はてなキーワード: かぼちゃの馬車とは
あぐら牧場も、ケフィアもかぼちゃの馬車も、その事業がもし本当に上手く行っていたら、クロにはならなかったよね。
例えば、空前の牛肉消費ブームが起きて、猫も杓子も牛肉を求め出したら、あぐら牧場は今も続いていたでしょう。
かぼちゃの馬車だって、突然、世界中の女性が格安のシェアハウスを求めて移住してきたら、被害者は今頃ウハウハだったんだよ。
これらの事例に共通しているのは、「未来の不確実性」を盾にシロクロつけられないものをシロだ、シロに違いない、シロになるだろう。
と期待させて騙してきたわけ。
これを無くすには、ヒトを騙してでも金を稼ごうとする欲望を消し去る以外にはない。
かぼちゃの馬車に乗れば30年間の安寧が得られるぞよ
かぼちゃの馬車って、楽して金儲けしようとした人たちが損しているだけの話でしょ?
上手く行って儲かっていれば何も言わず、損した時だけ大騒ぎするのはなんか間違ってる気がする。
男だけのグループ旅行での宿泊先をairbnbで探していたとき、一棟丸ごと貸しという物件を見つけ、予約した。
かぼちゃの馬車? へんな名前だな。アパートの屋号か何かか? とその時は思っていた。
個室は狭いながらも清潔で、コンセントがいたるところにあり、快適だった。
おかしいな、と思ったのは、それぞれの個室にインターフォンがついていることだ。
このときになってようやく、この建物はもともとシェアハウス用に作られたものだということを理解した。
シェアハウスを建てたはいいが、立地条件が悪すぎて入居者が集まらず、シェアハウスとしての運営を停止してairbnbで貸していたらしかった。
物件の管理者は、愛想が悪いどころか、ほとんど私たちにたいして敵対的ですらあった。
各部屋にはバスタオルが置いてあったが、それを使うと、一人1日あたり6000円を請求するといわれた。
(友人はそれを無視して使ったが、チェックアウト後には何も言ってこなかった。洗濯するのが面倒くさいので、はったりで脅していたのだろう)
建物には本来なら清掃が定期的に入るようなことが説明書に書いてあったが、最初に一度来ただけで、その後は一切来なかった。
物件がきれいなのはいいけど、よくこんな雑な運営で商売ができるな、と、怒りを通り越して呆れながら過ごした。
その翌年、かぼちゃの馬車の運営会社がサブリース物件所有者へ家賃収入の支払いを完全に停止したというニュースを読んだ。
この話にとくにオチはない。かぼちゃの馬車が完全に破たんしたというニュースを読んで、思い出したことを書いただけだ。
しいていうならば、破たんする会社は、その前からおかしな兆候が傍目にもわかるくらい現れているんだな、ということぐらいだろう。