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2010-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20100506045522

お金を稼ぐことを幸せだと感じている人みたいだから、満足出来ないんじゃないかな。

お金っていくらでも増やせるし。

ひろゆきが対談で言ってたように、とりあえず普通に生存出来るくらい日本は豊かで、それに幸福を感じればおのずと余裕も出てくる。

勝間さんみたいな人はどこの国にもいるかもしれないけど、ひろゆきみたいな人って今のところ日本とか一部の先進諸国でしか生きられないんじゃないかな。環境最適化した生き方をしているから落ち着いてると。

2010-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20100505142604

それ言いだすと、日本国民のほとんどが誰かに負担を押し付けてることになるんだが・・?

日本がどれだけ世界中から搾取することで成り立ってる国かって考えたことないのかい。

先進諸国なんてどこも同じようなもんだろ。

2010-04-12

一体誰と戦っているんだ

http://twitter.com/hatoyamayukio/statuses/11530709833

滋賀県を訪れ、幼稚園保育園の一体運営を進める「幼児園」で一体化の必要性と難しさを学びました。

また、菜の花による資源の循環、琵琶湖自然再生や魚の調査に取り組む方々、太陽光発電パネル

製造現場の話を伺いました。環境先進県の滋賀日本も負けてはいられないぞとの思いを強くしました。

鳩山総理大臣鳩山内閣も負けてられないぞとの思いを強くしたら、総辞職につながるのでしょうか。

2010-04-01

アクアプラス

P/ECE Phoneでスマートフォン業界に参入とかやってくれればよかったのに!

先進のHMX OS Mobile搭載で画面の中に彼女が。

携帯電話電波の他に毒電波も受信可能。

ついでに初代P/ECEエミュレーター付き。

2010-03-24

美大の男子モテますかね?

無事に現役で合格して

四月から東京の美大に行くんですが、

なんか八割が女の子らしいじゃないですか。

男子はぜんぜんいないとか。。。

ってことは普通に考えて

女子に囲まれながら過ごすわけで

必然的にモテちゃったりとか。。。

しちゃいますよね?

新歓飲み会とか、先輩も女子ばっかりでちやほやされて。。。

しかも美大の女の子だから

センスあるカワイイ子多いはずだし

考え方も先進的だから

容姿差別もしないし

フリーセックスだったりして。。。

ああもうどんな生活になるんだろう!?

楽しみすぎる。。。

2010-03-23

http://anond.hatelabo.jp/20100323105132

apple 関連のコミュニティってなんか程度低くね?

昔からappleコミュニティは他人を見下す鼻持ちならない奴の集まりだったよ。

Windowsとかだせえプギャー」といいながら時代の波に飲まれていった人間がどれだけいたか。

先進的ですばらしい商品を作る会社ではあると思うが、その商品を使うことで

「商品すげえ!」から「その商品使ってる俺すげえ!その商品選んだ俺すげえ!」という感じになってしまうのかな。

2010-03-13

BLOGTWITTER風に呟く

ttp://fukuma.way-nifty.com/fukumas_daily_record/2010/03/blogtwitter-9fe.html

Twitterで知り合ったロシア圏の人達は、向こうでは先進的ITユーザーだけあってIT業界の人が多い。しかし話をしてみるとどうもこちら同様、労働環境はきつそうだ。そう言えば日本よりはるかに労働環境が良く、休日所得も徹底しているフランスでさえパティシエ尊敬される職業ながら一日平均14時間以上働くきつい仕事で定評があると言うから、国に限らずきつい仕事賃金の安い仕事と言うのは決まっているのかも知れない。では楽園はどこにあるのだろう。

文化への処罰を考える|和田秀樹オフィシャルブログテレビで言えないホントの話」

ttp://ameblo.jp/wadahideki/entry-10479759744.html

今回は、非実在青少年法とかいう形で、18歳未満と思われる人物が登場するポルノアニメ、そのほかを取り締まろうという法律についてどう思うかという質問が偶然重なった。

私は、日本警察が誰でもひっかかるような法律(たとえば、18歳や19歳の飲酒を取り締まる法律など)を作っておいて、ほとんどの人は捕まえないのに、気に入らない人間を捕まえる道具にしたり、政治資金規正法にしても、気に入らない人間の虚偽記載だけを捕まえるという前科を考えると、誰のパソコンでも、チクリがあったから、調べさせてもらうという権利警察に与えるのはとても危険だと思う。本来、法律というのは守れる法律だけを作る代わりに、警察のほうも違反者は、警察適当に選んで捕まえるのではなく、全員捕まえるというのが法治国家のあり方だと考えている。

青少年ポルノの類にしても、相当きちんとそれが流れないようにするとか、発信が確認されたら処罰するのは当然だが、単純所持で処罰するなら、誰かのメールアドレスに送りつけて、それを削除していなければいつでも捕まえることが可能になる。日本警察が信用できない、つまり金をもらえるところならば景品交換型賭博を認めるが、気に入らないところがやれば捕まえるという組織である限り、つまり、捕まえるか捕まえないかは警察が判断できる法律危険だと私は考える。民主党に、警察検察改革をやってほしかったし、やる気だったと聞いているが、それをやられるのを知って、先に小沢氏周辺を捕まえて、しかもマスコミまでそれに乗って。おそらくこれからの政治家がよほどのことがない限り、警察改革、検察改革に手を出せないようにしてしまった。三井環という元検事裏金問題をテレビで話そうとした日に逮捕されるのと似たようなにおいを感じるのは確かだ。

さて、もう一つは、ロリータっぽい主人公が出てきて、エッチなことをするアニメ(この場合、実際の児童被害者になるわけではないから、実写のロリータポルノとは違う)を日本特有の文化と見るかどうかだろう。

日本の場合、ほとんどの先進国で解禁されているポルノネットを使う人には有名無実化しているが)を処罰し続けてきた。おかげで、それが暴力団の資金源になるし、解禁したらおそらくはヘアヌードのように飽きられ、暴落していたものを、警察保護育成してきたようなものだが、その副産物として、外国ではあまりないエロ漫画というカテゴリー文化ができた。(自国の文化である浮世絵さえ弾圧する無教養ぶりだから、もちろん露骨な描写は許されないが)

この件については、大人になっても政府が大人扱いしないという点では、まさに「お上」の力の象徴のような気がするが、実際、欧米の国のほとんどは児童ポルノには厳しいが、成人した後については規制しない。

これが文化ならば、きちんと守るべきは守るという対応をすべきだろう(私はアニメ漫画は詳しくないので、そこがわからない)

