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はてなキーワード: 独裁官とは

2024-03-16

古代ローマ共和政期と帝政期に別れると習った。

共和政期とは実質的貴族たちによる寡頭政治のことだ。

帝政期とはその貴族たちによる議員政治制度を利用して独裁的な権力行使する仕組みのことだ。

共和政ローマにおいての首長は、独裁を避けるために二人の執政官が選出され元老院リードする形を取られた。

しか有事に際しては一人の独裁官が選出される仕組みとなっていた。

国家の存亡(といっても当初はローマ周辺の小さな都市国家だったのだが)の危機にあたって合議していては遅いからだ。

素早く決断して、素早く行動する。

そのためには一人の権力者が必要となるということだ。

しかし、共和政ローマにおいて常に危惧されていたのは一人の人間権力を握ることでやがて王政への道を開くことだった。

ということは常にそのようなことを夢想する輩がいたということの反証でもある。

そのような男の一人がユリウス・カエサルである

彼はその前時代独裁官の権力政敵粛清したスッラのやり方を見て着想を得た。

スッラ内戦により権力を握ると独裁官となり、自身政治信条に基づいた元老院運営体制を築いた後に独裁官を退き元老院へと権力を戻した。

なぜなら元老院による貴族政治スッラ理想とするところだったからだ。

しかし、民衆派であったカエサルは違った。

彼はその支持層貴族ではないことから権力を握るためには元老院による寡頭政治ではなく、より独裁必要としたからだ。

これは彼自身の野心であると同時に、対立したポンペイウス派に対抗するための手段でもあった。

カエサルルビコン川を超えてローマに帰還したあと独裁官に就任、その後内戦勝利したあと、永久独裁官に就任するところで暗殺された。

元老院派にとって、共和制の原点であり拠点とも言うべき元老院において、ひとつ政体を退けるために暴力行使されたというのは元老院議員にとって如何に王政に対する忌避感が強かったのかの現れであろう。

これを見ていた後継者アウグストゥスは、永久独裁官という地位を求めることはせずに、様々な制度を複合することで実質的独裁権を得た。

その王政アレルギーを刺激しない方式をとることで自らの権力をより受け入れやすものへと変質させたのだ。

2023-08-17

anond:20230817121834

カエサルアレクサンダー大王の像を見て嘆いていたのが31

カエサル独裁官になったのは54歳

ゆとりおじさん頑張れ?

2021-01-08

anond:20210108113543

キンキナートゥスとか聖人すぎてやばいよね

執行官退いたあと自宅で農作業してたんだけどローマ軍の危機で急遽独裁官指名されて即座に相手殲滅して就任から16日目で辞任

anond:20210107220238

支持率へったくれもなく個人で最適解らしきものを決定できる独裁官必要性に気付いたローマは今更ながらすごいわ。

2019-02-12

民主党政権悪夢自民党政権悪夢

じゃあ一体誰が政権を取れば日本は救われるのか。

日本人ではもう無理なのか?

独裁官という臨時の最高職を設けて深セン市長でも呼んで日本改革してもらえばいいのか?

2015-08-02

所得税消費税よりも資産課税をしたほうがいいじゃない?

所得課税より資産課税のほうが今の時代に向いているんじゃないかな。

資産課税をするとキャピタルフライト資本逃避)が起こって、円は暴落するかもしれないけど

その結果さら製造業は強くなって、労働者賃金ドルベースで安定すると思うんだよね。

輸入品が値上がりして輸出しても儲からなくなるっていう、なんだかアレな論議があるけど

全部ドルベースで見れば、円が下がれば特に極端に下がれば輸出には強くなるんだよね。

 

所得税を0で資産課税をかなりキツメにしちまえば、どれだけ高所得でも宵越しの金を持ち越さずぱぱーっと使って景気は物凄く良くなる。

格差ってのは資産ストックの差が殆どだと思うので、そこに課税しちまえば一発でフラット社会になるんじゃないかな。

 

自身は、資産課税されるとちょっとつらい立場だけど

周りを見る限り、格差はこれからもどんどん拡大していくと思うんだよね。

友人たちの子供は超絶な金持ちとして、資産を受け継ぎ資本主義にうまく立ちまわるチートのようなプレイ教育を受けて

さらに荒稼ぎするというディストピアしか見えない。

 

金融立国や今やっている過剰流動性インフレ政策経済成長って結局

金持ちがより天文学的な金額を稼ぎ、今の人たちはちょっと落ちぶれるか何も変わらないっていう世の中がずーっと続いて

20年後、ほらやっぱり経済成長して豊かな国になりましたよね?だからこれからもこれでやっていきましょうっていう風にしか見えない。

 

 

最終的には格差是正する為に自滅する戦争リセットを押すしかないんじゃないって気がする。

それよりかは多少の代償を払っても資産課税でうまく潤滑に資本が回る社会にしたほうがいいじゃないかって思うんだ。

 

