はてなキーワード: 理想社とは
右翼、左翼自体は強いやつを重んじる、あるいは弱いやつを重んじるかの傾向になる。
右翼は強い奴がシナリオ考えて、そのとおりに生きればうまくいくという考えになりやすい。だが、人間誰かの思い通りにはならない。よって怒りやすい。
逆に、左翼は弱い奴をいかに救うかを考える。だから、同情心を煽る。
一応は日本は一度は30年ほど前に一人あたりGDPが世界トップになり、理想社会となった。故に、国内に思い通りにはならない奴、かつ、救わないとならない奴も目立たないほど小さくなった。
国内にターゲットを絞っても「わかりやすい何とかしてやる対象」がいなくなったため、わかりやすい外国の物事ばかりに目を向けるようになった。
ただし、30年ほど前から新自由主義化が起きている。それは無駄遣いが多いはずだ!更に削減を!というのと金持ちと企業の税金が高すぎる!減らせ!というの。
故に、公が大きく関与しないとならない産業の金をどんどん減らして、アチラコチラがガタが来るようになった。
初等教育、大学基礎研究、医療、介護、福祉、年金、児童福祉。ついでに、本来だったら成長産業となるはずだったIT
使命感だけで何とか頑張っているところも多いが、もうすり減って安全に生きることしか考えなくなったところも多いだろう。あるいはそもそも人が来なくなった。
それが正解だよね。だってみんな普通に飯くって幸せに生きたいもの。
ついでに、金持ちと企業の税金をどんどん下げたが、そもそもこいつらはほっとくとどんどん金を貯めこむ。そして、金回りの低下につながったため、景気も悪くなった。
だけど、そういう枠組みは「わかりにくい」だから、典型的右翼、典型的左翼はわからないから触らない。
怒り(典型的右翼)も同情心(典型的左翼)も感情をあおれるものを探して、騒いでれば単発的に国民の関心をあおれるからなおさら。
しかも、外国の物事ばかりに国民が目をむいてくれれば、外国に強気の姿勢を見せたり、金をばらまくだけで仕事をしているように見える。
そうして、典型的右翼、典型的左翼の関心通りの仕事をきっちりこなしてるのに日本国民多数の生活は貧しくなっていく。
政治家も「なぜ外国との口喧嘩に参加しないんだ!あいつらは!」みたいな煽りをする。取り巻きも使ってね。
そうして日本はどんどん衰退していく、、、、、。
マクロン仏大統領、最低賃金引き上げを公約 黄色いベストの抗議行動受け
フランス全土で燃料税増税や生活費高騰などに反対する暴力的な抗議行動が続いている状況を受け、エマニュエル・マクロン仏大統領は10日夜(日本時間11日朝)にテレビ演説し、最低賃金の引き上げを発表した。増税も一部中止する。
マクロン仏大統領、デモ受けテレビ演説 最低賃金引き上げなど発表
マクロン仏大統領、賞与非課税など新たな歳出策発表-抗議デモに対応
マクロンは新自由主義者として、現代のマリーアントワネットとか言われている。
改革といっても、間違った改革というのはあるわけで、間違った改革なら直さないとならない。
んだが、産経って、中韓とのもめ事をあおってる。で、こういう時には「改革にブレーキがかかった」っていってる。
マクロンの改革というのは、日本でさんざんやられた、富裕層減税、庶民増税、かつ、公的サービスについて効率化と予算削減を強く求めて弱体化させること。その再来。
産経の理想社会って、富裕層が肥え太って、で、庶民は苦しい、この問題の敵は何だ!というところに、外国やマイノリティという敵をあおって、富裕層に鉾槍が行かない社会なのかね。
「全部」でしょ。
新自由主義って、かつての自由主義の「政府が完全放任したら理想社会が作れる」というものの焼き直し。
そこに「イノベーションがあればうまくいくんだ!起業を!イノベーションを!」という旗頭をもってれば景気が良くなるという仮説が加わってる。
イノベーションなんて新しい着想で新しい市場が生まれたってものにすぎんが、不景気の時は新しい商売もうまく行きにくい。さらに、生まれたての起業は不況にものすごい弱い。
まあ、起業させてしまえばどんだけ石を投げても「当人の自己責任」になるから。自己責任の石ぶつけたい放題になるし、石ぶつけりゃそのイノベーション企業様が生まれるって考えなんでしょ。
いや、他のやりがいがある職種みんなそうだ。その職種を選んだのはお前なんだから、石ぶつけられても自己責任だと。
実際は大量に死体を作ってるだけにすぎんと思うがね。
時期が悪いことに、IT化の時代の流れが起きたが、やりがいがある=むちゃくちゃしてもその職種を選んだ奴に石を投げても構わない=人がどんどん逃げていくということで、日本のITは壊滅だがな。
でさ、なんで起業するにかっこして(成功する)なんてものを加えてるんよ。
実際は全くイコールじゃないのに。