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2024-04-26

いちファンから見た度会隆輝のこと

オープン戦ではスタメン15試合連続ヒットを記録し、開幕から2試合連続ヒーローインタビューを受けたがここ数試合はヒットを打てておらず、特に4/24は他球団ファンなどから酷いバッシングを受けていた横浜DeNAベイスターズルーキー度会隆輝が、打順が1番から8番に変わった今日4/26に、ヒット2本のあと満塁ホームランを打った。

テレビで観ていて、今日はやけに表情が固いな…と思っていたが、ヒットでもガッツポーズをすぐ引っ込めたり打席ニコニコしないようにしていたり、8回裏で満塁ホームランを打って泣き、9回表の守備では客席に向かって何度も何度も最敬礼をしてまた涙ぐんでいるのを見て、こちらも涙が止まらなくなってしまった。

ホームランの後は京田陽太と抱き合うのがパフォーマンス化している。京田は今までは仕方ないなあ、かわいいからいいけど、という雰囲気だったのが、今日京田から強く抱きしめに行き、頭までを2回もヘルメットがずれるほどにポンポンしていた。

満塁ホームランという快挙に対してというより、ここまでよく踏ん張ったな、報われてよかったな、本当にえらかったな、という気持ちが見て取れた。

ヒーローインタビューでは、猛打賞どころか2アウトでの満塁ホームラン、それも球団史上初のルーキーグランドスラムにも関わらず「今日ちょっとですけど打てたので」と発言したり、いつものサイコーでぇす!のパフォーマンスもなく声も小さく震えてビクビクしていて、バッシングした奴らに改めて心から腹が立った。今までの積み重ねで限界が来たのだろう。昨日の昼には、度会のお兄様も耐えかねたようにツイート(https://x.com/wataraimotoki/status/1783345163890565383?s=46&t=dDJMup9HBqfrkoBZ2-oYpQ)していた。

度会はとても繊細でよく周りを見ていて様々なことに気付くタイプで、バッシングすらもいち意見としてきちんと受け止めてしまう素直さがあるのだろうと確信した。

そういう人間からこそ満塁で打席が回ってくる率が異常に高いのだろうと思えてしまう。

野球の神に愛されるだけの積み重ねがあり、そして実力で千載一遇のチャンスをものにするのだ。

紛れもない、ハマの一番星だ。

2021-11-30

エウレカセブン ハイエボリューション

主要キャラクター声優をつとめた辻谷耕史さん、藤原啓治さんの逝去があり、

制作上の困難が多かったなかで、よくまとめてくれたと思う。とても感謝している。

100点!

(以下、ネタバレ中心の感想













良かったところ

新月光号のデザインがよかったです。プレハブのような構造の指令室が、とても新しい。

エウレカ筋トレと酒に逃避するというのは、とても分かる。

アネモネ幸せでうれしい。

山寺宏一は凄い。こんなこみ入った設定の難しい敵役を、途中から入って説得力のある造形に作り上げるなんて信じられない。国宝級

エウレカが、レイを助けるシーンが一番好きでした。ビームス夫妻とレントン関係を描き直した今作において、ひとつクライマックスだったと思いますチャールズビームス役の小杉十郎太さんの演技も素晴らしかった。(しかヒゲ面のキャラクターチャールズだと中々気づかず…。)

気になったところ

自分が悪いのだが、復習をしてから見に行くべきだった。グリーンアースブルーアースって何だったとか、あれレントンって死んでたんだっけ…とか、記憶のなかで旧アニメ版の設定が交じり何がどうだったか思い出せず、前半は集中して見られなかった。

デューイの耳輪は4つでよかったのでは? 終盤で一度「壊れる前」に戻ってたよね?

ホランドには、(当然)映画版クレヨンしんちゃんヒロシのような活躍を期待してたのが、ストーリーの都合で動くキャラクターになり大変残念。

音楽は前作、前々作が好みでした。

〇私は舞台挨拶を聞きましたが、京田監督の「これは思い通りに行かない人生に向かい合う物語なのだ」という趣旨発言で、いろいろ腑に落ちました。キャラクターたちの行く末がそうだし、それをいえば今作そのものも「思い通り」ではなかっただろうし、ファンだって、空から下りてきた異星人と運命出会いなんて望みようもないのだから、皆が「思い通りに行かない人生」に直面している。とすると、「ファンが見たいものをお見せする」だけの懐古調のエンタメ映画にはなりようもない。

〇設定が似ているエヴァンゲリオンの最新作と比較すると、エヴァシンジはひとり14歳のままなので、いまだクラシックな成長譚として物語をつくる余裕がある。一方、今回のエウレカは、まだ20代とはいえ、すでにレントンを失い人格的には中年という他ない。昔から追ってきたファンと同じ世代。そこで「中年の救済」が描かれねばならないのだが、「昔に戻ってレントン精神世界で生きる」という甘いアニメ版焼き直しのエンディングが適切だったのか疑問に思う。

〇だから中年の星であるホランドには、泥水をすすってでも生きて欲しかった。

2020-01-13

anond:20200112195456

最近の若手・中堅の声優さんって自分の役をよく研究してるよね。原作読み込んだり、アフレコ見に来た作者に意見聞いたり、監督と話し合ったり。

てか、そういう風景が単にメイキング画像なんかで視聴者にも見えるようになっただけで昔からそうだったのか?よくわからんけども。

アニメ雑誌声優インタビューでも、あんまり知識無しでアフレコに臨むとかいってる人見ないな。

ベテラン京田尚子さんが、たしか知識無しでアフレコする人なのだけど、かといって演技が適当だったという印象は、私はもたなかった。

けど、今の風潮だと京田さん的な主義を持った声優さんは、インタビュー原作読まないですとか言ったら確実に浮きそうだ。

 
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