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2018-09-05

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おつかれさばですわ

美濃焼ミュージアムで「美濃陶芸明日展2018」を見て参りましたわ

三十代の「せんぱい」と学校を出たばかりの「ふれっしゅ」で部屋をわけての展示ですわ

「ふれっしゅ」を見た直後に荒川豊蔵コレクションを見ることになる良心的な順路でしたの

せんぱい組柳井友一氏は線の模様を陶器にほどこすことに拘りが感じられました

駒井正人氏の作品実用的にシンプルなところから

同時開催の「代用品と統制品」展に出ていた戦時シンプルにせざるをえなかった陶器と、

比較することになって仕事の丁寧さがうかがえましたわ

ふれっしゅ組では海川耕氏の極薄の磁器が、湯葉で器をつくったようでした

背骨を思わせる作品からは少し弐瓶勉空気が感じられましたわ

由良薫子氏の作品は絵の中に動物が隠されていてウォーリーをさがせ的な

楽しみを食卓提供してくれそうでしたの

みなさんの作品ミュージアムショップ販売されていましたわ

同時開催されていた「代用品と統制品」展では、

アメリカとの戦争をはじまる前から金属類回収令が出ていたことを知りましたわ

中国との戦争に禁輸で、既に息が上がっていたのですね

本土決戦用に用意されていた陶器製の手榴弾は、

鉄製の手榴弾殺傷範囲メートルに対して、

範囲メートルで負傷させる力しかなかったそうですわ

怪我をさせた方が戦力を減らせるお話もありますけれど、

それなら被害範囲は同じまま威力を落とせばいいので、

やはり、そういう問題ではなさそうな印象を受けました

前回の美濃焼ミュージアムですわ

https://anond.hatelabo.jp/20170212210259

2018-07-19

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荒川豊蔵資料館の豊蔵の陶画展を見てきましたわ

資料館に登る道の途中で大きなカナヘビさんが日光浴をしてなさいましたわ

陶房に降りたところではニホントカゲさんを見かけましたの

雨で窒息しそうになって地上に出てきたミミズが干からびたところに

メタリックグリーンハエが二匹とまっていましたわ

豊蔵の陶画については「本歌取り」という言葉

陶芸世界でも模倣ポジティブに行われていたことが印象的でした

もちろん贋作ダメでしょうけど

茶碗の絵を3つも描いた鉢がありましたわ

尾形乾山作の吉野山四方皿が緑釉の発色も鮮やかで魅力的でしたわ

https://anond.hatelabo.jp/20180506204656

前回の豊蔵資料館でしてよ

2018-05-06

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GWの最終日に可児郷土歴史館と荒川豊蔵資料館土岐市美濃焼伝統産業会館に行ってまいりましたわ

可児郷土歴史館は常設展示期間でしたわ

お魚は化石カニオヤニラミさんがいらっしゃいましたわ

淡水魚ですわ

学名はコレオベルカ・カニエンシスとおっしゃるそうですわ

カニと言えば荒川豊蔵資料館の沢ではサワガニさんに出会たことがありました

本日はお会いできませんでしたの

かわりに可児市のご当地萌えキャラ「しのちゃん」が出迎えてくださいましたわ

クイズラリーをやっていらして荒川豊蔵氏の居宅にいるしのちゃんを数えるクイズがありましたの

全問正解するとメモブロックがいただけましたわ

残念ながら本日が最終日みたいでしてよ

土岐市美濃焼伝統産業会館では国重要無形文化財や市無形文化財保持者の陶芸作品が展示されていまいた

県の無形文化財はないのかしらん?

荒川豊蔵氏の鼡志野は鶴が描かれていて涼やかでしたわ

他の部屋では地元陶芸家の作品が展示即売されていて

お二階にあった青い綺麗な壷が気になりましたの

わたくしの鱗のきらめきに似ているゆえでしょうか

おねだんは、ジャジャン!じゅうまんえんでしたわ

2016-11-26

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荒川豊蔵資料館に行ってきましたわ。

こちらは道沿いの駐車場から林の中に100mほど歩いて、

さら山道の段を登った先にあります

荒川豊蔵アトリエの近くなのですわ。アトリエも再建中ですわ。

隠れ家的なおもしろさはありますが、日の射さな林道は寒かったです。

小さくても立派な建物を造るための資材の搬入方法が気になりました。

わたくしでしたら財力に物を言わせてヘリコプターで下ろさせますけど、

林道の突き当たりに臨時の軌条を設置させて斜面の上まで運んだのでしょうか。

それとも人力任せでしょうか。

館内では桃山時代陶磁器を復活させた荒川豊蔵作品が、

コンパクトな展示室に並べられています

瀬戸瀬戸黒、志野と単色の作品ばかりなのに、

全体をみるとバラエティに富んでいて鮮やかな印象を受けました。

荒川豊蔵の創意工夫のおかげでしょうか。

割れた竹を、焼いたとき割れが見事に再現した形の黄瀬戸破竹花入など、

不完全なものおもしろさがあると思えば、

1200℃で窯から取り出して急冷させることで漆黒にした瀬戸黒には高級車の風格がありました。

金で飾られた(あるいは継ぎを当てられた)作品特に豪華な印象を与えます

荒川豊蔵作品の茶碗や大きめの向付の中には赤い丸が入っていて、

これは中により小さな作品を入れていた跡とのことです。

生涯この庶民的なスペース節約術を使って、作品を作ったらしいので、

荒川豊蔵作品を鑑定するときには要チェックですわ。

2016-10-09

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美濃焼ミュージアムに行ってきましたわ。

お祭り中で入館料100円(通常は300円)、福引きができました。

から6番目、下から1番目に良い景品のポストカードが当たりました。

美濃陶芸明日展(あすてん)として現地の若手陶芸家作品特別展示されていました。

「せんぱい」と「ふれっしゅ」に分かれて別の部屋におかれているのですが、

つの間の展示室には巨匠荒川豊蔵のコーナーが存在していました。

創意を表に出さざるを得ない若手作品をみた後の

しぶい荒川豊蔵コーナーでは思わず「いいしごとしてますわね」と呟きました。

巻物に墨で書かれた彼の作品論も興味深くて、

「古いものに名品が多いのは時代を通じて淘汰されているからで、

 古いから良いものではない」と言い切っていました。

直感を信じることの勧めには銀と金美術商編を思い出しました。

「あすてん」では単色の陶磁器に無数の小さな穴をあけた新里明士氏の作品

やはり存在感があります。この方の作品は各博物館に長く展示される気がします。

時間のかかる緻密な仕事ができる精神作品を通じて触れることで、

自分が恥ずかしくもなります

ふれっしゅ部門では白木千華氏の壷に魚をたくさん張り付けた作品ユニークで魅了されました。

鯖もいたと思いたいですが、魚がカラフルすぎたので怪しいです。

後、常設展示の総織部の茶碗が気に入りじっくり眺めました。

げんだいの緑釉作品はいささか緑色がきれいすぎて、

ひ色が混じったこの茶碗のわびがなかなか出せていないように感じます

ひたすら眺めたところ胎土も赤色のようでした。

鳴海織部では別々になっている赤土と緑釉が一緒だから

総織部と言うのでしょうか。

休憩コーナーにはへうげものの全巻がおいてありました。

 
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