10年ちょっと勤めて、それなりに仕事もこなし、ある特定の顧客・分野については割と自信を持って仕事もできていた。
先に復帰していた方々から「フルタイムで復帰すると責任ある仕事を多く任されて大変」と聞いていたので、まずはスモールスタートしようと思い、時短で復帰したかった。
復帰してすぐの上司面談で言われたのは、「まさか時短とかしないよね?」
復帰前に散々キャリアプランについて話していたのに圧がすごい。
「時短で復帰すると、開発の若手から結構不満が出るんだよねぇ・・・」
夫と相談し、やむなく残業時間制限(月12時間まで残業できる勤務体系)で復帰。
休んだ日も、自宅に持ち帰っていた会社のPCで資料を作り、子供が昼寝している間に電話で会議もした。
休み明け、同僚に「客向かいで仕事してるってことお前ちゃんと理解してる?ダンナは何やってんの?」と詰められた。
ちなみに夫は私の倍以上有休を使い会社を休み子供の看病をしていた。
私が休まず出社している裏で、夫が休んでいる事実をこの同僚は知らない。
「今日は言い過ぎてごめん。自分にとっての優先順位をよく考えてほしい。俺も家庭が第一優先だから、君の気持ちはわかっている。」
夜22:00にそんなSMSを送ってくる同僚が私の気持ちをわかっているとは到底思えず、自己顕示欲と承認欲求が透けて見えたので無視した。
正直うざいなとしか思わなかった。
もうこの時点で退職することは考え始めていた。復帰して1ヶ月くらいしか経ってなかった。
入会金が3万、月会費が6千円かかった。
同じ部署には育児休業を取得したAさんという先輩女性社員がいた。
私の上司である営業課長はことあるごとにAさんの仕事ぶりを糾弾し、私には「Aさんみたいにならないでね」と言った。
その後、子供が病気をすれば病児保育を頼んだりしてしのぎながら働いていた。
先述の男性同僚など夜23時にメールを出している始末だったし、課長も深夜に平気でメール出したりしていた。
人事部に異動を打診したら、女性社員が面談と銘打って出てきた。
「私は20:30まで子供を保育園に預けてます。子供がもう少し大きくなれば保育園で夕飯まであげてもらっても大丈夫だから、今はもうちょっと頑張ろう」
人事部が出してきた女性社員の人生観は、私の価値観と異なるものだった。
もう辟易した。
転職活動をはじめ、家からほど近いところにオフィスを構える企業に内定した。
年収は8割ほどになるが、女性比率も高く、面接での印象も良かった。
19時をすぎるとオフィスにはほとんど人がいないというホワイトな状況に、目を丸くした。
20時過ぎてから仕事の調子が上がる~!とか言っていた若かりしころの私が聞いたら秒でバカにしそうな会社だ。
引き止めにあったが拒否した。
「家庭と仕事の両立がこの環境では難しい」と伝えたところ、「Aさんを見てればどっちも中途半端になるのはわかるよね。賢明な判断だと思います。」と言われた。
家庭と仕事の両立がどれだけ大変なことか、この人は1mmも理解していないが、管理職として機能すると会社が判断してこのポストに置いているのだから気色悪い。
そのほか、会社を辞めると伝えた男性上司の多くが「やっぱり専業主婦になるの?」と聞いてきた。
つくづく、辞める判断をして正解だったなと思った。
就職活動をしている時は、大手企業だし、子供を産んでも働ける会社だと思っていた。
クライアントとの定例会議が17:00から設定されていたり、昼夜問わず連絡してくるクライアントに真摯な姿勢で対応しないといけなかったり、そういう状況に、子育てをしながら適応するのは難しい。
学生で就職活動をする時からこうしたことを見極めるのは難しいと思うけれど、「この会社キモいな」と思ったら辞める勇気と行動力を持つことが大切だと感じた。
女は使えない
課長の奥さんは専業主婦と聞いている。 家庭と仕事の両立がどれだけ大変なことか、この人は1mmも理解していないが、 課長も課長の奥さんもそれ(と言うかどちらも中途半端になっ...
課長も課長の奥さんもそれ(と言うかどちらも中途半端になって職場にも子供にも迷惑をかける)事を理解しているから デメリットを承知で課長の奥さんは専業主婦なのでは。 想像...