飲酒運転についても私が問題にするのは、酒を飲みながら食事をするのが文化ならば、1県あたりにすれば年間数人の飲酒死亡事故があっても、酒を酌み交わしながら食事をするという文化を守るべきだろうし(フランスイタリアはこの路線だ)、人の命のほうが文化より大事ならば(おそらく鮭を飲みながら愚痴をこぼす文化がなくなり、家で一人で飲むのが当たり前になれば、飲酒死亡事故の数倍の自殺者と数十倍のアルコール依存症患者が生じるだろうが)飲酒運転を厳罰化すればいい。

文化を守ることは、人の命より大切なときもあるのだ。

韓国日本を恨むことについても、当時の植民地(実際は連邦国家だが)は、欧米スタンダードからすれば、ずいぶん進歩的な支配だった。現地民に日本国選挙権を与え、識字率が1割にも満たない国にハングルを教え、言語も強制せず、日本国と同格のエリートになれる帝国大学も作った。それでも、韓国人朝鮮人日本を嫌うのは、創氏改名が問題だったらしい。要するに、家系図(族譜)が大切な国で名前を変えさせられるのが、それだけ屈辱だったそうだ。文化に敬意を払わなかったために、世界的に見ても先進的な植民地政策をとったのに、かえって恨まれた。

文化をバカにしてはならない。日本人は、人命とか、人権とかいう美名にびびって文化をないがしろにしてはいないか?

2010-03-08

中国チワン族に強制不妊手術 ほかグローバルインテリジェンス

ttp://gaikoanzenhosyo.blog4.fc2.com/blog-entry-500.html

 中国広西チワン族自治区博白県で、”一人っ子政策”の徹底をはかるために当局に雇われた数百人規模の”取り締まりチーム”が、鉄パイプハンマーで武装して村々をあらしまわり、無理やり女性を連れ去って強制不妊手術を施していた、と香港マスコミが伝えている。

産経報道では、チワン自治区博白県の各地で、これに反発したチワン族による数千から一万人規模の暴動が発生、治安部隊との衝突で5人が死亡したという。

 これが本当なら驚愕の事実だ。

従来、中国の”一人っ子政策”は少数民族には厳格に適用されず、第二子・第三子を産んでも少数民族だけは特別待遇として許されているはずだった。

少なくともこれまでの中国政府の説明ではそうだった。

そうした少数民族への”特別待遇”こそ、漢族チベットウイグルモンゴルチワンなど各少数民族を支配する大義名分ともなってきたのである。

近年、支配民族である漢族は、特に急速な経済発展を続ける沿岸部を中心に非常に裕福となった。そのため、一人っ子政策違反してもさして痛くも無い罰金を払うだけで、第二子以降を出産してしまうケースが増えていると言われている。

その一方で、鉄パイプハンマーを振りまわすチンピラを当局が雇い、被支配民族チワン族の女性を連れ去って強制不妊手術を施していたというのである。

まるでナチスによるユダヤ・ロマ人に対する断種政策の亡霊が現代によみがえったかのようである。

 日・米・欧の先進民主国家をはじめとする世界は、こうした事態を「ビジネスが大事」といったような理由で見逃しても良いのだろうか?

中国で、平和の祭典であるはずのオリンピックが開催されるのは、とても適当とは言えないし、もし北京オリンピックがこのまま開かれれば、中国オリンピックスポーツ政治利用を許してしまう結果となってしまう。

ダルフール問題も含め、国際社会中国に対し、こうした凄まじい人権侵害をやめるよう非難・制裁などで圧力を強めるべきだ。

2010-03-05

高校無償化:鳩山は最低、国民新党ダメ国民は怒れ!

ttp://hibikan.at.webry.info/201003/article_51.html

(1)政治経済重要課題を抱えていて、通常は面会を申し込んでも断る立場の首相が、1人1万円の案件外国籍高校生ごときと会うなんて馬鹿げている。

日本高校生は、面会を申し込んでも絶対に会えない。もし首相が末端の庶民に会うとしたら、ごく稀にある視察の場か、難病患者の救済決定など限定された特殊な要件のみだ。

なのに、健康で別に生活に困っていないのに「お金をもらえるという話を聞きました。私たちにもください」と言いに来る、厚かましい朝鮮籍高校生とは会う。日本に何のメリットもない。

ダメですよと言って相手と気まずい雰囲気を作るために会うはずがないから、もし面会が実現するとしたら、支給決定を正式に伝え、カメラの前で笑顔握手する目的で面会するとしか考えられない。

国交がないこと、在日の協力を得て実行した拉致事件日本が抱える世界最高水準の累積赤字を何と心得ているのか。政治ごっこをしているんじゃない。マジで腹が立つ。

(2)国民新党も、日本国籍増税して、外国籍にカネをばらまく法案に賛成かよ。選挙で落としてやりたいが、私の近くに国民新党議員がいない。

亀井さんは、簡易手続きで在日日本国籍をばらまけと言った人だから、怪しいとは思っていた。

国籍はチラシではない。厳格に審査した上で、上から下へ授けるものだ。対等かつ気楽な関係でばらまくものではない。ふざけるな。

(3)朝鮮政党の目くらまし作戦で、報道では「朝鮮学校差別」と「国連人権委員会日本差別警告」ばかりが目立つが、私が繰り返している通り、朝鮮学校だけが支給対象ではない。法律はすべての外国人学校に適用される。

アメリカンスクールインターナショナル・スクール先進各国の外国人学校子供を通わせているような家庭の年収は、もの凄く高いんですよ。首都圏近畿圏にあるアメリカンインターだったら、多国籍企業日本法人社長もしくは実業家クラスの家庭を対象としていますから、年収1500万なんて恥ずかしいというイメージです。最低でも3000万、億とか10億という単位報酬を受け取っている人もゴロゴロいて、これが決して誇張じゃない。

(だから、高い学費を払えないような並のガイジン子供は、日本公立学校に通っているでのです。あなたの近所にもいるでしょう。)

北朝鮮だって朝鮮学校に2億円送金しているそうだ。別にそれで困っていないし、どこの国もそうしている。(コピペ記事3つめ参照))

民主党子供手当は、こうした超富裕な外国人家庭にも未来永劫、日本税金を注ぎ込む政策です。一旦制度ができたら、あとで取り消せないのです。そもそも憲法第89条違反外国教育事業に税金を投入してはならない)なのに、あなた、許せますか?

