9は3と同じく主人公が男女両方から選べるし仲間も性別込みで好きなようにキャラメイクできるので割愛。
10はオンラインゲームなので今までのシリーズとは毛色が異なるけど、勇者はアンルシアというお姫様で、まぁ彼女は回復も含めて万能か。
11はやっぱり主人公の回復が一番強力。他に回復できるのはセーニャという女性キャラとロウという男性キャラ、あとシルビアというオネエキャラで、とても性別のバランスが取れてる。
ってか、ドラクエのキャッチコピーは「人は誰かになれる」という、ロールプレイングゲームのロールプレイというところに一番軸を置いているもので、多分性別で役割を固定するということは意図的に排除していると思われる。だってドラクエ3(1988年発売)時点で勇者が男性女性どちらも好きな方が選べるし、仲間も男性女性そして職業が好きなように選べるシステムを導入している。
これは明らかに男の子が女の子として遊んでもいいし、女の子が男の子として遊んでもいいよというメッセージ。「人は誰かになれる」んだから、そこに性別の枠を置く方がおかしい。