PS

タン貯金に関しては、マネー電子化により一発補足ができるのではないでしょうか。

 

外国人になってしまった元日本人シンガポール人の富豪さんは、日本においてある資産だけ課税すればいいんじゃないでしょうか。

キャピタルフライトしてしまえばその分円は落ちるので、また稼ぎやすくなってあぶく銭がキャッチボール的に高速回転するはずです。

よって資本利益率は高くなるでしょうから資産課税覚悟投資したい人は増えて帳尻が合うはずと希望的観測をしておきます

 

資産は隠されるってのはその通りで、現物に交換して貯蔵しようとか考えるはずですね。

所得もそれと同じで税務署がそのために必死になって、調査しているのではないでしょうか。

商取引を全部電子化してしまえば、課税逃れは難しくなるんじゃないかなー

 

大きな変化には革命必要なのはそうでしょうね。革命って響きはかっこいいけど殺し合いですよね~。

なんか革命以外にうまい方法はないんでしょうかね。ひとつローマ時代にならって

一時的独裁官に全権委任くらいかな。

 

 

消費税8%とはてなミニマリスト騒ぎはリンクしている

素晴らしい洞察だと思いますミニマリスト消費税のくだりは痺れました。

 

政治世界グローバル化資本逃避を過度に恐れているように思います

からこそ法人税減税、所得減税、相続税減税の方向にプレッシャーがかかっているのだと思います

 

からあえて主張したいのですが、資本逃避ウェルカムの方向で政策を行ったほうが面白いんじゃないかと。

資本逃避を許容すれば、相続税所得税法人税も好きな様に決められます

現状はスイスシンガポールニューヨークロンドン香港のような小型のグローバル都市国家に有利な体型となっています

彼らとしのぎを削って、税金ダンピング競争をしたところで不毛な結末しか見えてこないと思います

結果国は栄えても、多数の貧民とごく少数の巨万の富を持った富豪という形ですね。

GDPが増えても、凡人は豊かになれない。資本逃避を恐れる限り、相続課税の強化は無理でむしろ低減させていくしかない。

相続税を今のままだと金持ちはどんどん逃げていくし、現に今のキャピタルゲイン課税なんてシンガポールに行く気にさせるには

十分な同期になりえます

それに友人たちの資産の増え具合を見ているに、教育程度で使える範疇じゃないんですよね。年収億とか稼いでそれが

福利で増えて、それがうん十年はたまたうん百年続くわけですよ。もうわけのわからん増え具合ですよ。

 

それなら資本逃避させてでも金が回るようにして、凡人が豊かな社会のほうがいいじゃないかなーって思ったわけです。

ストックを削らせて、フローを増やす(回す)ということですね。

 

 