財務省HP予算書を確認してみてください(PDFファイル)。今後歳入が増える見込みが無いのに、社会保障費だけ10%も跳ね上がっている。

わたくし、こうやって書きながら、はらわたが煮えくりかえってきました。国籍条項を設けなければ駄目だ。お時間のある方は、首相官邸文科省政治家政党に抗議メールをお願いします。

2010-02-27

日本は「質」の低い基礎科学研究論文を「量」産する国でしかないのか:ISIトムソンロイターズのデータが示すもの(追記2件あり)

ttp://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=3697

よって僕個人の私見であることをお断りした上で書きますが、これはやはり日本研究は「量」はあっても「質」が低いということを如実に示す統計だろうと思います。それは、総論文数で2位、総被引用数で4位と「量」の面では非常に好成績であるにもかかわらず、「質」を表す総被引用数/総論文数比率で見ると35位にまで落ちる点から見ても明らかです。先日のエントリで明らかになった傾向と合致する結果であるようにも見受けられます。

それは、若手がすぐ結果の出る底の浅いテーマにばかり取り組んでいるから?かもしれませんし、そういう風潮を招いているポスドク問題を初めとした日本アカデミアが抱える諸問題が原因なのかもしれません。

一方で、これまで遥か遠く後ろにいたはずのアジアの「科学途上国」たちが、すぐ背後に迫りつつあることもこの統計からわかります。総被引用数数/総論文数比率ではいずれも下位に沈んでいる国々ばかりですが、例えば中国は総論文数でいえば5位、総被引用数では8位と上位に食い込んできています。今現在アメリカ基礎科学研究を支えているのが中国人留学生ポスドクたちであることを考えれば、いずれアメリカノウハウ中国に浸透するのも時間の問題でしょう。そうなれば、112位に甘んじている総被引用数/総論文数比率も今後は飛躍的に伸びてくるに違いありません。同様に、韓国も総論文数13位&総被引用数15位と伸びてきていますので、早晩日本に追いついてくる可能性は高いと思われます。

にもかかわらず、このような状況の中にあっても日本は内側に引きこもるばかり。先進23ヵ国でも既に後ろから数えて5本の指に入るような「質」の低い研究しか出ない有様だというのに、未だに日本基礎科学という点でどのような国にしたいのかという政府ビジョンが全く見えてこないというのは、一体どういう了見なんでしょうか?

純粋統計だけで見ても、既に「日本科学先進国だ」という思い込みはもはやただの幻想に過ぎないということがわかるわけです。

2010-02-20

結局そういうことなんだけどねー。

http://anond.hatelabo.jp/20100219110535

レスありがとう。

結局そういうことなんだけどねー。

でも、インフラもかなり整ってるわけだし、

政府高齢者のIT支援とかも一応あったりしたわけだし(今もあるかな?)、

減ってきてる気がするけどパソコン教室なんかもあるわけで、、

何となく、まだまだ放っておいても成長するんじゃない?

みたいな意識があるような気がしてね。

と、いうか、自分的にも少しは影響力が増してると思ってたので…

あ、別にネット至上主義者じゃないですよ。

でも、ブログの時から変わってないのがちょっと残念で。

いろいろ生活は変わったし、恩恵を受けている企業や人もたくさんあると思うけど、

でも、結局行き着くところはこの程度なのかな、みたいな。

ビジネス上はかなり欠かせない存在になってると思うけど(自分は絶対必要w)、

およそ生活インフラとは言い難い。

Yahoo!ライフエンジンとか言ってるけど、

別になくたって生きていけるしw

Appleデジタルハブ構想を打ち出したときとか(自分想像とは違ったけどw)、

古くはWebTVとかw、いつの間にかに消えたネット家電とかw(まだある?)出たときに感じた、

どんな未来になるんだろう、みたいなワクワク感がなくなっちゃって。

住基ネットのようにセキュリティとかプライバシーの問題とか、

様々な業界利害関係上難しい部分もあるだろうけど、

政府主導で、家電住宅交通とかと組み合わせたりして考えれば、

もっともっと世の中は変わるんじゃないかと思ったりするんだけどねー。

あ、別に政府主導でなくてもいいんだけどね。

でも、この業界の人は依然としてネットありきでしか考えてない人多そうで、、

技術ありき、PCケータイありき、ビジネスモデルありきで考えすぎてるっていうか、

これ以上最新の技術をおっかけてもどうなの?、みたいな感じがしてね。

別に追っかけてもいいんだけどw、おたく会社ってそれでいいの?

みたいなところもあるので。


だから、そのへんの見解とか、

何かもっと先進的な取り組みとかあったら知りたいなー

とか思ったわけです。

2010-02-19

最終回 学ぶための手段としての翻訳

ttp://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100114/212173/

日本がいち早く近代化を達成できたのはなぜなのかについては、さまざまな見方がある。そして、さまざまな要因があったのは確かだと思う。だがそのなかで、日本が1千年以上にわたって、進んだ文明から学ぶ姿勢をとり続けてきたことも、無視できない要因だと思う。

 日本は島国だが、少し離れたところに文明の中心があるという地理的な条件に恵まれていた。このため、古代から、まだ見ぬ先進的な文化に憧れ、先進的な文化を学ぶ姿勢をとってきた。古くは朝鮮半島を通して中国から学び、中国を通して古代インド文化も学んでいる。その過程で、古代中国語漢文訓読という独特の方法で翻訳する技術を開発している。

 戦国時代からはヨーロッパとの接触がはじまり、各種の技術を取り入れるようになった。幕末明治の時代に欧米列強の軍事的な圧力を受けるようになると、日本は憧れと学習の対象を中国から欧米に切り替え、欧米の進んだ文化を学ぶことを国の最優先課題にするようになった。そのときに役だったのが中国文化を学んできた伝統である。漢文訓読の伝統があったからこそ、日本翻訳を使って欧米文化を学ぶ方法を採用したのだろう。そして、漢文訓読に似た翻訳調という方法を編み出し、欧米重要な文献を徹底して翻訳するようになった。

 いまでは、急速な近代化という明治時代目標はほぼ達成できている。それに伴って、欧米との関係も変わってきている。憧れの対象ではなくなり、もっと自然に、対等に近い立場で付き合えるようになったといえるだろう。

 しかし、海外にはもはや学ぶものはないという傲慢な姿勢をとったとき、いかに悲惨な状況に陥るかは、何度も痛い思いをして学んできたはずだ。たとえば経済経営の分野では、1980年代後半が傲慢になった時期にあたっている。その後の「失われた10年」がいつしか「失われた20年」になろうとしているのは、傲慢になった報いだともいえるはずである。

2010-02-11

クラウド(笑)

このスラングが発祥した当時、日本SIerの発する広告では、データセンターホスティングなどのサーバ運用環境全般を「クラウド」という単語に言い換えることが盛んに行われており、企業サーバを「プライベートクラウド」と言い換える造語なども登場した。このような商品に新たなイメージを付与するための言い換えやキャッチコピーによって消費を煽ることは、商売上の理由からしばしば行われるものだが、こうしたブログやIT系ニュースによって仕掛けられた言葉に踊らされ、そのような流行を追うことを先進的なものとして享受しているようなSIerたちが、決まって「サーバ」を「クラウド」と言い換えて呼んでいるような現象をギークがからかい、皮肉意味で「(笑)」をつけて呼んだことが、このスラングの由来であると言われている。

