2021-09-27

小室圭さんが執拗に叩かれているネットコメントに恐怖を感じる

連日ニュースに上がり続けている、小室圭さんの話題

私は正直言って、彼に対して良い印象も悪い印象も持ち合わせていない。

ただ、ニュースに上がるたびに執拗に叩き続けるネットの人々には、嫌悪感と恐怖を強く感じる。

最近話題髪型と態度についても、そこまでおかしものだろうか?

会見の場でも何でもない、本人にとっては予期せぬ突撃取材

ロン毛と書かれることが多いが、後ろで束ねていて悪印象は抱かないし、むしろ最近のオシャレな若者みたいだという印象を私は受けた。

当時の全体像を見ることができないので何とも言えないが、あんな風に急に取材を受けたら急いで立ち去ろうとするのも無理はない。

ここ数年の報道を受けて、真摯対応しようとする人間がどれだけいるのだろう。

皇族結婚するのだから……」、などとそれらしい叩き文句を言う人も良く見かけるが、それこそ古臭い因習だ。

皇族といえど人間なのだから、まして一般人である小室さんにどれほどの振る舞いを求めるのだろうか。

あれだけ執拗に叩いておきながら、自分たちに愛想よく笑いかけろとはクレーマー気質も甚だしい。

また、彼らの過去を根掘り葉掘り調べて掲載してきたマスコミ週刊誌報道にも疑問を感じる。

そもそも関係者A、みたいな人物は本当にいるのだろうか。でっちあげていないか

まず前提として、本当に小室圭さん自身過去に何らかの犯罪行為法律上問題のある行為)を起こしているなら、私刑ではなくまっとうな手続きのもとで裁かれるべきだ。

だが、真偽を確かめようがない過去の行いなどを取り上げて、さもそれが絶対的真実のように叩く姿は気味が悪い。

疑惑の解消を、なんてコメントも見かけたが、週刊誌などがいくらでも盛れる根拠のない疑惑永遠に産み出されてはキリがないだろう。

学生時代素行についても、自分100%行方正だったという人はどれくらいいるのか。

キリスト言葉を借りるわけではないが、他人の行いに石を投げるならまずは自分過去を振り返ってみてはどうだろう。

週刊誌マスコミに踊らされて、理不尽に叩き続ける人たちを見ると本当に困惑する。

ラジオ番組を聞いて本当にエイリアンが襲来したと勘違いしてパニックを起こした、

なんて海外の古い話があるが、そのレベルにまだ留まっている生きる化石みたいな人間のなんて多いこと。

母親についても数多の問題が取り上げられているが、そちらについても疑問が残る。

小室圭さん本人ではなく母親が起こした問題について、彼はどこまで責任を負わされるのだろうか。

これも非常に古臭い考えを持っている人が多すぎるように思える。

犯罪者が出たら一族郎党まで罪に問う、なんて前時代的な考えをまだ持っている人がいることに恐怖を覚えてしまう。

やや大げさだが、犯罪者の父を持つ子や、片親の子に対して偏見を持つ人がいるが、根底にあるのはそういった差別意識のように思える。

親の行いに対して、子に責任を背負わせるというのは非常に酷だ。

まして彼の母親もただの一般人で、あれほど連日マスコミに叩かれ続ければ表に出てくることに抵抗もあるだろう。

彼女の行いがどこまで真実か分からないので肯定否定もできないが、少なくとも無関係な人が口を出したり、文句を言うことには疑問を覚える。

こういった意見を述べると、「一般人皇族は別」という話をする人がいるが、それも残酷な話だ。

皇族はかくあるべきだと決めつけて、個人自由すらも他人が口出しするのは現代的ではない。

それは結局、一個人幸せを願わず皇族からこうしろ他者意見押し付け残酷な考え方だと思う。

少なくとも私は、好きな人結婚したいと願う気持ちがある人に対して、結婚するななんて言う理解のない人間にはなりたくない。

言っていいのはギリギリで親や親戚で、それもあくまで助言や意見の交換程度で決定権は本人たちにあるべきだ。

まったく無関係一般人他者結婚にアレコレ口出ししているのは、異常な光景に見えてしまう。

まして、結婚により皇族ではなくなるというのなら、もう放っておいてあげればいいのにと常々思う。

まだ憎いのか、まだ叩きたいのか?

税金がー、国民血税がー、と怒る人々もいるが、それほど大きなお金だろうか?

我々の税金の大半は、私たちが日々利用する公共施設インフラ整備に回されているわけで。

個人へ怒りをぶつけるなら、国会中に寝ている議員たちに怒ったほうがまだ建設的だ。

税金無駄遣いされている箇所なんていくらでもあるのに、1億5000万程度であれほど怒れる人々はどういった目線を持っているのだろう。

その1億5000万円も辞退されるとのことで、なにも問題ないのでは?

とまあ色々書いてきたのだが、週刊誌ネットニュースに踊らされるがまま叩く前に、もう一度理性的になって考えてみてはどうだろうと思った次第。

皇族から、なんて日本のために犠牲になれという押しつけがましい願いより、一個人幸福を願ってみてほしい。

あと、本当にこれだけは言いたい。

国民は怒っている」「国民説明義務を果たせ」、「国民に失礼」

などという大きすぎる主語は止めていただきたい。

日本国民だが、まったく怒ってないしニュースにしなくていいから二人でどこかで暮らせば? と思っている。

国民(の中のひとりである私は)、怒ってない。

  • メディアがヤクザなんだよな。 この俺様が取材に来てやってんのに、なんでインタビューに応じねえんだよ? みたいに個人的に怒ってるのを、国民の怒りにすり替えて報道している。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん