2012-10-23

元カノメンヘラ末期になってんだな。あたしはこんなに好きなのに!って。大変だねー。」

元カレとその友達とのやりとりをふとしたことで知ってしまった。

確かに別れ話が出た当初、元カレの態度が急に変わったことに戸惑い、心は不安定になった。

帰ってきてもずっと不機嫌。

話をしたくてもお酒のんですぐに寝る。

それまで毎日欠かさずに淹れてくれてたコーヒーがでてこなかったり、ご飯をつくって待っていても遅い時間に食べたくないと、一緒に食事をする回数が減っていったり、ほんの些細な日常が無くなっていくことが、不安不安で仕方なかった。

話をきちんとしたかった。

思い込みの激しい人だったから、そんな風に思い込むことないんだよって、ふたりで過ごすことに対して、ふたりでどうやってくかをきちんと考えて欲しかった。

毎日ちょっとずつ不安を我慢して、なんとかしようって、仕事かいろんなことで悩んでるの知ってたから、私が余裕を持たないといけないと思い無理を続けた。

ある日喧嘩をしたら「毎日家に帰ってきたらあなたがいてる。自分のやりたいことができない。ひとりの時間が欲しい」と云われ、すごく哀しかったし、ひとりでい続けるのが不安で仕方なかったけど応じることにした。

1週間たっても連絡がない。思い切って連絡をしてずっと我慢してるんだよって伝えた。

逢いにきてもらって話をした。普通に話もできた。やり直そうって話になった。

「でもね、あたし今のまんまじゃ前みたいに信頼できないから、ちゃんと信頼して安心できるまでやりたいこと我慢してくれないかな。」

多分そんなことを云ったんだと思う。

そうして話をしてあたしはこれからも一緒にやっていくんだって思ってたのに、急に「一緒にいられない」と突き放された。

あたしが一緒にいると、あたしの許可がないとやりたいことも、何にもできなくなる。

そんなつもりは全くなかったのに。それまでは仕方ないなぁっていったり、それいいねって云うことの方が多かったのに。何を云っても「できない、無理。」凝り固まった思想がすっぽりどこかに入ってしまって全然伝わらなかった。そうしてあたしをおいて帰ろうとした。

それまでもわんわん泣いていたのに、言葉にならなかった。

息はどんどんあがっていくし、不安不安で仕方なかった。もともと人に依存やすタイプだって自分でもわかっていたけど、それでも少しずつバランスを取れるようにしてきたし、彼もそのことを知っていてくれてなるべく一緒にいてくれてたのに。世界中自分けがひとりぼっちに思えて、パニックを起こして引き止めた。

何にも答えてくれなくて、あたしも声がでなくてたくさん殴った。このままひとりでいると死んじゃいそうで心配してほしくてとうとう刃物をつかんだ。怖いけど、このまま自分を傷つけたら今日は一緒にいてくれるんじゃないかと、思考は全く停止した状態でフラフラした。

彼はそのまま帰っていった。「正常な状態じゃないから、心配から絶対連絡する」そう云い残して帰っていった。

結局連絡はなく、パニックをおこしたまんま彼のうちに逢いにいって暴れて、大家さんに通報された。「この人絶対変な薬やってる」って警察に突き出された。

それから毎日が大変だった。

寝て起きてもフラフラしてた。クライアントメールがきただけで涙が溢れる。いつか結婚して子供ができたらなるべく家にいられるよう、彼氏仕事から帰ってきたらごはんを作って待ってていられる生活が良いなって、フリーランスを選んだのが裏目にでた。

誰とも会話がない部屋で、外にでる気にもなれなまま、声が漏れないように布団をかぶって子供みたいに泣きつかれて寝るような生活がしばらく続いた。

ひとりじゃ不安で仕方なくて誰かに一緒にいて欲しくて、心配して外に誘ってくれる友達に逢いに行ったり、ご飯を食べにいったりしたけど、そうやって動けば動くほどなんであんなことになったかがわからなくて余計人に逢うのが辛くなった。

