はてなキーワード: 百年の孤独とは
特に印象に残らなかった。先は気になるといえばなるけど。夏の空気感の醸成にかなり手間かけてるのはまあ評価できるかな。なんだろう、このどうでも良い感。主人公のキャラが、いろいろどうでも良さそうな感じで、それがそのまま作品全体を覆っているのかなあ。そんぐらいの感じがリアルで好きって向きもあろうかとは思う。1巻買ってモヤモヤして、とりあえず2巻も読んでみようと読んだが、あんまり印象は変わらなかった。
向ヒ兎堂日記 2-4 巻 鷹野 久
1巻が気に入ったので、そのまま継続購入。
百年の孤独 - マシアス・ギリの失脚 - ヴォイニッチホテル とか言ったら大げかな。
フリーダムかつ脈絡のないエピソードで構成される叙事詩。それでいて笑いも取れてるとか。もちろん画も楽しい。
画やキャラの味付けが濃いので、ちょっととっつきにくいけど、なれると結構楽しめた。
くまみこ 4 吉元 ますめ
エンヤネタは笑った。警官2人のエピソードはあんな引っ張る必要あったんかね?
波よ聞いてくれ(1) 沙村広明
1話目のタイトルが「お前を許さない」なんだけど、個人的には「ブラッドハーレーの馬車みたいなグロを世に放ったお前を許さねーよ」とは思った。それはそれとして作品は面白かった。笑いを取りに行ってるとこで、ちゃんと笑える。登場人物が全員芸人脳。画ももちろん楽しめる。
1巻が気に入ったので、購入。完結してた。
表題作は不器用で誠実なおじさんと若い女性の恋愛ものなんだけど、最近こういう構図流行ってんのかね。マンガにカネ出す層が高齢化しているから需要があるのか、それともイマドキの若者がこういうの好きなのか。昔から常にあるのか。
話はどれも恋愛がらみで、バリエーションありつつもどれもイマイチ突き抜けない感じが。。とはいえ、それなりに読ませるし、つまんないわけではない。とけちゃう女の子の話は良かった。画は揺らぎがあるけど、後半の作品は良かった。人体に自然な立体感やパースを感じさせてるし、人の表情は大げさではあるけど、大味ではなくて好感が持てる。
サーバント×サービス 1巻 - 4巻
WORKING!! 13巻
それぞれ完結。サーバントは結構前に完結したみたいだけど、最近まとめ買いした。
サーバントでは控えめに、WORKINGでは盛大に、イカれたキャラたちが繰り広げるドタバタはギャグ要素だけではなくコメディ要素が強くて、それぞれ良い感じの日常感を作りだしていると思う。画はある時期以降うまくなった印象。基本的に顔アップとバストアップばっかりだけど。。まあ、4コマだしね。まひるとめぐみの顔が好き。
学園スポーツものと見せかけたお仕事マンガかと思わせて、ラブコメらしい。
すっごい面白いってわけではないけど、つまんないわけではない。
それでも町は廻っている(14) 石黒正数
アイディアが優れていて、話運びにはムダがない。洗練されていて、何度読んでも面白いってのが凄い。
なんど読んでも面白い漫画って、面白いってよりも、もはや気持ちいいって感じなのかも。
1巻と変わらないけど、やや進展も感じさせていて良いのでは。画は1巻のほうがよかったような?
Kindleが来てから本を読む時間が増えたんで、最近久しぶりに書評サイトを見るようになったんだけど、
なんだか提灯記事みたいなのばっかりで読みたくなるような記事を書いてるところを見つけるのってけっこう大変。
みんなどんなとこ見てるの?
