はてなキーワード: 極東ロシアとは
日曜の昼下がり、全国1000万人のはて匿ファンのみなさま、ごきげんいかがでしょうか。
117の阪神大震災の日の記事のブックマークコメントに2011年3月11日の日記へのリンクがあり、読み返してみました。
あまり覚えていない人も多いと思いますが、地震が起こる前の話題は、2010年から尾を引く「野球賭博」と「大相撲八百長疑惑」と日本のスポーツ興行界の存続を揺るがす大事件が起きていた。大相撲中継が中止になったりしました。「京大の入試でスマホを使ったカンニング」とスマホの普及による事件が表面化しました。八百長疑惑もメールの履歴が残っているとか、携帯をたたき割る力士が現れるとか、IT化の影響が表に出ていた。さらに追及があるのかのタイミングで、地震が起こった。
地震のとき、我が家ではかがみんのフィギュアが本棚から落ちてツインテールが取れてしまった被害が出たことを覚えています。とりあえず東京の親戚には田舎に残っていたペットボトルの水をひと箱送りました。重たいので160サイズでした。
当時の日記を見ていると、徐々に被害状況がわかるにつれて、生き残ろうとする人間の欲望が渦巻いていくのがわかります。
スーパーの棚が買い占めで空になった。
福島第一原発は吹き飛び、Dash村の周辺まで立ち入り禁止区域にさせてしまった。何でさっさと海水を注入しなかったのか。
東京の富裕層は放射線を恐れて、西へ向かう新幹線を満員にした。
消防車で放水とか、生コン注入器で水を入れるとか、ヘリコプターからバケツで水をかけるとかやっていた。
ディーゼル発電機のプラグが合わなくて冷却ポンプを動かせないとかもあった。
原発に防潮堤を作る話があったが東電の社長が拒否した話も浮上した。
SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の情報は隠蔽された。
東日本一帯が住めなくなるという話も出た。
東京でガイガーカウンターを使う人が増えて、倉庫や床下に忘れられた蛍光塗料が発見された。
直ちに影響はない。
街が一夜にして燃えてなくなるとか津波に飲まれる人の空撮動画がテレビに流れていた。
アメリカの空母がいつもより余計にやってきて、政府や自衛隊が手薄なときにどさくさ紛れに人民解放軍が九州を占領とか極東ロシア軍が北海道を占領とかするのを防いでくれた。
ともだち作戦もあったよね。
いろいろなことがなんだっていうんだという無力感がありました。無力感はだんだんと薄れてきて今があります。忘れたこともたくさんあります。情報が錯そうする中、正しい情報と想像できる最悪の事態との間で人々が右往左往していました。
蛇足ですが、2011年の12月を見ていたら、民主党の野田さんが消費税を上げる決断をしていました。政権交代ってなんだっただよ。ぷんすか!