あくまで俗語の類であり厳密な定義はなく、このスラングを用いる者や受け取る者の解釈や文脈、その時の気分によって意味微妙ニュアンスが異なる場合もあるが、報道媒体などで紹介される場合には、

意味する単語であり、軽いからかいや冷笑、冷やかし、蔑み、あるいは馬鹿にするような意味を込めたスラングであると解説される。

参考:Wikipediaスイーツ(笑)の項

2010-02-04

婚活ビジネスってつくづく惜しいと思う。

なんというかあと一歩先進化してくれればなって感じがするな。

結局婚活ビジネスの仲介業者は就活においてのリクナビみたいなものだよね。

 

でも登録者言葉は悪いが基本的には結婚したいけど出来てない人がメイン

必然的に恋愛市場での価値が低い人たちの割合が高くなるわけだ。

これはつまりリクナビでいうと小中企業の中でもさらに人気が低めな企業が多い状態と一緒。

そりゃそんな就活サイト就職難だから登録するやつはいるけど

でも基本登録してない企業のほうが優良だってなると、そりゃスペックの高い人はあまり利用したくないよね。

 

そのうち登録すること自体が人気がない烙印みたいになると、それこそ結婚仲介ビジネスが廃れていくんじゃないかな。

--------------

ここまでは、みんな分かってる話。

でどうすればいいかって、そりゃ結婚仲介に登録したくなるような環境を作るしかないよね。

ってことで結婚仲介業者のみなさん、営業しろよ営業。

なに「結婚したいけど出来ない人きてくださーい」みたいに構えてるの。

ビジネスとして成立させる気あるのかと。

全体数を増やせ、優良物件を増やせ、登録料を下げろ。

一箇所に集まるところができればさらに口コミが広がる、もっと儲かる。

 

・・・とここまでいいたい放題で考えたけど、実際仲介業者がどんな努力してるのかは知らなかった。

もういいやどうせ結婚できそうにないし、今日も帰ったら自慰して寝る。

2010-01-26

http://anond.hatelabo.jp/20100126121149

おいおい「侵略戦争国益に適う場合がある」という命題が偽だというのかよ。アメリカどころか侵略によって成立してきた先進諸国が今までやってきた行為全てを否定すんのかよ。

偽だよ。

少なくとも、国連加盟国においてはな。

歴史事実の存在自体は否定しないが、否定的評価を下してはいけないということはない。

法律をたてに好き放題やられる可能性があるからな。法律武器であり、使うかどうかは本人次第。わけのわからん奴に武器を与えてトクになることはないだろう。

なら、法律に反してでも抵抗すればいいじゃない。

法律にウェイトを置かないというなら、違法かどうかを気にする必要がなかろう。

まぁ、重国籍容認でもしない限り、地方参政権付与したところで、法律までは好きにできないがな。

2010-01-17

http://anond.hatelabo.jp/20100116204834

コンパイラ作ったりCPU作ったりシェル作ったりは普通じゃね?

オーソドックスカリキュラムだと思うよ

CPU原理コンパイラ構造が、大きく変化することは無いから、授業しやすい

俺もやったし

凄いなと思ったのはこれかな

http://d.hatena.ne.jp/kzhk/20091202/p2

suffix array くらい習うけど、実際に意味のあるプログラムまで考えられているのが、課題として良くできている

自分が所属している専攻だと、昔CLU(くるー)って言語を教えていたらしい

初めてADTを実装した言語で、当時としては先進的だった、って先生がよく自慢してる

日本大学で、ここまで実戦的なコンピュータに関する教育を行っている場所はあまりないのではないか、と思います

保守的な授業だな、とは思った

尖った授業はあるとは思うけど

あと、scheme やっていないの?

SICP 読みながら meta circular interpreter 作るのは価値がある行為だとおもう。

2010-01-13

ttp://blog.livedoor.jp/ussyassya/archives/51492791.html

昨年の8月12日、大変、焦れたものでした。何故、焦れていたのかというと、衆院選を前にして自民党民主党党首討論一騎討ちが行われていたのですが、そのテレビ中継がなかった事に焦れたのでした。まだ、記憶に新しいような古いような…。

政権交代」を掲げる鳩山代表に対して、背水の陣で挑んだ当時の麻生総理は「責任力」で対決姿勢を打ち出していたという、アレです。憮然とした表情で上から目線で攻撃した麻生さんに対し、目が泳ぎがちだった鳩山さん。どれほど投票行動に影響したのかは未知数ですが、個人的に、どのような報道であったかというと麻生さんは相変わらずの上から目線だったようでネガティブ材料となり、一方の鳩山さんは各所で威圧に遭い、どこか同情を勝ち取り、必ずしもネガティブ材料といえばネガティブ材料になりえたのですが、同情を勝ち取ったという意味では、自民党の追及を逃げ切ってしまったかのような印象でした。

その党首討論には伏線があり、自民党党首討論の条件として完全生中継を要求していました。自民党執行部は、マスコミ報道をする際に、「摘み食い」される事を危惧していました。誤読シーンを繰り返し報道されるなど、マスコミ印象操作を避けたいが為に、完全テレビ中継を要求したのでしたが、何故か見送りにされてしまったというアレです。。

その党首討論主催していたのは21世紀臨調という民間団体だったのですが、今にして思うと、あの21世紀臨調ってのは何だったんだろうと、ふと思ったりする訳です。NHK報道するのだろうと思っていたのですが、NHK報道を見送りました。どうやら21世紀臨調が民間団体であった事がNHKが放送を見送った理由のようなんですね。

では、その21世紀臨調とはなんぞや。 しんぶん赤旗によると、21世紀臨調は、財界人研究者報道関係者、一部の知事市町村長から構成されているという。財団法人日本生産性本部」という財団法人ビルの中に設けられたのが21世紀臨調で、同本部から年間1億2千万円ほど資金が出ている民間団体で、国家改造を打ち上げているという。実際、その前進は小選挙区制導入の先進的役割を果たしたというから、どうも最初から国家改造論の持ち主らしい。 (ちなみに一昨年の自民党総裁選挙では立候補した5名が5名ともに小選挙区制を中選挙区制に戻すべきだと語っており、反自民臭を感じないでもない。