「今までいろんなことから逃げてきたけど、変われるかな」

付き合ったときにそう云ったあの人の言葉が忘れられなくて、人は変われるんだから、あたしだって変わるんだから、だから一緒に頑張ろうって伝えたくて、でも今は聴けないだろうし、あたしも今は美味く伝えられないし、理由のわからない不安を抱えながら日々を過ごす中で、あたしに対しても変わって欲しい、笑っていて欲しいって心配してくれる人がいうから、まずはその人たちに報いれるように頑張ろうと努力することにした。

日々がすぎ、すこしずつひとりでいることに慣れた頃、共通に友達と呑むことになって、その中で今から逢いにいくことになった。

結果、会話にならなかった。全然伝わらなかった。

でも本当に伝えたいことを伝えられなかったから、翌日ひとりで逢いにいった。

彼はひとりでいたくて、一緒にいることに我慢の限界がきたって云ったけど、あたしはひとりでいることが辛くて、その我慢の限界がきて逢いにいった。

「付き合うとかじゃなくて良いからさ、メールをするのとか、気が向いたら飲みにいくとかしようよ。無視はしないって約束して」気が向いたらって条件付だったけど、約束はしてくれたから、なるべく控えながら呑みにいかない?仕事頑張ってね。ってメールをした。

それでも全然返信はなくていろんなことが厭になった。

もう良いや。って本当にそう思った。それで「さよなら。」ってメールを送った。

それからまたボーっと過ごす日々が続いてなんかあたしばっかり我慢してるのが厭になって長文のメールを送りつけた。

そしたらほんとにすっきりして今までためてたモヤモヤが何処かへいった。もう自分のことを考えてあげたかたから、元カレがどう思おうが知ったこっちゃないと思った。

きっかけは些細なことだったんだから、思い込んで決め付けて自分のことしかえれなかった彼に対して、今まで駄目になった恋愛と同じ失敗をしないように努力したりしてきたりしたことが全然伝わらないことなんか伝わる訳ないし、それでもいろんなこと頑張って欲しくて心配してるんだ。

あたしじゃなくても良い。人を好きになって、好きな人と一緒にいることは、辛いときがあっても素敵なことだって知って欲しい。

30歳って年齢を考えて、もう大人なんだから、それでも人に理解されなくても好きなことだけをやっていくことに、結婚とか考えずに生活を変えないという選択を自信をもって選ぶのであったら、それはそれで応援してあげたい。

でもそうじゃなかった迷いの部分があったんでしょ。

もう結婚なんかできないかもって思いを覆してできた彼女があたしなんかでごめんね。

別にオンラインゲームを辞められないことに対して責めたんじゃない。そりゃ毎日一緒にいたけどさ、ふたりで一緒にいるときチャットされたりするのは厭だよ。「今彼女と一緒にいるんじゃないの?遊んでて大丈夫?」とか聴いてくれる友達もいなかったから、友達のことも確かに非難したよ。

でも、どんな会話があったかも知れないけれど、友達が一度は好きになった相手だよ。一緒に住んでた相手だよ。その相手を思いやることもなく、「メンヘラにつかまった」なんてネット上で云ってしま友達と一緒にいて、好転できる訳ないじゃない。

自分ゲームとか趣味が辞めれなくて彼女にフラれたことあるけど、好きなことは辞めれないんだから仕方ないよ。オレたちそういう人種なんだよ」

そうやって慰めてくれる友達と一緒にいることの方が楽なのは知ってるよ。

でもその答えはこれからあなたに対してどれだけの責任を負ってくれるのでしょう。

PCのために斜光カーテンをして、太陽の光が入らないあの部屋で、楽しいと思えない仕事をただなんとなくこなして帰宅して、ずっと独身で生きていくことを、あたしは幸せで満たされてるなんて思えない。

辞められないことがあるということは、満たされてないからそれで埋めるしかないってことなんじゃないかと思ってしまう。やり場のない思いをそこにぶつけることしかできないということなんじゃないかと思ってしまう。

