2018-02-28

TSUTAYAの定額宅配レンタルを3ヶ月程使用した備忘録

サービスの内容に言及しているサイトが見つからなかったので自分メモしておく。

余談だけど、ステマっぽい配信サービス比較口コミサイトみたいなところに「解約がしにくいし勝手に余分なサービスがついてたから☆1」みたいな低能脊髄評価してるやつはなんなの?使い方悪いだけじゃないの?


サービス内容

・月額税込み2,014円でDVD新作、準新作が8枚まで、CDは新作も含めて借り放題→https://www.discas.net/netdvd/dcp/guide/gidService.html

・専用サイトから借りたいCDDVDを選んで自分リストに1位から順番にランク付けて入れておくと、ランクが高くかつ在庫があるものから2枚1セットで勝手に送られてくる。

・もうちょっと出して月額税込み3,964円だと最大4枚1セットで送られてくるけど高すぎる。

・鑑賞なりリッピングなりしてポスト投函、返送処理されると次の2枚が送られてくる。


メリット

①圧倒的な在庫レパートリー

 殆ど唯一にして最大のメリットHuluアマプラitunes, ネトフリ等の配信サービスにはないような新作映画マイナーCDが借りれる。

 特に個人的には、インディーズバンド国内外ジャズプレイヤーの新作、アイマスゲームサントラオタク系の新旧CDも借りれるのはでかい

 配信サービスにあるような大作映画じゃないマイナーな昔の思い出作品などもだいたい取り揃えている。


デメリット

需要供給バランスが悪すぎる。

 当該商品希望順位を1位にしていても、自分在庫が回ってくるのが運悪いと何ヶ月も先になる。以下は自分場合で、需要供給を上回っていて全く発送されなかったケース。

 一般的に超話題作のCD最近だとWANIMAのアルバムとか。レンタル在庫が数百枚あっても1位登録者数2,000人とかで一生順番が回ってこない)

 TSUTAYAの入荷量をユーザー希望数が上回ったマイナーCDレンタル在庫5枚、1位登録者数50人とかで一生以下略特にアニメ系に多いイメージ

 逆にBDDVD映画はどんな新作でも殆ど在庫豊富で待たされることはあまりない。


②2枚1セットで発送されるので、常に希望リスト複数登録しておく必要がある。

 借りたいCDBDが同タイミング複数在庫がご用意されれば良いのだが、そんなタイミングは珍しい。往々にして借りたい新作とセットで、

 

 別に観たくもないけどとりあえず発送条件を満たす為に適当ダミー映画など(インディペンデンス・デイとか。無印ね。2はクソ)をカートに入れておいたりする必要がある。

 往年の任天堂も真っ青のセットレンタル。そして罠としては、1位に借りたいCDを置き、一緒に借りるためと思ってうっかり2位にインディペンデンス・デイ、3位にスターウォーズEp1を入れておくと、

 在庫優先順位的にその2作だけが先に処理されて、結局1番借りたい1位のCDがいつまで経っても回ってこない。だからダミーは常に1本を維持しておかなければならない。


③「月8枚までは新作も借り放題」というフレーズの罠

 前述のように早く借りたい作品を回してもらう為にたいして必要でもない別作品とセットにしてもらうと、当たり前だが「2枚借りた」ということになる。

 これを月4回繰り返すと、借りたい作品4つとダミー作品4つを借りることになるが、この借りた作品全てが「月8枚までは新作も借り放題」にカウントされる。

 CDをメインに借りるだけなら問題ないのだが(CDは9枚目以降も新作でも借り放題)、タイミングが悪いと8枚借り切った月の後半に見たい映画レンタル開始されたりなんかして、

 翌月までそもそもレンタル不可能になったりする。借り放題という言葉意味とは。


田舎と都会で圧倒的に発送⇔返却ラップタイムの差がある

 自分が住んでいる所がど田舎からというのもあるが、1:メールで発送連絡がくる→2:家に届く→3:翌日近所のポスト投函する→4:返送処理される→5:次の2枚が発送される

 この5ステップでだいたい5~6日間かかる。つまり定額借り放題を謳っていても、物理的に借りれるのは1ヶ月にどんなに早くても12枚が限度。

 逆に、東京出張した時に山手線駅前ポストで朝投函したら、その日中に返却処理と(たまたまタイミングが良いというのもあったけど)発送処理がなされた。

 このスピード感から察するに、東京近郊だと前述の5ステップが3~4日で済んでしまう。こうなると、在庫が回ってくる順番のアルゴリズムにも住所格差があるのではと疑ってしまう。


○じゃあどんな人に向いているのか?

 デメリットが目立つように見えるが、月に6~8枚好きなCDが借りれれば自分としてはこのままサービス継続しようと思う。つまりこのサービスマッチしている顧客というのは、

 仕事帰りに豊富在庫を持つレンタルショップに寄れるような環境ではなく、

 週末遊びに出た際寄り道をするにしても、時間や往復交通費やその店に在庫がなく無駄足になるリスクを考えると結局月額2,160円より高くつく可能性が大きく、

 ネットの定額配信サービスでは微妙自分の好みなレパートリーが満たされず、

 ソシャゲ(主にミリシタ)にたくさん課金をしてしまCDを全部買うのがちょっと痛手に感じるけどレンタルはして楽曲を抑えておきたい、

 新作が回ってこなくても気長に待てるくらいの熱量の、

 そんなど田舎に住むライトオタクだと思う。だからこれから継続利用するのでTSUTAYAディスカス可及的速やかにアイマスCDレパートリーを増やしてくれ。

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