はてなキーワード: ノベルとは
自分は中学2年の時、初めてテスト勉強が深夜になっても終わらなくて、ふと休憩にテレビをつけたのが二次元趣味に走るきっかけだった。
それから6年間、金銭的に低燃費なライト隠れオタを細々と続けてきて、漫画とかアニメとかゲームとかラノベとか、自分の一部だと信じていて、
このまま、ただ出てきた物を貪っているだけで、それなりに楽しく文化的な生活が送れるものかと思っていた。
現実が気を病むレベルで満たされていない分、ファンタジーでも恋愛でも、サスペンスでもミステリーでもSFでも物語が好きだった。
登場する人物というかキャラクターが好きだった。
それこそ、最初のころは一日中空想に想いを馳せ、向こう側に行くことを夢にしてしまうくらいに。
話の出来は悪くなかったはずだし、感動したはずだった。
ハッピーエンドだ、悪くない。そもそも物語に点数はあまりつけない方だし、大抵は楽しめる。
話が終わった時に自分が置いていかれるような、自分が置いていくような、寂寥感みたいなものはいつでもあった、それが今度は無くならない。
それとは別に、気持ちがついてこなくなって、話が終わってからメシを食えば、トイレに行けば、歯を磨けば、風呂に入れば、それだけで空想から現実に一発で戻ってしまう。
二次元に対する情熱は最初ほど大きくはなくても、6年間で根付いていたはずだった。
それでもそのまま、空想と現実が離れていってしまった。大切にしていた数少ない漫画もラノベも画集もいまは薄汚れたダンボールの中。
6年もずっと続いていたものが、こうも急に無くなるとは思わなかった。
今日から新しいアニメが始まるというのに、もう録画する気にはならない。
そのうち誰かが夢見る機械を作ってくれることを祈りながら。
http://anond.hatelabo.jp/20101119020548
横だけど、蔵書の合計数じゃなくて、
みたいに書いた方がピンと来る気がする。
同じ蔵書数3000冊でも、「10年かけて3000冊」と「30年かけて3000冊」ではハマり方が違うだろうしね。
漫画 月に単行本を5~6冊、多い時は10冊くらい。雑誌は処分が面倒だから買わなくなった。
これらに使う予算は月いくらか→いちいち気にしていない。欲しいのがあったら買う。
ああそうか。あなたたちは自分が愛されるってことがわかってないんだ。知識としては知っているだろう。でも、それを自分に起きることとして真面目に考えたことがないだろう。受精・着床したときのことを覚えていないように、だから知識が何をどういおうと、自分がこの世の始まりからずっといたように思いこんでまったく疑問を感じないでいられるように、愛の始まりもまたなくて、愛ってことがなにか現実味のまったくない絵空事で、「愛」という抽象的な観念のことならおしゃべりできるのに、自分が愛しあうっていう具体的な事実については何も考えることができない。
だからあなたたちは、他人が愛されるとあんなにうれしそうなんだ。BL同人で何十人総受けを書いた。ノベルスをコミックスを、BLCDを何百集めて読み聴いた。誰それがさらわれ、りょうじょくされ、裏切りを受け、それでもラブラブでした。そんなことを知ってどうする。関係ないあなたには何の関係もないのに。でもあなたはそれをうれしそうに描写し、読む。他人は愛で傷つき、自分は無傷に生きている。それはあなたたちにとって、まさに自分が裏切られない、自分が「別れ」とは関係ないことの証明なんだろう。ほらごらん、こんなに人が失恋しても、わたしだけはこうして(傷つかず生きて)いるよ。あなたたちは日々そう自分に言い聞かせる。そうなんだろう。情死や悲劇的な愛が嬉々として描かれるのに、毎日それなりに起こっているはずの普通の愛 (:多分あなたがたがそう思ってるであろう異性愛) がこのジャンルで「特に」描かれないのは、失恋とつらい恋は運の悪い他人 (殊更男子が好きな男子) にだけ起こるもので、自分 (というヘテロ女子) に起こるものじゃないと思ってるからだ。
そしてだからこそ、あなたたちは愛ってことを何も考えずにいられる。時間が限られ、残された時間はわずかで、できることもわずかだと考えたこともない。自分が恋愛による何かを受け取り、誰かを愛し返すってことも考えたことがない。今が永遠に続き、自分は永遠にいると思っている。愛されると思わないから、愛したいという欲望もうまれない。いるだけ。そんなやつが神妙な顔で言う。「愛は尊い」「愛のためならなんでも許される」
「尊い」! あんたは尊いってのがどんなことか知りやしない。決まり文句をコミックスとノベルスと同人とネットで覚えただけ。その愛とペアの「愛すること」や (たまさか同性が好きな人々のことや、愛されてないと思い込んでるあなたと同じようなでも性別は逆の誰かのこと) なんかまるで考えてない。ましてや「愛のため」に受けがどんなことをされるのか?そのバリエたるや。それも「自分は(ずっと変わらずに)いる」ということを受けを身代わりに差し出して悦にいっているだけなんだ。だから「なぜ?」ときかれて答えられない。「( スウィング ) しなけりゃ意味がない」とはよく言ったものよ。これは比喩でもなければいやみでもないんだ。それをわからなきゃいけない。あなたたちは、わたしは、バカだ。だから愛してみなきゃいけないのだ。愛ってのがどいうことか、切実に知らなきゃいけない。そして愛を自分で踊ったとき、わたしたちは「愛されること」についても知っている、かもしれない。やっとそこになにか知恵があるかもしれない。
じゃあまた。
ああそうか。あなたたちは自分がSEXするってことがわかってないんだ。知識としては知っているだろう。でも、それを自分に起きることとして真面目に考えたことがないだろう。生物学的父親と母親が致したその時のことを覚えていないように、だから知識が何をどういおうと、自分がこの世の始まりからずっといたように思いこんでまったく疑問を感じないでいられるように、SEXのきっかけもまたなくて、SEXするってことがなにか現実味のまったくない絵空事で、「SEX」という抽象的な観念のことならおしゃべりできるのに、自分がSEXするっていう具体的な事実については何も考えることができない。