また、昨夏の各党の主張でも民主党以外の政党はが揃って中選挙区制が好ましいと回答している。) その21世紀臨調は、経済同友会のようなものとして捉えればいいのでしょうが、この臨調は単に財界人の集いではなく、マスコミが非常に多く関係しているという。運営委員と呼ばれる委員が155名、設けられている中、半数がマスコミ人だという。大手新聞各社の政治部長論説委員コラム二ストらが七十数名も入るという。

昨年十月、つまり民主党政権発足後なのですが、小沢一郎民主党幹事長から国会改革について諮問を受け、臨調は5人の学者により、小委員会組織し、提言を出すなど小沢一郎のブレーンのような働きをしているいう。 運営委員の半数を占めているのがマスコミ人であるという21世紀臨調の行為は、越権行為にあたるのではないかという指摘が赤旗にある。

マスコミの役割とは、中立報道であり、権力の監視でなければいけないのに、小沢幹事長のブレーンとして働くというのは堂々と世論操作に荷担しているのではないか、と。 しんぶん赤旗日本共産党機関紙なので、21世紀臨調財界の手先で、経団連経済同友会のような性質だと捉えている節がありますが、私には違うものも感じます。というのも【国家改造】が念頭にあるのなら、それは最初から改革思想の現れであり、小沢一郎につながるし、先に触れた小選挙区制という実際に偏った選挙結果しか得られない選挙制度を是として導入した経緯そのものが小沢一郎の行動原理とピッタリと一致している。両者間に繋がりがある訳ではないのでしょうが、政治の在り方論としての一致があるのは確かでしょう。

先日の「サンデープロジェクト」でも、「よく理由は判らないが、マスコミにとって小沢一郎タブーだ」という話がありました。小沢幹事長に関する報道は、何故か深く切り込めない、と。 それを暗示するかのように自由党新生党時代の政党交付金をパクった話が、10日になってヤフートピックスになって報じられると、「ネット上で散見していたがホントだったのか」という主旨のコメントだらけ。実際には、かなり以前から、政党解散時の政党交付金をパクったという話は保守系雑誌では再三再四、報道されていた内容だったりしますよね。

つまり、どういう訳か大手メディアにとって小沢一郎タブー視されてきたから、知らない人は知らないという情報になってしまっていたのでしょう。 勘ぐりたくなるのは、21世紀臨調には、大手新聞社すべての政治部長が名を連ねているという部分でしょうか。社説では敵対関係を作っているものの、その実、マスコミから発信される論調そのものは、小沢一郎国家改造論でつながっているんじゃないだろうね、という事。 そう考えると合点がいくんです。

あれほど偏向報道がまかり通っていたのに、現在ともなると、妙に民主党に甘い事をいっている。ブレる事は許されない筈なのに、ブレまくっている鳩山総理を擁護したり、日章旗を切り刻んだ一件や、売国的とも思われる小沢発言の数々は、本来ならワイドショーが喜びそうなネタなのに、何故かテレビではアッサリと流されてきたという部分にも微妙符号するような気もするんですよね。 さすがに現在ともなると、マスコミスクラムを組んで小沢疑惑を報じてはいますが、まだコメンテーターなどの中には必死に擁護論を展開している者がいる。検察ファッショ論を展開している人たちですが、その顔ぶれを眺めてみれば、揃って改革論者、国家改造論者であったりするのではないでしょうか。 赤旗危惧しているように、21世紀臨調には、どこかしら世論誘導と関係があるんじゃないだろうね…。ナニゲに大ネタですが、個人的には結構、怪しいと思いますかね。

最初から「国家改造ありき、改革ありき、二大政党制ありき」という前提の考え方をしている同団体、その団体がマスコミの主力部隊をごっそりと持っているのだから、日本の浮遊票はマスコミが握っているようなものかも知れませんからね。

2009-12-28

id:toronei、ちょっと考え直しなよ

でも正直、お笑い語っている時に、「お笑いが好きなんじゃなくて、たけしさんが好きなんです」みたいなこと言われるのは、それはすごい正しいことだし、素敵なことだけど、お笑い論戦わせている時は鬱陶しい(笑)別にここはたけしさんじゃなくて、他の人にもいくらでもでもかえられることですが。---1:22 AM Dec 24th Tween

id:toroneiのtwitter上でのこの発言を目にしたとき、背筋が冷たくなるような感覚を覚えた。この人は何を言っているのか。


まず、博士id:toroneiが「お笑い論戦わせて」いた形跡は、私が見る限り一切ない(詳しくはtwitterログをご覧いただきたい)。2人の間で交わされたやりとりは、

これだけである。


「許可局」の件に対する博士のフォローは非常に丁寧で、id:toroneiも「僕の不遜を責められても仕方ないことを、後輩の方にぶつけているのに、そういう言い回しされることはありがたいです。」と発言している。そしてその直後、「こんなタイミングで変な事言いますが」と前置きし、浅草キッド漫才のファンであると唐突な好意の告白を行った。ちなみに、これに対する博士リアクションはない。

そうしたところ、「inoue111」なるユーザーから博士に対しチクリが入る。「inoue111」のtwitteerでの発言は12/22の3:15-7:25間に7回行われているのみで、発言が全て博士×id:toroneiに絡むもの(大半が博士へのチクリ)であることから、ヲチャの捨てアカではないかと思うのだが、チクリの内容は以下のようなものであった。

博士はこれに対し、

全然、気にしてないから大丈夫意見はいろいろ。本人が見ない前提なら誰もが自由に思ったこと書くわけだし。問題なし。そして僕への親切心であるなら、ありがとう。@inoue111---7:22 AM Dec 22nd webで

とだけ返している。

id:toroneiはこれに対し、まずinoue111へのRTというかたちで「漫才技術で見せるものなんだから。」とだけフォロー(?)していたが、次第に以下のようなことを言い出す。

でも浅草キッド先進性って、東京以外のテレビ演芸ファンには、いまいち良く分かんないから、そこを褒められても困る。---3:29 AM Dec 22nd Tween

キッドタレント性は大阪にしても知ってます(笑)漫才記憶って本当にその三枝師匠高田先生番組しかない。だから僕の中で浅草キッド漫才伝説記憶の中の漫才だから好きだったけど、評価されても「過大評価だろ」というしかない。---3:51 AM Dec 22nd Tween

僕は浅草キッド技術は好きです。でも大阪にいてはテレビで見られない以上、浅草キッド革新性なんて分かんない。だから一部の過大評価には???と思う。でも見た時の技術の印象は凄い好き。---4:05 AM Dec 22nd Tween

あれだけの技術があれば充分テレビで面白い漫才だと思うんですけどね。RT @ja954: あくまで「漫才」の話でしたか、失礼しました。 機会があればキッド漫才テレビで観てみたいです。 RT @toronei: キッドタレント性は大阪にしても知ってます(笑)漫才記憶って本当---4:06 AM Dec 22nd Tween