最後にこのような過激な政策を本気で日本で行った場合、屍が広がる未来となるかこの世の楽園となるかは分かりません。

からこそ本来は、地方分権でいろいろ実験ができる仕組みにした方がいいと思うんだよね。

会社という組織はそのミニマム版でいろいろな多様性ができていると思うんだけど、国家会社に相当する

無茶やイノベーション実験できる、嫌だったらすぐ辞めて他の会社に行けるような地方組織ってないんだよね。

8/3 追記

資産課税対象について伝え切れていないと思うのですが

数億円程度のお金持ちはたいして課税する必要はないと思います

想像する対象もっと大きなものだと思ってください

そうじゃなくってもっとエゲツない富裕層が複利の魔法でとてつもない

勢いでお金を増やしているんですよ。そういった層にはインフレもパワー不足

物価を倍にして実質資産を半額にした所で

複利の魔力にはパワー不足

ポジショントークとしては資産数百億とか数千億数兆円もっている方々を

資産課税でご退場して頂けたらより投資案件の利回りが上がると思うんだよね

身近で富裕層を見るにつけ住む世界が違いすぎるし、圧倒的なチートプレイをひしひし感じるわけです

お前ら信じられるか

イケメン好青年で嫁がいて資産数十億持っている奴が本当にいるんだよ

しかも切削琢磨してさら資産を増やそうとしている

それも一人じゃない 今時10億円持っているのはなんでもないんだよ

俺の周りにもポツポツいる。

100億の投資家仲間はいないが25億の投資家なら会って話した事もある

インターネットは凄まじい格差引き起こした 知識は集中する

今まで以上の格差チートプレイを身につけた奴らがますます知識武装して

よりマッチョさらに激しく複利のエンジンを加速させて行っているんだよね

そこで努力が云々とか頑張れば報われる的な

インセンティブがなくなりうんたらとかそういうのは対象が少額過ぎて

圧倒的な複利のパワーには虚しく響き渡るだけなように思えるんだよね

2015-04-17

世界史人物概覧

世紀
前6孔子(前551儒教の祖)
孫子(前544・『孫子』著者)
前5釈迦(?・仏教開祖
ヘロドトス(前484・歴史の父)
ヒポクラテス(前460・西洋医学の父)
プラトン(前427・哲学者
前4アリストテレス(前384・万学の祖)
アレクサンドロス大王(前356・マケドニア王)
前3アルキメデス(前287・古代最大の数学者
始皇帝(前259・最初中華皇帝
劉邦(前256・漢の高祖)
ハンニバル(前247・包囲殲滅戦術確立
前2司馬遷(前139・『史記』著者)
前1カエサル(前100・ローマの終身独裁官
ウェルギリウス(前70・ローマ最大の詩人
オクタウィアヌス(前63・ローマ帝国の初代皇帝
イエス(前4・キリスト教開祖
1プトレマイオス(83・天文学者
2ガレノス(130・古代医学確立
張仲景(150・医聖)
曹操(155・三曹の一人)
3
4王羲之(303・書聖)
アウグスティヌス(354・古代最大の神学者
5アッティラ406・フン帝国の王)
6ムハンマド(570・イスラム教開祖
李靖(571・『李衛公問対』)
李世民(598・唐の第2代皇帝
7
8アブー・ムスリム(700・アッバース革命立役者
李白(701・詩仙)
杜甫(712・詩聖)
カール大帝(742・フランク王国
9
10フェルドウスィー(934・『シャー・ナーメ』著者)
イブン・ハイサム(965・光学の父)
イブン・スィーナー(980・アラビア医学を体系化)
11
12朱子1130・儒教の中興者)
サラディン1137・アイユーブ朝開祖
インノケンティウス3世1161・教皇権最盛期のローマ教皇
チンギス・ハン(1162・モンゴル帝国の初代皇帝
13トマス・アクィナス1225・『神学大全』著者)
ダンテ1265・イタリア最大の詩人
ジョット(1267・西洋絵画の父)
14羅貫中(?・『三国志演義』『水滸伝』編者』)
イブン・ハルドゥーン(1332・『歴史序説』著者)
ティムール(1336・ティムール朝建国者
ヤン・ジシュカ(1374・マスケット銃を使用)
グーテンベルク(1398・活版印刷発明者)
15ジャンヌ・ダルク(1412百年戦争聖女
コロンブス(1451・アメリカの再発見者)
ダ・ヴィンチ(1452・万能の天才
ヴァスコ・ダ・ガマ(1460・インド航路開拓者
マキャヴェッリ(1469・『君主論』著者)
ミケランジェロ(1475・芸術家
マルティン・ルター(1483・宗教改革
スレイマン1世(1494・オスマン帝国最盛期の皇帝
16エリザベス1世(1533・アルマダ海戦に勝利)
セルバンテス(1547・『ドン・キホーテ』著者)
ガリレオ(1564・科学革命の中心人物)
シェイクスピア(1564・イギリス最高の詩人劇作家
グスタフ・アドルフ(1594・三兵戦術確立
デカルト(1596・合理主義哲学の父)
17ルイ14世(1638・絶対王政最盛期の王)
ジョン・ロック(1632・イギリス経験論の父)
ニュートン(1642・科学革命の中心人物)
康熙帝(1654・清の第4代皇帝
バッハ(1685・音楽の父)
18オイラー1707・数学者
曹雪芹(1715・『紅楼夢』著者)
アダム・スミス1723・経済学の父)
カント1724・哲学者
ワシントン1732・アメリカ初代大統領
ワット1736・蒸気機関の改良)
ラボアジェ1743・近代化学の父)
モーツァルト1756・音楽家
ナポレオン1769・初代フランス皇帝
ベートーヴェン1770・音楽家
ガウス1777・数学者
クラウゼヴィッツ1780・『戦争論』著者)
スチーブンソン(1781・鉄道の父)
ファラデー(1791・電磁気学の父)
バベッジ1791・コンピュータの父)
19ダーウィン(1809・進化論提唱
ポー(1809・ミステリの父)
マルクス(1818・共産主義提唱
ヴィクトリア女王(1819・帝国主義最盛期の女王
パスツール(1822・近代細菌学の父)
ヴェルヌ(1828・SFの父)
モネ(1840・印象派の祖)
ロダン(1840・近代彫刻の父)
エジソン(1847・発明王
フォード(1863・自動車大量生産
ライト兄弟(1867・飛行機発明
アインシュタイン(1879・相対性理論を発表)
ピカソ(1881・画家
ケインズ(1883・マクロ経済学確立
グデーリアン(1888・電撃戦確立
ヒトラー(1889・ナチス指導者

2011-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20110610130210

共和政ローマは、普段は民主主義で過ごし、危機が迫れば「一時的な独裁者」を選び出す。

民主主義長所独裁長所を上手く取り入れているわけだ。

というわけで頑張って独裁官を目指せ。

 
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