だからあなたたちは、他人がSEXしてるとあんなにうれしそうなんだ。AVで男優が何十人こました。HDDの中の女優、攻略済みギャルゲキャラが何百人超えた。美女がやられ、泣かされ、気絶し、撮影事故で亡くなった。そんなことを知ってどうする。関係ないあなたには何の関係もないのに。でもあなたはそれをうれしそうに集め、表現する。他人はSEXで破滅し、自分はこうして生きている。それはあなたたちにとって、まさに自分が傷つかなない、自分が寝取られとは関係ないことの証明なんだろう。ほらごらん、こんなに人が浮気されても、わたしだけはこうして(裏切られず生きて)いるよ。あなたたちは日々そう自分に言い聞かせる。そうなんだろう。心中や不倫事故死が嬉々として報道されるのに、毎日それなりに起こっているはずの恋人同士の日常の愛があまり描写されないのは、浮気は (殊更) 運の悪い他人にだけ起こるもので、「賢いので愛する他者を持たなかった」自分がされるものじゃないと思いたいからだ。
そしてだからこそ、あなたたちはSEXの根本の愛ってことを何も考えずにいられる。時間が限られ、残された時間はわずかで、できることもわずかだと考えたこともない。自分が恋愛による何かを受け取り、誰かを愛し返すってことも考えたことがない。今が永遠に続き、自分は永遠にいると思っている。SEXできると思わないから、本当に愛したいという欲望もうまれない。いるだけ。そんなやつが神妙な顔で言う。「SEXは尊い」「好きだからこそ」
「尊い」! あんたは尊いってのがどんなことか知りやしない。決まり文句を18禁コミックスとラノベと同人とネットで覚えただけ。そのSEXとペアの愛のこと (行為自体が相手に負担をかけること、そして愛されてないと思い込んでるあなたと同じようなでも性別は逆の誰かのこと) なんかまるで考えてない。「好きだからこそ」があの汁多めですか?それでもまだ相手に処女を望むのですか?きっと「自分は(裏切られたくないからリアルのたった一人を決めずに)いる」ということを言い換えて悦にいっているだけなんだ。だから「なぜ?」ときかれて答えられない。「そばに居る人をただ愛すればいい」とはよく言ったものよ。これは比喩でもなければいやみでもないんだ。それをわからなきゃいけない。あなたたちは、ぼくは、バカだ。だからまずは愛あるSEXをしてみなきゃいけないのだ。愛ってのがどいうことか、切実に知らなきゃいけない。そしてそこから帰ってきたとき、ぼくたちは少しばかり愛とSEXについて知っている、かもしれない。やっとそこになにか知恵があるかもしれない。
じゃあまた。
ああそうか。あなたたちは自分が死ぬってことがわかってないんだ。知識としては知っているだろう。でも、それを自分に起きることとして真面目に考えたことがないだろう。生まれてきたときのことを覚えていないように、だから知識が何をどういおうと、自分がこの世の始まりからずっといたように思いこんでまったく疑問を感じないでいられるように、終わりもまたなくて、死ぬってことがなにか現実味のまったくない絵空事で、「死」という抽象的な観念のことならおしゃべりできるのに、自分が死ぬっていう具体的な事実については何も考えることができない。 だからあなたたちは、他人が死ぬとあんなにうれしそうなんだ。毒薬で人が何十人死んだ。地震で、何百人死んだ。だれが殺され、焼け死に、圧死し、事故死した。そんなことを知ってどうする。関係ないあなたには何の関係もないのに。でもあなたはそれをうれしそうに報道し、読む。他人は死んで、自分はこうして生きている。それはあなたたちにとって、まさに自分が死なない、自分が死とは関係ないことの証明なんだろう。ほらごらん、こんなに人が死んでも、わたしだけはこうして(生きて)いるよ。あなたたちは日々そう自分に言い聞かせる。そうなんだろう。事故死や事件死が嬉々として報道されるのに、毎日それなりに起こっているはずの自然死が特に報道されないのは、死は運の悪い他人にだけ起こるもので、自然に起こるものじゃないと思ってるからだ。 そしてだからこそ、あなたたちは生きるってことを何も考えずにいられる。時間が限られ、残された時間はわずかで、できることもわずかだと考えたこともない。自分が何かを受け取り、遺すってことも考えたことがない。今が永遠に続き、自分は永遠にいると思っている。死ぬと思わないから、生きたいという欲望もうまれない。いるだけ。そんなやつが神妙な顔で言う。「生命は尊い」 「尊い」! あんたは尊いってのがどんなことか知りやしない。決まり文句をテレビで覚えただけ。その命とペアの死のことなんかまるで考えてない。 「自分は(ずっと)いる」ということを言い換えて悦にいっているだけなんだ。だから「なぜ?」ときかれて答えられない。「バカは死ななきゃなおらない」とはよく言ったものよ。これは比喩でもなければいやみでもないんだ。それをわからなきゃいけない。あなたたちは、ぼくは、バカだ。だから死んでみなきゃいけないのだ。死ぬってのがどいうことか、切実に知らなきゃいけない。そしてそこから帰ってきたとき、ぼくたちは少しばかりなおっている、かもしれない。やっとそこになにか知恵があるかもしれない。 じゃあまた。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
空回り感が否めないファンタジィ
気合が空回りしているのかとにかく冗長。この程度の内容で2時間超えはないだろう。
そのへんからして「子どものための」「良心的な」作品という皮をかぶった大人の慰みものの匂いもしなくはない。
テンプレ通りの「田舎の夏休み」「ピュアな子どもたち」もアレだが、特に脚本には問題が多く、中盤のダレはもちろん、
終盤の安っぽい説教も完全に足を引っ張っている。背伸びして児童文学気取る前に、アニメで非日常を構築することの意味を考え直すべき。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
いろいろ不合格......