いかがだろうかこの不遜さ。

しかこの人は、サンキュータツオについて「関西お笑いに対する愛情・敬意・理解がない」と執拗に叩いていたように記憶しているのだが、自分は「大阪にいてはテレビで見られないからわからない」程度の理由で、その「わからない」芸人さんへの評価を「過大評価」と断言しているわけである。id:toroneiのダブスタなんて指摘するには今更過ぎるんだけど、これはどういう了見なのか。

もし、「サンキュータツオ芸人自分はそうではない→タツオが大阪の笑いわかんないのはNG、僕が東京の笑いわかんないのはOK」ということ―――即ち「プロアマチュアとでは求められるものが違う」というなら、プロ中のプロである水道橋博士と「お笑い論戦わせ」ているなどと思うのは傲慢の極み、笑止千万である。そもそもid:toroneiってもはや純粋アマチュアじゃないよね、PLANETSで書いてたし。

で冒頭の発言であるが、これの元となった博士の発言は以下のとおり。

僕はお笑いが好きで芸人ではなく、ビートたけしが好きで芸人になっったので、お笑い至上主義ではないんですね。だから、もともと東西の違いなども根源的に意識したこともない。、@ys_robins 私は大阪出身東京在住ですが、東京大阪お笑いに違いがあると言う説には反対。---5:20 AM Dec 22nd webで

かなり違いますよ。もともと芸人志望でもなかったし、(と言うより、なれると思わなかった)ビートたけしの下へ行くことが目的だった。@hrk511 ”ビートたけし至上主義”が”お笑い至上主義”と、何か違いがあるんですか?僕には同じに見えます。---5:28 AM Dec 22nd webで

たけしの名が挙がったのは、id:toroneiとは別のユーザーとのやりとりの中である。ここで博士が語っているのは「お笑いとは何か」ではなく「自分はどういう人間であるか」であろう。そして博士は「自分お笑い至上主義者ではない」と言っているのであり、「お笑いが好きなんじゃな」いなどとは一言も言っていない。

そんなところににわざわざ割り込んで行っての「鬱陶しい(笑)」である。本当にどうかしているとしか思えない。博士のたけしに対する深い敬愛を「絶対に知っているべきだ」という気はないが、この人は「東京ポッド許可局」の面々に対して「紳助さんや上岡さんが、長年言っていた「どんな奴でも芸人を志した奴は、同じ仲間であり一心同体」というような考えがまるでない、僕には芸人への愛を感じない」との理由で「聞くに堪えない」とまで言い、自分が愛するノンスタの優勝に不満が出たことを「永遠に恨みとしてある」とか言い出すわけでしょ。そんな愛情愛情言うなら「鬱陶しい(笑)」なんて無神経なこと書くなよ。ましてやたけしと博士なんて「スターとそのファン」でもなきゃ「ただの芸人仲間」でもない、師弟なんだから、その愛情の濃やかさくらい推し量れるでしょう。他人に求めるなら、自分でも尊重しようよ、芸人間の愛情を。


ついでなので蛇足。

  • id:toroneiが「長年にわたり「どんな奴でも芸人を志した奴は、同じ仲間であり一心同体」と言っていた」という島田紳助は、今年の26時間テレビで、同じ釜の飯を食った「仲間中の仲間」であるたけしがパフォーマンスをしている間、たけしじゃなくて雑誌を眺めててさんまに怒られてたわけだけど。
  • サンキュータツオに関して、「意見が合わなくとも批判がきちんと芸になっていれば(=話として面白くなっていれば)耳を傾けなくもないのだが、あいつの言うこと/書くことはつまらないのでダメ」みたいなことを言っているid:toroneiの貶し記事は、極私的な憎悪ルサンチマンが渦巻いているだけでまるで面白くない。というか、タツオの貶し(特に喋り)はヒステリックでねちっこくて確かに「芸になっていない」ところは多々あると私も思うが、てにをはが滅茶苦茶(例「大阪は僕は今年31ですが」twitterより)+誤字脱字言葉誤用だらけで意味さえ把握困難な文を書く人が文句つけてても説得力ゼロ
  • 「ぶっちゃ」ではなく「ぶっちゃけ」です。

2009-12-17

COP15で明確になった「CO2削減」の目的

やっぱり単なるパワーゲームの駒なのね。

簡単に振り返っておくと、

CO2削減っていうのは、「地球温暖化の原因だからCO2を減らそう」とまあ簡単に言えばそういうことだ。

これには暗黙の前提ってやつがいくつかあって

  1. 温室効果ガスが、地球温暖化の主要因である
  2. 地球温暖化している
  3. 地球温暖化は悪いことである

地球が暖かくなってるのは事実でも人間が主原因じゃなかったり、実は暖かくなってなかったり、暖かくなっても大したことなかったりと、反対派の主張は各々あるんだけれども、それはまた別の話。

でもちょっと考えれば、あれ?変じゃね?ってのはわかるはず。

なんでこんな「良くわからんし長期的な目標に向かって世界的な動きになってるの?」っていう。

これはばっくりといえば「アラブ」に対する牽制に他ならないわけだ。

オイルマネーだね。

つまり石油だね。

CO2とかメタンとか二酸化窒素とか、ようは石油燃やしてなんかするのが悪いって言ってるわけだ。

そしてもちろん発展のためには必要なエネルギー源であるわけだ。

だからこそオイルを握る中東に対して

「あんまり出し渋ったり言い値で買わせたりと無茶言ってると、こっちも考えがあるよ?」

というアメリカ主導の話が京都議定書へと結びつく。

「俺が言ってんだからおまえらやるよな?」というジャイアニズム大爆発の話なわけだ。

「俺がプレッシャーかけようぜって言ってんだから、おまえら従うだろ?ほら、地球にも優しいし」っていう。

で、母ちゃん(国内)から突き上げられて「おまえらだけでやっとけよ」っていう。

で、世界的な不況なのに付き合ってられっかよってのが最近先進諸国の話。

日本が強力にプッシュするというのは、要はつまりはアメリカ様に従うわかりやすいポーズなわけですな。

エコそのものは良いことだと思うよ。無駄をなくそう。

でもそれは市場の拡大とか発展とか「需要の創出」つまりは「無駄に使わせよう」ってのとは相反するわけだ。

ETC1000円とか。給付金とか。エコカー減税とか。

でもさ、車に乗らず、ある物を使い、車は買わないってのが一番エコだよね。

閑話休題

中東への牽制にもなったし(というか反動愛国者法もできたし)、まあまあ力も誇示できたし、そろそろ良んじゃねって話。

だからもうCOP15とか気にしてるのは、乗り遅れちゃった人たちだけという。

「え、あ、確かに俺やっとけっていったな……うん偉い偉い。(でももうそれどうでも良いんだけどな)」

って感じ。なんか残念だね。

2009-12-05

tumblrのどこがすごいかネット歴史から考えてみた。

ちょっと前にtumblrがすごい、すごい言われていたけど、

正直フィードリーダーとどう比べてすごいのかイマイチわからんかった。

転載問題がいろいろ言われているときにちょっと使ったことがあるんだけど、

自分マッチするユーザーの見つけ方がよくわかんないし、

イイ感じのユーザーいないかなー、って探している時間が浪費に思えた。

けど、すげーすげー言われてホットエントリにも入ってんのに

すごさがわかんないのが悔しかったから、全然使ってないけどどこがすごいのか考えてみたよ!