松岡正剛さんの書評も読んでみたけど、なんだか全然ピンと来なかった。
『百年の孤独』の主人公はマコンドという村なんだって。ふーん。ぼくは絶対違うと思う。
他の書評も極端に抽象的だったりして、『薔薇の名前』の書評なんてひどい。
こんなのみんなちゃんと理解できるの? ぼくはまるで何を言ってるのかわからなかった。
というわけで、これはと思う書評の書き手がいたら教えて欲しいんだ。
超名作
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名作
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良作
北回帰線 赤と黒 阿Q正伝 ボヴァリー夫人 失われた時を求めて 1984年 キャッチ22
ゴリオ爺さん ガラス玉演戯 ユリシーズ 響きと怒り 城 アンダーワールド 異邦人
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佳作
怒りのぶどう 大地 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
グレート・ギャッツビー 明暗 老人と海 夜の果てへの旅 スローターハウス5
感情教育 ハムレット 失楽園 オデュッセイア モンテ・クリスト伯
クオ・ワディス 大使たち イワン・デニーソヴィチの一日 ライ麦畑でつかまえて
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豊饒の海 ティファニーで朝食を レベッカ 万延元年のフットボール
決壊 初恋 アルジャーノンに花束を グランド・フィナーレ 椿姫
見えない都市 百年の孤独 オネーギン オブローモフ 外套 暗夜行路
ぼくは人間が好きだった。それは確かなことで、付き合っている量でも誰にも負けない時期があった。それは短い期間(約1年)だったけど、その時期にうちの近くの学校で知り合えた少女以外の全ての学校の生徒に声をかけていた。毎日だいたい2時間、日によっては4時間近くかかることもあった。今考えたら世間にとっては迷惑な話だったかも知れない。また今みたいにネットやケータイも多くなかったからできたことだ。しかしとにもかくにも人間とのコミュニケーションだけではその時期はおそらく誰にも負けなかった。ヒマだからできたというのもあるだろうけど。
そういうぼくが今ではほとんど人間と付き合わなくなったのだけれど、だからと言ってテレビを見ているわけでも音楽を聞いているわけでも映画を見ているわけでもゲームをしているわけでもない。何をしているかというと仕事をしているか人と話しているか2chを見ているか増田を書いているかだ。この4つにほぼ絞られる。あと時々本を読んだり考え事をしている時もあるけど、それは空いた時間とか寝る前にしていることが多い。
だからどうというわけではないのだが、人間に関してはかつてはあれほど面白いと思ったのに、付き合わなくなったのはやはり面白くなくなったからだと思っている。もちろん急に付き合うのをやめたわけではない。それは長い歳月をかけて徐々に付き合わなくなったのだ。そうして、飽きているというのともまた違う。面白い人間があれば、やっぱり今でも面白いなあと思うわけだから。それが「近藤淳也」だったり「スティーヴ・ジョブス」だったりする。
ちなみにそれはぼくが面白さに鈍感になったからだと言う人もいるけどそれも違う。ぼくはだいたいにおいて面白がり過ぎるくらいで、それはこの増田にもいやというほど書いた。今でもルイ・ヴィトンに行けば面白いと思うし、遅刻をしない女の子を見ても面白いと思う。「百年の孤独」を読めば面白いと思うし、ドラッカーを読んでも面白い。友人のMとリナカフェでだべっているのも面白いのである。
だから、ぼくが人間が面白くなくなったと感じるのは、いわゆる俗流若者論とも違うと思う。コミュニケーション・ジャンルというものには栄枯盛衰があって、そういう視点で言っている。ある時栄えていたジャンルがそれより下り坂になって全体的に面白くなくなるということは歴史的にはいくつもあって、例えばアングラ時代のぁゃιぃの技術はもう失われたし、ルネッサンスの頃のnyの技術も失われた。中国の割れ厨の技術だって、いまだに再現できなかったりする。
だからそれは、いつの世でも老人が「最近の若者は軟弱になった」と言ったりしていることとは意味が違う。文化は栄えたり滅んだりするのだ。永遠に進化し続けるなどということはない。人間がつまらなくなったというのはそういう視点に立ちながら言っているのであって、何もノスタルジーに浸っているわけではない。だいたいぼくは子供の頃に素晴らしいと思っていたものよりも、大人になってから素晴らしいと思ったものの方が印象深いものが多いのだから、そういうノスタルジーにとらわれるような俗流若者論的な考え方とは無縁である。
その上で、なおぼくの書いたことに反論があるのだとしたら、id:y_arimさんがブコメで仰ってたように、どうか面白い人間を教えてほしい。ちなみにこの前たまたまはてなの「梅田望夫」とあったらとても面白かった。なんだそんな人と会わずして最近の人間は面白くないと言っているのかと言われるかも知れないが、それは実際その通りだ。ぼくは今ではほとんど年に数人の人間しか会わなくて今の人間をつまらないと言っているわけで、それは前のエントリーでも書いたけど電車の中で話をする人間が少ないからである。だから、乗ってる電車がたまたまそうかも知れないと言われれば、それは確かにそうかも知れない。それから、電車の中で話をする人が少ないからといって人間の衰退に結びつけるのは無理があると言う人もいるだろうけど、これに関しては無理はないと思っている。説得力はないけどね。だから別にそれで人を説得しようとも思わない。ぼくはただ坂田信弘のゴルフマンガに出てきそうな外国の頑迷なキャディーのように、これまでの経験と五感を働かせて、なんとなくグリーン上空の風の流れを予測しているだけで、そう予測する根拠を述べよとゴルファーに言われても、説明しようがないのだ。ただ経験からそう予測したというだけである。それでは信じるに値しないというのなら、それはそれで仕方のないことだ。それならどうぞあなたの予測するようにボールを打って下さいと言う。それでゴルファーの予測が正しくて、ぼくが間違っていたのなら、ぼくは潔くキャディーをやめるくらいの覚悟はある。