同じ舛成監督と倉田英之脚本による『かみちゅ!』では、神道的想像力とジュブナイルがスマートにミックスされていたのに対し、
最高の人材と手間暇と予算が投入された今回は、いまひとつ何を目指したのかがわからない。
主題として非常に似通っている『サマーウォーズ』が(成功しているかどうかはともかく)
SFとして、近未来のテクノロジーと人間の在り方を正面から扱っていたことに比較すれば、特筆すべき試みはひとつもなかった。
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
これで「宇宙」はちょっとムリ
小惑星探査機「はやぶさ」の帰還などで盛り上がった天文ブームと軌を一にして、異界としての宇宙の魅力を奔放なイメージで再生......し損ねた凡作。
少女への性欲ダダ漏れのキャラデザには目をつぶるにしても、擬似ディズニーランド級に宇宙を貶めた映像演出、
快楽を欠いた活劇、クソ寒い説教と、正しい"子供騙し"のお手本。これでは宇宙にロマンの復権を求めるメンタリティの退行性を疑わせるばかりでは?
★★★★★☆☆☆☆☆
ほほえましい独り相撲の記録
とにかく不用意な作品で、脚本も作画もぐだぐだ。いつもの陳腐なトラウマ
描写と、結局「男の子の生きがいのため、かわいそうな女の子が都合よく必
要です」的な弱めの肉食系ナルシシズム構築に回収しちゃう絶望的な底の浅
さは擁護しようがない(笑)。ウェルメイドな空気系の時代に、手持ちの古い武器(セカイ系センス)で戦いたかったのだろうが、
結果は独り相撲の挙げ句惨敗、むしろ敵の強大さを証明した作品だが、その稚拙な突撃はある意味ほほえましい。
★★★★★★★☆☆☆
あからさまに近年のヒットアニメを彷彿とさせる設定をふんだんに導入して
いるせいで、麻枝シナリオの要である家族愛やトラウマすら、ただのガジェッ
トのように見えてくる。が、それでも物語全体に漂う「ガチ」な空気は、さすがKey&麻枝准というべきか。
さらに、Key原作だというだけで制作のP.A.ワークスの演出が「京アニ化」している現象は非常に興味深い。真似られる
★★★★☆☆☆☆☆☆
説明台詞偏重のアンバランスな演出や超展開を、美少女ノベルゲーム的な文
脈へのリテラシーで深読みできるか否かで見方は変わるが、連続アニメとし
てはやはり破綻。それを割り引いても、終わりなき学園的日常への執着と生
の一回性との葛藤を描くゲーム発のコアなオタク文芸特有の主題に、何か新しい展開を示せたとも言い難い
(例えばゆりの抵抗にはもっと別の掘り下げができそうだが......)。美少女ゲーム的想像力の枠組み自体が、もはや限界か。
読みやすい、読みにくい、というのは「美しい日本語」のようなものだと思っている。
ノベルゲーみたいな小説の類で、そういうのを求めるのは大衆迎合的で好きじゃない。
文体で読みやすさがどうだという議論ができるなら、夏目漱石など教材にすら取り扱われることはないはずだ。
あ、だからこそ取り扱ってんのかな。
「中島敦も夏目漱石も中身は問題じゃない。虎になろうが生卵投げつけようがどうでもいい。このクソわかりにくい文章を読ませて学生諸氏に免疫をつけさせないと」
という心理があるのかも。
読み終わった。
松岡修造「もっと本気出せよ全力になれよ。その先に見えるものはある。必ず!」
・もの凄く端的に言ってしまうと↑こういうお話。
・「あの丘の向こう」って↑こういう意味合いでしょ? 違うの?
正直、この物語の中では外連味程度にしか機能してないと思うし。
・結果的に本気出すのが、生まれついての才能持ちばかりなので、反発沸くのは分かる。でも英雄譚ってそういうものでしょ?
・行動に対して必ず何らかの価値ある結果が出るって羨ましいよね、と訳知り顔の俺がいた。鏡見ろ。
・すごく面白いライトノベル。ここで重要なのはライトなノベルであるということ。
ここまでライトな英雄譚は今まで無かった。だから受けるんだと思う。それ以上でもそれ以下でもない。
・長い長いと言われてるけど、ここまで短くできたことにこそ驚くべき。
・多彩な設定破綻と多彩な力業での誤魔化しは驚嘆すべき。超豪腕。誤魔化し方が非常に巧い。
その豪腕頼りが多彩な破綻を産んだとも言えるので、ただ賞賛するだけなのもどうかと思うけど。
・いろいろ言いたいことはあるけど、総括すると面白かった。
そうだね
2ちゃんねるとかでも美少女アニメのネタが真面目なニュース板で盛り上がることがあるけど、あれもそういう人たちが集まってるの?
さあどうだろう、いろんな奴がいるからね
??
この辺から何言ってるのか意味がわからなくなってくる
日本語もちょっとおかしい
何が?