tumblrを「最も先進的な情報収集ツール」と位置付けて、

ユーザー情報収集がどう発展してきたのかを見てみる。

(1)ブックマーク時代:古代

ブラウザブックマーク機能(日本語だと「お気に入り」)を

使っていたもっともシンプルな時代。

ネットサーフィンしていて気にいったサイトポチっと登録。

後日、更新していないか逐一訪問して確認するというスタイル

今でも「お気に入りに登録する」ってボタンをつけてるサイト

たまに確認できたりする(あれで登録する人っているんだろうか?)。

タブブラウザと併用して、お気に入りに登録しているサイトを一気に開いて更新確認!

なんて方法で使っている人もいるかもしれない。

しかし、これだとあるとても大きな、生死に関わるほどの問題が発生する。

サイトがいつ更新するかなんて天使じゃなくて管理人の気まぐれなので

わざわざ訪問しても何も変わってないってことがしょっちゅう起こった。

一通りお気に入りサイトを巡回し終わり、

時間が経っているから更新されているかもしれないとまた最初から確認しだす……

そうやって不毛な時を過ごしてしまう危険性もあったし、

実際それで時間を浪費しまくって大学留年、はては中退してしまった、なんて話も聞いたことがある。

人の人生を狂わすのはよくない。

たとえそれがここ一年運動したといったらガンプラのやすりがけぐらい、なんて奴でもだ。

この問題を解決したツールとして「アンテナ」が登場する。

(2)アンテナ時代:中世

はてなユーザーにとってはもちろんはてなアンテナが馴染み深いだろう。

見た目では単なるリンク集だが、並びが常に順不同。

定期的に巡回したいサイトアンテナに登録してぶち込んでおけば

まめな性格ロボットくん(オプティマス・プライムみたいなカッコいいのを想像してくれよな)が

時間おきに確認してきてくれて「これ更新されてたっす!」って感じでアンテナのページのトップに持ってきてくれる。

サイト巡回における無駄時間が大幅に削減されることになり、日本人に大きなゆとりがもたらされ、

俗に言う「アンテナ革命」って奴が日本に巻き起こった。ここ、テストに出るから要チェック(あと「マドンナ旋風」も出るよ)。

アンテナで得た余暇芸術活動に打ち込めば新たなルネッサンスが起こるのも夢ではないとささやかれ、

そのテーマソングとして「ルネッサンス情熱」という文法的にも造語的にも「?」な歌が出されて、オリコンでなんと史上初の0位。

さらにアンテナは同じサイトを登録しているアンテナを見ることができたため、

そこから好みの似通ったアンテナを見つけてきて巡回サイトが増えていくなんてこともできた。

アンテナは些細な変化でもチェックしてくれるため、

記事とは関係ないちょっとした小さな変化でもトップにきちゃうのが魂に傷。

さらにはしばらく放置してるとどのサイトが何回更新したのかわからなくなったり、

短期間で連続更新されても一回更新しただけだと勘違いしたりと細かい難点があった。

そこで出てくるのがフィードリーダー

(3)フィードリーダー時代:近代

フィードリーダーはあらゆる意味画期的だった。まず「リーダー」って語感がカッコいい。

中身としてはコンテンツサイト単位で捉えるのはやめてしまった。

登録したサイトの「記事」を一つのユニットとして配信するようになったんだ。

「このサイト更新されました」から「こんな記事書きましたよ、こいつ」に。

例えるなら家制度の崩壊。もしくは携帯電話の普及。

愛しい雌魯音(メロン)ちゃんに連絡するのに声だけ似ているババァを通す必要はなくなった。

もう更新を見逃すなんてことは起きりゃしないし、どうでもいい更新は即読み捨て。

みんなが見るのはサイトではなく記事。サイト名ではなく記事タイトル

だから、今はみんな必死に記事タイトルを工夫する。休日タイトルだけ考えて過ごす。

「○月×日」なんてタイトルじゃだれも見向きもしない。逆に前衛的と捉えられるんじゃないかって風潮すらある。

そういえば管理人のどうでもいい近況を書いていたりした「一言メッセージ」なんてなかった? サイトトップとかに。

あれって絶滅しちゃったねぇ。インターネットレッドブックへ仲間入りだ。いや、twitterに生まれ変わったのかな。

さらにリーダーソーシャルブックマークなんかと併用するとすごいことになる。

好みの似通ったブックマークユーザーを探してきてポンと登録すると、あら、大変。

「こんな記事を見つけてきました、ご主人様っ♪ へけ、へけけけけけ♪」

なんと面白い記事を無償で勝手に取ってきてくれるメイドちゃんが誕生ひまわりの種をあげて育てよう)。

これでもうなーんにもしなくても面白ネタネット流行をチェックできるようになった。

口をあーんと開けていたら勝手にぼこぼこと食べ物が放り込まれていく。うーん、マーベラス。

これでもう完璧。発展しようがなくね?

記事の収集はロボット世界中引きこもりにまかせて、俺たちは女の子デートでもしようぜ!

……なーんて思ってたら世の中大間違い。

(4)タンブラー時代:未来

タンブラーは怠け者のためにさらに磨き上げられた最新の玩具だ。対象年齢は五歳以上。

フィードリーダーは記事を一単位として拾ってきたけど、タンブラーはもっと崩した。

記事の「面白い部分」、画像掲示板の中の「面白い画像」、

そこだけを取ってくるようにしてしまったのだ。

わざわざ全部食べるのめんどくさいよ。一番美味しいとこだけ頂戴!

ブラボー、なんて強欲なやつらだ。もはや前フリとかオチとかどうでもいい。

タンブラーユーザーネット界随一のグルメといえるだろう。

マグロの一番美味しいとこだけ切り取って食べて、あとはぜーんぶゴミ箱行き。一番賢いともいえる。

人間、みんな怠け者だし、美味しいものが好きだし、タンブラーが主流になるのも近いだろう。

しかし……すべてを機械と他人に任せていて、それが本当に人間だと言えるのだろうか?