短い間だったけど、一緒にいてあなたのいろんな部分を知った。それなりの人づきあいはできるけど、本気で向き合うことが苦手で、言葉の裏の意味がわからなくて素直に受け取ってしまうところがあったかちょっとしたあたしの皮肉や我侭もダイレクトに受け取って喧嘩炎上したりもしたね。そう云うことを売り返して、悪気なくて、真面目に受け取っちゃう人だから、思ったことは素直にお願いすることにしようって思うようになった。

無理する必要なんかないのに、あたしがいつも一緒にいたいタイプからって無理して一緒にいてくれてたんでしょう。

あなたの譲れないものを通すかわりに、あたしの譲れないものを教えてと聴かれたけれど、あたしの譲れないことは日常的すぎて伝わらなかったね。

自分のやりたいことを通すための代替案を求めて、それで上手くやってる友達カップルの例を聴いてやってみたって上手くいくわけないんだよ。ふたりのことはふたりで話し合って解決していかないと改善されることなんかないんだよ。

仕事が詰んでたのだって知ってる。だから一旦今の職場辞めて次の仕事が見つかるまであたしの収入でなんとかしようって云ったのは、無理をしてる姿を見たくなかったからだよ。

それが男のプライドに関わったて云うのなら、もっとちゃんと男の責任全うして欲しかった。

友達のことだって趣味のことだって、ちゃんと説明してくれたら頭っから否定することなんかなかったのに。ちゃんと説明してくれたことには賛同したのに。

正常なあたしを知っている人はあたしに対してあなたを悪く云うことはない。

彼氏も余裕がなかったんだね。あたしが好きになった人のことを悪く云いたくないと云うことを知ってるから、誰も責めたりなんかしない。すごくあたしは周囲にいる人たちに恵まれてるんだと思う。

あたしは依存度が高いし、追い込まれるとパニック発作を起こすこともある。それでも常習的に誰彼なしにターゲットをつくったり自傷行為を繰り返すことはない。

これだけ人格障害が細分化され、カテゴライズの枠が増えている昨今、誰しも調べればどこかの人格障害に当てはまることもあるだろう。

からってあたしはことの詳細を知らない人にたった140文字"家に押しかけてきた"って情報だけでメンヘラって切り捨てられなければいけないほどのことをしたんだろうか。

"あたしはこんなにあなたのことを思っているのに"

そんなこと、ただ思いたいから思っているだけであって、心配から味方でいたあげたいて思うだけで、その見返りとして何かを求めたつもりはない。

それでもひとりでいることが不安で一緒にいて欲しいと願ったことは事実だし、すごく大事にしてくれていたと思っていたからちゃんと好きになった。一緒にいてくれると安心した。

あたしは非道く傷ついた。

簡単に人を傷つける言葉を吐く人が身近にいたってことに傷ついた。

そんな人があたしが好きになった人の近くにいたってことが非道く哀しかった。

そんな友達かばってあたしのことはかばってくれなかった。

いくら居心地が良くても、今の自分の状況が良くないんだって思って、変わりたいと思ったなら、1回でも結婚とか、そんなことを考えて口に出したんだとしたら辛くても抜け出さなきゃ。

抜け出さないことが幸せなんだって、まっすぐ前をみて云い切れるならそれはその生き方があるんでしょう。

それでも人に優しくなれない人と一緒にいると心が擦り切れちゃうよ。

自分を守るために人に優しくしないことが普通だなんてそんな哀しいことないと思う。

あたしはメンヘラでしょうか。

ただ純粋に人を好きになって、好きになった人のことを思いやりたくて、それでも耐え切れなくて泣いて、息ができなくなって、でもそんな日々を耐えることしかなにもしてあげれなくて、全く好みが一緒とか、考え方が一緒の人間なんて肉親にもいないのに、だから喧嘩することが悪い訳じゃなく普通のことだと思うのに。

あたしは自分がどれだけ傷ついても人に優しくありたい。

そして人は必ず変わるものから、ちゃんと辛いことを受け止めて前に進める人になって欲しいって思う。

無償で愛を振りまけるほど強くはなれないけれど、時として知らずに人を傷つけているかもしれないけれど、人を思いやれる人でありたい。

綺麗ごとなんだけど、もう二度とこんな哀しい思いはしたくない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん