2021-08-12

共働きについて

男性です。

https://blog.tinect.jp/?p=72112

これ読んで、イラッとしたので、ちょっと反論してみる。多分、苛ついたのは個人的事情によるところが大きいが、一般論反論できる部分もあると思う。

まず、全体の話として、夫婦ともに300万づつ稼いでも600万の年収生活はできないという部分は同意できる。これは単純に、妊娠出産という期間に稼ぎが減るのでそれに対する金銭的なバッファを作っておかないと、生活破綻するよね。ということと理解している。

でさー、女性収入あくまリスクヘッジとして、それに該当する理由を色々と書いてる。現状で社会男女平等になっていないのは確かにその通りなんだけど、外資系公務員大企業自営業と"女性であること"が不利にならない、というか場合によっては女性枠があるような場所もあるわけで、"共働き"を選ぶのであれば、そういった場所に入れる努力ぐらいしろよと思うわけです。

女性が本気で"共働き"を選ぶのであれば、男性側もそれなりの覚悟がいるわけです。保育所からの呼び出しに対応できるように社内での自分立ち位置の調整だったり、それなりに仕事を減らしたり、持ち帰ってできるような仕事を増やしたりと。

結局「どの程度、本気で共働きに取り組むつもりであるか?」という確認夫婦間で行っていないと、うまくいくはずも無く、

 女性 「だって男性社会出世もできないし、稼げない」

 男性 「だって子供母親がみるものだって会社が言っているし」

ってやってりゃ「稼ぎも家事も5割づつの公平な共働きなんてできるわけないよね」と思うわけです。

で、苛ついた主要因である個人的事情を書いてみる

私は結婚前に妻に聞いた。「どうしたい?」と。妻は自営業を始めたところで、ぶっちゃけたいした稼ぎもない。仕事をやめて専業主婦になっても良いし、本気で自営業に取り組んでも良い。主体家事育児において、自営業パート感覚で行っても良い。(妻はある程度、仕事量を調整できるような自営業でした)

私も自営業をしている。収入は年によって増減があるがおおよそ900万程度。高額所得者とは言えないレベルだけれど、私一人の稼ぎで暮らしていけないわけではない。

妻は「自営業者としてやっていきたい」と言った。なので、家事育児は完全折半という覚悟をした。幸か不幸か父子家庭で育ったため、元から家事は一通りできる。金土日は私の晩飯当番。選択普通にする。当たり前だけど洗濯機を回して終わりでなく、シワを取って広げて干して、取り込むところまでが洗濯だ。掃除休みの日にまとめてだけど普通にする。というか妻が片付けられない人間で、掃除をする前の片付けの方が負担が大きい。ゴミ各部屋のゴミ箱を空にして1つにまとめ、曜日ごとに指定ゴミ捨て場まで持っていくまでがゴミ捨てだ。

朝飯はお互いに適当に作ってやってたけど、そのうち妻は菓子パンを買ってくるだけになった。私が何かを作ったら、妻も子供それを食べる。食器を洗い、テーブルを拭いて、朝のごみ捨てをやってる間に、妻は化粧をしている。あのさ~、女性としての身だしなみなのは理解できるが、それ家事じゃないよね。私から見ると、それは妻の仕事の一部なわけで、「化粧で忙しい」というので家事負担を私に押し付けてくるのは納得行かないわけです。

この「化粧で忙しい」というので、曜日ごとの当番制でやっていた保育所への送迎も朝の送りが私で、夕方の迎えが妻になった。やったことがある人ならわかると思うけど、小さい子を保育所に送っていっておいてくるのは大変です。子供からすれば置き去り父親、迎えに来てくれる母親。どっちになつくかって言うまでもないよね。

で、この迎えの当番も義父に任せて行かなくなった。保育所個人懇談なんかも私が行ってたら、保育士文句言われるわけです。「なんでお母さんが来ないんですか?」と

「うっせー、家庭内役割分担に口出すな」というのをオブラートにぐるぐるに包んで伝えて、「女性がメインで育児するのが当たり前」みたいな雰囲気にも立ち向かってたわけです。

で、こんだけやって、妻の稼ぎは年収100万程度。いやね、自営業って難しいの知ってるよ。どれだけ本気で取り組んだってうまく行かない事もある。だからって家事メインでやって、仕事時間減らしたら、いつまで経ってもそのままだろうから10年ぐらいずっと上記生活続けたよ。4歳差の2人の子供を10年同じ保育園に送り続けたよ。小学校の参観、懇談、PTA役員もやって、自治会役員も何年かと基本的に体外的な事はすべて私の役目。

その間、妻が何やってたかというと、仕事の稼ぎはいつまで経ってもそのまま。家の中での家事は半分はやってたけど、子供習い事とかまったく興味なしで、送迎は私がやっていた。

で、子供が大きくなって手がかからなくってきて空いた時間ボランティアのような事始めやがった。空き時間があれば、家でパソコン作業。それ違うんじゃね?やってることに社会的な意義があったとしても、それ配偶者許可取ってやることじゃね?

自分より稼いで家に金入れてるとか、家事育児全部やってるとか自分のやるべき役割を果たした上で、何かするのは好きにすれば良いと思う。でもさ、稼ぎは夫任せ、家事折半って状態で何やってるんだと。

で、そんな話し合いをしているうちに、妻の不倫が判明。もう、ほんとに死んで欲しい。

本当に家事育児は何でもした。してないのは生物学的にできない"出産"と"母乳を出すこと"だけのつもりだ。

私が本気で"共働き"を目指した結果がこれです。

自分の最大の失敗だったと思うのは、妻にコミットをさせなかったこと。

私自身は「稼ぎは多少減るかもしれないが、家事育児を半分やる」ことをコミットし、実行した。

稼ぎは波はあったけど、収入は維持している。

妻は仕事に対しても家事育児に対しても何もコミットしていない。その時毎にやりたいことを好き勝手にやってただけ。

共働きするかどうか、男性女性に限らす本気で考えた方がよい。

  • 🐟️「グチだな」

  • 「自分の最大の失敗だったと思うのは、妻にコミットをさせなかったこと。」 違うよ。セックスの回数が少ない/下手だった/小さかった

  • 面白くて読みやすかった 物書きをされているのだろうか

    • ありがとうございます。 SNSで日記書いてるくらいで素人です。

  • ハズレを引いたんだね。

記事への反応(ブックマークコメント)

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