親類、友人、職場、恋人にいたメンヘラを参考にしたメンヘラへの個人的な対処の備忘録。
メンヘラは心の隙間に漬けこもうとする。典型的な「あなたが好きよ」と「頼ってます」アピールは奴らの常套手段。
その言葉に意味はなく、メンヘラの「好き」は「言うことを聞いてくれる」、「頼る」は「利用するのに都合がいい」の訳。
自分を省みて、入り込む隙間を与えない。
ゴキブリはゴミのない家には入り込まない。メンヘラは澱みのない心には近寄れない。
メンヘラが好きなのは「無償の愛」。誰かが自分にくれるものが好きなだけなのに、「好き」を叫び続ける。
だが、メンヘラは絶対に心からの「愛している」は言わない。だって、言ったらみんなのものじゃなくなるから。
メンヘラが「愛している」を口にしたら、それは別の誰かにも同じことを言っていると思え。
メンヘラのお仕事はいっぱいいっぱいいろんな人からの愛を集めることです♥
たとえ親でも必ず見返りがあっての愛である。共に暮らす幸せ、金銭的な補助、将来性などなど、そういうものがあっての「愛」。
何の見返りも与えない、もしくは苦痛ばかりの親なら家族と思ってはいけない。それは親ではない。メンヘラだ。
奉仕をしていると思っていて
誰か一人の愛を求めるならば、自分はメンヘラではない。相手がメンヘラ、もしくはクソだ。今すぐ縁を切れ(ただし片想いは除く)
色んな人の愛を求めるならば、自分がメンヘラだ。いいか。お前がメンヘラだ。自分が愛したい相手を見つめ直せ。
メンヘラは全く異なる思考、文化圏、常識から成り立っているため、犬よりも意思疎通が難しい。
メンヘラに「1」と言えば「好き」と返ってくる。「山」と言えば、「ディス」が返ってくる。
メンヘラはほぼ全員が「●●王国の君臨者」で、そしてその王国は自分の生活圏全部。
メンヘラにつき従っているように見えるメンヘラも、結局「××王国の君臨者」。いつかいじめられてたといって叛逆するぞ。
自分の言うことが聞けないやつは追放。そして新しい場所を見つければ見つけるほどに開拓して侵略し、敵と味方に分けて敵を屠る。
何故なら、メンヘラの言語では「交渉」が「宣戦布告」にしか聞こえないからだ。
メンヘラは強い。中途半端に賢しく、ねちっこい。ゴキブリをもしのぐ生命力と被害者ヅラ。つるむと蔦のように絡んでめんどくさい。
だが、大体練った作戦が中途半端なので落ち着いて、証拠集めれば潰せるぞ。ただし、生命力は庭に植えられたミントも凌ぐのでご注意を。
気分が伝染するようにメンヘラも伝染する。
伝染すれば最後、メンヘラが望むようなメンヘラになってしまい、嘘っぱちの愛の囁きにずぶずぶ沈んでしまう。
よほどのマイペースか、マイナス思考と縁を切っている人間、心に隙がまったくない人間でもなければメンヘラの伝染力の前には膝を折るしかない。
メンヘラの傾向に気付いたら即刻、自分の周囲でメンヘラの可能性のある人間とは距離を置く。
もしも距離を置いて、そのままにしてくれる人間はメンヘラではない。
そこで「どうしたの?」「困っているなら話を聞くよ」「助けたいの」とか言ってくる者がいればそれがヤツだ。
メンヘラの傾向
(この人が喜べば私も喜ぶではなく、この人を喜ばせるしか考えない)
メンヘラは少しでも好意的な場合にはしがみついて離そうとしない。
一度でも離れれば、敵対者としてつるし上げ、周囲の人間を離れさせようと策略をめぐらせる。
メンヘラは如何に自分が被害者であり、離れた相手が惨い加害者であるかを自身の周囲とその人物の周囲に広めるかが力の強さになる。
だっていじめなんて悪い子のすることは、みんなのいい子はしないもん♥ むしろ、私がいじめられて悲しいからたすけてね♥
いじめではないが、相手が困るように逃げ道を潰して、自分に縋る以外に方法がないようにしてくる。
いじめではなく、いやがらせなら相手が困る程度なのでやってもいいと思っている。
でも大抵やり方がぬるいので逃げ道はいくらでもある。視野のせまいメンヘラに見えてないだけなのだ。
そして、メンヘラは相手の周囲を遠ざけるために、地味な悪口、いいふらしをしてくる。
相手の周囲から人が離れれば上々。それで困って私に盾突いたことを謝れば、心の広い私は許してあげる♥
だが、いやがらせ程度の本当にくだらない嘘を信じて離れていくような人間はメンヘラの寄生先になるだけ。
本当に自分を好いてくれている人間はそんな嘘など胸の中で笑って蹴っ飛ばしているものさ。
メンヘラの多くはおしゃべり好きでついつい相手がしゃべってしまう隙を狙っている。
そして、何気に大体覚えていたりする。
メンヘラの特技は「ここだけの話なんだけど」。ここだけと言いながら本人以外は全員知っている。
話を聞いているだけ聞いて、こちらはしゃべらずにいる方が相手も距離を取られていると察して寄生先候補から外してくれる。
聞かれた時だけあたりさわりのない範囲だけでしゃべるのは、メンヘラだけでなくプライバシーの観点からも身に着けておくべし。
ちなみに以下のワードのうち、いくつかが口から出たら8割メンヘラ
(そう言っておきながら死ぬ気がない)
兎にも角にもこの一言に尽きる。
自身の心を理解しているフリをして、醜い本心を隠していなければ、自分のアラを隠していなければ人間が寄ってこないことを分かっている。
相手の心を理解できないのではなく、理解しようとしないだけである。
嘘をついて魅力的な雰囲気を出しているだけで、自分に人間としての魅力がない、人間以外のものであることを理解している。
故に、自身の正当な評価を受け入れることはなく、それが客観的に見ればプラスの評価であっても、自身のほしい言葉でなければ攻撃としてみなす。
当然、正当な評価で悪い言葉があれば、自分への嫉妬による攻撃にしか見えない。
その時、自身の中に「●●という言葉が欲しい」ということを理解していないのに、欲しい欲しいだけを言うので微妙にずれたものを贈られると「誰もわかってくれない」と大泣きするわけで。
それがたとえどんなに醜いと自分が感じるものであっても、それは確かにあなた自身であり、そう感じるものを昇華なり、消化していくことが人間である。
もし、メンヘラ自身もそれを受け止めることができたなら、そのときはメンヘラの殻を破り、人間としての真の姿を得るに違いない。