政権バッシングと同じぐらいの熱でエロゲームの話題で盛り上がること?
そりゃ現実でやったら(特に女性のあなたの聞こえる範囲でやったら)無礼やセクハラになるね
現実では考えられないね
「それ」が何を指すのか分からない
エロゲーをやってるってこと?それなら少数派だよ
私は男性と付き合ったことがないから男性のことがわかりません。
都内の大学に通うようになり、パソコンでインターネットをするようになって色々知らない世界を知りました。
2ちゃんねるで驚いている私は異常ですか?
ぶっちゃけそんなこたあどうでもいいし、気にするようなことじゃありません
それより大学生になったんならネットより直に人に触れたほうがいいと思います
あとあなたは大学生にしては文章が酷すぎます
地の文が汚いし何を指してるのかわからん代名詞が多すぎるし論旨も乱脈で非常に理解し辛い
もっと読書や作文をしましょう
秋葉原って高校のときにクラスに何人かいた教室の隅でアニメのジュニアノベル読んでそうな人がいっぱい集まってるんだね。
2ちゃんねるとかでも美少女アニメのネタが真面目なニュース板で盛り上がることがあるけど、あれもそういう人たちが集まってるの? それとも「オタクって意外と普通の人も多い」の普通の人? なんかすごい真面目なニュース同じ場所で政権バッシングと同じぐらいの熱でアニメとかHなゲームの話題で盛り上がってるよね? 現実では考えられなくない? テレビを見たり街を歩いているだけじゃわからないけど実はそれが今の日本の男性の普通なの?
私は男性と付き合ったことがないから男性のことがわかりません。都内の大学に通うようになり、パソコンでインターネットをするようになって色々知らない世界を知りました。2ちゃんねるで驚いている私は異常ですか?
深雪真奈がよかった。
http://www.se-kirara.jp/index2.html
以下、ネタばれ含む。
このゲーム、ルート選ぶ順番でずいぶん印象が変わるんじゃなかろうか。
やった順番は、亜矢→真奈→泉→優→望美。
これはわりと当たりだったと思う。とはいえ、意見が大きくわかれるところだろうな。優ルートで張られた伏線を見ておかないと泉ルートの展開が唐突だし。
ということは優→真奈→泉→亜矢→望美かな?これはこれで最初がつらそうだ。
亜矢ルート
わりと王道なストーリー展開。ああ、なるほどこういうゲームか、と思うと他のルートで裏切られるw
これが一番よかったなー。こういうキャラ好きだし、ストーリーも起伏が適度にあってよい。
泉ルート
先にやった二つが、普通に学園ものだったので、予想外の展開に大笑いした。そして俄然興味が湧いた。
これも学園ものだったら、そろそろやめてたかも。説明不足のところがいくつかあった。
優ルート
選択肢多いわ納得いかんわバッドエンドにさくさく入るわでなんか疲れた。キャラとしては嫌いじゃないので残念。
望美ルート
泉ルートがああいう内容だったのと、他のルートをやってるときの望美の言動があまりにも非現実的だったので、ここも絶対なんかあると思ったら案の定。
というかまさかの本筋。
?
True endはいい意味で予想の上。斜め上かも。よもや平行世界を持ち出すか。
伏線がそれなりに張ってあったから、世界をひっくり返された感はなかったな。
必要かというと、そうでもないというか、ただのエロゲじゃねえんだよ!という力みが感じられる気もする。
全体として、統一感がないとみるか、5つのゲームが入ってるようなものと見なすか。自分には退屈しないでよかった。規模もちょうどいい。
そして、(広義の)アドベンチャーゲームの面白さを思い出した。ノベルゲームやりたいな。なにか異世界もの。エロはまあ無くてもいいや。
こういう事をのたまうオタクは結構いる。
一見、矛盾している言動に見えるが、何のことはない。
いわゆる恋愛シミュレーション要素を含むギャルゲ(ときメモ、ラブプラスなど)と、
いわゆるヴィジュアルノベル要素を含むギャルゲ(クラナド・リトバス・シュタゲなど)もの。
彼らは、後者を好む者たちであり、故に、後者の要素を含む“エロゲ”は余裕なのである。
(そして、ただエロイだけの本当の“エロゲ”は敬遠することが多い)
ここで興味深いのは、前者のみをさして“ギャルゲ”と評し、後者をその範疇に含めない傾向にあるということだ。
いやはや、オタク界隈もなかなか深遠なものなのだなぁ。
「ウェブカレ」は、エントリーを上げるとあっという間に高ブックマークを
ゲットしてしまう、はてなでは有名なはまちや氏プロデュースということで
興味をそそられ、会員登録した。
「ウェブカレ」の舞台は高校である。「ウェブカレ」をやっていると
自分の高校時代を思い出す。
私(♀)は新設2年目の高校に通っていた。入学した時は3年生はおらず、
体育館もプールも無く、高校と周囲の畑を隔てるフェンスも無かった。
希望と自由の風が吹いていた。
中学までは伝統とプライドでぎゅうぎゅうに締め付けられた学校に通っていた。
学業成績の悪くなかった私は進学校を受験してもおかしくなかったのだが、
それが出来なかったのは内申点が著しく低かったから。学校が強要してくる
不条理な伝統に、徹底的に反発した。
だから尚さら、私は自由な高校生活を謳歌していた。
そんな中、四年制大進学を希望し、成績もトップクラスだった私は、
自然、教師の期待を背負うことになった。
年3回ある実力テストの結果、学年上位50名の名前は毎回、昇降口の掲示板に
