はてなキーワード: マクドナルド理論とは
ゲームをやっているとそういうことがもとめられます。いつでもフルチームをくんでプレイできればそれがいちばんよいですが、おっさんになってくるとそうもいかない。ひとりでランクマッチにはいることになる。ではそこで漫然とプレイしていてもよいのですが、プレイ力がおとる人間はリーダーシップによりこれをおぎなわなければいけません。
偶然にチームにマッチングされたとしてもそれはチームであり、共通の目的にむけてたたかうなかまであるわけです。とにかく即座に会話していかないとあっというまにチームはくずれてしまう。
2-2-2 or 3 tanks?
みたいな、とにかくこれだけでいいのでとにかくなにかいうというのがたいせつだとおもいます。マクドナルド理論みたいなもんです。 2-2-2 や 3 tanks のようなテンプレチームがきらいなひとはそこで意見をだしてくれることでしょう。
2500 をしたまわってくるとヒラタン、とくにルシオとハルトはやってくれるひとがぐっとすくなくなります。だからといって速攻でひとりめでヒラタンを奴隷ペアをピックするのはかんがえものです。それはなぜか。ピックから緊張感がうしなわれてしまうからです。誰が奴隷をやるのか、そういうチーム内のよみあいによる緊張感というのはじっさいけっこうたいせつなものだとぼくはおもっています。ふたりピックした時点で奴隷がピックされていなければ奴隷をとりにいくべきです。最後のひとりがしぶしぶルシオをえらぶ、というようなチームではまず勝利はのぞめません。
韓国や中国のひとにとってゲームとは PC ゲームであり、英語であそぶものでした。もちろんいまは大作であればローカライズされますし、とくに中国では中国向けモバイルゲームの進歩がいちじるしいものがありますが。いずれにせよコンシュマーゲームによるぶあつい自国語ゲームが提供された日本とはかれらは事情が違います。だいたい英語はつうじます。しかし日本人はそうではないです。なので、日本語によるフォローはかかせません。
Enter the room on the left PLZ!!!!!
とつづけて日本語でフォローすべきですし、ほかのプレイヤーが英語で指示をだしていれば随時日本語に翻訳していくべきです。まあアヌビスでバカのひとつおぼえで左につっこむのもどうかと思うが。
たとえば自分いがいの人がルシオをやっていたとして、なんじゃそこみたいなタイミングでトロップザビートをうつことがあります。それをやられると大変にイラっとするものですが、ルシオはしなないことが第一のキャラなので、自衛のためだけにドロップザビートをうつことは「アリ」です。そういうときにすぐ Ult をせめるひとがいますが、これはよくないです。それをやられたがわは意地になってこんどはもっとへんなタイミングで Ult をうちます。もし完全にありえない Ult だったとおもったときでも、せめるべきではないですし、せめているひとがいたらフォローにはいるべきです。
これがフルチームくんでるならいいですが、われわれはたかだか 30 分のチームにすぎないのです。あるいみフルチームよりももっとこまやかなきづかいがもとめられます。
へんなタイミングで Ult うちまくってる人がいれば、
Let's synchronize Ult with me!!
とかなんとかやってこちらからうごきを提案していくのがよいです。
ソンブラやトレイサーや D.Va でつっこんで場をあらしてそのあいだにみかたが前線をおしあげるというのは理想的ですが、これは上級者のありかたです。成功すればきもちがいいものですが。即席のチームにあってはザリアでじわじわと前線をすすめるスタイルがよりマッチします。
うるさすぎると思うくらい「ここに集合」はだしていいです。
こんなことをしていると FPS じゃなくて操作性がきわめてわるい RTS やってる気分になるんですが、まあそういうものです。
個人的にはココイチってあまり行かないんだけど、別に嫌いではないというあたりが前提。
何人かで「今日の昼飯どうしようか」つー話をしてて意見が出てこないとき、「じゃあマクドナルドに行こうよ」と提案すると満場一致で「マクドナルドはやめようよ」と返され、より良いアイデアがどんどん出てくるってやつ。
ビジネス的には、行き詰まりがちなビジネス会議やプロジェクトで「実行可能なアイデアのうち最低のもの」を提案することで、ディスカッションが始まり、人々が急にクリエイティブになると言われてる。
個人的には逆のパターンで「ココイチ理論」が成り立つと思ってて。
これは実話なんだけど、何人かで「今日の昼飯どうしようか」って話をしてたらアレコレ好き勝手にみんな言うわけ。二郎系ラーメンとか高めのイタリアンとか立ち食い蕎麦とか。全然まとまらんの。で「じゃあココイチに行こうよ」って提案したら満場一致で「まあ、ココイチなら……」となってまとまったわけ。
ビジネス的には、参加者がそれぞれ好き勝手に全員が乗れないアイデアを出しまくっててまとまらない会議で、「微妙だけど強硬な反対も生まないもの」を提案することでディスカッションをクローズさせるイメージ。
何が言いたいかというと、優待券ほしいから壱番屋の株でも買おうかと思ったら高すぎだよ!という憤りです。
少なくとも株式市場では人気すごい。
http://gigazine.net/news/20130502-mcdonald-theory/
これを見て、私は中学生の時を思い出した。
ちゃんとした部ならきちんと話し合いの上、適正な人を選ぶだろう。
でもうちの部は弱小で人数は多いものの「なんとなくテニスやってる」だけの奴らで構成されてるようなテニス部だった。
誰も部長をやりたがらず、口を揃えて「誰でも良くね?」みたいな事を言う。
事もあろうか誰かが「じゃんけんで決めよう」とか言い出しやがった。
決まった瞬間、周りがざわつき出す。
私も同級生もビクビクオドオドして、今で言うキョロ充ってやつで、とてもじゃないが部長が出来る人柄じゃないからだ。
要するに私達は↑のマクドナルド理論でいうところのマクドナルドだったわけだ。
(私なんかと一緒にしてしまってマクドナルドには申し訳ないけど)
マクドナルドな私らが部長に決まって、散々やりたくない誰でもいいとか言ってたくせに、他部員は「え、大丈夫なのこれ」とか言い出しやがった。
そう怒鳴りたくなったし、実際そう言った。
とりあえず決まった事だから、と数ヶ月程部長をやらされたが、数ヶ月で部長を降ろされた。
やっぱりこいつらじゃ頼りないみたいな。
そして部長は推薦で決まった。だったら最初からそうしろと言う気力もその頃にはなかった。
私と同級生は「頼りない役立たず」の烙印を押され、惨めな思いをさせられただけで終わった。
実際私は試合でも弱かったし本当の役立たずなんだろう。