2018-07-27

真夜中のツイッターでは吐けない

差別主義とは、私たちが生きている内に消えることも変わることは無いと思う。

この世界は、少しずつの積み重ねた時間により、緩やかに意識が変わっていく。

だれかの鶴の一声で変わるなら、すでにこの世界は争いも差別も何も無いだろう。

本日ツイッターにて注意喚起のように長文メモスクショが回ってきた。

オタク界隈なら、よくある事で読み飛ばすが、今回はさっと読んで、じっくりと読み返した。

そして、あまりにもその内容に頭にきた。

簡単に内容を語るなら、とある駅で見知らぬ男に声をかけられ話しながら道案内をした。

その男に渡された飲み物を飲み、意識を失い目が覚めたら性暴力を受けてホテルにいた。

という内容だった。

まず一つに、被害者攻撃する意思はないと書いておく。

被害者あくまでも被害者で、全ては犯罪者が悪い。そこは変わらない。

人に暴力を振るうのは犯罪です。

肉体でも精神でも変わりません。

傷つけたならば、踏みにじったならば、それは犯罪です。

少し、話はそれるが

よくネットで叩かれ答えは出ないまま話が終わってしまう話がある。

痴漢性犯罪(レイプ)の話題である

痴漢をされたなら、「痴漢にあうような服装が悪い。」

夜道でレイプされたなら、「そんな夜道に歩いているのが悪い。」

被害者にそんな言葉をかける人間がいる。

何故そんなことを言えるのか?を考える。

言った人間は、口を揃えて「自分はしないが」という。

大多数の人間犯罪に手を染めないように、大多数の人間は、被害にあったことがない。

対岸の火事である

ブラウン管の向こう側である

ネットという世界で繋がっていても、それは見ず知らずの他人であるから言える事なのであると私は思う。

もし、家族恋人がその被害者になった時、同じセリフが言えるだろうか。

もし言えるのなら、それはその人間人間性が何かおかしいので、見切りをつけるべきである

しかし、もし身近な人間被害者になった時、「被害者にも非がある」と、言った人間は、

被害者に寄り添うような言葉をかけるだろうと思う。「君は悪くない。全て悪いのは犯罪者である。」と言うだろう。

それが、優しく正しい人間であると、私は思っている。

誰にでも優しくするのは難しいかもしれないが、身近な人間くらいには、優しくあろうとするのが、常だと思っている。

ここで一番初めの話に戻るが、

まず一つ、被害者は悪くはないのだろう。

善良な心を持って道案内をした。そこまでは良いだろう。

しかし、道すがら少し言葉を交わした程度の相手差し出した飲み物を飲んだのが、間違いである。

まず飲まないだろう。

普通飲まないだろう。

しろ何故飲んだ?と問いただしたい。

知らない人から貰ったものに口を付けるな。と教育はされなかったのだろうか?と疑問である

重ねて言うが、被害者攻撃するつもりもない。

そして全て悪いのは、犯罪者である

ネットスクショで、知り合いに心配をかけたくないから。と、

捨て垢での投稿だった。

スクショ投稿の利点は、膨大な文字数を数ツイートでまとめられるところにある。

捨て垢なのは、知り合いにバレたくない。と言った。

少し見ていくと、警察には言わないと言う内容があった。

それは、やはり周りの職場や友人など、その他大勢現実世界で会う人間には知られたくないから。と言う。

ここで疑問が生まれるだろう。

犯罪に巻き込まれたのに、ツイートだけして泣き寝入りか。」

そもそもこんな話は嘘だろう。と言う人間ツイートが見える。」

少し想像をして見ましょう。

まず、警察に行くとする。

事情調査などで、数時間かかるかもしれない。

同じく、また別の日に何回も警察署へ行くことになるのかも知れない。

そこで、仕事をしている社会人。月曜〜金曜で9時から17時まで仕事をしていると仮定する。

警察署へ赴き、時間を割く行為仕事を休んで警察署へ行くことにする。

しかし、数日なら誤魔化せるかもしれないが、休み理由を話せと言われるかも知れない。

上司休み理由を話さねばならない状況に陥った時、素直に言う人間と、全てを隠し通せる人間の2種類がいる。

隠し通して、休みをもぎ取ることもできるかも知れない。

しか人間は弱い生き物でもある。

傷付けられたら、誰かに慰められたいかも知れない。

そして、休み理由を、性暴力を受け警察署へ行くためである。と話してみる。