貼り出された。素敵ボーイズの一人、綾川竜士よりも私の名前はいつも上位にあった。
2年生の夏、私が掲示板を見ていると、人だかりの最後尾に立っていた人たちが
「あ!8組の(私の名前)さん、また入ってる!」
彼女たちは私の顔は知らないのだ。
私は恥ずかしくなって、その場を逃げるように立ち去った。
またある時は、クラスメートときゃあきゃあ騒ぎながら階段を昇っていたら、
背後から「あなたが(私の名前)さんですか!」
振り返ると4組の担任教師。私たちの学校は校則で、上履きのかかとに
名前を書くことになっていた。
私はいつしか特別扱い(補習、個人指導等)されることを当たり前のように
受け入れていた。だからあの日、10組の担任教師でもある生物の先生に
研究室に呼び出された時も、特段驚きもしなかった。
先生は受験向けの問題集を紹介してくれた。私はそれをメモった。
先生が、やはり四年制大に進学するつもりなのかと聞いた。
私はたぶん、はいと答えたと思う。
「俺のところへ、嫁に来るっていうのはどう?」
唐突な先生の冗談を、私は「それは無い!」と笑い飛ばした。先生も笑った。
10組の全員が祝福し、教室は手作りの花でデコレートされた。私は
「私にあんなこと言っておいて、先生、結婚するんじゃん」と思った。
「ウェブカレ」素敵ボーイズの一人、綾川司はただ一人、教師という設定。
かっこ良くて優しくて、女生徒に人気。
いつも温かく生徒を包む大人だが、時にドキっとするほど男性を意識する
発言をする。そんな危険な発言をしておいて
「驚かしてしまいましたか、すみません」と微笑んではぐらかす。
弟の竜士はそんな司を
誰にでも優しくするくせに本命には本心を言えない「デレツン」だと言う。
素敵ボーイズのオリジナル・ノベルが掲載されている。ノベルの中で
司は生徒に恋心を抱いてしまった苦悩を吐露している。
本気で私を好いてくれていたのではないかと…。
見合いの話が進み、自分の気持ちに踏ん切りをつけるために、
あの日私を呼び出して、不自然なプロポーズをしたのではないかと。
考えることすらできない子供だった。
司のノベル、最後の二行を読んだ時、それまでこらえていた涙が
抑え切れずに頬を伝った。
世界の新着動画の「東方・ボカロ・アイマス」を見ると、オリジナル曲がバンバン流れるボカロ、PVやノベルやMMDやらでアイドルをプロデュースするアイマスに比べて、
同人CDの丸上げが目立つ東方はとにかく支持されるのが少ない。「東方民は謝罪しろ」→「東方民だが土下座します」のコンボが常態と化している。で実際にどれくらい丸上げが多いのか数えてみた。
(対象:2009年12月21日00:00~2009年12月21日23:59に投稿された「東方」タグの付いた動画157件)
13件全てに既出の曲が入っている。あと原曲の入りが7件。既出中の既出曲を上げる意味が全くわからん。でこれらの動画は殆ど音割れしてたり静止画の癖に画質が悪かったりと「何をやってもダメ」を地でいっている。
冬コミも近いのでじゃんじゃん宣伝PVが貼られている。「東方は宣伝」と言われるのも納得である。
「stepmania」とか「太鼓さん次郎」とかそういう奴。DS-10みたいな打ち込みじゃなくて、原曲をバックにドンドコやってるだけなのではたから見ると手抜きに見える。
2009年12月21日投稿の東方動画157件中13件が丸上げ。宣伝動画を含めて17件。重複を確かめなかったり、原曲をわざわざアップするというスットコドッコイばっかりである。
あと東方の手書き系の動画の場合、本編前の「前置き(この動画は東方の二次創作ですなんたら~)」が長くて不支持となるケースも多い。実際どれくらい前置きが長いのか計測してみた。(対象:2009年12月19日00:00~2009年12月21日23:59に投稿された「東方手書き劇場」タグの動画62件)
前置きの長さ | 動画数 |
---|---|
無し | 20 |
1~5 | 7 |
6~10 | 20 |
11~15 | 6 |
16~20 | 3 |
21~25 | 2 |
26~30 | 0 |
31~35 | 0 |
36~40 | 2 |
41~45 | 1 |
46~50 | 1 |
「注意書き」に費やす秒数は大体6~10秒の所がピーク。30秒以上という腐向け動画並の長時間注意書きも4件も確認。さらにこの秒数にはタイトルとサブタイトルが含まれて居ないので、視聴者の体感時間はさらに長くなる。これでは「東方は前置き」と思われるのも当然。また描画クオリティが低めの人ほど言い訳がましく注意書きを長くとるが、視聴者的には「前置きして待たせた挙句に低クオリティ」ってのは良い印象を持つわけが無い。だから注意書きはニコニ・コモンズの素材を2秒程見せればそれでいいし、いきなり本編に入ればいい。注意書きがあろうがなかろうが荒らしはどうせ読まないよ。あと画力に難のある人はアイマス動画のノベマス方式を採用する手もある。東方MMDという手もあるがコマが少ないのが難点。MMDモデルつくりてーにゃー
元増田の言ってる『「応募すれば賞程度すぐとれる」という意識の勘違い君』ってお前のこと?
多くのラノベ読者やラノベ支持者は、重文・複文の段階で、もう理解のキャパ超えてるんだよ。
ラノベとは、そんな人たちのための「ライト」な「ノベル」なんだ。
アニメやマンガやラノベしか知らない人間、国語のテストはトラウマになっている人間、そんな人たちが相手。
そう思って書かなきゃウケない。違うか?