http://anond.hatelabo.jp/20081025002806
別に「異邦人」読んだって言ってないのに見抜かれた!と思ったんですけど、多分当然な話なんでしょうね。一作で判断してしまって恥ずかしい…。
は同意です。合う合わないはありますけど、完成度は流石です。
http://anond.hatelabo.jp/20081025012053
おぅ、聞いたことない名前です。ちょっと気になる。でもハードカバーで分冊なんですね。学生としては手が出しにくいかも…
http://anond.hatelabo.jp/20081025010420
うわぁ、こんなに沢山。目移りしそう。とりあえず φ(..)メモメモ
ざっと調べた感じだと「眺めの良い部屋」と「サイダー・ハウス・ルール」が気になります。あとは、以前少し読んで面白そうだと思ったけど、そのままになってる「百年の孤独」とか。
お三方本当にどうもありがとうございました。とりあえず、メモを持って近所の本屋に行ってみます。ではでは。
追記
お勧めがまだありましたら、どんどん教えてください。これからの参考にします。
心理描写が綿密で分かりやすかった作品といえば
ジェイン・オースティン「高慢と偏見」とか
E・M・フォースター「眺めの良い部屋」とかが思い浮かぶかな。
なんていうか小市民的であんまり壮大じゃないけど。女性で好きな人が多いような気がする。
ブロンテ姉妹の「嵐が丘」「ジェーン・エア」も面白かった。
「嵐が丘」は割とシュールだけど「ジェーン・エア」はストレート。
三島由紀夫「豊饒の海」シリーズも「春の雪」「奔馬」までは普通に楽しめるんじゃないかな。
三島由紀夫は他にも勧められる作品がたくさんありそうな気がするけど未読……。
J・アーヴィングの「サイダー・ハウス・ルール」とかも面白かった。小説らしい小説が好きな人にはアーヴィング面白いと思う。
あと、まっとうな小説から少し離れるけど、ジョージ・オーウェルの「1984年」の心理描写はパねえと思う。(笑)
http://anond.hatelabo.jp/20080315152400]
これを全部読んでいない人間は「猿」です。
ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。
レオナルド・ダ・ヴィンチ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫
ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫
ハイデッガー『存在と時間』ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシックス
ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシックス
ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』東洋経済新報社
デリダ『グラマトロジーいについて』
海外文学
『唐詩選』岩波文庫
シェイクスピア『ハムレット』角川文庫、新潮文庫、岩波文庫、ちくま文庫
ゴーゴル『外套』
ポー『盗まれた手紙』
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江藤淳『成熟と喪失』
by 柄谷行人、他
追記
ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラ、リソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。
これを全部読んでいない人間は「猿」です。
ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。
レオナルド・ダ・ヴィンチ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫
ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫
ヴァレリー『精神の危機』
ハイデッガー『存在と時間』ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシックス
ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシックス
ウィトゲンシュタイン『哲学探求』大修館書店
デリダ『グラマトロジーいについて』
ベイトソン『精神と自然』新思策社
海外文学
『唐詩選』岩波文庫
シェイクスピア『ハムレット』角川文庫、新潮文庫、岩波文庫、ちくま文庫
ゴーゴル『外套』
ポー『盗まれた手紙』
エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
フローベール『ボヴァリー夫人』
ドストエフスキー『悪霊』
カフカ『審判』
魯迅『阿Q正伝』
トーマス・マン『魔の山』
ザミャーミン『われら』
ムージル『特性のない男』
セリーヌ『夜の果ての旅』
フォークナー『アブサロム、アブサロム!』
ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』
サルトル『嘔吐』
ジュネ『泥棒日記』
ロブ=グリエ『嫉妬』
レム『ソラリスの陽のもとに』
エリオット『荒地』
二葉亭四迷『浮雲』
樋口一葉『にごりえ』
島崎藤村『破戒』
田山花袋『蒲団』
有島武郎『或る女』
内田百〓『冥途・旅順入城式』
江戸川乱歩『押絵と旅する男』
谷崎潤一郎『春琴抄』
大岡昇平『俘虜記』
埴谷雄高『死霊』
安部公房『砂の女』
野坂昭如『エロ事師たち』
島尾敏雄『死の棘』
古井由吉『円陣を組む女たち』
後藤明生『挟み撃ち』
円地文子『食卓のない家』
中上健次『枯木灘』
斎藤茂吉『赤光』
萩原朔太郎『月に吠える』
北村透谷『人生に相渉るとは何の謂ぞ』
正岡子規『歌よみに与ふる書』
石川啄木『時代閉塞の現状』
小林秀雄『様々なる意匠』
花田清輝『復興期の精神』
江藤淳『成熟と喪失』
by 柄谷行人、他
追記
ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラ、リソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。