俺は「両方だ」と答えた。
ああ、俺はもう妻を心の底から愛していないんだということを。
違うんだ。本当は自分でもうすうす気付いていたんだと思う。
あのときの答え。両方だというのは、両方とも大切ということじゃない。
仕事なんだ。
俺にとって、会社での仕事も、お前のことを大切にすることも、両方が仕事になっていたんだ。
ただ、少し疲れてしまっていた。
だからあの数回の情事については誰にも言うつもりはないし、誰にも打ち明けずに墓まで持って行くつもりだった。
それでも彼女が今度、結婚すると聞いて俺ははっきりと動揺する自分に気がついた。
踏ん切りをつけるためにもここに書く。もう彼女と俺は関係がない。
俺はこれからも妻を愛するだろう。
たとえそれがどのような形であろうとも。
初めて親として参列した。
子ども側でいる時も好きじゃなかったのは、親になっても変わらなかった。
服装は暗黙の了解で統一されていた。それなら最初から黒のフォーマル着用と書いてほしい。
みんなで一斉に述べる感謝の言葉は、親に虐待されている子がいないか、「楽しかった◯◯(行事名)!」は当時の写真で楽しくなさそうな表情の子もいたので、せめてどこかで楽しめただろうかと願うばかりだった。
一家庭ごとに子どもが親へ一言メッセージは、テンプレ台詞だったようだ。うちの子は「お母さん」と呼ばないよ…と余計なことが気になって中身が頭に入らない。
無事育ててもらえただけで充分なので、卒園証書授与と簡単なコメントで終わらせてほしい。
なんてことを考える親は少数派なんだろうな、とハンカチ片手に泣いてる親達を見て思った。
鹿がいなければヒルもいないけど
って言うけど、北西ヨーロッパの先進国(ドイツ、オランダ、スウェーデン、etc.)の大卒の連中はだいたい英語できるぞ。最近はフランス人もマジで英語できるのが普通だし、南欧のイタリアやスペインも若い世代は結構できるぞ。もう今やこれが先進国の世界標準になってる。
仕返しするだけ俺は立派だと思うけどね。
完膚なきまでに叩き潰したり、そいつが大切にしてる存在を苦しめてるんだろ?なら黙ってるだけのいじめられっ子よりは遥かに強いと思うよ。
無印なんかやったの?
ケツは出すかもしれないだろ!
全部すっとんで無くなったよ