応募作の文章力が酷いと嘆くのなら、文章力に優れた文学的な作品を、ネタものを完全に沈黙させるぐらいに売ってみせろ。アニメ化させてヒットさせてみろ。
そうしたら、そいつを超える作品を死力を尽くして書いてやる。
で、お前はその売れるものを書けてんの?
できるのなら賞とれるだろうに、口ばっかしで取れもしない人間が喚き散らしたところで遠吠えだわな。
プロになってから吠えるこった。
http://anond.hatelabo.jp/20091027181046
本屋に並ぶような物とタメを張る、だって?
あれとタメ張るのが目標なんて言うんじゃ、まぁ、底が知れてるな。
多くの読者……オタクにとって、エロマンガと同等程度の地位のものでしかない。
書いてる方だって、本当は、下らないと思ってるよ。
それでも俺たちクリエイター系列の人間にとって、読者はお金を恵んでくれる有り難いお客様だからな。
ウケているものを分析して、ライトノベルサイトをチェックして、その結果出て来たのが
「読み易いというよりは子供でも読める文章」
「中流で育った中高年が望む『中高生』の姿」
ラノベサイトの奴ら、中学生の教科書に載ってるような小説程度で悲鳴あげてるぜ?
多くのラノベ読者やラノベ支持者は、重文・複文の段階で、もう理解のキャパ超えてるんだよ。
ラノベとは、そんな人たちのための「ライト」な「ノベル」なんだ。
アニメやマンガやラノベしか知らない人間、国語のテストはトラウマになっている人間、そんな人たちが相手。
そう思って書かなきゃウケない。違うか?
こっちもなるべく損な事はしたくねぇんだ。
応募作の文章力が酷いと嘆くのなら、文章力に優れた文学的な作品を、ネタものを完全に沈黙させるぐらいに売ってみせろ。アニメ化させてヒットさせてみろ。
そうしたら、そいつを超える作品を死力を尽くして書いてやる。
一発ネタで金になるんなら、それでいいじゃないか。
「俺の妹が云々」とか言うのだって、話題になったろ? ウケたろ? 金になったろ?
金がなきゃ暮らしていけないんだから、ウケるためにはなんでもする。
生活苦しいんだよ、俺ら末端の「クリエイター」は。
未来に希望が持てないだけじゃなく、真面目に明日食うにも困ってるんだ。
だから、俺らみたいな末端が、この最悪な状況をなんとかしたくてラノベの賞に応募し始める。
一般小説でいいだろう? って?
一般小説よりは門は広く、手堅く金になる可能性が高いんだ。そう言う風に見える。
blogでいかにもワナビ的な事を書くのは、そう書いた方が読者受けがいいからさ。でなきゃ、誰があんなしちめんどくさい事するか。
呑み会だって、みんなで励まし合ってるような言葉良く言ったり聞いたりするけど、それがそこでの空気だからさ。
誰一人、本気で「俺すげぇ」なんて思ってなんかいない。みんな自信ないんだ。どうやったらウケるか、その事について自信がないんだ。
それを認めたらうずくまってるしか出来ないし、隙を見て誰かに取って食われそうだから虚勢を張ってるのさ。
あと呑み会の場合なんかでは、上下関係上のある席の場合も多いから、「俺は夢を追っているワナビだから安い賃金で働く馬鹿ですよ」とアピールするため、って事もあるかな。
自分を利口に見せようとすれば、他人の反感を買う。上の立場の人間であれば、尚の事だ。金を出す人に取って、手下は従順な僕であって欲しいものだからな。
一般的な会社でどうだかは知らないが、いわゆる「クリエイター」関係ってのは、そういう世界だ。
こっちは下手の一手しかないんだわな。ま、一般の会社に入らずに、こんなチンケな仕事続けてる俺たちは、実際、馬鹿には違いないが。
別に好きで下手に書こうとしている訳じゃない。
好きで「オタク的な一発ネタ」なんか盛り込もうとしている訳じゃない。
そんな事は本当は、どうでもいいんだ。そんなものが楽しいのかどうか自分じゃ分からねぇよ。
読者がそれを望んでいるのはラノベサイトを見れば明らかで、そういう物が売れるから仕方なしに盛り込んでいるんだ。
そういうものなんだよ。
もっともツカミという意味では、一発ネタのアイデアは必須の要素だ。
そうでなきゃ、全ての小説が登場人物の名前を変えただけのテンプレ芝居になっちまう。
ところが、ラノベは、この「一発ネタのアイデア勝負」が、全くアイデア勝負になってないと来ている。
とは言え、ラノベの読者が求めているのは、テンプレ芝居と萌え要素なんだから、書く方はそれに従うしかないのさ。
ここに文章力の論議の入る余地はない。
最近、ああこれ面白いなっていうゲームのシステム部分を参考にして色々試行錯誤して自作ゲームを作っている。
それをオリジナルだと言い張るつもりも毛頭ないのだが、テンプレってこうして作られるのではないかともふと思った。
なんか、よくわからん。
ドラクエとかFFとかのRPGってジャンルはテンプレなんだろうけど、
ノベルなんか文字が生まれた時点でのシステムのパクリと言えなくもない。
いや、そこまではいくらなんでも言いすぎだとは思っているんだ。
ただ、じゃあその線引きはどこからなんだろう?
http://anond.hatelabo.jp/20090612194543
続き
夏野
大変なことが起きているんです。
絶版になってる本をスキャンして公開するサービスは騒がれたね。
なんで?絶版のものだけでしょう。
まあ、分かんないものはやめとこう、っていう。
夏野
私も3冊ぐらい売れてない本出したんですけど、
別にいいじゃん、って思いますねえ。
絶版と言えば、アマゾンで10万で売ってる本があるんですけど、
最近、それを読みました。
元ニンテンドウの人、横井軍平さんが書いたやつなんですけど。
それに、「遊びとかゲームとかはコピーされてなんぼだ」、って書いていて。
(会場爆笑)
夏野
つまり、それは圧力ってこと?