出産前から同じ筈なのにそれまで気付いてない体なので嘘松臭い
書いた本人ですが、みんな辛辣だね。いかに自分が甘いかよくわかりました。 子供が欲しい女はみんな専業主婦になって楽しく過ごせるように頑張ろうな。 働きたい女はこういうこと...
同僚にも子供にも迷惑かけても図々しく自分を正当化するのは「強さ」ではなく「厚かましさ」だと思うよ。
わしが懸念しておるのは増田がまだ母では無かったときに別の母に同じような対応をしていたんじゃないかという事じゃ。
いや、なぜ増田に書いた。 ここは元増田職場の男と生息域が同じ連中の集まりだぞ。 職場選びと同じく場所選びが苦手なのかあんた。
元増田はホワイト企業に転職できてマタハラされることもなくなったから良かったじゃん 家庭も仕事も自立もお金もホワイト環境も手に入れられたんだからもうそれでいいじゃん 仕事に...
旦那に仕事を辞めてもらって、専業主夫になってもらうという選択肢も忘れずにね。 男女平等なのだから、男が一家の大黒柱であり続ける合理的な理由もない。
旦那さんに退職してもらって、子育てや家事をやってもらって、元増田が働き続ければよかったのに。 仕事の家庭の両立が難しいのは、男だって同じだよ。
なんだこのコメント地獄感。 単なるその会社のマネジメントができてないってだけの話だろに。 まぁ、マタハラされる職場より転職してよかったですな。
赤ちゃん抱えた営業職をどうマネジメントしろってんだ
辞めてもらって新しい人雇うのもマネジメントですよ
営業降ろして、出荷や現場に回すマネジメントが必要だよな。 日本はメンバーシップ型なんだから。
なんでだよって思ったが 居られる間だけ仕事して仕事量が単純比例する業務のほうが 双方に良いという考え方はあるか
ダンナは何やってんの? ほんとに男女平等になってるんだなーと実感 ひと昔前は同じ立場の男性が「奥さん何やってんの?」と詰められてたのだから大進歩だわ
家庭と仕事の両立がどれだけ大変なことか、この人は1mmも理解していない 十分理解しているからこそ課長とその妻は両立をあきらめて、専業主婦を選択したのではないの?
男の組み立てた、男しか想定してないインフラに無理矢理乗っかろうとするからそうなる お前を含めた女主導で女の女による女のための会社建てろ 本来女の社会進出とはそうやるべき...
ネットでもメディアでもワーママは経済的に自立したカッコイイ女性だと言われる 仕事をセーブするのも許されているし、いつも「皆がユルく働ければいいよネ!」という結論 でもリア...
「経済的に自立したカッコイイ女性」と「ユルく働いているワーママ」は別物だよ 前者を褒めたたえる人は後者を会社のお荷物として馬鹿にしてるし 後者を褒めたたえる人は前者を哀れ...
「ダンナは何やってんの?」発言が驚愕だわこれ 専業主夫だと勘違いされてたとかそういう事情があるとかならまだしも、 自分のとこは社員を子育ての余裕もないほど使い潰そうとい...
「元増田が休むのは元増田の旦那が育児に全く協力してないせいだ」と思ったんじゃないの?
時間 記事数 文字数 文字数平均 文字数中央値 00 43 20350 473.3 57 01 34 4983 146.6 62 02 11 1375 125.0 38 03 7 4049 578.4 81 04 25 2227 89.1 44 0...
トラバはたくさん付くがブクマは付かない増田は説教したくなるタイプの増田らしい。元増田に一理あるかどうかは関係なさそう。イデオロギーが絡んだケースだとよりブクマは付かな...
こういったエントリーを見ると転職出来て本当良かったね、と心から思うけど、もの凄い文句言う人はどういうトラウマがあるのかしら。
「男が大黒柱として働いて、女は家事や育児をやる」という常識が揺らいで、価値観が流動化している社会なのだから、色々な意見が出てくるのは当たり前。 しかし、旦那に仕事を辞め...
残業しないと成果出せないって、哀れだよね。 優秀な会社、優秀なビジネスパーソンは恒常的な残業しなくても成果出せるだろ。 恒常的な残業の上に成り立っているビジネスって、経...
大手IT企業ってどこだろう 一度大手と呼ばれるIT企業に派遣で行ったことあるけど、 早朝出勤と残業をアピールする人ばかりでおかしな世界だった。