2012-10-16

概ね同意なんだけど

Re:なぜ昔は、学歴年収も低くても結婚できていたのか

http://anond.hatelabo.jp/20121012215423

企業女性雇用するコストに関して、表立って話題にできるのにはまだ数年のオーダーで時間がかかるんではないかな。

元増田認識はあると思うけど、まだフェミニズムの作り出した空気が強くて言えたもんじゃねぇだろう。

(フェミニスト1970年くらいから「女性仕事を!」と叫び続けてる。そう簡単には弱まらないだろう)

個人的には、女性雇用コストの話から始めるよりは、生殖、「母親が働きながらだと子育てに注力できない」の方から始めた方が良いような気がする。

もちろん働きたい母親は働けばいいし、仕事に専念したい女性結婚しなくていい( と書くと、「男性仕事も家庭も得られる、ズルい」みたいな反論があるけど、実際の所、仕事も家庭も両立している男性は少ない、どちからに偏りがち。 夫婦間で分業しがち。そして女性の上昇婚志向は止まらない。女性賃金は上がってるけど男は甲斐性なんですよねー )

母親業に専念したい」っていう女性もいて、そういう女性の願いを叶えられない今の社会の風潮はどうなの?という訴え方の方が受け入れられやすいんではないかなぁ。

NHKがまず卵子の老化を取り上げたのは、まぁ空気読んでるよな、と思う。 既に団塊Jr女性卵子は老化ずみで、反論の余地がない(これが数年前だと団塊Jr女性に反対する余地があった)

最近若い世代(20代~30代半ば)女性では専業主婦志向が高まってきている。

女性内での、仕事への欲求は世代によって異なる傾向があって、今の40代後半(アラフォーって呼ばれてた世代、chikirinとかね)は仕事への欲求がとても強い世代になる。景気が良かったとき思春期を迎えられた女性だね。

まぁ世の中の変化って激しいし、「女性が働くことにポジティブだった」という世代は割と1世代でピーク、衰退を迎えつつある。

専業主婦について|F1層の消費動向を調査「OLマーケットレポート」|サンケイリビング新聞社

http://www.sankeiliving.co.jp/research/ol/094.html

調査期間:2010年9月

調査方法シティリビングホームページ 「Citywave」メール会員に対するWEBアンケート

計数:761人(未婚)(不明・非該当のぞく

平均年齢:34.5歳

勤務形態正社員総合職)…25.0% 正社員一般職・・・40.5% 派遣・・・16.8% 契約嘱託・・・5.9%

主婦に関するイメージにおいて「質素or優雅」「楽or大変」「有意義orつまらない」に関しては概ね半々ぐらいの数値になり、専業主婦に対するイメージを二分する結果となりました。ただ、「専業主婦イメージ幸せか、不幸か」と問われれば、80%以上の方が幸せイメージしており、専業主婦イメージとしては肯定的な結果となりました。

専業主婦になりたくない派」は46%と半数近くにのぼるが、「専業主婦になりたい派」も38%おり、ここでも専業主婦に対して二分する結果となりました。

専業主婦になりたい気持ちが強くなっている派」は合計すると約50%にのぼり、かつての専業主婦ネガティブイメージが少しずつポジティブイメージに変わりつつあることが顕著な結果となりました。

専業主婦になって最初にやりたいことは「家事に専念する」が約50%で、「のんびりする」という回答より15%以上多い結果となりました。

子供ができるまで仕事を続けたい」「できればすぐに仕事を辞めたい」の割合にも注目。フェミニズム女性仕事を求めつづけて来たんだけど、実際就業率が高くなると、ね。

管理職 なりたくない…働く女性の4割 :