ていうか、10 万もするのに買ったの?それ。
いや、知り合いから借りたんで。
夏野
まさにコピーだね。(笑)
夏野
キー局で、ギリギリ黒字だけど、映画とかノベルティとかの収入で持ってる感じ。
本当にリアルタイムな状況を知りたい人はネットにきちゃってますね。
雑誌とか新聞、テレビがだんだん下がってるのはそれが理由かと。
夏野
テレビはどうなるんでしょうかね?
うーん、それなら生放送だけしてればいいんじゃないですか。
夏野
過去に、TBS が番組改編して、60%を生放送にしたんですね。
そうしたら視聴率が激減。
(会場爆笑)
夏野
生放送は平時に弱いんです。
何かしらイベントを出さなきゃいけなくて、
平時だと、どうしても内容が弱くなってしまう。
まあ、じゃあ、TBSさん頑張ってください。
夏野
テレビのモデルって100万人を面白いって思わせないといけないので、
それは非常に難しいですよね。
それは面白いけど、テレビでわざわざみたいものじゃない。
一番面白いのは、楽屋とか知り合いモノですよね。
・・・っていうのを松本人志さんがいってました。
(会場笑)
夏野
なんなの!?(笑)
夏野
テレビってのが面白いって思ってる理由があって、
あんだけお金かけて、選び選んで編成して出してんだから、
その時間にみれてもうみれないってのはおかしいでしょ。
で、オンデマンドでやりましょう、っていったら、
ある編成の人は
「テレビはその場で見て欲しいんだ!
その場でお茶の間に座って見て欲しいという意気込みでいるんだ!その場で視て欲しい」って言ってたし。
願望はもっててもいいんですけどね。
それを押しつけられても困ります。
なんだろう、服を買うときに、服のサイズを決めつけられちゃうのと似てる。
お客さんにあわせるのは難しい分野です。
夏野
まあ、でも、ダイエット的に言えばいいのかも。(笑)
資料:NHKオンデマンド
夏野
こういうのがやってるんですけど(資料)
全然ダメっぽいですよ。
夏野
声に出して言わないで!(笑)
夏野
そういえば、NHKスペシャルで特集されたんですよ、私。
ミッキー(楽天の三木谷さん)と、あと、今あんまいない人で…。
堀江さん…。
本人聞いてたら怒りますよ?(笑)
夏野
ブログとか…まあいいや。
その特集番組なんですが、権利書を見れないんです。
権利処理が分からない。
そこで権利処理が出来ていないから配信されない。
…でも、あの頃は一緒にミッキーと、テレビに出れるくらいな感じだったのに、
夏野さんいい暮らししてるじゃないですか!
袖で言うことじゃないですよ。
夏野
いやいや、オークションだから、入札してたのが落ちちゃったんだもん。
てか、夏野さん、楽天好きですよね。
夏野
…あ、いや、今回は楽天じゃないです。
いい暮らししてるじゃないですか、ともかく。
夏野
最近、奥さんに別荘たてられないって怒られた。
理不尽です。
ほらー。
(話を戻して)
夏野
そこに広告もばっちりつけて。
で、2008年の広告収入が6500万ドル。祖利益が1200万ドル。
これ、向こうではすっごい流行ってるんですよね。
つまり、テレビの「コンテンツが」悪いって訳じゃないんですよね。
お茶の間に来ないと見せない、ってのが悪いんです。
夏野
やっぱ、忙しいんだもんね。
9時にドラマを見るとなると、7時には会社を出ておかないといけない。
今の時代、7時に会社を出る人はあんまり優秀じゃない人じゃないですか。
夏野
それは朝が遅いだけなんじゃないの?
優秀な人がテレビ見ないってことは、
夏野
そこは、プリウスにしとこう、安いから。
まあ、つまり、生の電波じゃなくてもいいんじゃね?っていうことです。
夏野
テレビってなんだろう?
「コンテンツとしてのテレビ」「箱としてのテレビ」っていうのがあって、
なのに、テレビ局は、後者を意識しすぎちゃってるんじゃないかなって。
いいものを作ってたら、いろんな人にみてもらいたいって思うはずですけどね。
夏野
…まあ、いろいろあるんでしょ。
あんま言ったらかわいそうです。
話題をかえましょう。
夏野
世代によってインターネットのとらえ方が違いますね。
ITやインターネットの話をしてても、20代にとって当たり前のことが50代に取って宇宙語になってる。
これはどう?
50台の人って、使ってる人か、使ってない人っていう差が激しいです。
夏野
使わなくても困らないしね。
ウチの父親はまったく使わないっすね。
夏野
ところが、ウチの母親が使うようになったのよ。
親父が定年したことがきっかけでインターネットやりはじめるようになった。
おいくつ?
夏野
70。
親父が家に帰ってきたのがきっかけになってるのが寂しいですよ。
そこでは、サークル的な同世代の人達のネットワークが形成されてる。
余暇を楽しんだり。
で、そういう人たちとは必ずケータイメールとネットやるんですよね。
夏野
すぐにみなさん取り残されますよ。(会場に向かって)
まあ、ここに座ってる人たちは大丈夫でしょう。
実際問題、ウチの父親は生活が確立できているから死ぬまで使わないでしょう。
夏野
息子がしてる事知りたくないんでしょう?
