初めて親として参列した。
子ども側でいる時も好きじゃなかったのは、親になっても変わらなかった。
服装は暗黙の了解で統一されていた。それなら最初から黒のフォーマル着用と書いてほしい。
みんなで一斉に述べる感謝の言葉は、親に虐待されている子がいないか、「楽しかった◯◯(行事名)!」は当時の写真で楽しくなさそうな表情の子もいたので、せめてどこかで楽しめただろうかと願うばかりだった。
一家庭ごとに子どもが親へ一言メッセージは、テンプレ台詞だったようだ。うちの子は「お母さん」と呼ばないよ…と余計なことが気になって中身が頭に入らない。
無事育ててもらえただけで充分なので、卒園証書授与と簡単なコメントで終わらせてほしい。
なんてことを考える親は少数派なんだろうな、とハンカチ片手に泣いてる親達を見て思った。
子どもとは自分の思い通りになるものではない。 どんな顔してようとそんなに気にしなくて良い。