今こそ機械文明のゆがみが、我々の生活に現れてきているのではないだろうか。

昨今のスピリチュアルブームも、行きすぎた科学信仰への反動ではないだろうか。

そういえば近頃、右翼的な思想を持つ若者が増えている。

「右」といったらお箸を持つ手である。きちんと自分の手で箸を持ち、食物を口に運ぶ。

そういった素朴ながらも確かな生への実感が求められている。そんな気がしてやまないのである。

2009-12-02

http://anond.hatelabo.jp/20091110124309

>補足1 現代の金融では高度にレバレッジがかかっているために、急上昇・下落しやすい。(例:石油・金等相場 為替相場

為替や先物価格変化が急激だからといって一般物価もそうだとはいえないのは先進諸国の実際のインフレ率が数%に維持されてる事を見れば明らか。

>補足3 補足1・2より、インフレを起こしたとしてマイルドインフレハイパーインフレ どちらになるかは運の要素が存在している。

多くの国でインフレ目標やってて大体その範囲に収まってる(目標インフレ率と実際のインフレ率が数十倍数百倍以上も乖離するようなことは起きてない)ことから見てもわかるように運任せではなく、マイルドかハイパーかくらいは人為的にコントロールできてる。

2009-11-29

漢方薬保険適用除外と混合診療問題

http://anond.hatelabo.jp/20091128040524の件について。

漢方薬混合診療

署名を呼びかけるチラシの中に、以下の一文があった。

  • 保険適用外になると漢方薬を処方することは不可能になる」

この「不可能になる」とはどういうことなのかについて、おおやにきの人が「漢方薬事業仕分け」(http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000671.html)と題して記事を書いておられる。

このエントリによれば、保険適用除外になった分の漢方薬は、医師が処方することは困難になる。なぜなら、現在混合診療禁止の原則の下では『健康保険が適用される部分とされない部分が混在することは許されていない』から、だそうだ。すなわち、保険適用外の薬を組み合わせると、他の医療行為も含めて全て「自由診療」扱いになってしまうので、医者は適用除外分の漢方薬処方箋が書けない、と。

この混合診療問題、上のチラシでは一言も触れられていない。おそらく、医師世界では言うまでもない程の常識ということなのだろう(他の反対声明では触れているものもあるかもしれないが未確認)。

混合診療についてもっと詳しく

というわけで、混合診療問題についてもう少し詳しく調べてみた。といっても、Wikipediaなわけだけど。

http://ja.wikipedia.org/wiki/混合診療リンクキーワード化されて涙目

これまで「原則」と書いたが、そもそもの問題として、「混合診療の禁止」を明文化した法律は存在しないそうだ。また、この原則の妥当性そのものについても、ここ数年の間にも何回か議論があったらしい。例えば、「海外で認可されている新薬日本では~」みたいな話とか。

混合診療問題についての詳しい議論は、Wikipediaを参照して欲しい。一読して気づくのは、医療保険制度においては、保険診療≒「国として有効性と安全性を認めた治療」であることだ。当たり前といえば当たり前だが。

加えて、その枠外から外れるタイプ医療を、原則的に認めないという姿勢が明らかだ(一応「先進医療」「選定療養」という例外はあるのだが)。混合診療禁止側の言い分としては、保険適用外の治療を認めると患者の安全を保証できないからダメだ、ということになる。そういう姿勢だと、藁にもすがりたい患者が、逆に「お上が認めない画期的治療法」に流れたりしないんだろうか、という気もするのだけれど。

漢方薬を適用除外にするに当たって必要なこと

そこで問題になるのは、漢方薬微妙立ち位置だ。

rna 医療, 政治 エビデンスが出せない薬があるから議論の方向性によっては「十分な議論」をしたら必然的に負ける。かといってプラセボとしての有用性とか公開の場で議論は無理。国民の声を背景に曖昧決着が落としどころでは? 2009/11/28

http://b.hatena.ne.jp/rna/20091128#bookmark-17606220

つまり、漢方薬には「有効性と安全性」を証明できないタイプの薬があるらしい。あと、他の増田が書いた「漢方薬保険が効くようになった経緯」http://anond.hatelabo.jp/20091128145746では、漢方薬保険適用については、かなり政治的な働きかけがあったという話が出ている。

ここでは、漢方薬医学的に効果があるのか云々という話には踏み込まない。俺の専門外だし。ただ、事業仕分けによる、(一部の)漢方薬保険適用除外にすべしという結論については、以下のうち、どちらかの施策を同時に行う必要があるのかもしれない。

  1. 混合診療の禁止をやめて、保険診療と適用外の薬を組み合わせられるようにする
  2. 漢方薬制度的な扱いをきちんと見直す

結論

俺は、基本的に事業仕分けには賛成の立場だ。「仕分けの基準が一面的だ」みたいな批判は散々あったが、どんな事業にせよ「一面」としては公の利益資する部分があるのは当たり前だ。それとは別に、不合理だったり非効率だったりする「一面」を徹底的に検証することは大事だ。「素人に何が分かる!」では、それを言う専門家が依拠する「一面」が絶対的なものであることの証明になりはしない。

一方で、今回のように、どうやら予算削減と同時に制度的な手当てが必要であることが見えてきたものもある。大仰な言い方をすれば「グランドデザインが見えない」ということではあるが、要は、予算はそれを運用する制度と一緒に考える必要があるという単純な話だ。

事業仕分けという、国民に公開された形で金銭的な部分の効率性を追求する試みは、今後も継続して行うべきだ。一方で、予算配分の変更に伴ってどのような制度設計が必要か、議論する場も必要なのは疑いない。むしろこちらの方が大変だろうが、政権の、そして我々の今後の課題だろう。

2009-11-28

http://anond.hatelabo.jp/20091128162848

横だけど、「社会的現実」というキーワードでこの手のことは社会心理学でたくさん研究されてる。

アメリカ研究先進日本も同じようにやってるけど人間ってかなり簡単に噂を信じる。日本人にその傾向が強いことを示した研究もある。

2009-11-13

http://anond.hatelabo.jp/20091113180340

リフレに対してその手の危惧を持つ理由がよくわからない。

(もちろん、これはリフレリスクが一切存在しないみたいな意味じゃないけど)

デフレだって研究開発の投資が滞るじゃん。

将来の貨幣価値の増大を越える利回りが得られそうにない投資には金が回らなくなるわけだし。

というか、先進各国も現在リフレ的政策に手を出している中で、

日本リフレ採用すると他国に遅れを取る、みたいなことを訴える理由ってどの辺にあるの。

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