虎渓山永保寺に行ってきましたわ。
なんとなく古虎渓駅の近くにあると思いこんでいたので、
場所が意外でしたわ。
650年の歴史ある永保寺の広いお庭も素敵ですけど、
付属する保壽禅院のコンパクトに宇宙を感じさせるお庭も気に入りました。
こちらは講話のあとだったようで、線香が香り、
お地蔵さんに大量のお供え物がしてありましたわ。
開園時間の午前5時から午後5時は流石お寺ですわ。
つづいてまたもや美濃焼ミュージアムに行ってきましたわ。
若くして町長をつとめた陶芸家、加藤十右衛門展が開かれていました。
町長であり、陶芸家なのはもちろんのこと、
弓道と尺八の腕前は師範をつとめることが可能。
書にも興味があって、陶芸の関係で茶道も修めたそうです。
これくらいマルチにこなさないと現代の人が歴史に名を遺すのは
難しいのかもしれません。
けれども、加藤十右衛門のエピソードでいちばん印象に残ったのは
自慢の尺八を携えて虚無僧として托鉢をしたときに、
喜捨をえられず、ひもじさのあまり尺八でウサギを叩き殺して食べた
というエピソードでしたわ。
ウサギの血が付いた衣のまま帰宅したらしいですわ。
先の永保寺さんはこの方に「無音」の号を賜っているそうですけど、
本当によろしくて?
Permalink | 記事への反応(1) | 21:02
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