この人のブログの方はいまいちだと思っていたけれどこの本はかなり良かった。
で、この本の中の「マミートラックをノーマルトラック」にという見出しを見て、これは本当にその通りだと思った。
「マミートラック」なる言葉にずーーっと違和感があったんだけど、この本を読んで答えが得られた気持ち。
思うに人生の何処かで子供を産み育てる事をした人生設計をするならばM字カーブなるものは生じて当たり前なんだよ
男性労働者モデルの右肩上がりのグラフがおかしい。M字カーブの方が正常。
男性を人間のデフォルトとして、女性をその亜種として捉える考え方では女性の働き方を無理矢理男性の働き方に近付けるアプローチしか考えず、
その結果子育てを安価で肩代わりする保育士への搾取といった現象が生じる。
考え方を逆にしよう。
子供を持つ親としては母親の働き方こそが正常で、父親が不当にそれを免れていると考えるべきなんだ。
つまり女性の働き方を男性の働き方に合わせるのではなく、男性の働き方を女性の働き方に合わせるべき。
子供を産んだ女をマミートラックに乗せるのはそのままで、男もパピートラックに乗せろ。
まあペーパー離婚だので対策してくるかもしれないが、やらないよりはマシだと思う。
その結果独身やDINKSの方が多少生涯賃金が高くなったとしても、それは子供というベネフィットを得られなかった事に対する埋め合わせと捉えればいい。子育てにはお金に換えがたい価値があるらしいのだから。
他人の足を引っ張って安定させる泥田坊思考
たぶん現実には 「あいつは独身だからきっと人格に欠陥があるんだろう。高い給料は出さないでおこう」となって 結婚できて子供を持てる上に高待遇まで得られる層と、その全てを得ら...
「独身かどうか」じゃなくて「子供がいるかどうか」なんだから結婚して子供作らなきゃいいだけじゃね
ひと昔前だと「男性は育児をしないのに育休時短強制しても男性はただ遊ぶだけなので女性の負担が増えるだけ」って言われてたけど 育児する父親を割と当たり前に見かけるようになっ...
そもそも、女がいっこうに下方婚せず、家事育児を夫に任せて収入の大黒柱をやろうとうとはしないのが問題なので。