はてなキーワード: キングカズとは
落合博満のプロ通算500本安打・1000本安打・1500本安打・2000本安打という節目の安打が全てホームランであることは有名であるが、落合曰くそれは偶然ではないという。
つまり狙ってホームランを打ったわけだが、節目の打席以外でも毎打席ホームラン狙いが基本前提だったために、節目の打席でホームランを狙って打つことが造作なかったと語っている。
イチローはホームランを狙えば打てる能力があることを他の選手やファンから評価されており、節目の打席ではホームランを狙うことが多いとされる。
通算本塁打の割に先頭打者本塁打や1試合複数本塁打が多いことに加えて、年間200本目のヒットがホームランの年があることや、プロ通算1000本安打がホームランだったことなどから狙えばホームランを打てる能力があることと、何らかの節目の時にはホームランを狙うことが多いことが指摘できる。
(確か1994年の200本目の安打や日本通算500安打目の打球ももう少しでホームランという打球だったから狙っていたかもしれない)
しかし、同時にそのような節目を迎えた時にはスランプが少ない選手の代表であるイチローが不振に陥ることが多いが、ホームランを狙っていた影響があると思われる。プロ通算1000安打の直前も不振で、久々のヒットとなるプロ通算1000安打目がホームランだった。
だが、落合はそのような節目を迎えた時に特別な不振には陥ってはいなかったように思うし、本人もそう語っていた気がする。
(2000本安打の前に6打席ノーヒットというのがあったが、6打席くらいは大したものではないだろう)
それも毎打席ホームランを狙うのが基本前提だったからなのだろう。
ところで、サッカーにおいて日本人FWはゴールを狙える場面で変にもたつくことが多いとよく指摘される。
シュートを打てる場面でパスしてしまったり、キープしてる内にタイミングを逃してしまう、お馴染みの動作である。
その特有のもたつきが無かった日本人の一人がキングカズこと三浦知良と言われる。彼と並んでゴンこと中山雅史もその一人だろう。
日本代表の代名詞が決定力不足となったのも、思えばカズやゴンが日本代表から遠ざかってからのことのように思う。
2000年代以降各種メディアで日本代表の決定力不足が当然の如く囁かれるようになっていたが、その時にJリーグの歴代選手の1試合あたりの平均シュート数を比較した記事があった。
それによると確か上位は殆どが南米系の外国人選手で、日本人で上位に食い込んでいたのはカズとゴンだけだった。
シュート数におけるゴールの決定率でいえば日本人FWはむしろ高い方なのにシュート数が少ないためにゴールが生まれにくいことを指摘する記事で、シュートを多く打てるカズとゴンは凄いというようなことを書いていたと思う。
カズは実際、「FWはシュートを99回外しても、平然と100回目を蹴る精神構造でないとやっていけない」と言っていたが、
カズやゴンや南米のFWはシュートが狙える時はとにもかくにも狙ってシュートを打つことが基本前提としてあるためにシュートを打つことへの変な躊躇や恐怖がない。だからシュートチャンスで変なもたつきを出さずにシュートを打てるのだろう。
全体的に準備不足のJリーグ選抜の連携ミスが目立つ試合展開だったけど、
「キングカズ」なんて言葉は、最初はネタみたいに扱われてたはずなのに
いつのまにか本人がキングにふさわしい行動をしだしたために完全に敬称になってるよね。
キングカズかっこいいわ。次期総理でもいい。投票には行かないけど。
でもその後見たネットニュースの反応コメント見たら、ほんとアホばっか。
目立ったコメントが
「東北は決して負けません」
みたいな。
お前ら、別に大して被災してねーだろ、そんな投稿が今できる状況ならさ。
本当の被災現場ってのはもっとずっと大変だろうよ。
何、被災者代表ヅラしてんだよ、そんなコメントする余裕あるなら
震災直後から思ってたんだけど、被災地に向けての全世界からの労いの言葉を、
大して被災してもいない奴らが勝手にありがとう、君たちの言葉は届いてるよ!
って返事するノリが、どうにもこうにもいらだたしい。
同情し、支援したいと願うのはごく当たり前の人の心理で、
そうした言葉が全世界から沢山集まってくるのは、素晴らしい事だと思う。
ただ、当の被災者はその無償の善意に対して回答する余裕なんかなくて、
結果的に「Pray for Japan」の掛け声は一方通行に見えてしまう状況は確実に発生していると思う。
ただ、それってしょうがないことで、だって余裕が無いんだし、
そこで大して被災してもいないやつがソワソワして
「大丈夫です、Japan」とか返答することがおかしいんだよ。