http://www.yomiuri.co.jp//komachi/news/mixnews/20080911ok08.htm

外資系金融機関顧客窓口の業務を担当している東京都内女性(44)は、これまで管理職の打診を何度も断ってきた。

「今以上に会社に縛られて、時間の自由がいっそうなくなるのはたまらない。

そのポストは何人もの女性が就任しては途中で退職していたのも気になった」と、その理由を説明する。

NPO法人GEWEL(ジュエル)が2006年、働く女性約2500人を対象に実施した調査では、

すでに管理職だった人や管理職になりたいという人が計22%だったの対し、

管理職になりたくないという人は41%、どちらとも言えないという人が34%だった。

なりたくない理由は

「今まで以上に長時間働きたくない」(51%)、

責任を負いたくない」(30%)、

「部下を持ちたくない」(20%)、

「見合った収入が得られないと思う」(18%)など。

厳しい労働環境が影響していることが分かる。とはいえ、女性自身意識にも課題はありそうだ。

とまぁ、女性の求めている仕事像も変わってきてる。もし元増田が「女性の積極的雇用のためバイアス費用って無駄じゃね?」というのであれば、

女性自身の変化、家庭に入りたい女性心理に関して考えると面白いんではないかなと思う。

あと「専業主婦を支えるコストを支払うのは無理だよ」みたいな話だけど、子供手当て的な支援策はどうかな? まぁ民主党の悪いイメージがあって無理筋なのかもだけど、あれは世代間格差を埋めるための経済政策とも見れる。「年金を減らせ!」って意見は実現しづらいけど、子供手当てという形で、緩やかにインフレ、老人たちの資産価値を減らしていく、というのはアリなんじゃないかな、と思うのだけれど。

全然別件だけど、最近若い女性ファッションクラシカルな感じになってきてると思う。保守的というか、一昔前の男性の求めるかわいさというか。都心部だけかね? 女性男性の方を向きつつあると思う。

(繰り返しになるけど、この辺の認識女性内の世代間格差が激しい。 chikirinも言ってるけど若い女性は絶えず勝ち組なんで、「若い女性幸せとは」みたいな感じだと、社会全体的な話になるんじゃないか、と)

あと女性の変化とは別の話で、哺乳類的に、SIDS(乳幼児突然死症候群)予防に母乳育児が薦められている、という点もある。

乳幼児突然死症候群(SIDS)をなくすために

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html

できるだけ母乳で育てましょう

母乳で育てられている赤ちゃんは、人工栄養赤ちゃん比較してSIDSが起こりにくいと考えられています母乳による育児赤ちゃんにとって最適であることは良く知られています。人工乳がSIDSを引き起こすものではありませんが、できるだけ母乳育児をすすめましょう。

母乳って飲むの大変なんだってね。自分の子(3ヶ月児)みてると確かに凄い頑張ってる感がある。 ただ、なぜ母乳育児SIDS対策になるのかは調査中。脳幹部の呼吸を司る部位の発達が促されるとか、乳児側のセロトニン量が増えるとか、心肺機能の向上とかの調査がある。

母親業ってアンペイドワークですけど価値があることなんですよ、というアナウンスで変わる女性もいると思う。

  • レスどうもです。 Re:なぜ昔は、学歴も年収も低くても結婚できていたのか http://anond.hatelabo.jp/20121012215423 を書いた者です。 ちょうど増田につないでる時に言及されたのでレスさせてい...

  • 女の給料は増えてるとかいうけどそれでもまだまだ先進国の中で格差は大きいし、勤続年数だの職階だの勤務時間だの全部条件揃えてもやっぱり7割なんですけど。 専業主婦願望が増えて...

    • 女の給料は増えてるとかいうけどそれでもまだまだ先進国の中で格差は大きいし、勤続年数だの職階だの勤務時間だの全部条件揃えてもやっぱり7割なんですけど。 もう変わらないよ。...

    • 男女の賃金格差は年々少なくなっているのに、専業主婦志向が減らないのが問題なのではないかな。 特に若年層になればなるほど差は小さくなってる。10年後は更に差は小さくなってる...

    • 女の給料は増えてるとかいうけどそれでもまだまだ先進国の中で格差は大きいし、勤続年数だの職階だの勤務時間だの全部条件揃えてもやっぱり7割なんですけど。 これのソースが見た...

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