(会場爆笑)
夏野
テレビは年代毎に毎年数字が特にかわらないですね。
でも、パソコンって言っても、Windows は超面倒くさいですから、
もしここに、Microsoft の方いらっしゃったら、ウインドウズ改良しろ、反省しろ、と。
機能が限られててもよければ、ケータイのほうがいいですね。
夏野
…すいません。
今更言われてもw
夏野
ネットだと、ライブなのか、動画区別つかないんじゃないですか。
夏野
(会場少しだけ挙手)
若者が入党者として増えたらしいです。
しかも、ニコ動の C さんって呼ばれて、
ここまでやりはじめると「何かが壊れた」って感じがする。(良い意味合いで)
結構緩いっすよね。
夏野
そういえば、野球中継でソフトバンクvsオリックスをやったんですけど、
カードとしてまったく面白くないんですけど、無茶苦茶面白かった。
まあでも、文字だから見た目は綺麗でした。
会議中に視てましたよね。なにやってんすか、って。
夏野
そのうちコメントに解説するひとが出てきて、
投げた瞬間に「スライダー!」とかって。
おもしろいんだよ…。
資料:
81,600コメント
13,500人の視聴視聴者数
平均放送時間63分
夏野
昔はテレビが生だったが、最近は逆になりつつあるように思えます。
それに、みんなブロードバンドなので流しやすい。
会社でも目の前にずっとあるわけで。
テレビに会うのは家ぐらい。
資料:
放送者:9356人/月
視聴数:722万視聴/月
夏野
さらに新しい潮流があって、ユーザー(素人)が誰でも生放送出来る仕組み。
webカメラを使って簡単にできます。
なんか右翼な人ですよね。
夏野
いつもは優しい普通の人なのに、
おもしろいですよ。
夏野
まあ、とりあえず相手が30人とかなら、
気兼ねなしに簡単に放送できるし、
書かれるコメントにしっかり相対もできる。
100万人が面白い1個を作るより、
1000人が面白いと思うものを1000個作るようにすればいいじゃない、と。
夏野
ユーザーの傾向を見ていると、
通常の動画をみるって人が増えました。
おそらく、これからインターネットは対決的なものではなく、
どんどんインフラになります。
伸びてますね。
どうせ v6 ならないし。
(会場大爆笑、拍手まで)
あと、外でのブロードバンドっていうの?
FOMAとかイーモバイルとかで、ユーザーが外にいって、1000人に伝えるってのが出来る。
夏野
いやいや、草薙くんでしょう。
そこからユーザーが放送して実況したりしている。
夏野
それは興味深いし面白いよね。
メディアの役割がいらなくなってきたってのが。
それを4時間か5時間くらい生放送してる人がいてそれが面白かった。
あまりみんなちゃんと並んでないとか。
で、それを時系列にするとちゃんとしていなかったり。
本当のリアリズムは生放送じゃないと伝わらない部分があるのかも。
夏野
どうですか?それ。
夏野
うーん
それは気まずいですよ、元カノとかに会っちゃった時のリアクションとか。
誰にも見せたくない。
夏野
日本ダメだろう、というのをすごい嬉しそうに言う日本人がいっぱい居ますね。
日本人って、そう言うの自体が好きですよね。
夏野
ゆったりと海外を楽しむんだけど、
例えば、ブロードバンド。
あと、ケータイも。
正直、Google フォンは何が新しいのかわからないですよね。
夏野
夏野
フタバのパクリですよね。
かなり管理人が有名になってて、Wall Street Journal とか、Times とかでも取り上げられて。
匿名が面白いよね、ってとこをもっていった形。
日本で作られたものを海外にもっていっても競争力があるということ。
夏野
内容も、日本のユーザーのほうが、よりしっかりとした主張をしてたり。
夏野
・・・。
前もって質問があって、それに答えてそれを公開するんです。
若い子って語るべきことをあまり持ってないので、
もともと何にもない人がどうしたら情報を出せるか、それを考えて出している。
他にはそこまで考えているものがないし、海外にもない。
夏野
なんとなく、インターネット系でいうと、アメリカって感じがしますが。
でも日本はかなり強いのに。みんな自信をもってほしい。
でも、海外からもたくさん偵察にくる、みたいな。
まあ、ツールじゃないですか。インターネットって。
誰でも思いつくものを資本の規模でやるのはインフラとしてはありだと思うけど、
多少、ネットでも出せてはいるが、世界にもっていくのをやらないので、
どんどんガラパゴスになっていくんでしょう。
夏野
まあ、よくわかんない、ってのもあるんでは。
夏野
それ、キミが好きなんでしょ。(笑)
まあ…。
もう、日本人だけを相手したたら食えなくなるでしょう。
夏野
だから、ITについても、海外に出て行くべき。
まあ、こんな講演きいても、なんにもならないですよ。(笑)
本当ですよね、こんなアホ2人。
あと、文化圏の問題もあるかな、と。
夏野
あの、シメに入ってるので…。
ああ、時間ヤバいんすか。ですね。
日本の本屋でも流通していないようなものを、英語に翻訳して海外の本屋で売ってる。
それはメインカルチャーではないし、
マスメディアでも評価されないので、裏にいっちゃった形。
で、たまに取り上げられると、陵辱レイプモノだったりになっちゃう。
表の人たちがあんまりすごいって言わなくても、
裏で細々とやってる人たちがいます。それが底上げになっています。
夏野
シリコンバレーとか、夜は何にもないところだから、
あんなところのコンテンツには負けたくないですね。
負けたくないでしょう?頑張りましょう!以上。
二人
ありがとうございました。
12:40 終了
見にくくてゴメン。