2024-11-24

映画を観るにしても音楽聴くにしても、裸一貫でぶつかって得られる生身の感動というやつもなんだか薄まってきた。

ぼちぼち受け売り視点トリビア仕入れたり、他人感想を参照したりしつつ、手前の知識と鑑賞対象を見比べてパズルでもするかのような楽しみ方を始めてみようか、という気持ちが無い訳でもない。

以前よりかはそういう姿勢への忌避感が少し薄れてきた気もする。

それでもやっぱり、商売女に音楽講釈垂れながらも、全てに対して感じる虚しさを禁じ得ないアメリカン・サイコベールがチラつくんスよね。

私は彼のような立場にはないし、それを実際に手にしてみなければそこに納得はなく恐れでしかないし、仮にいつかは虚しくなろうとも満足と思える瞬間があるなら自分はそれで良いとも思うけれど。

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