世間一般常識として、「傷付けられた人間には優しくあるべき」と言う無意識化の共通意識がある。

そこで上司は、被害者憐れみ休みをくれるだろう。

しかし、人の口に戸は立てられない。

職場人間の噂になるだろう。

「性被害にあったんだって」と。

そこには、「かわいそう」や「酷い事をされたね」の同情の目。

そして、恐ろしいのは「レイプされたんだってね」と性的な目。

被害者はただの暴力行為、殴る蹴るなどを受けたわけではない。

股を広げられ、犯罪者の性処理を受けたのだ。

ただの暴力なら、全てが憐れみだっただろう。

しかし、性暴力なら違った側面も見せる。

世の中のR18ジャンルでそれはあるのだ。

痴漢」「レイプ・陵辱」そう言うものを、フィクションとして、作品としてこの世にある。

それを悪だと言わない。

表現の自由だろう。しかし許されるのはフィクションである。と言う点である

現実で犯せばそれは犯罪行為である

しかし、そのフィクション現実世界に重ねる人間がこの世界には多いのだ。

オタク現実フィクション区別がつかない。とか、

オタク犯罪者予備軍。など、そうよく言われていたが、

ごく普通に生きた一般人オタクと呼べる人間ではない。と言う意味での一般人)でも

現実フィクションの違いなど、つかない場合がる。

一般人でも、そう言う犯罪紛いを題材にしたジャンルに触れなかった人間などいないだろう。

AVや成人向け雑誌などで、必ずしも目にした事があるだろう。

その「フィクション」を現実の「被害者」に重ねるのだ。

言葉にしなくとも、その目が語る。

性的に消費されたんだってな」と。

被害者は、コンテンツではない。

そうして被害者は、そう言う目に晒されたくない。と、泣き寝入りを決め込むのだ。

もし自分が、同じ被害にあった時。

あなたなら、どう行動をとるか。それを冷静に考えて見ましょう。

自分を守るために、口を閉ざすのも手である

許せないと、立ち向かうのも、また良いでしょう。

そして、私は立ち向かうべきだとも思う。

殺されなかった。命は取られなかった。

それだけでいい。

もしそう思うのなら、意識を改めるべきだと思う。

もっと強く自分を大切にするべきである

命が残ったのは、奇跡かも知れないし、救いかも知れない。

けれど、生命は助かっても、その精神は殺されているのだ。

肉体は殺されなくても、精神が殺されているのだ。

性犯罪は、肉体的生命は脅かされないだろう。

けれども、その心は死ぬ。殺されるのだ。

フィクションではないのだから、喜ぶ人間などいない。

性犯罪とは、被害者が今まで歩いてきた人生を、踏みにじる行為だ。

被害者の、その人間性を否定する行為である

肉体は死ななくても心を殺す行為である

それを知らない人間と、理解しない人間が多すぎる。

世界は変わらない。

大多数の人間が、性犯罪者、殺人犯罪者などにならないように、

自分が、自分の周りに起こらない事件に対して、大多数の人間

無関心である

いくら言葉で取り繕うとも、自分がどうにかしよう。など考えない。

流されて生きていく。だから世界は緩やかにしか変わらない。

現在、生きている人間死ぬまで、死んだ後でも、この世界は、この世界認識差別は、変わらないだろう。

世界が変わらないなら、一人一人の意識を変えるべきである

全ての人間は、知るべきである。手に入れるべきである

踏みにじる行為を知らなければならない。

踏みにじられない強さを持たなければならない。

抗うすべを、意思を。強さを、一人一人が持たなければならない。

想像するべきである

それをやったら、それを言ったら、相手がどう思うか。

思考放棄は死を意味する。停滞を意味する。

誰かがやると言う免罪符は、許されない。

世界は優しくあるべきだし、強く美しく、あるべきである

人間は、もっと美しいはずだ。

理想を捨てるな。恥を捨てるな。

罪悪を知れ。偽善で取り繕うな。

ぬるま湯に浸かっていれば、緩やかな死しかない。

さて、とっちらかった乱文を失礼した。

酒は飲んでいない。酔っているのはきっと自分自身である

こんな文は、ツイッター投稿できないので、多少口調などを変えている。

随分偉そうなことをペラペラ語っているのだ。しかし中身ペラペラ。(マイク絵文字

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